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  6. 【2025年最新】屋根・外壁の塗り替え工事にかかる費用相場は?塗装費を安く抑えるコツも解説
2024/01/10 2025/01/24

自宅の屋根と外壁の両方で塗装によるリフォーム工事を検討している方の中には、「費用がどのくらいかかるのか知りたい」という方もいるでしょう。

本記事では、屋根・外壁塗装にかかる費用相場をまとめています。工事費用を安く抑えるポイント、優良業者の選び方も詳しく解説していますので、屋根と外壁のメンテナンスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【坪数別】屋根と外壁の塗装・塗り替えにかかる費用相場

【坪数別】屋根と外壁の塗装・塗り替えにかかる費用相場

ここでは、一般的な一戸建ての屋根・外壁塗装工事を想定し、それぞれの費用相場を坪数別にまとめています。

屋根塗装の費用相場

屋根塗装にかかる費用相場は、以下のとおりです。費用は、お住いのエリアや依頼する業者、選択する塗料のグレードによって変動します。

坪数 塗装面積の目安 費用相場
20坪 40㎡ 30~60万円
30坪 60㎡ 40~80万円
40坪 80㎡ 50~100万円
50坪 100㎡ 60~120万円

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外壁塗装の費用相場

続いて、外壁塗装の費用相場をまとめています。費用は屋根塗装と同様、外壁の状態や使用する塗料の種類によって費用は大きく変わります。

坪数 塗装面積の目安 費用相場
20坪 79㎡ 40~70万円
30坪 119㎡ 60~100万円
40坪 158㎡ 80~130万円
50坪 198㎡ 100~160万円

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屋根・外壁の塗装・塗り替え費用が高額になるケース

以下のようなケースでは、塗装工事の費用が高額になる可能性があります。

  • 塗装面積が大きい
  • 屋根・外壁が劣化している
  • 足場の設置が難しい

それぞれ詳しく解説します。

塗装面積が大きい

塗装面積が大きくなれば、それに比例して塗料などの材料費、職人の人件費も上乗せされます。また、同じ30坪の住宅でも、平屋と2階建て、3階建てでは、3階建てのほうが費用は高くなります。

適正価格で工事を依頼するためには、必ず事前に現場を調査をしてもらい、正確な塗装面積を算出しましょう。予算内で工事を依頼するためにも必要な工程です。

屋根・外壁が劣化している

屋根・外壁が劣化していると、塗装費用は高額になります。コケが生えたり、ひび割れが発生していたりすると、下地の補修や防水工事、葺き替えなど、追加の作業が必要になるからです。

また、劣化が進行している場合は、工期も通常より長くなり、足場代や人件費も上乗せされます。そのため、事前の点検で劣化状況を正確に把握し、必要な補修工事を見積もりに含める必要があります。

足場の設置が難しい

足場の設置が難しい場合も、塗装費用が高額になるケースの1つです。

例えば、屋根の傾斜が急な住宅は、作業員の安全確保のため特殊な足場が必要となり、通常より追加費用が発生します。複雑な形状の建物や天井の高い2階建て、3階建ても同様です。

また、隣家との距離が1メートル以下と近い場合も、材料の搬入や設置作業に特別な配慮が必要となるため、費用が上がる傾向があります。

屋根・外壁の塗装・塗り替えにかかる費用の内訳

塗装工事の費用は、主に4つの要素で構成されています。

費用の内訳(割合) 詳細
塗料・材料費(約20%) 塗料代、シーリング材、養生シートなど
職人の人件費(約30%) 洗浄、下地処理、養生、本塗装の作業費など
足場代(約20%) 足場の組み立て、解体、運搬費用など
その他諸経費(約30%) 交通費、廃材処理費、事務手数料など

それぞれ費用の内訳について、詳しく解説します。

塗料・材料費(約20%)

塗装工事の総費用のうち、塗料・材料費は約20%を占めます。主な費用には塗料代のほか、シーリング材や養生シートなどの材料費が含まれます。

また、塗料の種類によって単価は大きく異なり、一般的に耐用年数が長いものほど高価です。ただし、耐用年数の長い塗料は塗り替えの頻度が少なくなるため、長期的にはコスト面でメリットがあります。

主な塗料の種類と費用相場

屋根や外壁に使用される主な塗料と費用相場は以下のとおりです。価格の高い高品質な塗料ほど、塗り替えの頻度が少なく済みます。

塗料の種類 費用相場(1平米あたり)
アクリル塗料 1,000~1,800円
ウレタン塗料 1,700~2,500円
シリコン塗料 2,100~3,500円
フッ素塗料 2,000~5,000円
無機塗料 3,500~5,500円

職人の人件費 (約30%)

塗装工事の総費用のうち、約30%を占めるのが人件費です。

人件費には高圧洗浄、下地処理、養生、本塗装などの各工程における職人の作業費用が含まれます。作業時間や必要な人数は、建物の状態や規模によって変わるため、見積書では必ず「作業内容」「作業員数」「日数」「時間」の項目を確認しましょう。

足場代(約20%)

工事費用の約20%を占める足場代は、安全な作業環境を確保するために必要不可欠な費用です。足場の組み立て費用や解体費用、運搬費用が含まれます。

足場代は、建物の高さや形状によって費用は変動します。「足場代無料」といったキャンペーンを行う業者もありますが、その分を他の費用に上乗せしていることが多いため注意が必要です。

その他諸経費(約30%)

塗装工事の総費用のうち、その他諸経費は約30%を占めています。費用には交通費や廃材処理費、管理費のほか、建物の状態に応じた補修工事費用や各種手続きの費用が含まれます。

