「料理が得意じゃない!家族はあんなに上手なのに」「自分が料理をするよりもパートナーが料理をする方がいい、私はキッチンに立ちたくない!」そんな方は、少なくないと思います。
誰にでも得意なこと、苦手なことがあるものですが、料理や食事は毎日口にするものです。確かにささっと手際よく何か作れるとかっこいいですよね。ここでは、料理下手の方でも扱いやすい、栄養価が高く調理が複雑ではない野菜を紹介します。
料理しやすく、栄養価の高い野菜10選
1.トマト
トマトの赤い色はリコピンという成分です。活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用のある成分で、ガンや動脈硬化を予防する効果が高いことがわかっています。ビタミンA、Cやカリウム、グルタミン酸が含まれます。切ってサラダに、薄く切ってレタスとハムと挟めばサンドイッチに。私は湯むきして冷凍しておき、すりおろしてサラダのドレッシングにしたり、そうめんのめんつゆに入れたります。
2.きゅうり
きゅうりの95%は水分です。ビタミンCやカリウムも含まれます。何が素晴らしいかというと、95%が水分なのにこの歯ごたえがあることです。体型に気を使う職業の人は、とにかく冷蔵庫にきゅうりを入れておいて、お腹が空いたらきゅうりをかじるという人もいます。サラダにも、漬け込んで浅漬けにも、切ってすぐに食べれる万能野菜です。
3.にんじん
1年中購入できるにんじんは、カロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンCが豊富に含まれています。すりおろして卵に混ぜてスクランブルエッグ(炒り卵)にしましょう。スクランブルエッグは、卵を無造作に混ぜながら火を通すだけなので簡単に作れます。栄養価の高い一品になりますよ。
4.パプリカ
国産外国産、赤黄色オレンジ、様々なパプリカが販売されています。火を通しても通さなくても美味しく、何より見た目が美しいですよね。ピーマンと比べるとビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍です。ピーマンは加工しないと苦味が苦手、という人も多いですが、パプリカは味にクセがないので食べやすいことが特長です。
5.トウモロコシ
高カロリーで、糖質とタンパク質が主成分です。缶のコーンは塩気が強いので、手に入る旬の時期(6月〜9月)はなるべく丸ごと皮付きで購入しましょう。電子レンジを使って簡単に調理できます。皮を剥いでヒゲを取り、水で洗って水気はそのまま残し、軽く塩をふります。そのままラップに包んで、電子レンジで7分〜8分加熱してください。暑いので5分は置いておくと、旨味を閉じ込めることができ、ちょうどいい具合の暑さになります。そのまま食べても美味しいですし、バーベキューの際の下ごしらえにも。料理が得意じゃなくても、電子レンジなら簡単に使えますよね。
6.ブロッコリー
カロテンとビタミンCの含有量はキャベツを上回り、数倍にもなるそうです。クロム・カリウム・鉄なども含まれています。ザクザクと切って熱湯で3分茹でればもう食べれます。
7.カリフラワー
白いブロッコリーとでも言いましょうか(全く別の野菜です)。加熱してもビタミンCが減りづらい野菜です。そのほか、ビタミンB1B2、カリウムなどが含まれます。ブロッコリーと同じ鍋で、お湯で3分茹でれば食べられます。茹でておけば、そのまま冷凍保存もできますよ。冷凍保存をするときは、硬めに茹でてください。
8.豆苗(とうみょう)
1年を通じて購入しやすく、また、価格も手頃な価格帯の野菜です。とうみょうって、えんどうの新芽と若芽なんですよ。カロテン、ビタミンCはほうれん草より多いです。ビタミンEやB、ミネラルなども豊富です。牛肉や豚肉を炒めて、豆苗を加え、オイスターソース・酒・醤油・砂糖・塩こしょうで味を整えればおいしい一品ができます。
9.キャベツ
キャベツにはキャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれています。キャベツは1年中購入できる野菜です。なるべく多くのレパートリーを持っておくと1年中利用できます。生で食べても炒めても美味しいので、料理が苦手でも加工しやすいです。
キャベツとニンジンと玉ねぎを適当に切ってお水を入れて煮て、アクを取り、コンソメの素とウインナーを入れて煮れば、スープになります。夏の食欲のない時期でも、冬の寒い時期の温かい一品でも。ダイエット中であれば千切りにして、山盛り食べましょう。
10.セロリ
生でスティック状に切って野菜スティックとして食べても、加熱しても美味しいです。料理に慣れてきたら、刻んでひき肉と混ぜ、餃子のタネにしてみてください。香りが強いので火を通してもその香りが減らず、非常においしいですよ!
