06/20/2022

土がなくても手軽&リーズナブルにできる!ハーブの水耕栽培を始めよう!

植物のある暮らしに憧れはするけれど、お世話や費用のことを考えると二の足をふんでしまう人におすすめなのが、ハーブの水耕栽培です。

水耕栽培なら、庭はもちろん、プランターや鉢も要らず。室内で手軽に育てられるので初心者にもぴったり!しかも、必要なものは100均やスーパーなどで手軽に揃えられるんです。



目次

  • 簡単さを追求するなら「水挿し(挿し木)」がおすすめ
  • 収穫量を増やしたいなら、種から育てるのが◎
  • 簡単&おしゃれで美味しい!ハーブレシピをご紹介
  • ハーブを使えば、いつもの食卓がぐんとオシャレに!
  • 簡単&おしゃれで美味しい!ハーブレシピをご紹介
  • もっとハーブを楽しむために、知識を深めよう
  • 簡単さを追求するなら「水挿し(挿し木)」がおすすめ

    挿し木とは、株や枝の一部を切り取り、発根させて増やす方法です。通常は、サボテンなどの多肉植物や観葉植物、種から育てるのが難しかったり時間がかかってしまったりする樹木や草花に用いる方法ですが、一部のハーブにもとても適しています。

    「水挿し」の始め方

    1. 水耕栽培したいハーブの枝を用意し、10〜15cmほどにカットする。
    2. 水に挿す(つける)部分は下葉を取っておく。
    3. ガラスのコップや瓶などに水を入れ、ハーブを挿しておく。
    4. 水換えは1日1回程度、直射日光の当たらない・明るい日陰に置いておく。

    だいたい1〜2週間ほどで、白い根っこが生えてくるでしょう。ハーブの枝は、スーパーの野菜売り場にあるキッチンハーブ(カットされたもの)でOK!料理に使った残りを活用してもいいですね。

    ハーブは、植物の中でも生命力・繁殖力が強いものが多いため、ほぼ一年中大丈夫ですが、中でも5〜6月頃、9〜10月頃が植物の成長期であり、育てやすい時期とされています。

    特に、初めてチャレンジする人は、この時期に始めるのがおすすめです。

    「水挿し」に向いている、おすすめハーブ

    ミント

    爽やかな香りが特徴のミントは、多くの人にとって真っ先に思い浮かぶハーブの1つではないでしょうか?ハーブの中でも丈夫で繁殖力が強いため、初めてハーブを育てる人にぜひおすすめしたいハーブです。

    ローズマリー

    頭がシャキッとする清涼感のある香りが特徴のハーブです。丈夫で育てやすいため、庭先はもちろん、街路樹として植えられていることも。肉料理や煮込み料理などによく使われるため、馴染みのある人も多いでしょう。ミント同様、野菜売り場にあるものでOKです。


    バジル

    料理に使うハーブといえば、やはりコレでしょう。ピッツアやパスタなど、手軽に食べられるイタリアンでトマトと一緒に使われているのをよく見かけますね。

    ミント・ローズマリーと同様、枝(茎と葉)から発根させることも可能ですが、キッチンハーブとして小さなポットで植えられているものを活用すれば、すでに根っこが出ているため、とても簡単に育てられます。暖かく明るい場所を好むため、初夏〜夏にかけて育てるといいでしょう。


    レモンハーブ



    名前の通り、レモンのようなフレッシュな香りが特徴のハーブです。ミントのような小さな葉っぱが可愛らしく、料理やスイーツなどに添えるのもぴったり。クセが少なくほんのりと甘みのある味わいを香りとともに楽しめるハーブティーもおすすめです。

    収穫量を増やしたいなら、種から育てるのが◎

    まとまった量のハーブを収穫したいなら、種から発芽させて育てるのがおすすめです。「水挿し」と比べると、成長するまでに時間を要しますが、日々少しずつ大きくなっていく姿を見るのも、植物を育てる醍醐味ですよ。

    種から発芽させる方法(水耕栽培)

    <用意するもの>

    ・ハーブの種
    ・スポンジ
    ・スポンジを置く皿
    ・ラップ
    ・ピンセット(あれば)
    ・液肥

    ※いずれも100均などで売られている安価なものでOK

    1. スポンジを3センチ角にカットし、中央に十字の切り込みを入れる(複数用意する)
    2. 皿にスポンジを置き、水をかけ、しっかりと吸水させる
    3. 十字の切り込みに、種を2〜3粒ずつまく(ピンセットを使うとやりやすい)
    4. スポンジの乾燥を防ぐため、ラップをふんわりとかけておく
    5. 直射日光の当たらない、暖かい場所においておく(目安は25度くらい)
    6. スポンジが乾燥してしまわないように、時々霧吹きで水分を与える
    7. 早ければ1週間ほどで発芽するので、1つのスポンジに1つの苗となるように間引く

    発芽から1〜2週間経ったら、液肥を薄めた培養液で育て始めます。植物は根を張り伸ばしていくことで、茎や葉も成長していきます。そのため、根が伸びる場所がなくなると全体の成長も止まってしまうため、大きく育てたい場合には、植え替えをするといいでしょう。

    熱処理をした人工土(セラミスやハイドロボール)も100均で購入できます。好みの鉢やボウルなどに植え替えすれば、インテリアとしても楽しめそうです。

    ハーブを使えば、いつもの食卓がぐんとオシャレに!

    ハーブが育ってきたら、葉を摘み取ってどんどん使いましょう。バジルやミント、レモンバームは葉っぱが柔らかいので、そのままちぎって使えます。コンビニのグリーンサラダとサラダチキンをお皿に盛り付け、ちぎったハーブを散らすだけで、ハーブの香り豊かなサラダに早変わり!

    肉料理や煮込み料理、トマトとも相性がよいローズマリーやバジルなら、市販のトマトソースを温める際にひと枝入れたり、上にトッピングするだけでもで本格的な味わいに近づきます。

    もっと手軽に楽しみたい人は、大さじ2杯分くらいのハーブの葉っぱをポットやカップに入れ、熱湯を注いで待つこと2〜3分。ハーブの香りいっぱいのハーブティーが完成です。摘み立てハーブならではのフレッシュな香りを存分に楽しみましょう。

    簡単&おしゃれで美味しい!ハーブレシピをご紹介

    ハーブを料理に使うのって難しそうだと思っていませんか? 摘んだばかりの新鮮なハーブは香りも格別!さっとちぎってトッピングしたり混ぜたりとするだけで、いつものひと皿をぐっとおしゃれに仕上げてくれますよ。


    いつもの目玉焼きも仕上げにハーブを散らすだけで、見た目も美味しさもぐんとアップ!

    刻んだハーブをクリームチーズに混ぜるだけ!前菜にぴったりのディップソース

    アイスティーやレモネードなど爽やかな飲み物と相性抜群!ハーブ氷

    間引いたバジルを散らすだけ!

    スイーツにトッピングするだけで爽やかな風味をプラス

    ポテト&ローズマリーは王道の組み合わせ!

    もっとハーブを楽しむために、ハーブ料理を習おう

    ハーブにはそれぞれに薬効があります。自分でハーブを育てたらどうやってハーブを食すかも重要なところ。さまざまレシピはあるけれど、ハーブの使い方を学びながら料理レッスンを受けてみるのもおすすめです。 ゼヒトモを活用すれば、ハーブ料理に詳しい専門家と出会うことも可能かも!? AIによるマッチングで、よりご希望に合う専門家を紹介してくれます。 気になる方はぜひ下のボタンをクリックして、チェックしてみてくださいね。

    近所のプロを探そう
    見積もりを出す(無料)