ミントとライムによって爽快な味が約束されている「モヒート」は、お酒好きにも人気なカクテルの1つです。材料さえあれば意外と簡単に作ることができるので、作り方を知っておくといいですよ。
居酒屋で飲むモヒートと、家庭で飲むモヒートとでは、味の感じ方が変わります。どちらもそれぞれの良さがあるので、カクテル好きとしては両方たしなんでおくべきでしょう。休日にカクテルを作って優雅なひとときを過ごせば、毎日を充実させることにつながるかもしれませんよ。
モヒートを作るための材料
1.ミント
モヒートに欠かせない材料であるミントは、さっぱりした味を引き出す主役です。
多くの場合、より強い爽快感を得るためにスペアミントがすすめられます。だいたい10~20枚ほど使用するので、ある程度まとめて購入しておきましょう。
2.ライム
ライムとミントが合わさることで、モヒートらしさが際立ちます。量はだいたい4分の1程度でOK。ライムではなくレモンを使ったり、皮を入れなかったりといったアレンジも可能です。ライムはすりつぶして利用するので、潰しやすいように最初からカットしておくといいでしょう。
3.砂糖
角砂糖を1つ準備しましょう。ラムはそもそもサトウキビを原料にしたお酒です。サトウキビと近い、茶色の砂糖を使いましょう。白砂糖よりも合います。もちろんサトウキビでもいいですよ!
4. ラム
モヒートをカクテルとして成り立たせる最後の材料はラムです。氷とソーダ水を適宜混ぜ合わせて、自分の好みになるように調節しましょう。
一般的にはバカルディラムを使用することが多いかもしれません。その他にもウォッカなども利用できるため、慣れてきたらさまざまな味が楽しめるでしょう。またラムを入れずにアレンジすれば、ノンアルコールでモヒートを楽しむこともできます。
モヒートを作るための道具
1. ペストル
ライムと砂糖をつぶすために、ペストルというおしゃれなすりこぎ棒が使われます。スプーンやマッシャーでも代用できますが、ミントの葉とライムを上手に混ぜ合わせるには、やはり専用のペストルがほしいところですね。
この記事の冒頭の写真の、右下に写り込んでいるギザギザとしたすりこぎ棒のことです。
2. タンブラーグラス
ライムやミントを混ぜる土台として、丈夫なタンブラーグラスが必要不可欠です。グラスのなかで材料をつぶすことになるので、厚手で壊れにくいものを選ぶようにしてください。ペストルのサイズと合わせて、使いやすいものをいろいろ探してみるといいでしょう。
またデザインにこだわることで、よりモヒートを美味しく感じることができるかもしれません。お気に入りの専用グラスを用意して、カクテルを飲むことそのものを楽しんでください。
グラスはあらかじめ冷蔵庫や冷凍庫に入れて、冷やしておくといいですよ。
3. マドラー
ラムを加えた後には、マドラーでかき混ぜます。グラスの高さ大きさに合うマドラーを用意しておけば、よく混ぜることができ味の分離を防ぐことができるでしょう。
マドラーはモヒートの味を決める大事な局面を左右する道具となるので、決して見くびらないようにしてくださいね。
モヒートを作る簡単ステップ
1. ライムのカット&下処理
モヒートを作るための最初のステップは、ライムのカットです。すりつぶしやすい形に整え、不必要であれば皮を取り除いてください。目安としてだいたい4分の1カットのさらに4分の1を狙うといいでしょう。使用するグラスに対して大きくなり過ぎないように注意してください。
砂糖やミントの下処理も、この段階で終わらせておきます。とはいっても具体的にすることは少なく、とりあえずすぐ投入できるように手元に置いておく程度でも十分です。
砂糖は必要量をあらかじめ図り、計画的に利用しましょう。
2. 材料をすりつぶす
タンブラーグラスにカットしたライムを入れ、ペストルやすりこぎ棒でつぶします。この際にあまり強く押しすぎると、ライムの皮から苦みが強く出るので要注意です。果汁が十分に出たら砂糖を加え、味が浸透するように馴染ませましょう。ここで入れる砂糖は、シロップなどでも大丈夫です。
つぶすポイントとしては、あまり強い力を入れすぎないことです。原形をとどめないほどコナゴナにする必要はないので、あくまでライムの味を染み出させることに集中しましょう。
3. ミントを入れる
ライムと砂糖が混ざりあったら、いよいよミントの出番です。軽く洗ったミントをグラスに入れ、これもまた軽くすりつぶします。ここでも力加減に注意が必要です。ミントの味が出すぎると、モヒートとしての大切なバランスが崩れてしまうでしょう。ミントの味がたまらなく好きだという人は、量を多めに調整してもOKです。慣れれば自分にとって適切なミントの量が、だんだんとわかってくるでしょう。
4. ラムとソーダ水を混ぜて完成!
ライムと砂糖、そしてミントが適切に混ざりあったことを確認したなら、後はラムとソーダ水を入れて完成です。ラムはだいたい40~50mlが基本とされているので、少しずつ足してソーダ水との分量を調節するようにしましょう。
氷といっしょに投入すると、キンと冷えた美味しいモヒートが出来上がります。味がかたよりなく全体に広がるように、マドラーでしっかりと混ぜてくださいね。
5. さまざまなアレンジを試そう
モヒートはさまざまなアレンジが考案されていて、オリジナルレシピの数は相当数に上ります。ラムの代わりにウォッカを使用したり、ライムの種類を変えてみたりといった基本的なものから、モモやパイナップル、パクチーなどを使ったアクセントの強いアレンジもたくさんあります。
いろいろ試してみることで、モヒートの可能性を広げていくことができるでしょう。上記のような基本的な作り方に慣れてきたら、ぜひあなただけのオリジナルアレンジを探してみることをオススメします。
最後に
モヒートはバーや居酒屋だけで楽しめるものではなく、自宅でも簡単に味わうことができます。出かけたくはないけど美味しいモヒートが飲みたい!そんなわがままな気持ちになることはありませんか。そんな時に備えて、レシピと材料をあらかじめ用意しておくといいですね。
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