洗面台のリフォームをする際に、どのメーカーを選ぶべきか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。さまざまなメーカーがありますが、それぞれの特徴は異なります。この記事では、おすすめの洗面台メーカーやリフォーム費用などについて解説します。
洗面台リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
(株)スマイルホーム
洗面台の国内主要メーカー
洗面台メーカーにはさまざまな種類があります。ここでは代表的な国内メーカーを10個ご紹介します。
LIXIL(リクシル)
LIXILはシステムキッチンやアルミサッシなど、業界でトップシェアを誇る商品を多数輩出している住宅設備メーカーです。洗面化粧台では、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品ラインナップを展開しています。
どのシリーズもおしゃれなだけでなく、日々の手入れや掃除が楽な点が魅力です。省エネ関連の機能を標準装備した商品も多く、水道代や電気代の削減も見込めるでしょう。また、グレード別に商品が展開されており、予算に応じた選択ができます。
LIXILの人気商品は「ピアラ」と「オフト」です。
【洗面台の種類例】ピアラとオフト
ピアラ
サイズバリエーションが豊富なシリーズです。間口が600mmと750mm、900mmの3つの標準タイプに加え、500mmのコンパクトタイプも用意されています。住宅の間取りや家族構成、ライフスタイルに応じた選択が可能です。
洗面ボウルは深さが185mmと深く、バケツの水汲みや衣類のつけ置き洗いもしやすい設計です。本体価格は17万〜37万円に設定されています。
オフト
奥行きが500mmのコンパクトな設計です。洗面室が狭くても、ドアとぶつかる心配はいりません。
洗面台の高さや化粧鏡の取り付け位置は、住宅の間取りに応じて調整可能です。また、水栓には微細シャワー機能を搭載しており、通常と比べて節水効果が期待できます。LED照明にも省電力タイプを使用しており、水道代と電気代を大幅に削減可能です。
オフトの本体価格は9万〜20万円で、比較的リーズナブルな価格に設定されています。
TOTO
TOTOはトイレや水栓金具、ユニットバスなど、水まわり商品を中心に販売・製造を手掛けるメーカーです。洗面台のラインナップは他社よりも多く、13シリーズを展開しています。
どのシリーズも使い勝手を重視しており、機能性や利便性に優れた製品が多いです。髪の毛が流れやすいよう設計されたすべり台ボウル、排水溝の汚れや菌を防ぐきれい除菌水など、魅力的な機能が標準装備されています。TOTOの人気シリーズはオクターブとサクアです。
【洗面台の種類例】オクターブとサクア
オクターブの強みは水栓に自動吐水機能を搭載している点です。センサーが人間の手を感知して水を流すため、レバー部分に汚れや雑菌が付着するのを防ぎます。メニューボタンで手動やロック機能に切り替えられるため、掃除の際に水が飛散する心配はいりません。
また、タッチレスワイドLED照明を搭載しており、歯磨きやメイクもしやすいです。オクターブはTOTOのなかでもグレードが高い商品のため、本体価格は36万円からに設定されています。
一方、サクアはオクターブよりも安く、本体価格が19万円からに設定されているシリーズです。「ひろびろ陶器ボウル」と呼ばれるスクエア型の大きい洗面ボウルを採用しています。
大きなバケツを置いても余裕があるだけでなく、中央が深く設計されており、洗髪や洗濯の際に水が飛び散る心配はいりません。さらに、洗面ボウルの表面は凹凸をナノレベルまでツルツルな質感に仕上げており、汚れや水垢の付着を避けられます。
パナソニック
パナソニックはバスルームやシステムキッチン、宅配ボックスなど、住宅設備の品揃えも豊富なメーカーです。洗面台も家族構成やライフスタイルに応じた選択ができるよう、ラインナップが充実しています。
パナソニックの人気商品は「シーライン」と「ラシス」です。
【洗面台の種類例】シーラインとラシス
シーラインの強みは清潔でキレイな状態を長く保てる点です。水洗レバーやカウンターには、抗菌仕様の部材を選択できます。いずれもSIAA認証基準を満たしており、衛生面を必要以上に心配する必要はありません。
