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  6. 10万円~30万円でできるお風呂リフォームの内容と費用を安く抑えるコツを解説・施工事例もご紹介
2022/10/12 2024/11/11

お風呂を10万円でリフォームするなら、部分的に改修したい箇所を決めましょう。浴槽の塗装や床タイルの上貼りなど、一部分であればグレードの高いリフォームが可能です。

また、予算を増やし20万円に引き上げると浴室全体の塗装が可能となり、更に30万円になると浴槽の塗装だけでなくシートとパネルの貼り替えもできます。

本記事ではそれぞれの予算でできるリフォーム内容に加えて、費用を安く抑えるコツと施工事例について詳しくご紹介します。

この記事を監修したプロ
足立 泰之 さん

エンジョカイ

総合リフォーム業として20年以上、1600件以上の施工実績があり、駿東郡清水町と沼津市香貫を拠点に静岡東部全般で活動している。戸建て、集合住宅を主に取り扱っており、外壁、屋根、水回り、内装、外構、防水施工、太陽光パネル、廃棄、解体工事などのように住宅に関わることは、一環施工が可能である。リピート率も高く、最近では施工件数を少な目に、丁寧な仕事を心がけ、職人も成熟した信頼できる人材だけに固執して活動している。

【予算10万円でできるお風呂リフォーム】

10万円の予算でお風呂のリフォームをする場合、浴槽の塗装や床のタイルの上貼りなど、大掛かりな工事を伴わない改修を行うのが一般的です。

【予算10万円でできるお風呂リフォーム】

リフォームの内容費用相場
床タイル上貼り約7万円~12万円
浴槽の塗装約8万円~15万円
壁全面の塗装約9万円~15万円
据え置きの浴槽の交換約10万円~15万円

床タイル上貼り

【床タイル上貼りにかかる費用相場:約7万円~12万円】

浴室のフロアタイルの上貼りも10万円前後で行えます。既存のタイルを剥がして新しいものを貼るより、上貼りする方がコストも工期もかかりません。

DIYで上貼りすると、タイルが二重に貼り付けられるため床の厚みが増し、入り口の段差が少なくなる事で、脱衣所に水が流れ込むリスクがあります。失敗を避けるためには、業者依頼がおすすめです。

浴槽の塗装

【浴槽の塗装にかかる費用相場:約8万円~15万円】

浴槽の塗装は、ひび割れや穴ができても塗装で補修できます。

浴槽には、主に以下の4種類の素材が使われており、基本的にはどれも補修可能です。

  • FRP(ガラス繊維強化プラスチック)
  • ホーロー
  • 人工大理石
  • ステンレス

浴槽の塗装は「コーティング」とも呼ばれます。コーティングには「再生コーティング」と「保護コーティング」があるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。

再生コーティング

再生コーティングは、経年劣化で傷ついたり汚れていたりする浴槽に施し、新品のように綺麗な状態にする方法です。色がついている「アクリルウレタン樹脂系」の素材を使用します。

浴槽を交換するよりコストがかからず、劣化のカバーだけでなく色も変えられるので浴室の雰囲気を変えられるのがメリットです。

保護コーティング

保護コーティングは、新しい浴槽に施し、水垢やカビ、傷などから守る方法です。透明な「フッ素系樹脂塗料」や「シリコン系塗料」などを使います。

また、コストがかかりますが効果が高い「ガラス系塗料」を使用する事もあり、予算によって使う塗料が異なるコーティング方法です。

コーティング剤耐用年数
フッ素系樹脂塗料3ヶ月~2年
シリコン系塗料3ヶ月~2年
ガラス系塗料3年程度

定期的に塗り直さないと効果が切れてしまいますが、汚れが落ちやすくなったり、水垢やカビが付着しにくくなったりするというメリットがあります。

壁全面の塗装

【壁全面の塗装にかかる費用相場:約9万円~15万円】

浴室の壁を全体的に塗る事も可能です。ただし、前述した浴槽の塗装と同時に行うと予算オーバーしてしまうと言えます。浴槽のみ、あるいは壁のみというように、優先順位が高い方を施工するとよいでしょう。

