06/03/2022

未就学児の「習い事」事情を徹底調査!

保育園児や幼稚園児のママ友間で話題に出る確率上位が、習い事の話。小学生になると習い事をさせる家庭が平均して増えてくる印象だが、近年では未就学児に対する「早期教育」にも注目が集まっている。

今回は、「未就学児」に関する習い事に絞って最近のアンケート調査などを元に傾向やポイントをまとめました。


目次

■未就学児の習い事に関する現状と特徴
■未就学から習い事を始めるメリットと通う際の注意点
■おすすめポイント付き!人気の習い事ジャンル
■子どもの習い事教室をお探しの方はゼヒトモで


未就学児の習い事に関する現状と特徴

未就学児の約6割が習い事に通っている・通う予定

株式会社Daiが2021年10月に子どもがいる20代〜40代の男女2201人に行ったアンケート調査によると、「習い事に通っている」と回答した人は36.7%で、さらにそのうちの6.6%が「追加で検討している」と回答。また、24.2%が「通う予定」と回答したことから、全体の約6割以上が「習い事に通っている・通う予定」であることがわかっています。ちなみに小学校入学直前となる5・6歳だけに絞ると、さらにその割合は高くなり、「通っている」は58.2%、「通う予定」も12.4%と約7割近くになることがわかっています。

また、株式会社バンダイでも2019年5月に子どもの習い事に関する意識調査を行い、3〜6歳の未就学児童と小学生の子どもをもつ親700名を対象に「習い事を始めた時期」について調査したところ、全体の半数となる52.5%の子どもが、小学校入学前から始めているという結果に。

未就学児から習い事をさせるのは決して珍しいことでもなく、近年では当たり前になりつつあるのかもしれませんね。

人気はダントツで“水泳”

小学生の習い事でも人気の水泳は、未就学児でも男女ともに人気が高いです。

理由としては、小さいうちから水への恐怖心をなくして泳げるようにさせたいとか、体力づくりのため、有酸素運動なので呼吸器系が強くなる、肌も強くなるなど。小学校に上がると体育の授業でも水泳はありますし、家では指導しにくい分野なので、習い事で覚えるのがいいかもしれないですね。

そのほかには運動系は体操やサッカー、音楽系はピアノが人気。また近年では小学校での必須項目にもなっている英語やプログラミングなどの習い事も増えてきています。

出典:株式会社Dai 「2021年未就学児習い事調査・子どもが今習っている習い事(複数回答 n=700)」より https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000013191.html

月謝の平均は月5,000円〜10,000円

習い事といえば気になるのが月謝などの費用。習い事の種類にもよりますが、未就学児の習い事に関しては、月謝は5,000円〜10,000円前後の家庭がほとんど。ただし、最初にユニフォームや道具など必要なものに費用がかかったり、年会費やイベント費が必要な場合もあるので、月謝以外の費用については事前にチェックしましょう。


第二子以降は兄や姉の影響大!?

株式会社バンダイのアンケート調査によると、子供の意向で習い事を始めた理由のトップが「兄弟・姉妹が習っているから」。やはり上の子の習い事に付き添うことが多い第二子以降は、習い事で楽しんでいる兄や姉の影響を大きく受ける傾向にあることが判明。親もまた一から習い事の場所を探す手間もなく、また通う際も一緒に送迎ができたりするのもいいですよね。中には兄弟割がある習い事もあったりするので、上手に活用してみるといいですよ。

出典:株式会社Dai 「2021年未就学児習い事調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000013191.html 株式会社バンダイ「子どもの習い事に関する意識調査」https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question252.pdf


未就学から習い事を始めるメリットと注意点

◎未就学から習い事を始めるメリット

①小学校に上がる前の準備ができる

未就学児の習い事は、水泳や英語、体操など、小学校の授業で取り入れられている科目が主流だったりします。小学校で初めて体験するよりは、習い事などで事前に基礎だけでもある程度知っておいて経験していると、学校の授業でも気後れすることなく楽しめます。

また、年齢的に落ち着きがなく長時間集中が苦手な子どもが多いと思いますが、小学校に上がると集中力が必要となる場面に多く直面しますので、習い事で集中力を養うのもいい経験となるでしょう。


②視野や可能性が広がる

幼稚園や保育園、家庭以外のコミュニティに参加することで、地域や学年などにとらわれない友達を作ることができます。いろんな人とのコミュニケーションを通して、人との関わりや興味の幅も広がるので、早いうちからそういう環境に慣れさせるのは子どもにもいい影響となります。

また、プロと呼ばれる人たちは、幼少期から目標を定めて習い事をしていた人も少なくありません。習い事をすることで好きなことや夢中になれることに気づけることも大事。特に小さいうちに始めたことは身につきやすいので、未来への可能性も広がります。


③体が丈夫になったり、手先が器用になる

スポーツ系の習い事の場合、運動神経の発達だけではなく、基本的な体力が身につきます。この時期のお子さんはなんでこんなに体力があるんだ!?というほどに元気ではありますが、そこを上手に消化してあげられるよう、習い事でたくさん動けるといいですね。また音楽やアート系の習い事だと、手先を使うことが多くなるので器用になります。


