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住宅に関するQ&A

「バリアフリーリフォーム」の助成金活用を見据えた、安全なスロープの勾配設計
庭にスロープを作りたいのですが、どの程度の勾配(角度)や幅を確保すべきでしょうか?プロの経験から「実際に車椅子が自力で登れる、滑りにくい仕上げ」のポイントを教えてください。
スロープは、勾配が少しきつくなるだけで、見た目以上に上り下りが大変になります。
特に、車椅子で自力で登ることを考えるなら、できるだけ緩やかに計画することが大切です。
【勾配の目安】
・自走を考えるなら、1/12以下
・屋外で雨の日も使うなら、できれば1/15程度まで緩くしたいところです
たとえば、30cmの段差を解消する場合、
・1/12なら約3.6m
・1/15なら約4.5m
の長さが必要になります。
つまり、スロープは思っている以上に場所を使うということです。
【幅の目安】
・通るだけなら90cm程度でも可能
・毎日使うなら有効幅で100cm以上
・できれば120cm程度あると安心です
介助する方が横につく場合や、途中で曲がる場合は、さらに余裕が必要になります。
【仕上げ材の考え方】
雨の日に滑らないことが大事です。
そのため、
・ツルツルしたタイル
・磨いた石
は避けた方がよいです。
おすすめは、
・刷毛引き仕上げのコンクリート
・表面にざらつきのある舗装材
です。
ただし、ざらざらしすぎると、
・掃除がしにくい
・車椅子の振動が大きくなる
といった問題もあるため、滑りにくさと使いやすさのバランスが必要です。
【排水について】
スロープ上に水がたまると滑りやすくなります。
そのため、
・横方向にも少し勾配を取る
・水を逃がす
・落ち葉や土がたまりやすい場所では掃除しやすい形にする
ことも大切です。
【あわせて確認したい点】
・手すり
・縁の立ち上がり
・出入口前で一度止まれる平らな場所
車椅子を想定するなら、
・現地の高さ
・必要な距離
・幅
・使う人の体力
・介助の有無
まで見て計画することが大切です。

坂の多い街(八王子)の庭リフォーム、大雨時の「土砂流出」を防ぐ外構設計
傾斜地にある庭です。ゲリラ豪雨の際に土が道路へ流れてしまわないか心配です。既存の土留めを補強しつつ、見た目も損なわない「法面(のりめん)保護」の工法や、水圧を逃がすための排水穴の適切な配置についてプロの知見を貸してください。
傾斜地では、「土を止めること」と「水を逃がすこと」をセットで考える必要があります。
土だけを押さえても、水の圧力が逃げないと土留めに負担がかかり、いずれはらんだり、壊れたりすることがあります。
まず確認したいのは、既存の土留めの状態です。
・ひび割れ
・傾き
・ふくらみ
がないかを見ます。
すでに変形がある場合は、見た目だけの補修では足りず、構造的な補強が必要になることがあります。
【法面保護の考え方】
・植栽で根を張らせる
・グランドカバーを植える
・法面保護材を使う
・石や丸太で小さな段をつくり、水の勢いを弱める
また、庭らしさを残しながら土を受ける方法として、蛇籠(じゃかご)を使う考え方もあります。
蛇籠は、石をかご状の金網に詰めて土留めや法面保護に使うものです。
コンクリートで固めるのと違い、水を抜きながら土を受けられるため、傾斜地の水対策と相性がよい場合があります。
ただし、蛇籠も置けば何でも解決するわけではありません。
・高さ
・土の状態
・水の量
・道路との距離
によっては、専門的な判断が必要です。
特に、道路側へ土が流れる心配がある場合は、見た目よりも安全性を優先して計画する必要があります。
【水抜き穴について】
水抜き穴は、土留めの下部に設けるのが基本です。
ただし、位置や数は、
・土留めの高さ
・土質
・水の集まり方
によって変わります。
また、穴の裏側には、
・砕石
・透水シート
を入れて、土で詰まらないようにすることが大切です。
水の流れを無理に止めると、別の場所へ負担がかかります。
どこから水が来て、どこへ逃がすのか。
庭全体の水の流れを見て計画することが重要です。
見た目を損なわずに考えるなら、
・植栽
・石
・蛇籠
を組み合わせる方法もあります。
土を押さえながら水を抜く。
この両方を考えることで、傾斜地の庭はかなり安心に近づくと思います。