どちらを優先して塗装すればよいか判断できない時は、業者に相談してみてください。

据え置きの浴槽の交換

【据え置きの浴槽の交換にかかる費用相場:約10万円~15万円】

浴室の床上に置かれている据え置きタイプの浴槽は、床を解体せずに新品と交換するだけなので比較的費用がかかりません。

★ユニットバスの場合★

浴槽の形が廃盤になっていなければ、浴槽のみの交換が可能です。費用は約15万円~16万円と見ておきましょう。

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【予算10万円以下でできるお風呂リフォーム】

10万円以下でできるリフォームの幅は狭くなるため、より部分的な箇所の改修が主となります。優先的に改修したい箇所を決め、低予算で行えるリフォームを検討しましょう。

【予算10万円以下でできるお風呂リフォーム】

リフォームの内容費用相場
手すりの設置約15,000円~3万円
換気扇、照明の交換換気扇:約25,000円~5万円
ダウンライトの場合:約16,500円~
シーリングライトの場合:約8,800円~
窓ガラスの交換約5万円~8万円
ドアの交換(カバー工法)開き戸:約5万円
折れ戸:約6万円~7万円
引き戸:約10万円
目隠し用格子の設置約7万円
床シート貼り約7万円~9万円
内窓・二重サッシの取り付け約8万円

手すりの設置

【手すりの設置にかかる費用相場:約1.5万円~3万円】

手すりの設置は浴室のバリアフリー対策に役立ちます。

また、詳細はこちらで解説しますが、バリアフリー化を目的としたお風呂リフォームの場合、介護保険が適用される場合があります。リフォームの際には条件を満たしているか確かめておきましょう。

換気扇、照明の交換

換気扇の交換費用約25,000円〜5万円
ダウンライトの交換費用約16,500円〜
シーリングライトの交換費用約8,800円~

浴室の換気扇を既存のものと同じ種類・サイズに交換する場合、工事費と本体価格をあわせて約25,000円〜5万円かかります。内訳は工事費が約1.5万円〜2万円、本体価格が約1万円〜3万円です。

★部分的な故障の場合は?★

モーター、タイマースイッチ、パイプファンなど部分的な故障の修理は、約1万円~3万円で可能です。

浴室の照明の交換

浴室の照明にはダウンライトやシーリングライトなどが用いられます。

浴室照明の交換作業は、電気工事士の資格を持っていないと作業ができません。

ダウンライトの交換の費用相場は、約16,500円〜です。なお、シーリングライトの交換費用相場は約8,800円~と見ておきましょう。

窓ガラスの交換

【窓ガラスの交換にかかる費用相場:約5万円~8万円】

浴室の寒さを軽減するためには、窓ガラスの交換がおすすめです。室内の暖気を逃がさない複層ガラスのように、熱を伝えにくいガラスに交換すれば断熱性が得られます。

複層ガラスの中には、冬には日差しの暖かさを取り込みつつ、夏には太陽光の侵入を防ぐ高機能タイプもあるため、もし夏場の浴室が暑すぎるという人は複層ガラスの種類にもこだわるとよいでしょう。

ドアの交換(カバー工法)

【カバー工法で施工する時にかかる費用相場】

  • 開き戸:約5万円
  • 折れ戸:約6万円~7万円
  • 引き戸:約10万円

浴室のドアは、主に「カバー工法」と呼ばれる施工方法によって交換します。

カバー工法とは、既存のドア枠をそのまま使い、上に新しいドア枠を被せるようにして設置する方法です。

ただし、この方法は、比較的安く済みますが、下地のカビや汚れが残っていた場合、中で繁殖し腐敗の原因にもなります。可能であればドア枠ごと交換するほうがよいでしょう。

開き戸

簡単に開閉できるが、ドアを開閉するためのスペースが必要なので狭い場所には取り付けられない

●折れ戸

開閉スペースをあまり必要としないが、故障のリスクが比較的高い

●引き戸

狭い場所にも取り付けられるが、汚れやすいので掃除を頻繁にしなければならない

目隠し用格子の設置

【目隠し用格子の設置にかかる費用相場:約7万円】

浴室の窓に目隠し用の格子を設置すると、屋外からの視線と侵入を防げるという、防犯面でのメリットがあります。窓の外側に取り付ける格子にはさまざまなラインナップがあり、価格帯も幅広いです。

