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脱衣所をリフォームしたい!主な方法や費用相場、保険適用に関する疑問を解消

2023/10/04 2024/04/30
脱衣所をリフォームしたい!主な方法や費用相場、保険適用に関する疑問を解消

自宅の脱衣所をリフォームしたいと考えた時に

「一戸建て住宅の脱衣所全体が狭い印象」

「マンションの脱衣所が寒くて困っている」

「脱衣所をできるだけ安くおしゃれにリノベーションしたい」

上記の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。浴室やトイレなどの水まわりはリビングやキッチンとは異なり狭い空間な場合が多いため、リフォーム しづらいとイメージされがちです。LIXIL(リクシル)やパナソニック、TOTOなどの有名メーカーの製品であれば、幅広いタイプのリフォームが可能です。

今回は、脱衣所で実施可能なリフォームの概要やリフォームの種類の選び方、リフォームの費用相場を解説します。脱衣所のリフォームで利用できる保険や補助金、費用を抑えるポイントまで触れていますので、住まいをより快適なものにしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

脱衣所のリフォームの種類と工事費用相場

脱衣所をリフォームする際に実施できる内容は、主に以下の7つです。

  • スペースの拡張
  • 洗面所・洗面台の取り替え
  • 壁材の張り替え
  • 床材の張替え
  • 室内干しの導入
  • 脱衣所と洗面台の分離
  • 脱衣所の新設

施工箇所により実施できる内容や価格相場が異なるので、自宅の脱衣所をどうリフォームするか検討するうえでの参考にしてください。

収納スペースの拡張

脱衣所のスペースを広げ、空間そのものを大きくするリフォームがあります。ユニットバスのスペースを拡張すれば、脱衣の際に体が壁にぶつかることなどを回避できたり、洗濯機を置けたりと使い勝手が良くなるでしょう。

工事内容工事費用相場
壁の撤去100,000円
壁の新設100,000円
壁材・床材の張り替え1㎡あたり1,300〜1,500円
廃材処分50,000円

お子さまと一緒に入浴する際や、高齢者の入浴をサポートする際も、スペースが広ければスムーズになります。また脱衣所のスペースを拡張することで、洗濯する際の作業動線に余裕ができるケースもあります。

洗面台の取り替え

脱衣所に設置されている洗面台を取り替えるリフォームがあります。とくに洗面ボウルはシンプルな仕上がりのものからこだわりのデザインやサイズの取り替えが可能です。

また、洗面台は、スタンダードクラスやミドルクラス、ハイグレードクラスに分かれており、種類によって工事費用が異なります。

スタンダードは、シンプルなデザインが多く、比較的安価です。ミドルクラスは、スタイリッシュなデザインが多く、収納に優れています。ハイグレードクラスは、ワイドなLEDライトやドレッサーがついていたり、デザイン性に優れていたりしています。

工事内容工事費用相場
スタンダードクラス200,000円〜
ミドルクラス400,000円〜
ハイグレードクラス600,000円〜
洗面台本体撤去処分50,000円〜
新規設置20,000円〜※50,000円給水管の工事の場合

利便性や快適な空間にこだわりたい方はハイグレードクラスを選択できると良いでしょう。

壁材の張り替え

壁材の張り替えを行うリフォームがあります。経年劣化による色褪せや汚れ、壁の傷などを補習したり、建物の耐久性を向上させたりすることができます。

工事内容工事費用相場
壁材の張り替え1㎡あたり500円※1㎡あたり1,500円既存壁材の処分の場合

様々な色や柄の壁材を選べるため、大きな工事をしなくても、壁紙を張り替えるだけで脱衣所の内装が綺麗になります。

床材の張り替え

壁材と同様、床材も脱衣所リフォームにおいて実施可能な素材です。湿気などで劣化したフローリングを変えたり、破損したフロアタイルを新しいものに取り替えたりといったリフォームが主に実施されます。