「天然木」と「樹脂製」のフェンス、初期費用と数年後のリフォーム値段の比較
庭のフェンスを検討中ですが、安価な天然木(SPF材等)で自作するか、高価な樹脂製をプロに頼むか迷っています。5年後の塗り替え費用や、腐朽した際の撤去・再設置費用まで計算に入れた場合、どちらが賢い選択と言えるでしょうか?トータルコストで損をしないためのアドバイスをお願いします。
SPF材などを使えば、初期費用は抑えられます。
ただし、SPF材のようなやわらかい木材は、屋外では傷みやすいです。
雨が当たる場所では、腐朽が早く進むことがあります。
木製フェンスは、材料によって寿命がかなり変わります。
天然木でも、すべてが弱いわけではありません。
・イペ
・ウリン
・セランガンバツ
のような硬い木材を使えば、かなり長持ちします。
場合によっては、樹脂製フェンスより長く使えることもあります。
質感も自然で、庭になじみやすいですし、木の重さや存在感が好きな方にはとても良い選択肢です。
ただし、硬い木材は施工が簡単ではありません。
・材料自体が重い
・切断や穴あけに手間がかかる
・ビスを打つにも下穴が必要なことが多い
ためです。
柱や基礎のつくり方が甘いと、せっかく良い材料を使っても長持ちしません。
ですので、硬い木材で長く使うフェンスをつくるなら、本職に任せた方が安心です。
一方で、樹脂製フェンスは、木のように腐る心配が少なく、塗装の手間も減らせます。
ただし、
・夏の高温
・強い直射日光
を受ける場所では、反りや変形、色あせといった劣化が出ることがあります。
特に日当たりの強い場所では、その点をよく考えて選ぶ必要があります。
木の質感を大切にしたいのであれば、安い木材で一時的につくるより、硬い木材を使ってしっかり施工する方が、結果的に長く使えることがあります。

削ってはいけない「目に見えなくなる工程の費用」を特定し、業者の信頼性を測りたい。
ブロック塀の解体・新設において、見積書の「一式」に含まれる費用のうち、「廃材の運搬処分費」や「土中の基礎の鉄筋代」を削ると、数年後にどのような不具合(傾きやヒビ)として現れますか?安易な値引きを求めた際、最も手抜きをされやすい「目に見えない下地処理」の重要性について教えてください。
・廃材の運搬処分費
・基礎
・鉄筋
・控え壁
・地中の処理
ここは、安くするために削るところではありません。
廃材の運搬処分費は、基本的に必要な費用です。
解体したブロックやコンクリートガラを、適正に運び、処分するためのものだからです。
ここを無理に削ると、処分が曖昧になったり、古い基礎やガラが中途半端に残ったりすることがあります。
古い基礎やガラが残ったまま新しい塀をつくると、新しい基礎の邪魔になります。
見た目はきれいでも、後から沈下や傾きの原因になることがあります。
土中の基礎や鉄筋も同じです。
完成すれば見えなくなりますが、塀を支えるためには非常に大事な部分です。
ここを削ると、数年後に
・ひび割れ
・傾き
・ぐらつき
が出る可能性があります。
地震や強風、経年劣化にも弱くなります。
ブロック塀は、倒れると人にけがをさせる可能性があります。
だからこそ、安く作ることより、倒れないように作ることが最優先です。
【予算を下げたい場合の考え方】
・基礎や鉄筋を削るのではなく、計画そのものを見直す
・ブロックの段数を低くする
・必要な高さはフェンスで取る
ブロックを高く積むほど重くなり、倒れたときの危険も大きくなります。
反対に、ブロック部分を低くして、その上に軽いフェンスを組み合わせれば、目隠しの高さを確保しながら、塀全体の重さや圧迫感を抑えることができます。
控え壁が必要になる高さを避けられる場合もあります。
つまり、値引きで大事な部分を削るのではなく、安全を守ったまま構造的に軽くする方向で考える方が安心です。
予算調整をするなら、安全に関わる下地や鉄筋ではなく、
・高さ
・範囲
・仕上げ
・フェンスとの組み合わせ
で考える方がよいと思います。

