ピアノを始めようと思っている方やピアノ初心者の方にはぜひ覚えて頂きたいのが「ピアノコードネーム」というものです。便利なコードを覚えてしまえば、ピアノを弾く際にも有効活用できます。ピアノを弾きたい方へおすすめのコードをここではご紹介していきます。
初心者or中級者、レベル別に理解するピアノコード一覧表と弾き方
簡単!初心者向けピアノコード
コードネームというものはコード(和音)の名前の事を示します。
よく楽譜に書かれているCやG7,Amの記号を見たことがある人もいるのではないでしょうか。特に初心者の人が使っているバイエルの多くの曲は左手がC(ドミソ)F(ファラド)G(ソシレ)のコードが多いのです。
コードの覚え方としてはまずはルート(根音)というものを覚えてからその後、好きな曲を弾きながらその曲の中で使われているコードを覚えていくのがおすすめです。ルートはコードを支えている音の事を指します。
たとえば、一般的な楽譜にもよく使われるCはドミソを表すコードになります。
このCのルートは「ド」になるので、Cm(C MAJOR)やC7(C SEVENTH, の一覧で触れます)と言ったコードは頭にCがつくのでルートは全て「ド」になるということです。
中級〜上級者向け ピアノコード一覧
コードをいち早く理解する際、楽譜の端に「A・B・C・D・E・F・G」と書き、その下にAから順に「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ」と書いておきます。
コードに#や♭が付いている場合は、その音にそのままつけて考えて頂ければ理解できると思います。
例えば上のコード一覧表に記載されているA♭=ラ♭、G#=ソ#となります。
ピアノコードを覚えるためのステップ(覚え方)
1.ルートを覚えたらコード(和音)を覚えましょう
自分の好きな曲のコードがついている楽譜を見て、コードのみ弾いてみましょう。一番下にAであれば「ラ」がきます。Cがくれば「ド」になります。その上にそれぞれ1つ抜かし(3度ずつ)で音を重ねていけば完成です。
例えば一番下にAが来る場合は「ラ・ド・ミ」。Cが一番下の場合は「ド・ミ・ソ」という和音になります。これを鍵盤上で弾けるようになることが第一ステップです。
2.基本の和音が弾けるようになったら展開してみましょう
先ほどご紹介した「ラ・ド・ミ」や「ド・ミ・ソ」などの基本形の和音。
これを入れ替えた「ミ・ラ・ド」、「ド・ミ・ラ」や「ミ・ソ・ド」「ソ・ド・ミ」と展開して弾くことが出来れば曲を弾くのにもっと便利になります。
基本の和音さえできてしまえば、様々なアレンジが可能になるので、慣れてきたらこちらもチャレンジしてみましょう!
3.コードを覚えていくための順番に注意しましょう
自分の好きな曲や弾きたい曲で使われているものから覚えるのもオススメですが、ピアノを職業として始められる方はまず最初にハ長調やト長調、ヘ長調、ニ長調の4つの形式を覚えていくとより幅広い曲に対応することが出来ます。
原曲がハ長調のI・IV・Vと例えるとC・F・Gで「ドミソ」・「ファラド」・「ソシレ」となります。これがヘ長調に変化するとI・IV・VがF・B♭・Cとなるので、「ファラド」・「シ♭レファ」・「ドミソ」と曲調も変わっていきます。
またこれがト長調になると、今度はI・IV・Vの部分が「G・C・D」になり和音も「ソシレ」・「ドミソ」・「レファ#ラ」と変化していきます。
ニ長調の場合には「D・G・A」となり「レファ#ラ」・「ソシレ」・「ラド#ミ」となり。曲調もだいぶ変わります。
このように調が変化するだけで曲自体が大きく変化するのが和音の特徴でもあります。同じようなコードが使われていることが多いので、理解しやすいと思いますが、まずは基本の形を覚えて、習得していきましょう。
4.基本から応用へ移っていきましょう
いくつかのコードを覚えることができれば、左手でコードを弾くように練習しましょう。左手でスムーズに弾けるようになれば、右手はその曲の構成音だけを弾いていくだけなので、リズムが上手く合っていれば、多少のアドリブもききます。
楽曲はコードを基に作られているので、コードの構成音が多く使われているのです。指の動きも慣れていけばスムーズになり、譜面を覚えるのも楽しくなってきます。練習を重ねていけば、様々な曲に対応できるようになりますよ!
最後に
コード自体、たくさんあるので一度に全部覚えるのは難しいと思います。
まずは基本の形を覚え、慣れてきてから様々な曲に使われているコードへ挑戦してみて下さいね。初めての人は自分の好きな曲の中で簡単なものから始めるとモチベーションも上がるのでおすすめです。
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