工事内容工事費用相場
床材の張り替え1㎡あたり800円※1㎡あたり1,300円既存床材の処分の場合

床材を張り替える際に、床下の補修工事が必要だと判断された場合は、施工費用と施工期間が長くなってしまうことを覚えておくと良いでしょう。

脱衣所と洗面台の分離

脱衣所と洗面台を別々にするリフォームが可能です。洗面台を新設したり、内装を改装したりするなどの大掛かりな全面リフォームになるため、高額な費用がかかります。

工事内容工事費用相場
独立洗面台の設置500,000円〜
※間仕切り壁や給排水管工事が必要な場合10,000円〜

さらに、間仕切り壁や水回りの給排水の配管工事が必要だと言われた場合は追加工事の費用がかかります。予算と自分の理想とする脱衣所と洗面台の配置を考えながら依頼しましょう。

脱衣所の新設

脱衣所を新しく設置する場合は、広さや設備によって費用が異なります。間取りや新設環境によっては工事期間が2週間以上の日数がかかる場合もあるでしょう。

工事内容工事費用相場
脱衣所の新設200,000円〜※一戸建ての場合

以下の関連記事では、お風呂・浴室リフォームの工事内訳や施工事例を紹介しています。実際にかかった費用も掲載していますので、脱衣所と一緒にお風呂・浴室のリフォームをお考えの方はぜひご覧してください。

関連記事:お風呂・浴室リフォームの費用相場

脱衣所のリフォームで叶えられること6選

脱衣所のリフォームはきれいにするだけではなく、下記の項目を叶えることが可能です。

  • 防寒対策
  • 介護や育児の効率化
  • 収納スペースの拡大
  • LED照明の導入で明るさの向上
  • 防カビ対策
  • 防水機能の向上

脱衣所をDIYでリフォームする際だけでなく、リフォーム業者のプロに要望したり希望を伝えたりする際にも役立つ情報まで記載しているので、しっかりと押さえておきましょう。

防寒対策

脱衣所の寒さ対策は、暖房器具を設置したり、ドアや窓の隙間を埋めたりすることで解消できます。とくに暖房のない冬場の脱衣所で衣類を快適に脱着したり、お風呂から上がった後の急激な冷えを予防したりできるので快適な入浴ライフを叶えられます。

また、冬場の寒さにストレスを感じる脱衣所は、機密性が高いことから夏場は反対に暑さが気になることもあるでしょう。年中快適な脱衣所を求める場合は、冷暖房機を設置したり、高い換気機能を導入したりすることがポイントです。

介護や育児の効率化

広く快適な空間の脱衣所にできるため、介護や育児がやりやすくなります。スペースの拡張や寒さの解消など、家族全員が安心かつ快適に過ごせる空間作りを叶えられるからです。

また、スペースを拡大するだけではなく、手すりを設置したり、段差をなくしたりするリフォーム内容が適していることもあります。業者に依頼する際に理想の脱衣所を踏まえて相談してみると良いでしょう。

収納スペースの拡大

脱衣所のリフォームでタオルや小物、衣類などの収納できるスペースを自由に拡大できます。収納スペースの拡大は下記の方法で施工してもらえます。

  • 洗面台や洗濯機を壁に寄せて配置するといった工夫をする
  • 棚やハンガーを掛ける場所を壁面に設置する
  • 天井に吊り戸棚を設置したり、洗濯物を干すためのポールを設置する
  • 床に収納ボックスを置いたり、洗濯機の下に収納スペースを設けたりする

また、収納スペースを拡大したい場合は、生活導線を確保したり、空気の通り道を作って湿気を防いだりする工夫が重要です。

さらに水を使う場所なので、防水性の確保も求められます。収納力アップのために増設する収納棚や床材は、防水性に優れているものを選びましょう。

LED照明の導入で明るさの向上

LED照明を導入し、明るい空間の脱衣所を叶えられます。とはいえ、ただ明るい間接照明がいいわけではなく、リラックス効果のある明るさや目が疲れない照明の色を選ぶことがポイントです。

快適なLED照明を導入できれば、下記の魅力があります。

  • リラックスした時間を過ごせる
  • メイクやヘアセットなどの身支度が効率よくできる
  • 清潔感のあるおしゃれな脱衣所になる

とはいえ、照明の色や明るさのレベルは実物に目視しないと分かりづらいため、理想や脱衣所をリフォームする理由や目的を明確化した上で業者に相談してみることをおすすめします。

防カビ対策

脱衣所のカビは脱衣所の湿気や温度をコントロールできるため、リフォームで対策できます。カビは、湿気と温度が高い場所を好むため、水回りに隣接している脱衣所に発生しやすい傾向です。