洗面ボウルはカウンターと一体型の継ぎ目のないデザインで、スッキリとした印象を与えられます。毎日の拭き掃除がしやすい点もプラスです。また、水栓や化粧鏡は子どもの身長に合わせて設置されており、家族全員が気持ち良く使えるでしょう。
一方、ラシスはカウンターに人造大理石を使用し、高級感や上品さを演出しています。カウンターにはドライゾーンも設けられており、女性がメイクや髪の毛をセットしやすい構造です。
クリナップ
クリナップはシステムキッチンやバスルームを手掛ける住宅設備機器メーカーです。洗面化粧台は耐久性に優れたステンレスをキャビネットに使用し、汚れの付着やカビの発生を防いでいます。クリナップの人気商品は「ティアリス」と「ファンシオ」です。
【洗面台の種類例】ティアリスとファンシオ
を演出しています。耐衝撃性にも優れ、モノを落としてもキズが付きにくいです。耐薬品性にも優れており、薬品の影響で変色や劣化が起きる心配はありません。
ティアリスの本体価格は、30万6,000円からに設定されています。また、ファンシオは洗面ボウル全体を広く、中央部分は深く設計している点が特徴です。水が流れやすくなるだけでなく、洗顔の際も水の飛散を防げます。
また、間口が900mmのタイプはセミドライゾーンが追加されており、化粧品やメガネなどの一時置き場に使えるでしょう。本体価格もティアリスより大幅に安い16万1,000円からに設定されています。
タカラスタンダード
タカラスタンダードは、システムキッチンや浴室、内装材など、幅広い商品の製造・販売を手掛けるメーカーです。洗面化粧台には、耐久性に優れたホーロー製を採用しています。
同社は独自の技術によってガラスとの密着性を高めた「高品位ホーロー」を活用しており、衝撃で割れる心配はいりません。タカラスタンダードで人気の商品は、「ファミーユ」と「オンディーヌ」です。
【洗面台の種類例】ファミーユとオンディーヌ
ファミーユの特徴はアクリル製の人造大理石を活用したカウンターです。ドライエリアとウェットエリアが2つ用意されており、メガネやコンタクトなどが濡れる事態を避けられます。汚れや水垢が溜まりにくい構造に設計されている点も魅力です。
ファミーユの本体価格は13万1,600円に最低価格が設定されています。一方、オンディーヌは収納力に優れている点が特徴です。収納扉上のスライドポケットは出し入れがしやすく、水栓の横にはマグネット収納があります。
収納スペースが多く、多くのアイテムをまとめられるため、非常に便利です。オンディーヌの本体価格は56,600円からで、比較的購入しやすい価格に設定されています。
ジャニス工業
ジャニス工業はトイレ用品や洗面台など、水まわり商品に特化した設備メーカーです。洗面ボウルは上質な陶器で作られており、汚れやキズの付着を防げます。節温水栓が採用されており、誤操作で水やお湯が継続的に流れる心配はいりません。
また、化粧鏡には「LED照明化粧鏡」と「くもり止めコーティング」が採用されています。省電力でくもりの発生を防げる点が特徴です。ジャニス工業の人気商品は、「フラット ラインキャビ」と「アルテ」シリーズになります。
【洗面台の種類例】フラットラインキャビとアルテ
フラット ラインキャビは縦型のコンパクトなデザインです。洗面ボウルは水が周囲に飛散しないよう、フラットに設計されています。水栓にはシャワーヘッドが搭載されており、洗髪や日々の掃除をスムーズに進められるでしょう。
本体価格は間口が600mmのタイプが17万6,000円、間口が750mmのタイプは19万6,000円に設定されています。また、アルテシリーズは、余計な収納スペースを省いたスリムな構成が特徴です。
キャビネットが下に搭載されているため、掃除用具やタオルの収納場所に困る心配はいりません。本体価格は洗面台が35,000円、洗面化粧台が10万9,000円に設定されています。
トクラス
トクラスはキッチンや浄水器などを展開する住宅設備機器メーカーです。楽器メーカーとして有名なヤマハの住宅設備部門が前身で、2013年にトクラス株式会社へ社名変更をしました。
豊富なノウハウにもとづく実用性重視の洗面台は、多くのユーザーから高い評価を得ています。トクラスで人気の洗面台シリーズは「アフェット ベッセルボウル」と「エポック」です。
【洗面台の種類例】アフェットベッセルボウルとエポック
アフェット ベッセルボウルは、収納力に優れています。キャビネットの引き出しは、タオルやドライヤー、ヘアアイロンなど、各種グッズをまとめられるため、使い勝手が良いです。