また、より防犯性を高めたい場合は「目隠しフェンス」を設置するのもよいでしょう。目隠しフェンスは浴室の窓を丸ごと隠せるため、屋外からの視線を完全にシャットアウトできます。

さらには、「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」を羽の角度を調整することで変えられる、「多機能ルーバー」もおすすめです。

床シート貼り

【床シート貼りにかかる費用相場:約7万円〜9万円】

予算10万円以内で、浴室の床に床シートを貼る事も可能です。床シートは防水性とクッション性に優れているというメリットを持っています。

床シートを貼るためには、既存のタイルなどの汚れを落とし、下地処理剤を塗るという工程が必要です。

DIYでも対応できますが、自分で床シートや道具を揃えるだけで最低でも2万円は掛かってしまうため、クオリティーの高さの面も加味すると専門業者へ依頼する方がよいでしょう。

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内窓・二重サッシの取り付け

【内窓・二重サッシの取り付けにかかる費用相場:約8万円】

内窓を設置すると、浴室内の温度をにげにくくできるため入浴中に寒さを感じにくくなります。そのため、ヒートショック予防にも役立つのがメリットです。

また、防音機能により屋外からの音をシャットダウンしつつ、浴室内で立てる音を外に漏らさないという効果も持っています。

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【予算20万円でできるお風呂リフォーム】

予算が20万円あれば、浴室の全面的な塗装や、シート貼りなどが可能です。

リフォームの内容費用の相場
給湯器の交換約10万円~30万円
浴室暖房乾燥機の設置約15万円~27万円
浴室全体のシート貼り約17万円~24万円
浴室全体の塗装約18万円~24万円
壁全面のパネルの貼り替え約18万円~27万円
壁と床のタイルの貼り替え約20万円~27万円

給湯器の交換

新しい給湯器の性能によって、かかる費用に差が生まれます。

<通常の給湯器:約10万円~15万円>

追い焚き機能がなく、省エネ性能もない通常の給湯専用タイプの給湯器は、最も安い費用で交換可能です。蛇口からお湯を出し、お風呂のお湯張りは手動で行います。

<オートの追い焚き機能がついている給湯器:約17万円~25万円>

オートの追い焚き機能がついていて、さらに省エネ機能が高いタイプは多少費用がかさみます。

オートタイプの給湯器は「お湯張り」「追い焚き」「足し湯(手動)」が可能です。

<フルオートの追い焚き機能がついている給湯器:約19万円~30万円>

フルオートの追い焚き機能に加えて、高い省エネ性能を持つタイプは、より高い費用が必要になります。

フルオートタイプの給湯器は「お湯張り」「追い焚き」「足し湯(自動)」「配管洗浄」が可能です。

また、「エコジョーズ給湯器」なら少ないガス量でお湯を沸かせます。ガスの消費量を約10%~15%削減できるのでガス代節約に繋げられ、本体価格はやや高めですがランニングコストを考慮すればお得だと言えるでしょう。

浴室暖房乾燥機の設置

【浴室暖房乾燥機の設置にかかる費用相場:約15万円~27万円】

浴室暖房乾燥機は「天井埋め込み型(ビルトイン)」と「天井付型」、「壁掛け型」の3種類に分けられます。

<天井埋め込み型(ビルトイン)>

天井に一定の空間がある場合に適用される設置方法です。販売されている商品のラインナップが豊富で、状況にあわせた選択肢の幅広さがメリットだと言えます。

<天井付型>

既存の換気扇を取り外した箇所に取り付ける設置方法です。換気扇を取り外さずに、上から被せて設置できるケースもあります。

<壁掛け型>

壁に浴室暖房乾燥機を取り付ける設置方法です。壁がタイル貼りの浴室や、天井裏に空間がない住宅、換気扇がついていない浴室などにも設置できる汎用性が高いタイプです。

さらに、暖房だけではなく衣類乾燥、換気、涼風機能がついた製品の設置も可能なので、ぜひ検討してみてください。

浴室全体のシート貼り

【浴室全体のシート貼りにかかる費用相場:約17万円~24万円】

シートを貼って、壁や床、天井など浴室を丸ごとリフォームできます。

浴室に使えるシートにはさまざまなものがあり、水滴が乾きやすい性質を持つものや、クッション性があり滑りにくく柔らかい感覚のものなど、重視したい機能によって幅広い選択肢から選べるのがメリットです。