例えば、洗濯物を部屋干ししたり、入浴後に濡れた体を拭いたりするなどの日常生活が原因で、湿気が溜まってしまいます。

  • 換気扇を設置する
  • 浴室乾燥機を設置する

湿気を取り除ける換気扇は、浴室からの湿気の侵入を防ぐ場所の設置がおすすめです。換気扇の設置が難しい場合は、入浴後の脱衣所の湿気を取り除いたり、洗濯物を乾燥させたりできる浴室乾燥機の設置が良いでしょう。

防水機能の向上

脱衣所のリフォームは、脱衣所の防水機能を向上させることが可能です。主に以下の対策で防水機能の向上を叶えられます。

  • 床材はクッションフロアやタイルなどの防水性の高い素材に変更する
  • 壁に防水シートや防水塗料を施工する
  • 排水口回りをコーキングする

中でも脱衣所の壁や床は、飛び散ってしまった水滴や洗剤などがカビの発生につながります。脱衣所の壁に発生するカビは、防水シートや防水塗料の施工で解消しましょう。

また、排水口回りは、日々の水圧によって水漏れが発生しやすい場所なため、 定期的に外壁の繋ぎめにできる隙間のコーキングが必要です。定期的なコーキングは排水口回りを水密状態に保ち、脱衣所内での水漏れやカビの発生の予防に繋がります。

脱衣所のリフォーム費用を抑えるためにできること

脱衣所のリフォームは、必要最低限に必要な工事を理解しておくことで費用を抑えることが可能です。施工場所や施工内容によって違いますが、主に下記の方法で抑えられます。

  • 設備のグレードを最低限まで下げる
  • 複数社の相見積もりをとる
  • リフォームに利用できる補助金を活用する
  • セットプランやお得なパックを利用する

それぞれの注意点を1つずつみていきましょう。

設備のグレードを最低限まで下げる

脱衣所のリフォームで求めている理想の設備のグレードを下げることで、費用を抑えることが可能です。洗面台本体、鏡・照明・収納棚などのオプションでつけられる設備は、グレードが高いほど施工時間がかかるため、費用が高額になりがちです。

とはいえ、設備グレードを下げすぎると、機能性やデザイン性などが満足できない仕上がりになる可能性があります。予算と希望の設備を考慮しながら、最適なグレードを選択しましょう。

相見積もりをとる

相見積もりをとり、比較検討した上で納得できる業者に依頼することが重要です。依頼する業者の見積もり内容によっても、脱衣所のリフォームを完了させるのにかかる費用は異なります。安い場合は、数万円未満、場合によっては総額10万円〜15万円、20万円〜30万円とかかります。

また、全体の解体などより大規模な工事の場合、50万円ほどかかることもあるでしょう。リフォームを業者に依頼する場合は目安の費用相場だけでなく、業者に対する評判や口コミ、取り扱っている施工例や成功事例が豊富にあるかを事前に調査しておくことをオススメします。

リフォームに利用できる補助金を活用する

脱衣所のリフォーム費用で使える補助金は脱衣所のリフォーム費用を抑える上で有効な手段です。2024年度現在、脱衣所のリフォームに利用できる補助金制度は主に以下の3種類があります。

  1. 介護保険住宅改修費補助
  2. 地方自治体の補助金・助成金
  3. 国の長期優良住宅化リフォーム推進事業

とはいえ、それぞれ対象となる条件や補助額などが異なります。そのため、リフォームを検討する前に、ご自身の状況に合った補助金制度がないかチェックしておきましょう。

また、補助金の申請には、必要書類の提出や工事完了後の審査などが求められるため、リフォーム業者もしくは施工担当者に相談しながら進めることをおすすめします。

セットプランやお得なパックを利用する

トイレやお風呂場などの水回りを脱衣所とまとめてリフォームするセットプランや業者によってキャンペーンされているお得なパックを利用しましょう。とくにセットプランは個別にリフォームするよりも費用が安くなったり、統一感のある水回りにできたりする点が魅力的です。

