洗濯物が多いご家庭、ジメジメとした日が多いこの季節… 洗濯をするために天気のいい日や良い時間帯をなかなか選べない方も多いですよね。
仕事や家事に洗濯が終わってから洗濯物を干すまでに時間が空いてしまい、イヤなニオイが付いてしまう、目立つシワが付いてしまう、と困っている方の少なくないのではないでしょうか?
今回は乾燥機付き洗濯機のメリット3つと知っておきたい乾燥機付き洗濯機のポイントをご紹介したいと思います。
乾燥機付きの洗濯機の便利なメリット3つ
1.乾燥後の仕上がり、柔らかさ
皆さんは乾燥機を使わずにタオルを干して、タオルの触り心地がガサガサと荒くなってしまったことはありませんか?乾燥機を一度使ってみてください。乾燥機を使った時のタオルの柔らかさは乾燥機なしで乾かした時より格段に柔らかいです!
柔軟剤をつかわなくてもタオルや服がふわふわになるので、あまり柔軟剤を使いたくないという方にもオススメです。
2.乾燥に時間がかからない
乾燥機を使えばとにかく時間を短縮できます。スイッチ1つ押してしまえばだいたい2時間〜3時間程度で乾燥が仕上がります。その隙間時間に買い物に行って、お料理までできてしまいます。
梅雨の時期に洗濯物が屋外に干せず部屋干しにしてしまうと、乾くまで2日〜3日はかかってしまいますよね。制服や学校の体育着など、いくら数着常備していても、着る当日に「間に合わない!」ということを乾燥機は回避してくれます。
3.干す手間が省ける
もし乾燥機を使わずに洗濯物を干したら、洗濯物が乾くまでの時間だけではなく濡れた洗濯物を窓際まで運んで一つ一つシワを伸ばしてハンガーに掛けて…と洗濯物を干すのにもだいぶ時間がかかりますよね。
そんな時、乾燥機を使えば家事にかける時間が大幅に減り、共働きのご家庭にも嬉しい更なる時短家事につながります。
乾燥機付き洗濯機の電気代はいくらぐらい?
乾燥機付き洗濯機を使うと月々どのくらいの電気代がかかるのでしょうか?乾燥機付き洗濯機の電気代は乾燥方式によって変わってきます。
乾燥方式は全部で2つあり、一つはヘアドライヤーで服を乾かすように65〜100度の熱風で洗濯物を乾かします。その際に出る水蒸気を水で冷やして排水するので更に水道代がかかるようです。
もう一つはヒートポンプ式です。ヒートポンプとは少ない電気エネルギーで低温部分から高温部分へ熱を移動し、その大きな熱エネルギーを使う技術です。ヒートポンプ式乾燥機は湿気を含んだ空気を取り込んで熱風にして洗濯物を乾かしてくれるので部屋の除湿にもなります。
それではヒーター式の縦型乾燥機付き洗濯機の電力消費量ですが、一回の乾燥にかかるワット数は約2,290kWh、洗濯乾燥を含む費用は約95円となっています。一方ヒートポンプ式ドラム方乾燥機付き洗濯機の一回の乾燥にかかるワット数は890kWh、洗濯乾燥を含む費用は約39円と、なんと縦型の半分以下の費用です!
新しいモデルの乾燥機付き洗濯機中には一回の洗濯乾燥にかかる費用が20円台のものもあるようです。
乾燥機を使うと臭いがつくって本当?
乾燥機を使ったことがある人の中には、カビや下水のような臭いが洗濯物について嫌な思いをしたという方も少なくないようです。その臭いの原因とは一体何なのでしょうか?
まずカビの臭いについてです。カビ臭さは基本的に洗濯槽に残った洗剤がカビてしまうかお手入れ不足によって発生してしまいます。それを防ぐためには決まった容量の洗剤を使うこととこまめなお手入れが必須です。
次に下水の臭いについてですが、この場合、排水口から臭いが上がってきていることが考えられます。そんな時は普段掃除をする頻度が少ない排水口と洗濯機からの排水ホースを繋ぐ「エルボ」や排水口の蓋である「トラップ」を見てみてください。定期的に洗濯槽、排水口等を掃除すればカビ臭さや下水臭さを防ぐことができます。
乾燥機は壊れやすいって本当?
縦型洗濯機の寿命もドラム型洗濯機の寿命もだいたい7年〜10年と言われていますが、もちろん各家庭の使用頻度によって異なってきます。
そこで乾燥機能をそれぞれの洗濯機で使うとどう寿命に差が出るかというと、どうやらドラム型の乾燥機付き洗濯機の方が壊れやすいようです。
乾燥機を使った時のパフォーマンスはヒートポンプ式ドラム型の方がいいのですが、より複雑な構造をしているせいか思ったよりも早く不具合が出るということが多いそうです。一方ヒーター式縦型の方が明らかに壊れにくいとのことです。いずれにせよ乾燥機付き洗濯機を購入予定の方、購入した方は本体の保証年数を確認しておきましょう。
乾燥機付きの洗濯機は専用の洗剤を使うの?
洗濯用洗剤には粉末タイプと液体タイプがありますが、乾燥機能付きの洗濯機を使うときにもこのどちらかを使うことができます。
しかし、残った洗剤カスがカビるのを防ぎたいのであれば、低温でもきちんと解けてくれる液体洗剤をオススメします。粉末タイプの洗剤は汚れ落ちが優れていたりするのでこれら2種類の洗剤を上手に使えれば良いと思います。
乾燥機能だけの機械は販売しているの?
今まで乾燥機付き洗濯機だけについて触れてきましたが、実は乾燥機能だけの「衣類乾燥機」も購入することができます!衣類乾燥機は衣類を乾燥することだけに長けているので、約10分〜30分の時短乾燥や衣類の素材によって異なるコースを選択を実現できます。
乾燥機付き洗濯機を一度修理に出してしまうと洗濯すらもできなくなってしまうので、自宅に十分なスペースがあれば洗濯機と乾燥機を別々に買う方がいいかもしれません。
最後に
いかがでしたか?乾燥機付き洗濯機の基本的なことについて書かせていただきましたが、年々、より優れたパワーや機能を持つモデルが出てきています。
店頭やウェブサイトでチェックしてみてください。この記事が少しでも皆さんの役にたてればと願っております。
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