諸経費は工事の規模や内容によって変動するため、見積書で必ず詳細を確認しましょう。

屋根と外壁は同時施工するのがおすすめ

屋根と外壁は同時施工するのがおすすめ

屋根と外壁に劣化が見られる場合、同時に塗装工事を依頼するのがおすすめです。

同時施工をおすすめする理由として、以下の3つが挙げられますです。

  1. 工事費用の約20%を占める足場代が1回分で済むため、コストを削減できる
  2. 業者選びから見積もり、近隣への挨拶まで、1回で済ませられる
  3. 建物全体の色合いを統一できるため、調和の取れたデザインに仕上げられる

ただし、屋根と外壁の劣化度合いが大きく異なる場合は、必ずしも同時施工が最適とは限りません。屋根は塗り替えが必要でも、外壁はまだ十分な状態というケースもあります。その場合は、無理に同時施工にこだわらず、専門業者に相談して、自宅の状況に適した工事方法を検討しましょう。

屋根と外壁の塗り替え時期の目安は築10年

屋根と外壁の塗り替えは、新築から10年程度を目安に検討することをおすすめします。築10年経過すると、以下のような症状があらわれ始めるからです。

  • 外壁に亀裂が目立ち始める
  • サイディングの目地のコーキング材が劣化する
  • 塗膜の色あせや剥がれが発生する

これらの症状を放置すると、雨漏りが発生するなど、家の耐久性が低下する要因となります。定期的な点検で汚れやコケの付着、紫外線による劣化状態を確認することが重要です。

特に、スレート屋根やモルタルの外壁材は、亀裂が入った箇所から雨水が侵入しやすく、建物の基礎部分にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

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ゼヒトモにおける屋根・外壁塗装の施工事例

ここでは、ゼヒトモのプロが手がけた屋根塗装・外壁塗装を同時に行った施工事例を紹介します。工事の具体的な内容や費用感など参考にしてみてください。

塗装+補修工事で耐久性を強化

築20年以上が経過しら住宅の施工事例です。これまで塗り替え工事を行ったことがなく、老朽化が進行。特に、屋根・外壁ともにコーキングの劣化、屋根の色あせやひび割れなどが見られたため、屋根には重ね貼り工事、外壁は塗装工事のみならず、高圧洗浄、外壁目地の撤去・打直しを施しました。

この施工事例では、単なる塗り替えだけでなく、建物を保護するために必要な補修工事も同時に実施。工事費用は合計200万円かかったものの、塗装工事とあわせて適切な補修工事も行ったことで、建物の耐久性が向上しました。

Before

Before

After

After

建物形態 築20年以上の戸建住宅
施工内容 屋根重ね貼り工事、塗装工事(高圧洗浄、外壁目地撤去打直し、外壁塗装、付帯部塗装)
施工期間 3週間
施工費用(税込み) 屋根工事120万円、塗装工事80万円
地域 千葉県柏市

屋根・外壁塗装の費用を安く抑えるコツ

屋根・外壁塗装の費用を安く抑えるコツは、以下の3つです。

  1. 複数の業者に見積もりを依頼する
  2. 地元の業者に依頼する
  3. 補助金・助成金制度を活用する

順番に解説します。

1. 複数の業者に見積もり(相見積もり)を依頼する

最低でも2~3社に見積もりを依頼し、項目ごとに金額を比較しましょう。同じ工事内容でも、業者によって料金が大きく異なることがあるからです。

ただし、極端に安い見積もりは工事の品質に問題がある可能性があるため、慎重に検討する必要があります。見積書の内容に不明な点があれば、必ず確認しましょう。

2. 地元の業者に依頼する

地域密着型の業者に依頼することで、工事費用を抑えられる可能性があります。大手業者は下請けを使うため仲介手数料が発生しますが、地元業者は自社施工が多いため、費用を抑えられるからです。

また、地域での口コミを大事にする傾向が強く、丁寧な施工が期待できます。ただし、地元の業者であっても、訪問販売による勧誘には要注意です。強引な営業や極端な割引を提示する業者は、施工の質が低い悪徳業者の可能性があるため、トラブルに発展する可能性があります。

3. 補助金・助成金制度を活用する

塗装工事を検討した際は、活用できる補助金や助成金がないか確認しましょう。多くの自治体では、屋根や外壁のリフォームを対象とした補助金制度を設けています。

特に、省エネ効果の高い塗料を使用する場合は、支援を受けられる可能性があります。また、台風などの災害による屋根・外壁の損傷は、火災保険の補償対象となることもあります。

制度の詳細や申請方法は、お住まいの自治体や加入している保険会社に直接問い合わせることをおすすめします。工事業者の中には、補助金利用のサポートを行なっているケースもあるため、まずは相談してみましょう。

優良な屋根・外壁の塗装業者を選ぶポイント

優良な屋根・外壁の塗装業者を選ぶポイント

塗装業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 塗装工事業の許可を取得している業者かどうか
  • 施工事例は豊富か
  • 顧客からの評判は良いか
  • 見積内容と費用は適正か
  • 自社の職人による施工か、下請け業者に依頼するのか
  • 保証期間は設けられているか
  • アフターフォローは充実しているか

複数の視点で業者を評価し、1つでも不安な点があれば必ず質問するようにしましょう。また、契約前には必ずクーリング・オフ制度の説明を聞き、内容を理解しておくと安心です。

ゼヒトモで屋根・外壁塗装のプロを探す

今回は、屋根・外壁塗装にかかる費用相場について解説しました。この記事を読んで、屋根・外壁の塗装工事の費用相場や業者選びのポイントは理解できたけれど、実際にどうやって優良業者を見つければいいのかわからない方もいるでしょう。

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