ブルーベリーにはアントシアニンなどの栄養が含まれています。アントシアニンには抗酸化作用があることが期待され、活性酸素を取り除く効果があります。
ブルーベリーの栽培は、日本では1980年代に開始されました。庭や、プランターなどでも栽培を試みることはできますよ。
ブルーベリー1カップ(約150g)のカロリーはなんと84キロカロリー。糖分は15グラムほど含まれていますが、それでも白砂糖など精製した砂糖から摂取するよりも、果糖の方がなんだか罪悪感が少なく感じられませんか。
甘酸っぱくカロリーの低いベリーの一種、ブルーベリーの栄養や活用方法を紹介します。
※この記事は病院・JAなどのホームページ、アメリカの医師監修のホームページおよび書籍を参考に執筆した上で、管理栄養士の方の監修を受けています。安心してお読みください。
ブルーベリーの知識3つ
1.ブルーベリーの旬
ブルーベリーの旬は6月〜8月です。
2.ブルーベリーの栄養価
アントシアニン、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維
3.ブルーベリーを買う時の選び方
ブルーベリーの実の周りには白い粉がついています。これはブルームというもので、新鮮さの証です。白い粉がついているブルーベリーを選びましょう。他には、ハリとツヤがあり、粒の大きなものを選びます。
皮が、しっかりと色が濃く、青紫色が濃いものを選びましょう。
ブルーベリーの洗い方
冷蔵保存する前の水洗いは、ブルームを落としすぎないように軽く、こすりすぎないように洗います。ブルーベリーの実の表面についている白い粉である「ブルーム」は、ブルーベリー自身が出しているもので、乾燥などから身を守るために出しています。残留農薬などではありません。
ブルーベリーの料理方法
生でいただく
ブルーベリーの旬の時期には、果実農園などがブルーベリー摘みを開催していることもあります。ブルーベリーも、いちご摘みのように、摘んですぐに食べることができます。(機になる方は当然洗ってから召し上がってください)
加熱する
加熱調理もできます。加熱調理をしてジャムなどに加工することもできます。
ブルーベリーの保存方法(冷蔵・冷凍)
冷蔵保存
食品保存用のポリ袋や、保存容器に入れて冷蔵保存をします。最大でも2週間以内には食べきるようにしましょう。
冷凍保存
食品冷凍保存用のポリ袋に入れて、平らにして保存しましょう。粒が重ならないようにすると、食べたい時に食べたい量だけ取りやすくなります。
ブルーベリーを使ったレシピ3つ
1.ブルーベリーヨーグルト
材料
ヨーグルト適量、ブルーベリー10粒
レシピ
材料を全てミキサーに入れてかき混ぜたら完成です。さらにここに、果実のままのブルーベリー(ミキサーにかけていないもの、分量外)を添えると食感や咀嚼を加えることができます。いちごなどを添えると、ブルーベリーの青紫色と、いちごの赤色で見た目にも美しいです。
2.ブルーベリーの蒸しパン(甘いものが好きな方用)
材料
ブルーベリー〜20粒、絹ごし豆腐150g、ホットケーキミックス150g
レシピ
1.絹ごし豆腐とホットケーキミックスを、電子レンジでの利用可能な耐熱容器に入れてよく混ぜる。ブルーベリーは潰れないよう、最後に入れます。
2.電子レンジで4〜5分加熱したら出来上がりです。
作り方のヒント
ホットケーキミックスは、150g単位でパックになって販売されていることが多いです。もしたくさん作りたい場合はホットケーキミックスを300g(2パック)にして、絹ごしどうふも300gに、つまり倍量にするとたくさん作ることもできます。
市販のマフィン型などに入れて作れば、マフィンのように仕上がりますよ。ただし電子レンジでも使える型を選んでください。紙の容器やホイル容器は電子レンジで使うことができません。
またシリコーン製の型を使う場合は、タネを入れる前の容器に一手間加えましょう。お菓子作り用のハケを使って、溶かしたバターか、サラダ油かオリーブオイルを塗っておき加熱後の型抜きがスムーズになるようにすることをおすすめします。
3.ブルーベリーの蒸しパン(炭水化物の摂取を減らしたい方用)
材料
ブルーベリー〜10粒、豆乳120g、おからパウダー大さじ1、きな粉大さじ1、ベーキングパウダー小さじ1、甜菜糖小さじ1
レシピ
1.全ての材料を、電子レンジでの利用可能な耐熱容器に入れて混ぜる。マグカップなどでもいいですよ。また、ブルーベリーは潰れないよう、最後に入れても大丈夫です。
2.電子レンジで3分加熱したら出来上がりです。
管理栄養士より
ブルーベリーはアントシアニンという栄養素が含まれているのが特徴です。アントシアニンの栄養素の働きにより、疲れ目を回復させてくれる効果が期待出来ます。
ブルーベリーは、デザートなどのトッピングとしても活躍出来ますよね。簡単おすすめデザートとして、お好みのカップにオートミール少々、ヨーグルト 、バナナやりんご、ブルーベリーをトッピングすれば、栄養満点のデザートの出来上がりです。身体に良い食材ばかりですので、罪悪感なくダイエット中にもおすすめのデザートです。
この記事にコメントをいただいた管理栄養士:島田 芽衣さま
沖縄でフリーインストラクター兼パーソナル指導に従事。エアロビクスやヨガ、格闘技エクササイズ、ファンクショナルトレーニングなど様々なレッスン経験を生かし、一人一人に合ったパーソナルトレーニング指導を得意としている。
全米ヨガアライアンス200時間終了、ヨガセラピー指導者養成コース終了、アナトミック骨盤ヨガインストラクター、ViPRインストラクター。管理栄養士の国家資格も有する。
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