汚れが落ちやすいものを選べば綺麗な状態を保てますし、断熱性に優れているものであれば冬場のヒートショック防止にも繋がります。

浴室全体の塗装

【浴室全体の塗装にかかる費用相場:約18万円~24万円】

古くなった浴室全体に塗装をすると、比較的安い費用で壁や床の見た目を新品のようにできます。薄れてしまった塗装を綺麗な状態にしたい人におすすめのリフォームです。

浴槽や壁、床などについた汚れや塗装の剝がれを隠す効果だけでなく、好みの色やデザインに変えて浴室の雰囲気を一新する事もできます。

壁全面のパネルの貼り替え

【壁全面のパネルの貼り替えにかかる費用相場:約18万円~27万円】

壁をパネル貼りにするとユニットバスのようにイメージチェンジできます。ユニットバスを入れ替えてリフォームするよりもコストがかからないのがメリットのひとつです。

また、パネルには防水や防カビなどの加工が施されているため、浴室全体の機能性も高くなります。壁面の汚れが気になる人にはパネル貼りが向いているでしょう。

パネルによっては保温力に優れているものもあるので、浴室の暖気を保つ効果も期待できます。

壁と床のタイルの貼り替え

【壁と床のタイルの貼り替えにかかる費用相場:約20万円~27万円】

タイルが浮いている場合は、剥がれてしまう前に貼り替えて正常な状態に戻しましょう。また、タイルの劣化が目立つ時も、なるべく早く貼り替えによるリフォームを検討すべきです。

劣化が進むと補修だけでは間に合わず、浴室全体に水が浸入してしまう可能性もあります。なお、掃除しやすく水を吸い取りにくいタイルを選ぶとリフォーム後のお手入れが楽になります。

予算30万円でできるお風呂リフォーム

予算が30万円あれば、浴槽の交換や塗装と、浴室全体のシート貼りなどを行えます。

リフォームの内容費用の相場
浴室の塗装+シートとパネルの貼り替え約25万円~42万円
埋め込み型浴槽への交換約30万円~37万円

浴室の塗装+シートとパネルの貼り替え

【浴室の塗装+シートとパネルの貼り替えにかかる費用相場:約25万円~42万円】

浴室全体の塗装に加えて、床や天井、壁のシート貼りもセットで施工できます。

塗装後にシートを貼ると浴室の冷え対策や防カビ対策になり、効果は約10年~20年続くので、頻繁に貼り直す必要はありません。日頃の掃除の手間を減らしたい人や、ヒートショック対策をしたい人におすすめです。

また、多少値は張りますが浴室をパネル貼りにするというリフォーム方法もあります。手軽にユニット工法で作られたユニットバス風に一新できるため、人気があるお風呂のリフォームです。

パネルには防水加工が施されており、タイルのような継ぎ目がないため掃除がしやすく保温性に優れているという特長を持っています。

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埋め込み型浴槽への交換

【埋め込み型浴槽への交換にかかる費用相場:約30万円~37万円】

埋め込み型の浴槽とは、床に浴槽が3分の1埋め込まれているタイプです。お湯が直接排水される仕組みで、新築に近しい住宅で多く取り入れられています。

浴槽を据え置き型から交換すると、浴室全体の壁や床を取り壊したり、タイルの貼り直しが必要となるため、かかる費用は高額です。

マンションと戸建て住宅のリフォームの違い

マンションと戸建て住宅では、お風呂リフォームにかかる費用と施工方法、製品仕様が異なります。

費用が異なる理由としては、養生費や搬出入費、防水パンの工事費などが挙げられます。

<マンションの場合>

ユニットバス同士の交換の場合、マンションでは約100万円~120万円かかります。

マンションの場合はエレベーターやエントランスなどに養生しなければならないため、養生費が高額になりがちです。また、防水対策のために防水パンと呼ばれる水受け装置を設置しなければなりません。

