サングリアはスペインやポルトガルでよく飲まれているお酒で、フレーバーワインの一種です。ワインベースにフルーツを入れてほんのり甘い飲みやすいお酒になるので、ワインが苦手な人でも飲みやすいです。
サングリアは基本的には自宅でも作れることで人気です。色が鮮やかな赤ワインを使う人が多いですが、白ワインのサングリアも飲みやすいです。サングリアは日持ちはあまりしませんが、急な来客の際に簡単に即席でサングリアを作るとおしゃれなおもてなしになります。
サングリアを作るための材料
1.グラニュー糖
グラニュー糖を入れると酸味のあるワインでも甘くて美味しく、飲みやすくなります。
甘いお酒が好きな人や、もともとあまりお酒が飲めない人にとっては甘くて飲みやすい味に仕上げることができます。
2.赤(白)ワイン
赤ワインを選ぶ人は多いですが、白ワインでも美味しく作れます。赤いワイン内に浮かぶフルーツも印象的ですし、白いワインに付け込まれたカラフルなフルーツも美しいですよね。
3. フルーツ
サングリアにはオレンジやイチゴ、キウイなどの発色が綺麗なフルーツを入れると見栄えが良くなります。また、リンゴなどの、「漬け込んだ時に溶けないフルーツ」を選んでください。バナナなどは溶けてしまうため、液全体が濁る原因となるので避けましょう。
缶詰のフルーツを使うときは、その甘いシロップ液を一緒に入れて、グラニュー糖の量を減らしてもいいですね。
4.シナモン
シナモンはスティックタイプがおすすめです。パウダーでもいいですが、パウダーは液が濁ることもあるのでスティックタイプの方がいいでしょう。
サングリアを作るための道具
1.ボウルや瓶、ピッチャー
お酒とフルーツを漬け置く容器を用意します。分野ピッチャーで作ると冷蔵庫のボトルスタンドに立てて保管でき、そのままテーブルに出すこともできるので扱いやすいですよ。しかしガラスボウルにフルーツポンチのように漬け込んでテーブルに出しても、華やかです。
2. 包丁まな板
フルーツをカットします。
3. グラス
作ったサングリアを飲むのに合うグラスを用意しましょう。フルーツも一緒にグラスに入れると見栄えが美しいので、フルーツもワインも氷も存分に入れることのできる、大きめのグラスの方がいいでしょう。
サングリアを作る簡単5ステップ
1.ワインを入れる
ボウルやピッチャーに、ワインとグラニュー糖を入れます。
2. フルーツをカット
お好みのフルーツを一口大にカットします。オレンジなどの柑橘系のフルーツは種を綺麗に取り除いておきましょう。維管束(白い筋のような部分)も取り除いた方がいいですが、神経質にならなくても大丈夫です。
フルーツは小さくカットした方がワインと接触する面積が多くなるので、香りが立ちやすくなります。また、クッキーの型抜きなどで星型やハート型に切り抜いても可愛らしいです。
3. ワインに入れる
カットしたフルーツをワインの中に入れてください。シナモンを入れるのもいいですが、シナモンは好みがあるので、飲む人が不特定多数のパーティーのような場であれば、「シナモンスティック入りのサングリア」「シナモンスティックなしのサングリア」と作り分けてもいいかもしれません。
4. 冷やす
冷蔵庫で冷やします。すぐに飲むこともできますが、少しフルーツを漬け込んだ方がフルーツの甘みと風味が出てより美味しくなります。すぐに飲む時には氷をしっかり入れるか、あらかじめ冷やしておいたグラスを使うと美味しくいただけます。
5. 飲む前に仕上げ
そのまま飲んでも美味しいですが、ワインはアルコール濃度が高いお酒です。お酒が弱い方はオレンジジュースや炭酸水などで割って飲むと、飲みやすくなります。
飲む時にはワインだけでなくフルーツも一緒にグラスに入れましょう。食べてもいいので、先がスプーンの形状になったストローを添えてもいいかもしれません。シナモンスティックをかじってしまわないよう、シナモンスティックはグラスに入れないようにします。
また、おしゃれなパーティーの際にはグラスにミントを飾ってもいいですね。
最後に
サングリアの作り方はとても簡単で、赤ワインに缶詰フルーツを入れてオレンジジュースを混ぜるだけでも出来上がります。白ワインで作る際にも柑橘系のフルーツは人気です。
ちょっとしたホームパーティーの時にも人気な飲み物ですので、用意しておくと喜ばれるでしょう。日持ちはしないため、作るタイミングは当日もしくは前日にしてくださいね。