施工例でよく見る「天然芝」と「人工芝」、10年後のメンテナンス総額はどちらが安い?
庭の緑を増やしたいのですが、天然芝と人工芝で迷っています。美しい施工例はどちらも魅力的ですが、10年間のスパンで考えた時、肥料・芝刈りの手間や、人工芝の張り替え費用まで含めると、実質的なコストと満足度はどちらが高いのでしょうか?プロが自分の家ならどちらを選ぶか、本音を聞きたいです。
これは、何を優先するかで答えが変わります。
天然芝は、きれいに育つと本当に気持ちがよいです。
見た目の質感も、やはり天然の芝が美しいです。
季節感もありますし、夏の照り返しも人工芝よりやわらかく、庭まわりの温度も下げてくれます。
ただし、
・芝刈り
・除草
・水やり
・肥料
・傷んだ部分の補修
は必要です。
ここを放っておくと、数年で見た目が崩れやすくなります。
逆に言えば、年に6回くらいメンテナンスに入って、除草や芝刈りなど必要な手入れができるのであれば、10年たってもきれいに保つことはできます。
天然芝は「手間がかかるからダメ」なのではなく、手を入れる前提ならとても気持ちのいい素材です。
人工芝は、最初の見た目が安定しやすく、芝刈りや肥料はいりません。
ただし、
・夏に熱くなりやすい
・経年劣化する
・10年前後で張り替えを考える必要がある
・落ち葉や砂ぼこりの掃除は必要
といった点があります。
10年で見れば、天然芝には管理の手間や費用がかかりますし、人工芝にも掃除や張り替え費用がかかります。
私なら、全面を人工芝にはしません。
・よく使う場所は舗装や砂利にする
・眺めたい場所には植栽を入れる
・芝が本当に必要な部分だけ、天然芝や人工芝を使う
この考え方の方が、現実的だと思います。

地盤が緩い地域(佐賀平野等)での、重量物(物置やカーポート)設置の注意点
地盤が柔らかい地域で、庭に大型の物置やカーポートを設置予定です。数年後に重みで一方向に傾いてしまうのを防ぐため、プロはどのような基礎の補強(杭打ちやベタ基礎など)を提案しますか?地盤沈下のリスクを最小限にするための、プロならではの見極め方を知りたいです。
重量や大きさによっては、砕石を敷いてしっかり転圧し、コンクリート土間やベタ基礎にする方が安心です。
特にカーポートの場合は、柱の基礎が重要です。
・柱の根入れ深さ
・基礎の大きさ
・風の影響
・積雪地であれば雪の重み
このあたりまで考えて判断する必要があります。
また、地盤が弱い場合は、通常より基礎を大きくするといった対策が必要になることもあります。
【見極めの目安】
・近くのブロック塀にひび割れや傾きがないか
・土間にひび割れや不陸がないか
・過去に盛土された土地かどうか
こうした点も、大事な判断材料になります。

積雪地(仙台)でのタイル・コンクリートの「凍上(とうじょう)」を防ぐ下地対策
地面が凍って盛り上がる「凍上」のせいで、タイルが浮いたりコンクリートにひびが入ったりしないか不安です。寒冷地の施工において、プロが砕石層を通常より厚くしたり、水はけを極限まで高めるために行う特別な下地処理について教えてください。
冬場の凍上については、下地を通常より深く掘削し、砕石層を厚めに取ることがあります。
砕石は水を含みにくく、排水しやすいため、凍上の影響を抑えるうえで有効です。
さらに、しっかり転圧して沈下を防ぎます。
水はけについては、表面の勾配だけでなく、下地の中で水をどこへ逃がすかまで考えます。
必要に応じて暗渠排水を入れ、排水マスや低い方へ水を流します。
暗渠まわりは、
・砂利(単粒)で周囲を埋める
・透水シートで包む
ことで、土による目詰まりを起こしにくくします。
表面だけでなく、地中の排水まで考えているかどうかで、長持ちする庭になるかが変わります。