カウンターのサイズも最大1,650mmまで広げられるため、収納スペースの不足に悩む心配はいりません。また、洗面ボウルは最大14Lの容量まで水を張れます。水の飛散を防ぐ形状となっており、洗濯物や運動靴の予洗いも安心しておこなえるでしょう。
アフェット ベッセルボウルはパッケージプランが複数用意されており、28万8,000円が最低価格に設定されています。
一方、エポックは洗面ボウルとカウンターに人造大理石が使用されている点が特徴です。汚れが溜まりにくく、カビやぬめりの発生を避けられるため、毎日のお手入れも簡単です。料金プランはいくつか用意されており、24万2,000円が最低価格に設定されています。
ウッドワン
ウッドワンは上質な無垢材を使ったシステムキッチンやフローリング、収納ケースなどの製造・販売を手掛けるメーカーです。本来、水まわり商品に木材は合いません。しかし、ウッドワンは優れた技術力によって、無垢の魅力を感じられる洗面台の開発に成功しました。
ウッドワンの人気商品は「無垢の木の洗面台」です。シリーズの種類を問わず、無垢材特有の柔らかく温かい空間を形成できるでしょう。
【洗面台の種類例】無垢の木の洗面台
無垢の木の洗面台はユニットタイプとワイドタイプ、オープンタイプの3種類から選択できます。ユニットタイプは他の2つと比べてスリムなサイズの商品です。奥行きが520mmで、間口が600mmの商品を多く用意しています。
ワイドタイプは収納スペースが広い点が特徴です。間口が1245㎜の商品も多く、洗剤やタオルなど、周囲に多くのアイテムを置けます。そして、オープンタイプは無垢材のカウンターに、洗面ボウルと水栓を組み合わせたシンプルな構成です。
住宅の大きさに応じて、間口の広さやキャビネットの有無を自由に選択できます。また、ボウルの素材は陶器と磁器との、2種類から選択できます。
アイカ工業
アイカ工業は化粧板や人造大理石、接着剤などの製造・販売を手掛けるメーカーです。洗面台は、スタイリッシュなデザインのカウンター型に特化しています。アイカ工業の人気商品は、「アイカスタイリッシュカウンター」です。
【洗面台の種類例】アイカスタイリッシュカウンター
アイカスタイリッシュカウンターは、アクリル系の人工大理石を使用したモダンなデザインの洗面台です。2010年度にグッドデザイン賞を受賞しました。オンボウルデザインやセットインタイプなど、洗面ボウルの取り付け方法も豊富です。
また、これまで培ってきたノウハウを活かし、耐久性に優れた設計に仕上げています。
サンワカンパニー
サンワカンパニーはキッチンや浴室、エクステリアなど、さまざまな商品を展開する住宅設備機器メーカーです。洗面台は比較的リーズナブルな価格に設定されている商品が多く、予算に応じた選択ができます。
サンワカンパニーの人気商品は、「フィオレット」と「カスタムカウンター」です。
【洗面台の種類例】フィオレットとカスタムカウンター
フィオレットの特徴は、カウンターと洗面ボウルが一体型のデザインです。継ぎ目のないシームレスなデザインによって、清潔感や重厚感を演出します。カウンターには人造大理石の一種「クオーツ」を使用しており、汚れやキズが付着しにくいです。
カラーも7色用意されており、インテリアに合ったデザインを表現できるでしょう。最低価格は12万4,500円に設定されています。一方、カスタムカウンターは、カウンターの幅や奥行きを指定できる点が魅力です。幅は1mm単位、奥行きは300mmから指定できます。
値段も19,800円からと安く、コストパフォーマンス重視の方におすすめです。
洗面台の海外メーカー
オリジナル性やデザイン性を重視している方は、海外メーカーを選ぶのも1つの選択肢です。長年多くのユーザーに利用されている海外メーカーを5つ紹介します。
DURAVIT(デュラビット)
DURAVITは200年以上の歴史を誇るドイツの洗面台メーカーです。Vero AirやVeroが人気商品となります。世界的に著名なデザイナーがデザインを担当しており、これまで数多くの製品がデザイン賞を受賞してきました。
洗面ボウルは水が飛散しないよう、深く設計されています。一方、縁や厚みは薄くなっており、実用性を損ねずおしゃれな雰囲気を印象付けられるデザインです。洗面ボウルと排水カバーにはセラミックキャップを使用し、高い耐久性を実現しています。