未就学児から習い事をすることでたくさんメリットがあることがわかりますね。子どもがさまざま経験をし成長に繋がるという点では、習い事を上手に活用するのはとてもいいことなのではないでしょうか。

では習い事を始めるにあたって注意点はあるのでしょうか。


◎習い事に通う際の注意点

①子供が楽しんでいるかを一番に

どうしても親の気持ち優先で習い事を始めることの方が多いと思いますが、子どもが楽しくなさそうにしている状態が続くようであれば、習い事を続ける意味もありません。子どもが自主的に喜んで楽しめる環境づくりが、この時期には一番大切となりますので、子ども目線で考えるようにしましょう。これから通わせたいと思っている場合は、体験レッスンなどで子供の様子や習い事の雰囲気など、総合的にチェックするのがおすすめです。


②無理なく通えるかを考えよう

日々の生活の中でもそうですし、例えば体調不良の時など、子どもに無理をさせてまで通うことを優先する必要はないので、スケジュールなども含めて柔軟に対応できる習い事を選ぶといいです。駅から遠いとか、雨の日は通いにくいなど、意外と立地面が後から問題になる場合もあるので、そちらもふまえて選ぶといいですね。


③発生する費用は計算しよう

習い事によっては月謝の他に、入会金や教材費、ユニフォーム、楽器などさまざま費用が発生するものがあります。通う際にはどの程度の費用が発生しそうなのかを事前に確認の上、習い事を始めることをおすすめします。


おすすめポイント付き!人気習い事ジャンル

未就学児ならではのおすすめポイント付き、人気習い事ジャンルをご紹介します。

水泳

【おすすめポイント】

・早いうちに水への恐怖心をなくせる

・シンプルに泳げるようになる

・体力もつくし、呼吸器系も強くなる

・遊びの延長で楽しめる

・月謝は平均7,000円程度で初期費用もあまりかからない

・小学校の授業では必須なので、先行して経験できる

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ピアノ

【おすすめポイント】

・音感や記憶力が身に付く

・指先が器用になる

・表現力が高まる

・脳が活性化するため発達に良い

・発表会などがあるので度胸がつく

・楽譜が読めるようになる子どももいる

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英会話

【おすすめポイント】

・脳内に「英語の部屋」ができるのは今だけ

・音を覚えやすい幼少期の方が身につきやすい

・保護者でしっかり教えられる人が少ない

・リスニング力が身につく

・コミュニケーションが基本となるのでコミュニケーション能力がつく

・小学校の授業では必須なので、先行して経験することで理解度がはやくなる

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体操

【おすすめポイント】

・体幹を鍛えることで姿勢がよくなる

・怪我をしにくい、強い身体になる

・体が柔らかくなる

・運動への苦手意識がなくなる

・運動能力やリズム感もアップする

・協調性や競争心も身につく

・小学校の体育の授業でやるマット・跳び箱・鉄棒など先取り学習できる


サッカー

【おすすめポイント】

・体力がつく

・チームプレイなので協調性が養われる

・運動能力や瞬発力などがアップする

・競争心が身につく

・社会性が身につく

・運動への苦手意識がなくなる


最近人気急上昇!プログラミング

小学校でのプログラミング教育が必修化されたことで関心度も高まっている習い事。とはいえ未就学児だとまだ早いのでは?と思いますよね。確かに小学生向けの教室が多いのは事実ですが、多くのスクールでは年齢に合わせた授業内容を用意しているようです。

特に未就学時期は頭脳の成長が著しい時なので、この時期にも楽しめるスクールがあれば、一度体験レッスンを受けてみるのもいいかもしれません。言語を覚えるというよりは、論理的にものごとを組み立てていく力を、未就学児でも楽しくスムーズに取り組んでいけるよう工夫しているスクールもあります。

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こちらもチェック!リトミックやダンス

リトミックは「音楽教育法」の一つで、子どもたちはリズムを聞きながら自分なりの表現で、体を使ってリズムを生み出します。自由に体を動かすので、ベビーリトミックなどもあるように、未就学児の中でも特に小さいお子さんにおすすめです。

ダンスは「体を使った表現方法」。こちらも音楽に合わせて体を動かしていきますが、表現と同時に、型通りのステップを踏んだり、周囲と合わせるなどテクニック的な要素も重要なので、運動やスポーツの部類となります。

そのため、ある程度リトミックで基礎体力や音楽の基礎が身に付き、3歳ぐらいになったらダンススクール、という通い方も!それぞれのステージをふむごとに成長し、度胸や自信もついていくので、個性や年齢に合わせて選ぶのも大切です。



いかがでしたか?

未就学児だからこそおすすめしたい習い事、たくさんありますね。習い事、というとお勉強のイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、この時期の習い事はとにかく「楽しむこと」を大事にしている教室がほとんどです。

何より大切なのは子ども自身が楽しくイキイキしているかどうか。たくさんの経験を積むことで心も身体も育まれていきます。まずは無料体験などを利用して、お子さんの様子もしっかり確認しながら、個性に合った習い事を選んでください。


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