夏場の人工芝の「表面温度」を抑え、静電気や火傷を防ぐための施工の工夫
庭に人工芝を敷きたいのですが、夏場に表面が非常に熱くなり、子供が裸足で遊べないのではないかと心配です。プロが推奨する「熱を持ちにくい人工芝」の種類や、下地に保水性を持たせるなどの温度上昇を防ぐ工夫はありますか?
お子さんが裸足で遊ぶ場所として人工芝を考えるなら、人工芝の種類だけで決めない方がよいです。
まず、その庭を
・いつ使うのか
・どう使うのか
を考えることが大切です。
人工芝は、真夏の直射日光を受けるとかなり熱くなります。
遮熱タイプや温度上昇を抑える工夫がされた人工芝もありますが、それを選べば安心というわけではありません。
下地の処理も非常に大切です。
暑さ対策として、人工芝の下に水を持たせれば涼しくなりそうに思うかもしれませんが、私はあまりおすすめしません。
人工芝の下に水が残りやすいと、
・湿気
・におい
・雑菌
・カビ
・沈み
の原因になることがあるからです。
下地は、あくまで排水性を高める方向で考えます。
【下地づくりの考え方】
・粘土っぽい土なら表土をすき取る
・砕石や山砂で水が抜ける層をつくる
・建物側に水が行かないようにする
・排水マスや庭の外側へ向けて、ゆるく勾配を取る
・最後にしっかり転圧して、でこぼこを整える
現実的には、暑さ対策は人工芝だけでは解決しにくいです。
たとえば、
・日陰をつくる
・シェードを張る
・パーゴラをつける
・落葉樹で木陰をつくる
・子どもが遊ぶ時間に合わせてミストを設置する
といった工夫を一緒に考える方がよいと思います。
打ち水も悪くはありませんが、効果は一時的です。
庭で遊ぶ時間がある程度決まっているなら、少し前からミストで全体の温度を下げて、風も呼び込む方が現実的です。
人工芝そのものだけで何とかするのではなく、周囲の環境ごと整えていく方がうまくいきやすいと思います。

「今やるべき工事」と「後回しにできる工事」を、プロの技術的視点で選別したい。
タイルテラスの「面積」を減らして予算を調整する場合、後から継ぎ足して広げることは構造上可能ですか?また、フェンスの設置を数年後に先送りする場合、先に「柱の基礎」だけを埋めておくといった、将来の二重出費を抑えるための下地作りのコツを教えてください。
タイルテラスを後から広げること自体は可能です。
ただし、最初に将来の拡張を想定しておかないと、
・継ぎ目が目立つ
・沈み方に差が出る
・同じタイルが廃番になっている
といった問題が起こることがあります。
後から継ぎ足したい場合は、まず
どちらの方向に広げる予定なのか
を先に決めておくことが大切です。
そのうえで、
・下地の高さ
・排水勾配
を、将来広げる部分と合わせやすいようにしておくと、後々納めやすくなります。
また、同じタイルで仕上げたいのであれば、予備のタイルを用意しておくと安心です。
数年後には、同じ品番が手に入らないこともあるからです。
フェンスを数年後に設置する予定がある場合、柱の基礎を先に埋めておく方法もありますが、これは
・フェンスの製品
・仕様
・位置
が確定しているなら有効です。
ただし、柱位置が数cmずれるだけでも、かえってやり直しとなり、余計に費用がかかることもあります。
ですので、二重出費を抑えるコツは、基礎だけを先に埋めることよりも、
完成図を一枚つくっておくこと
だと思います。
今やる部分と、数年後に足す部分を分けて図面にしておけば、後から工事する職人も迷いにくくなります。

夏場の熱さや雨後の水たまりなど、生活上の不満を業者が想定しているか見極めたい。
庭を人工芝にしたいのですが、雨上がりの水たまりを防ぐために、芝自体の透水性以外に「下地の土壌」をどう改良すべきですか?また、夏場の表面温度を抑えるための工夫も教えてください。
夏場については、人工芝は真夏の直射日光でかなり高温になることがあります。
遮熱タイプや温度上昇を抑える人工芝もありますが、それを選べば熱くならない、というものではありません。
下地については、水はけのよい構造をつくることをおすすめします。
人工芝の下に水が残りやすい構造にすると、一時的には温度が下がったように感じても、
・湿気
・におい
・雑菌
・カビ
・沈み
の原因になることがあります。
そのため、粘土質などで水はけが悪い場合は、
・表土をすき取る
・砕石や山砂などで排水しやすい層をつくる
という下地づくりが大切です。
さらに、
・建物側に水が寄らないようにする
・排水マスや庭の外側へ向けて勾配を取る
・水の逃げ道をつくる
ことも必要です。
仕上げでは、しっかり転圧して不陸を整えます。
人工芝の暑さについては、人工芝単体で考えるより、庭全体で対策する方が現実的です。
【現実的な暑さ対策】
・シェードで日陰をつくる
・パーゴラを設ける
・落葉樹で木陰をつくる
・使う時間帯に合わせてミストを設置する
こうした対策を組み合わせる方が、温度を下げやすいと思います。