ビタミンB、C、ミネラルなどが含まれています。日本に初めて持ち込んだのは加藤清正と言われています。熊本城を建設し明治神宮に井戸のある、あの加藤清正です。改めて、すごい人物ですね。
料理が下手?全然問題ありません
「パートナーの料理が、下手」
料理が下手でも困ることはありません。パートナーの料理下手を嘆くあなたは、料理上手ですか?人のことを嘆きすぎる人ほど、自分のことを棚に上げているかも?本当に料理が上手な人は、「じゃあわたしが料理するから、あなたは他のことをしててもいいよ(もしくは、手伝って!)」と言えるものです。
彼女が料理が下手、なんてナンセンスです。そもそも料理は女性がしなければいけない、男性がしなければいけないというものではありません。一時期、女性芸能人が料理をして、上手か下手かを競う番組がありましたが、あれも今となっては不思議ですね。
「料理が下手すぎる」
料理本や料理レシピを、読みながら作るのは難しいです。動画やテレビ番組を見ましょう。家族と同居しているのであれば、家族が料理をする様子を観察します。
料理が得意な人の手元を動画で見ていると、なんだか自分ができるような気になれます。しかしいざ包丁を握るとまだ全くできないはずです。そこで初めてようやく、「ではどうすればできるようになるだろう?」と、練習する気になります。
動画を見るだけでは上手にはなりませんが、回数をこなすと慣れてきますよ。
「料理下手を克服したい」
料理下手を克服するには、料理教室や料理のレッスンに通いましょう。時間の融通がつきにくい人は、Zehitomo で料理の先生を自宅にお呼びしましょう。
Zehitomo で料理教室のリクエスト(依頼)を出すと、5名以内のプロからすぐに料理レッスンの見積もりを取ることができます。「料理を学んでみたい」「下手なりにがんばるので、自分のペースに合わせて教えてほしい」という依頼を、気軽にぜひ出してみてくださいね。
「料理をがんばっているけど、全くセンスがない」
時には諦めも肝心です。全く上達しない、そんなことはよくあることです。無理ならばする必要はありません。日本には多くのレストラン、スーパーには新鮮な食材や調理済みのお弁当が並んでいます。
台所を汚したくない、冷蔵庫を持ちたくないがために「一切料理をしない」「全て買って済ませる」という人もいます。確かに料理をするには、料理道具を揃えたり食器を購入したり台所を片付けたりしなければなりませんから、その考え方は効率的でもあります。
もしくは、Zehitomo でケータリングのリクエスト(依頼)を出してみませんか。5名以内のプロから見積もりを取ることができます。ケータリングのプロを自宅に呼び、自分の代わりに料理してもらいましょう。「自宅に料理を作りにきて欲しい」「そのまま1週間分の作り置きをして欲しい」という依頼を、気軽にぜひ出してみてくださいね。
最後に
私は野球が苦手です。バッターボックスに立っても飛んでくるあの小さなボールをバットに当てることができず、とにかく下手です。しかし、人間にはできること、できないことがあるものです。
できないことに対して努力して上達を目指すもよし、努力するもよし。できないままでも困らないことであれば、諦めてもいいのではないでしょうか。料理は、できなくても困る、できないとダメ!というものではありません。どうしてもどうにかしなければいけない時には、プロフェッショナルの力を借りるのも便利ですよ。