戸建て住宅は約80万円~100万円の費用がかかりますが、マンションでは約100万円~120万円かかると考えておきましょう。

<戸建て住宅の場合>

戸建て住宅で在来工法の浴室からユニットバスへ交換する場合は、マンションよりも高額な費用がかかります。

マンションとは違い、ユニットバスを安定させるために土台にコンクリートを打ち込んだり、腐食している土台を修繕したりする費用が必要だからです。

また、浴槽の大きさや、高さがイレギュラーな場合、マンションタイプ、戸建てタイプ共に、それぞれにはない浴槽サイズ、高さのものがあります。浴室スペースの広さに合わせて選べる事も多いので、業者に相談しましょう。

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補助金制度と助成金を活用する

お風呂リフォームには、目的によって適用される補助金制度と助成金があります。リフォームの目的や方法を定かにしておくと、適用される可能性があるため条件を確認しておきましょう。

注意:時期や地域によって条件が異なる場合がありますので、必ず直前に確認してください。

補助金制度・助成金の名称対象となるリフォーム
介護保険手すりの取り付けなど
長期優良住宅化リフォーム推進事業ユニットバスへの交換など
子育てエコホーム推進事業開口部の断熱改修など

介護保険

バリアフリー化を目的としたリフォームであれば、介護保険が適用される可能性があります。

対象者・ 介護保険の被験者である
・「要支援者1または2」もしくは「要介護1~5」と認定されている
・住宅が被保険者の住所と一致している
・利用者が福祉施設や病院に入っていない
対象リフォーム・手すりの取り付け
・段差の解消
・ 滑り止めのための浴室の床材変更
・ 引き戸のように使いやすい扉への付け替え
・以上の工事に付随する改修工事
補助金額所得に応じて7~9割の補助金(上限を18万円とする)
申請方法1. 介護認定を受ける
2. ケアマネージャーにリフォームについて相談する
3. 工事業者を選定し、計画を立てる
4. 見積もりと契約書を作成する
5. 工事開始前に自治体に必要書類を提出する
6. 工事完了後に業者に支払いを行う
7. 自治体に工事後に必要な書類を提出する

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長期優良住宅化リフォーム推進事業

国土交通省が行っている事業による助成金制度です。耐震性の向上や省エネ対策などを目的としたリフォームが対象となります。

対象住宅・戸建て住宅の場合は55 ㎡以上
・ 共同住宅(マンションなど)の場合は40㎡以上
対象リフォーム・ユニットバスへの交換
・高断熱浴槽の設置
・内窓や手すりの設置
・エコキュートのような高効率給湯器への交換
補助金額対象工事費用の1/3(上限を160万円とする)
申請方法リフォーム工事を行う業者が手続きを進める

子育てエコホーム支援事業

「子育てエコホーム支援事業」は「こどもエコすまい支援事業」の後継事業です。

こどもエコすまい支援事業は2023年に上限額に達したため、現在は交付申請および交付申請の予約受付を終了しています。長期優良住宅やZEH住宅、及びそれを上回るZEHレベルを満たす住宅のみが対象となっており、最大100万円の補助金額が提供されていました。

これに対して、後継となる子育てエコホーム支援事業ではリフォームをする全ての世帯が対象となり、最大20万円の補助金が交付されます。

対象者・ホーム支援事業者と工事請負契約を結び、リフォーム工事をする全ての世帯
・リフォームをする住宅の所有者
対象リフォーム 以下の1~3のいずれかに当てはまる工事は必須です。
1. 高効率給湯器への交換、高断熱浴槽への交換のようなエコ住宅設備の設置
2. 開口部の断熱改修
3. 天井や床などの断熱改修

以下の1~5のいずれかに当てはまる工事は任意で行うもので、必須工事の費用に合算
1. 子育て対応改修
2. 防災性向上改修
3. バリアフリー改修
4. 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
5. リフォーム瑕疵担保保などへの加入
補助金額最大20万円
※子育て世代や若者夫婦世帯、既存住宅購入や長期優良住宅の認定を受けた場合は最大60万円まで引き上げられる
申請方法リフォーム工事を行う業者が手続きを進める