とはいえ、選べる工事内容が限られてしまったり、理想の雰囲気の脱衣所を叶えられなかったりすることがあるため、自分の希望に合うプランかどうかといった確認が必要です。

関連記事:お風呂・浴室リフォームの費用相場

脱衣所のリフォームで利用できる保険・補助金

脱衣所をリフォームする際は、各種保険や補助金を利用できる場合があります。主に、以下3つが脱衣所のリフォームに利用可能な保険・補助金です。(2024年3月時点での情報です)

脱衣所をリフォームするうえで保険・補助金を利用する際は、制度の内容だけでなく対象や利用可能期間などをしっかり確認・把握しておきましょう。

上記以外の保険・補助金制度を利用する際は、居住地域にある自治体で利用可能な制度を確認しておきましょう。各地自体のホームページなどを確認することで、支給対象や金額、申請のタイミングなどを把握できます。

介護保険

脱衣所にかかわらず、高齢者・要介護者の「暮らしやすさ」につながる制度です。「償還払い方式」であるため、一度自身でリフォーム費用を全額負担したあとに給付されます。

介護保険を利用して脱衣所をリフォームした実例には、以下が挙げられます。

  • 洗面台への手すり設置
  • 洗面台の段差解消
  • 滑りやすい床材の交換
  • 開けやすい扉への交換

上記のリフォームを対象に、上限200,000円の7~9割(最高180,000円)の金額が補助されます。リフォーム金額が上限金額に満たない場合は、数回に分けた利用が可能です。

要支援または要介護認定されている者であることが認められれば、介護保険を利用して脱衣所をリフォームできるでしょう。

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こどもエコすまい支援事業

「こどもみらい住宅支援事業」の終了後、2023年3月より提案された制度のことです。近年問題視されるエネルギーの高騰における影響を受けやすい、子育て世代・若年層の夫婦を対象としています。脱衣所のリフォームも含めた、以下の工事が対象です。

  • 開口部の断熱改修
  • 外壁・屋根・天井・床の断熱改修
  • エコ住宅設備の設置
  • 子育て対応改修
  • 防災性向上改修
  • バリアフリー改修
  • 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

また、介護保険利用時に実施可能な手すりの設置や段差の解消を、お子さまの視点で実施することも可能です。既存住宅を購入してリフォームする場合は最大600,000円、居住中の住宅でリフォームする場合は最大450,000円が支給されます。

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長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、質の良い住宅の形成や子育て環境の整備を目的とした制度のことです。補助金額の種類には、以下の型があります。

  • 評価基準型:1,000,000円
  • 認定長期優良住宅型:2,000,000円

カビなどによる浴室の劣化や、脱衣所内の耐震性・省エネ性の向上を対象に利用できる補助金制度です。住宅をより長く利用し続けるための制度であるため、脱衣所をはじめとしたさまざまな場所の性能向上・一新に活用できます。

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賃貸でも脱衣所のリフォームは可能?

マンションなど賃貸物件や集合でも脱衣所のリフォームは可能です。しかし、既存の状態から「撤去」を伴う工事の場合は、大家さんからリフォームの許可をもらえないと、大規模なリフォームは実施できません。

脱衣所に関する悩みを根本から解消できないことが大半なため、契約時に理想の脱衣所を叶えられる賃貸を選ぶことが重要です。

とはいえ、既存壁材や床材にシートやマットを取り付けるような簡易的なものであれば、DIYでリフォームを実施できます。

脱衣所のリフォームに関する内容は、以脱衣所のリフォームに関する内容は、以下も参考にしてください。

国土交通省:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

脱衣所のリフォーム依頼で失敗しないために気を付けるポイント

洗面脱衣所が別の水回り間取りイメージ

脱衣所のリフォームを依頼する際に失敗を防ぐために押さえておくべきポイントがあります。

  • 使用用途に合わせたタイプを選択する
  • ある程度の理想を事前に決めておく
  • 施工会社に見積もりを出してもらう
  • 生活導線を意識してリフォームする
  • 劣化具合に合わせてリフォームを依頼する
  • 口コミや評判のよい業者に依頼する

使用用途に合わせたタイプを選択する

脱衣所のリフォームを依頼する際は、洗濯機置き場や収納スペース、洗面台などの使用用途に合わせたタイプを選ぶことが重要です。ご自身のライフスタイルに合った脱衣所を叶えるために、どのような用途で使用したいかを明確化させましょう。