また、置き型や壁取り付け型など、設置方法の選択肢が豊富です。サイズのバリエーションも多く、住宅の間取りに合った洗面台が見つけられるでしょう。
【洗面台の種類例】Olympia
Olympiaは創業から45年の歴史を誇り、世界40か国以上で製品が利用されているイタリアの洗面台メーカーです。優れた施工技術を持つ職人と最新の成型技術を組み合わせ、デザイン性と機能性に優れた製品を長年供給してきました。
Olympiaは、通常よりもコンパクトなサイズの洗面台を多く揃えています。LINEA LAVABIシリーズは間口が500mmや540mm、IMPEROシリーズは490mmです。日本支社がなく、購入先はECサイト経由になります。デザイン性重視の方におすすめのメーカーです。
【洗面台の種類例】VitrA
VitrAは創業から82年の歴史を誇る水まわり設備の総合メーカーです。トルコの伝統的な浴室文化と職人技術が凝縮された製品は高い評価を受けており、世界75か国以上の人々に利用されています。
近年はデザインスタジオの開設や著名なデザイナーの活用によって、デザイン性の向上にも力を入れてきました。VitraやNEST TRENDYなど、通常よりもややコンパクトなサイズのラインナップが充実しています。
また、Olympiaと同様、購入先はECサイト経由になります。
KOHLER(コーラー)
KOHLERは、アメリカの水まわり設備に関する総合メーカーです。150年以上の歴史で培ったノウハウを継承しつつ、最先端のデザインを追求しています。日本の正規代理店には株式会社JPKが選出されており、ショールームや購入先を個別に探す必要はありません。
KOHLERの特徴は、システム洗面化粧台に特化している点です。「ELLIE」と「KATE」、「LAYLA」の3シリーズから好きな製品を自由に選択できます。ELLIEは白をベースとしたデザインで、清潔感を演出できる点が特徴です。
また、KATEはシックでモダンな雰囲気を演出し、LAYLAはエレガントな雰囲気を印象付けられます。デザインの自由度を重視している方、各パーツにこだわりがある方におすすめのメーカーです。
【洗面台の種類例】ビレロイ&ボッホ
ビレロイ&ボッホは1748年に創業したドイツの陶器メーカーです。洗面台の他にも、食器やテーブルクロスなど、ライフスタイル全般に関する製品を長年供給してきました。ビレロイ&ボッホの洗面台は、実用性とデザイン性を高いレベルで兼ね備えている点です。
洗面台の表面に塗られた釉薬が独特の光沢を放つだけでなく、吸水性や防汚性を高めています。また、これまでのノウハウと職人の技術が詰まった美しいデザインによって、洗面所や洗面化粧室を洗練された空間に仕上げられるでしょう。
ビレロイ&ボッホの洗面台を検討中の方は、ECサイトから購入も可能です。
洗面台を選ぶときに確認すべきポイント
洗面台メーカーを選ぶ際には、以下の点を確認しておきましょう。
1.サイズとレイアウト
- 設置スペース: 洗面台の設置場所の寸法を正確に測り、そのスペースに合ったサイズの洗面台を選びます。狭い場所にはコンパクトなデザイン、広い場所には収納力のある大型洗面台が適しています。
- レイアウト:洗面台の配置や使い勝手を考慮し、家族全員が使いやすい配置にすることが大切です。
2.デザインとインテリア
- デザインの調和:洗面台のデザインが家全体のインテリアと調和するものを選びます。モダン、クラシック、ナチュラルなど、部屋のスタイルに合ったデザインを選ぶことで、統一感が生まれます。
- カラーと素材: 洗面台の色や素材もインテリアに影響します。カラーバリエーションが豊富なものや、高級感のある素材を選ぶことで、洗面所の雰囲気を向上させることができます。
3.機能性
- 掃除のしやすさ:お掃除ラクラク排水口やすべり台ボウルなど、掃除がしやすい機能が付いた洗面台を選ぶと、日常の手入れが楽になります。
- 収納力:洗面台の下に大容量の収納キャビネットがあると、タオルや化粧品などを効率よく収納できます。
- 使いやすさ:鏡や照明の配置、引き出しの使いやすさなど、日常の使用に便利な機能を備えたものを選びましょう。
4.素材と耐久性
- 耐久性の高い素材:人造大理石、ホーロー、ステンレスなど、耐久性が高く、メンテナンスがしやすい素材を選びます。これにより、長期間にわたって美しさと機能を維持できます。
- 防汚・防カビ機能:特殊な加工技術やコーティングにより、汚れやカビの付着を防ぐ機能があるものを選ぶと、清潔な状態を保ちやすくなります。