打ち放しRCの外観を維持するための着色工法は?
RC造の外壁で、コンクリートの質感を活かしつつ補修跡を隠したいです。完全な塗り潰しではなく、半透明の着色剤を用いた「カラークリア工法」を採用する際、色ムラを防ぐための下地調整の基準を教えてください。
うまく補修ができているのであれば、周囲に合わせて吹付をするのが効果的です。
カラークリアー工法にしたい場合は、
・極力薄く色を付ける
・よく攪拌してから塗る
ことが大切です。
ただし、ローラーで塗る場合は注意が必要です。
上と下の合わせ目が多くなると、その部分だけ色が濃くなってしまいやすいからです。
【きれいに仕上げるポイント】
・できるだけ合わせ目を少なくする
・1回目と2回目で合わせ目の位置を変える
このあたりを意識すると、色ムラを抑えやすくなると思います。

助成金目当てで「無理な工事」を勧める業者の見分け方は?
「今なら助成金で実質半額になる」という飛び込み営業を受けました。条件が良すぎて疑っているのですが、助成金をエサに手抜き工事をしたり、見積もりを高く設定したりする業者がよく使うフレーズはありますか?
まず飛び込み営業はあまりおすすめしません。ましてや助成金で半額なんて謳い文句は実際の施工金額が100万円で済むところを150万円以上の見積もりを提示してきて、この時点でぼったくりをしている様な業者です。よく使うフレーズはまさに「今なら助成金で実質半額になる」ですが、信頼しない方がよいと思います。

最新塗料が15年以上メンテナンス不要というのは本当?
「一度塗れば20年持つ」という超高耐候な塗料を提案されました。共働きで打ち合わせが面倒なので魅力的ですが、塗料の寿命が20年でも、シーリング(目地)が先にダメになる可能性はありますか?
20年持つのセールストークはよくありますが、実際にそう言う塗料が世に出てきてからまだ20年は経過してなく、我が社でも無機塗料やフッ素塗料などで施工した現場も何件もありますが、正直10年以上経つとどの塗料で塗っていても違いが分からない程です。目地のコーキングは、その上に外壁塗料を3回塗るので、まずダメになることはないですが、地震等で隙間が出たり目地の部分の塗料がひび割れる可能性は否めません。

カラーシミュレーションと実際の仕上がりが違う原因は何?
PC画面でのシミュレーションでは完璧に見えましたが、大きな見本板で見ると印象が違います。面積効果で明るく見えると言われますが、暗めの色を選びたい場合、どの程度「トーンを落とした色」を指定するのが正解ですか?
カタログ等で色を決める場合は周りが白で囲まれている中に色があるので、どうしてもイメージよりワントーン位は明るい感じになってしまうので、最低でも仕上がりイメージよりワントーンかツートンくらい濃い色を選ぶようにしましょう。あとは色の候補が決まったらカラーシミュレーションをする事をおすすめいたします。

工事中の「臭い」や「飛散」で近所トラブルを避けるための対策は?
隣家との距離が近く、赤ちゃんがいる家庭も多いです。水性塗料を選べば臭いの苦情は防げますか?また、業者が行う挨拶回り以外に、施主としてトラブルを防ぐために事前に伝えておくべきことは何でしょうか。
最近の塗料はF4という基準でシックハウス症候群対策として原因物質であるホルムアルデヒド等を発散する材料を使わないようにしていますので、赤ちゃんにも影響が無く安心して使える塗料がほとんどです。しかも水性塗料は臭いが少なく中にはバラの香りがする塗料もあります。あとはご近所さんですが、施主さんと施工業者がコミュニケーションを取っていれば、そこはではトラブルになることはないと思います。

外壁塗装の「諸経費」には通常どのような項目が含まれているべき?
見積書の最後に「諸経費 10%」という項目がありました。具体的に何に使われる費用なのか説明がありません。廃材処理費や現場管理費とは別に取られるものなのでしょうか。妥当な金額設定について教えてください。
我が社では諸経費等は設けていません。これは体のいい金額の上乗せで、私も「これは何の金額なのか?」と感じることさえもあります。実際に諸経費を提示してきた業者に「これは何の金額ですか?」と尋ね、きちんと答えられる業者はそんなにいないと思います。