リフォーム費用を安く抑えるコツ

お風呂リフォームの費用は予算をオーバーせずとも十分行う事ができます。少しでもコストを抑えるためのコツを抑えておきましょう。

  • リフォームの目的を決めておく
  • 不具合にはすぐ対処する
  • 費用を抑えてくれる業者を探す

リフォームの目的を決めておく

お風呂のリフォームをする時は、バリアフリー化や老朽化の対策など、必ず明確な目的を持っておきましょう。深く考えずにオプションをつけていくと、予算を大幅にオーバーしてしまうかもしれません。

大切なのは、本来の目的から大きく外れた理由で修繕する箇所を増やさない事です。

不具合にはすぐ対処する

老朽化が本格的に進む前に、不具合を感じたらすぐにリフォームに踏み切りましょう。傷んでしまった箇所が自然と元通りになる事はありません。修繕だけでは済まず、大規模な取り壊しを行わなければならなくなる事も考えられます。

もしタイルが浮き上がっていたり、壁が剥がれていたりする場合には業者にリフォームを依頼するべきです。水回りのDIYは知識と経験がないと非常に困難であるため、修繕は自分で執り行わないようにするのが賢明でしょう。

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費用を抑えてくれる業者を探す

大手メーカーは安心感がありますが、中間マージンをとるため施工費用が高くなりがちです。その点、地域密着型の業者は費用面で融通をきかせてくれる事が多い傾向にあります。

きめ細かいアフターフォローや、施工後のメンテナンスについて詳しく教えてくれる専門業者も多く、コストパフォーマンスの高さだけでなくサービス面も充実している可能性が非常に高いのが特長です。総合的に考えて、専門業者に依頼する方がよいでしょう。

予算10万円~30万円でできるお風呂リフォームの施工

施工事例①:戸建て住宅のパネル・フィルム貼り

建物:戸建て住宅

施工内容:モルタルにパネルを貼り、タイルにフィルムを貼って防汚・防カビ機能を付与。ひび割れは補修後にパネルとフィルム貼りでカバー。

施工費用:298,000円

期間:3.5日

施工事例②:集合住宅の部分リフォーム

建物:集合住宅

施工内容:浴室の一面のみ、シートを貼り替え。

施工費用:15,000円~

期間:1日

施工事例③:バスタブの塗装で浴槽を美しく

建物:戸建て住宅

施工内容:バスタブの塗装、フッ素樹脂磨きとコーティング。浴槽再生コーティングを行った。

施工費用:165,000円

期間:2日

お風呂のリフォームは優良業者に依頼しよう

お風呂のリフォームを検討している人は、浴室の塗装や補修を専門に行っている工事業者に相談しましょう。一般のリフォーム会社や工務店では、これらの施工経験があまりない場合があるからです。

見積もりは1社のみではなく、3〜5社を目安に複数から相見積もりを取りましょう。複数社から見積もりをとる事で、適正な費用相場を把握し、工事内容や施工後の保証などを比較できます。

見積書を受け取ったら、項目に不自然な点がないか確認してください。記載されている項目が少なすぎたり、「人件費」や「一式」といった文言のみで費用の内訳が書かれていない場合は要注意です。どのような施工を行うために、どれくらいの費用がかかるのかを細かく確かめておきましょう。

その他にも、それぞれの業者の施工実績や口コミを確認しておく事も欠かせません。口コミを集めたサイトもあるため、評価の本質を見極めた上で活用するとよいでしょう。

ゼヒトモでお風呂のリフォーム工事のプロを探す

予算が10万円程度であっても、補修箇所を厳選することで効果的に浴室のリフォームを行うことは可能です。diyで対応できるリフォームもあるものの、それなりに費用がかかってしまうことや仕上がりを考慮して、専門の工事業者に依頼することをおすすめします。

  • お風呂のリフォームについて相談したい
  • まとめてお風呂のリフォームの見積もりを依頼したい

そんな方は、ゼヒトモでお風呂のリフォームのプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにぴったりなプロを簡単に見つけられます。お風呂のリフォームを検討されている方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

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