カクテルはアルコールが苦手な方でも比較的飲みやすいと言えるでしょう。その中でもバーや居酒屋で人気なのが、カシスオレンジです。ビールは飲めないけれどカシスオレンジならば、と頼む人もいらっしゃるのではないでしょうか。
自宅でも簡単に楽しめる美味しいカシスオレンジの作り方を、材料などを交えてご紹介していきます。
カシスオレンジを作るための材料
1.カシスリキュール
カシスオレンジのベースとなるのが、このカシスリキュールです。たくさんの種類がありますが、やはり定番のモノを選ぶのが吉。カシスリキュールと行ったらコレ!と言っても過言ではないのがフルーツリキュールブランドの「ルジェ」です。同じブランドから、カシスの最高品種と言われるノワール・ド・ブルゴーニュを使用したワンランク上のカシスリキュールも発売されています。
ルジェのカシスやフルーツのカクテルはフランスのブルゴーニュ地方で作られ、日本ではサントリーホールディングス株式会社が取り扱っています。ボトルの形が特徴的で可愛らしく、自宅に並べて眺めたいデザインをしています。
お酒が苦手な方、未成年のご家族と一緒に楽しみたい方などは、ノンアルコールのカシスオレンジを作ってみるのも良いでしょう。カシスリキュールをカシスシロップに変えるだけで、簡単に作れます。
2.オレンジジュース
カシスオレンジと言うからには、やはりオレンジジュースが必要ですね。基本的に100%オレンジジュースを使用して欲しいのですが、お好みに応じて好きな銘柄を選ぶと良いでしょう。試行錯誤するのも、カクテル作りの醍醐味と言えます。
カシスオレンジを作るための道具
1. グラス
カシスオレンジを作るのに、特別な道具は必要ありません。シンプルだからこそ、グラスには少々こだわりたいもの。オシャレなグラスは、その人の個性を表わします。カクテルに合う、素敵なグラスを探してみるのも良いでしょう。
2. 氷
ロングスタイルと言われるカシスオレンジを美味しく飲むために氷は不可欠です。自宅の製氷機で作ったものでも良いのですが、スーパーやコンビニなどで売っているロックアイスの方が溶けにくく、味も変わらないのでおすすめです。
3. マドラー
かき混ぜる際に使用する棒です。ストローと一緒になっているタイプを添えて出すのも、口紅やリップクリームを使用している女性には喜ばれるでしょう。
4.メジャーカップ
また、分量を量るメジャーカップもあると便利ですが、カシスオレンジはそこまで分量にこだわるカクテルではないので、わざわざ買い揃えなくてもいいでしょう。
なければないで分量にこだわらなくとも美味しく作れます。ですがカクテル作りの場にメジャーカップがあると見た目にもオシャレなので、雰囲気を出すワンポイントの小物として使うのも良いでしょう。
カシスオレンジを作る簡単4ステップ
1. 氷をいれたグラスに、カシスリキュールを注ぐ
氷を入れたグラスにカシスリキュールを注ぎます。基本的な比率は、カシスが1、オレンジジュースが4です。メジャーカップを使う際は、小さい方の30mlを使用すると良いでしょう。目分量で注ぐ場合は、グラスの底から淵までを7等分し、その1メモリを目安に注ぐと綺麗な比率になります。
2. オレンジジュースを入れて、軽くステアする
カシスリキュールを入れたらオレンジジュースを入れ、軽く2~3回ステアして完成です。カシスをの比率を多くすると甘くなりますが、その分アルコールが高くなります。自分の飲みやすいと思うバランスを探してみましょう。
3. オレンジを添えると華やかに
完成したカシスオレンジに、カットしたオレンジをグラスに添えると見た目も華やかになります。
4. フロートを使用して、魅せるカシスオレンジに
カクテルの技法に、フロートと呼ばれるモノがあります。液体の比重を利用して、グラスの中に層を作る技法で、カシスリキュールの赤とオレンジジュースの黄色がグラスの中で交わらずに同居する姿は、見る人に驚きと感動を与えてくれるでしょう。
作り方はコツがいりますが、手順はいたって簡単です。カシスリキュールを注いだグラスに、ゆっくりとオレンジジュースを注ぐだけです。フロートを使用する際はバースプーン、マドラースプーンをゆっくりと伝わせるのが一般的な方法ですが、カシスオレンジならグラスを傾けて注いでも大丈夫。失敗してもダメになるわけではないので、何度か練習して慣れましょう。
最後に
さっぱりとした甘さと程よい酸味で人気のカクテルである、カシスオレンジを愛飲されてる方も多いでしょう。カシスオレンジならばかろうじて飲めます、という方も少なくありません。
カクテルは作る人によって味が代わります。自分で作ることによって、もっと美味しくなるかもしれません。特別な道具や技術は必要なく、誰でも簡単に作れるので、ぜひ、ご自宅で作ってみてください。
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