垂れ壁を残す場合と撤去する場合の空調効率の差は?
リビングと和室の間の仕切り壁を撤去して開放感を出す際、天井の垂れ壁を完全に無くすのと、構造上残すのとでは、エアコンのサーキュレーション効果や冷暖房効率にどのような影響が出ますか?
垂れ壁を完全になくすと、空気が一体空間として循環しやすくなるため、冷暖房のムラは減りやすいです。
一方で、垂れ壁を残すと、どうしても空気の流れは分断されやすく、サーキュレーション効率は落ちやすいと思います。
ですので、冷暖房効率や空気の回りやすさを優先するなら、垂れ壁はできるだけ少ない方が有利です。

リビングの一角に「趣味専用のワークスペース」を作る際の費用相場と防塵対策
リビングの片隅に、模型製作ができる2畳ほどの専用スペースを作りたいです。細かい部品や塗料を使うため、専用の換気設備や掃除しやすい床材を導入したいと考えています。このような特殊なワークスペースをリビング内に設ける場合の費用感と、リビング側に臭いやゴミがいかないための工夫を教えてください。
半個室にして、局所換気を入れ、防汚性のある床材まで考えると、内容にもよりますが、費用感としては50万円前後になると思われます。
費用を抑えたいのであれば、考え方としては次のようになります。
【費用を抑える工夫】
・臭いの発生源の近くで簡易ダクトを使う
・既存換気扇の近くに作業場所を設ける
・床はクッションフロアを採用する
・簡易パーテーションで仕切る
・電源増設工事で必要な電源だけ確保する
クッションフロアは安価ですし、最終的に剥がして張り替えやすいので、こうした用途には向いています。
照明については、
・LED作業灯
がおすすめです。
影が出にくいため、作業性が上がります。
もし防汚天板の造作作業台まで用意できない場合は、
・天板にマットを張る
といった工夫でもよいと思います。
また、ゴミを出さない工夫としては、
・作業台の下にゴミ箱を置く
のがよいです。
塗料などをこぼした際には、受け皿代わりにもなります。

広いリビングを分割して、一時的な「子供部屋」を2つ作ることは可能か
現在20畳ある広いリビングを、中高生の子供たちのための勉強スペース兼個室として2つに分割したいです。数年後にはまた広いリビングに戻したいので、大掛かりな工事ではなく「取り外し可能な壁」のようなものはありますか?またその際のエアコンや照明の共有はどう考えれば良いでしょうか。
おすすめとしては、天井突っ張りタイプの可動式パーテーションがよいと考えます。
このタイプであれば、天井を完全にふさがないため、エアコンの空気も共有しやすいです。
加えて、サーキュレーターを置けば、さらに空気を循環しやすくなります。
また、天井部が開いていることで、既存の照明もそのまま使いやすいです。
もし暗さが気になるようであれば、
・ライティングレールを1本追加する
という方法もあります。
この方法であれば、将来撤去する場合も、ビス穴程度の補修で済みやすいので、比較的気軽に取り入れやすいと思います。

既存リビングに「後付け」で間接照明を。造作工事 vs 置型照明
今あるリビングを壊さずに、間接照明でおしゃれにしたいです。大工さんに頼んで天井にライティングレールや幕板を作ってもらう「一部リフォーム」と、市販の置型照明を配置するのでは、空間の広がりや高級感にどれくらいの差が出ますか?プロが推奨する「後付けでも本格的に見える」手法が知りたいです。
天井に幕板を付けて間接照明を仕込むと、天井が浮いて見え、奥行きが出てホテルライクになります。
光源が完全に隠れるため、視界のノイズが減り、置き型照明よりも空間の広がり感が出やすいです。
一方で、置き型照明は雰囲気は出ますが、天井自体は暗いままなので、空間全体の広がりという点では少し限定的です。
【市販照明で考えるなら】
・天井を照らすフロアライトを使う
・壁際から20〜30cm離して置く
・調光できるものを選ぶ
これでもかなり雰囲気は出せると思います。
また、浮遊感を出したいのであれば、
・家具の下に光を入れる
という方法も有効です。
その場合は、
・LEDテープ
・できれば拡散カバー付き
を使うと、光がきれいに回りやすいです。
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