5.メーカーとブランドの信頼性
- 信頼できるメーカー:LIXIL、TOTO、パナソニック、クリナップ、タカラスタンダード、トクラスなど、信頼性の高いメーカーを選びます。これらのメーカーは品質が保証されており、アフターサポートも充実しています。
- 各メーカーの特徴や強みを理解し、自分のニーズに合ったブランドを選びましょう。例えば、LIXILはデザイン性が高く、TOTOは掃除のしやすさに優れています。
6.価格と予算
- 予算内での選択:予算内で購入できる洗面台を選びます。価格帯を比較し、リーズナブルなものから高価格帯のものまで、自分のニーズと予算に合った洗面台を選びましょう。
- コストパフォーマンス:高機能でありながら、価格で抑えられているものを選ぶと、コストパフォーマンス高くなります。
7.慎重に合ったサイズを選ぶ
各メーカーから販売されている洗面台と洗面化粧台は、ある程度サイズが決まっています。一般的な洗面台のサイズを以下の表にまとめました。
間口 | 600mm、750mm、900mm |
奥行き | 400mm~600mm |
高さ(床~洗面台ボウルまで) | 750mm、800mm、850mm |
洗面台のサイズで重要な点は高さです。ご自身や家族の身長より低いと腰に過度な負担がかかり、高すぎるとは服や床が濡れやすくなります。また、お住まいの間取りに余分なスペースも生まれ、スムーズにドアを開閉できません。
商品を購入する前に、ショールームでご自身や家族の身長と合っているかを確認しましょう。また、間口や奥行きに関して、上記以外の選択肢を用意している洗面台メーカーもあります。サイズを細かく指定したい方は、事前に寸法を測っておきましょう。
洗面台交換のリフォーム費用
洗面台リフォームの工事費用は、30万〜70万が費用相場です。新しく洗面台を設置する場合、洗面台の位置変更が必要な場合は、配管工事や配線工事が必要です。洗面台の交換飲みと比べて、工事費用が高騰するため、注意しましょう。
また、洗面台だけを交換する場合は、洗面台のサイズによって工事費用が変動します。各サイズの費用を以下の表にまとめました。
サイズ | 本体価格(相場) |
〜600mm | 7万〜19万円 |
600mm〜750mm | 8万〜30万円 |
750mm~ | 15万〜50万円 |
そして、洗面化粧台を新しく導入する場合、洗面化粧台のグレードも工事費用に大きな影響を及ぼします。グレードごとの価格相場を以下の表にまとめました。ハイグレードの商品は料金に幅があるため、必ず本体価格と機能性を確認してから、購入を判断しましょう。
グレード | 本体価格(相場) |
リーズナブル | 5万~8万 |
スタンダード | 8万~20万 |
ハイグレード | 20万~100万 |
洗面台交換+内装工事
洗面台交換と一緒に内装工事を依頼する場合、内装工事はオプション扱いとなります。工事費用が別途発生するため、注意が必要です。洗面台リフォームと共に依頼可能な主なオプション工事に関して、以下の表にまとめました。
工事内容 | 費用(相場) |
鏡のくもり止めコーティング | 1万円~ |
洗面所のクロス・床の張り替え | 5万円~ |
物干しの設置 | 5万円~ |
吊り棚の追加 | 8万円~ |
縦型キャビネットの設置 | 10万円~ |
洗面台交換と同じ工事業者に内装工事を依頼すると、工事費用や発注先を探す手間を減らせます。
洗面台リフォーム工事の依頼先
洗面台リフォームの工事業者は依頼内容に応じて、選び方が異なります。洗面台の交換だけが目的の場合、水まわり設備の専門業者に依頼するのがおすすめです。豊富なノウハウや優れた施工技術を持つ職人に作業を依頼できるため、素早く正確な仕事ぶりが望めます。
また、自社で工事を完結するため、中間マージンや作業台が施工費に上乗せされる心配もいりません。一方、洗面台リフォームと内装工事を同時に実施したい場合は、工務店やリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
洗面所の実用性と空間デザインも含めた提案が得られるため、自分好みの空間に仕上がります。ミスマッチを避けるため、洗面台リフォームと内装工事の施工事例を確認しておきましょう。
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