使用用途に合わせた脱衣所を選ぶことで、以下のメリットがあります。

  • 使い勝手が良くなる
  • 収納スペースを有効活用できる
  • 掃除がしやすい
  • 居心地の良い空間になる

どのような脱衣所が使用用途を快適にできるのか分からない時はリフォーム業者に相談してみることをおすすめします。

ある程度の理想を事前に決めておく

脱衣所をどのように使用したいのか、どのような希望があると便利なのかなどのある程度の理想を事前に決めておくことが重要です。

理想を明確にすることで、以下のメリットがあります。

  • 希望通りのリフォームを実現できる
  • 見積もりや工事がスムーズになる
  • 後悔のないリフォームになる

また、具体的なイメージがあれば、写真や画像などの資料を用意するといった配慮でリフォーム業者に理想をしっかりとお伝えすることが大切です。理想を伝えることで、業者からより快適につながる具体的な提案を受けられるでしょう。

施工会社に見積もりを出してもらう

施工会社に見積もりを出してもらい、具体的な詳細を確認してくことがポイントです。

見積もりを取ることで、以下のメリットがあります。

  • リフォーム工事の相場の理解
  • 工事内容や費用の
  • 施工に関するトラブルを未然に防ぐ

見積もりを取る際には、複数の業者に見積もりを依頼し、不明な点は納得するまで質問し、解消しておくことが重要です。予算や希望に合わせて、最適なプランを選びましょう。

生活導線を意識してリフォームする

洗濯機から干す場所、浴室から脱衣所までの動線、収納スペースの位置などの快適な生活導線を作ることを意識してリフォームしましょう。

生活動線が良くないと、以下の問題が発生します。

  • 家事がしにくい
  • 移動に無駄な時間がかかる
  • 日常生活でストレスがたまる
  • 事故やケガにつながる

よい生活導線は、家事の負担を軽減したり、家の中をストレスなく移動できたりすることが可能です。浴室から脱衣所に直接入れたり、洗濯機から干す場所まで一直線にしたりなどの導線を計画する際は、できるだけ無駄な動線をなくすことを意識しましょう。

劣化具合に合わせてリフォームを依頼する

脱衣所の壁や洗面台などの劣化具合に合わせてリフォームを依頼しましょう。劣化具合が軽微な場合は、部分的な補修で済む場合もありますが、劣化がひどい場合は、全体的にリフォームが必要です。

とくに脱衣所は、浴室や洗濯機など、水回りの設備が集中しているため、他の部屋よりも劣化が早く進みやすいという特徴があります。主な劣化は下記の項目が当てはまります。

  • 壁や床のタイルの目地が黒ずんだり、ひび割れたりしている
  • 洗面台の表面が変色したり、ひび割れたりしている
  • 浴槽やシャワーブースのカビがひどい
  • 排水溝の臭いがひどい
  • ドアや窓の開閉がスムーズにできない

長期間放置しておくと、水漏れやカビの繁殖など、さらに悪化するといったデメリットを生じるため、早めの対処を心がけましょう。

口コミや評判のよい業者に依頼する

連絡や相談を気軽にできたり、リフォーム後のアフターサービスの充実や、丁寧な施工をしてもらえるといった口コミや評判の良い業者に依頼しましょう。

万が一悪質な業者に依頼してしまうと、法外な料金を請求されてしまったり、保証を受けられなかったり、施工が雑で、すぐに不具合が発生してしまったりするなどのリスクが伴います。

相談や見積もりは無料でしてもらえるケースが大半なため、リフォーム前にしっかりと比較検討できる材料を集めることをおすすめします。

実際にリフォーム会社のホームページから電話やメールで問い合わせたり、知人に聞いてみたりするなどで口コミや評判の良い業者を見つけましょう。

ゼヒトモでお風呂・浴室リフォームのプロを探す

今回は、脱衣所をリフォームするうえで覚えておきたい、主なリフォーム内容について紹介しました。脱衣所をリフォームする際は、機能性や寒さの解消、介護や育児の視点をもったうえで実行しましょう。

また、施工場所や内容によって費用が大きく変動するため、記事内で紹介している保険・補助金制度も活用し、コストを抑えたリフォームを実現しましょう。

本記事では、脱衣所をより快適に利用できるようにするためのコツをまとめています。既存の脱衣所に不満がある、より良い状態にしたいという方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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