憧れのピアノをいざ習い始めると、月謝はもちろん、楽譜も一冊千円以上し、けっこう費用がかかるのが現状です。
教室にはきちんとした楽譜を持参して行くのが礼儀ではありますが、自宅でレッスンしている曲以外にもレパートリーを増やす場合には、無料の楽譜が手に入ったら嬉しいですよね。
ネット上には無料の楽譜サイトもあります。
無料の楽譜サイトは英語で記載されている場合が多く、英語が苦手な人には拒否反応が出ちゃうかもしれません。
でも少ないですが日本語で記載されているサイトもありますので、自分なりに使いやすい楽譜を見つけると便利です。
この記事では、おすすめの初心者向けの無料楽譜サイトをご紹介します。(紹介している楽譜はすべて著作権がフリーのものです。著者が死亡してから50年以上が経過しているクラシック音楽であり、パブリックドメインの曲だけを厳選しています。)
ピアノの初心者向けおすすめ無料楽譜
1.メヌエット ト長調(初心者のピアノ練習曲におすすめの楽譜)
原曲では和音も多いですが、「メヌエット ト長調」は音が少なくアレンジされていて、弾きやすいです。以前は自宅や会社の電話の保留音としてよく使われていた曲ですよね。
今では携帯電話が普及して家の電話を解約する人が多くなりましたので、保留音として認知している人は少なくなったかもしれません。ピアノの練習曲としてはちょうど良い曲だと思います。
2.きよしこの夜(誰でも知っている優しめの曲のピアノ楽譜)
無料サイト「カントリーアン」よりフランツ・クサーヴァー・グルーバー作曲
「きよしこの夜」です。クリスマス時期には欠かせない曲の一つ、クリスマス時期にはショッピングセンターなどで聴くことも多くなりますね。難しい曲でかっこよく演奏するのを目標に、まずはこの優しい曲で演奏してみてくださいね。
3.カノン(初心者でも弾ける楽譜)
無料サイト「Piano solo PDF Free Sheet Music」 よりパッフェルベル作曲
「カノン」です。難しいアレンジがされているものも多いですが、ここでは初心者の人でも弾けるレベルのカノンが掲載されています。卒業式にも使われたりイベントには持って来いのちょっと切なくなる曲ですよね。
4.エリーゼのために(一度は弾きたい無料楽譜)
「エリーゼのために」は、ピアノを習ったら誰もが演奏したい曲なのではないでしょうか?ベートーベンの愛しき人を思う気持ちが表現されている曲です。
5.歓喜の歌(弾けたらカッコイイ曲)
「第9」と言われているあの有名な曲です。年末には第9を歌う合唱団が増えていますね。私の住んでいる地区でも何百人規模で歌が大好きな人たちが集まり、第9を披露しています。譜読みもしやすく簡単ですので、おすすめです。
6.春への憧れ(歌詞も掲載のピアノ楽譜)
歌詞も掲載されています。今では外で遊んでいる子どもをあまり見かけなくなりましたね。
昔は、家で遊んでいる子どもの方が少なかったのですが、時代の流れなのでしょうか。この「春への憧れ」の歌詞の中では、元気いっぱい楽しく外で無邪気に遊んでいる姿が描かれていますよ。
7.アヴェ・マリア(練習にピッタリの楽譜)
この曲は、以前宝石のコマーシャルに起用されていた曲でした。なんとも美しいこの曲にふさわしい宝石が一段と輝いて見えました。音楽って雰囲気を出すには大切な要素です。
最初から最後まで、左手から右手へと流れを止めずに演奏できるように練習してみてくださいね。心が洗われそうな美しいメロディです。
8.楽興の時 第3番 ヘ短調(中級者向きピアノ楽譜)
軍隊に進んでいく感じで戦いのイメージがある曲です。テンポを大事に、少し緊張感を持って演奏するとかっこよく仕上がりますよ。
9.ハンガリア舞曲 第5番(初心者向けにアレンジされた楽譜)
ブラームス作曲「ハンガリア舞曲 第5番」です。原曲はとても難しいのですが、このサイトでは優しくアレンジされています。
舞曲は独特でちょっと田舎くさいイメージが残っていますよね。ブラームスのハンガリア舞曲はこの5番以外は聴いたことがない人が多いかもしれません。他の曲もきれいな曲があるので、これを機会にぜひ聴いてみてくださいね。
楽譜は無料サイト・有料サイト含め使いやすいところを選ぼう!
無料サイトは上記にあげたサイト以外にも数えきれないくらい存在します。著者が楽譜を購入する場合は基本的に有料サイト「ヤマハのぷりんと楽譜」が多いので、今回こんなに無料サイトがあることに度肝を抜かされました。
ヤマハのぷりんと楽譜にも会員様限定で毎月無料楽譜がダウンロードできるようになっています。会員になるのも無料ですのでご興味ありましたら、ぜひダウンロードしてみてください。
Zehitomo の活用例2つ
1.時間がないけどピアノを弾いてみたい
ピアノは年齢や性別問わず始めやすい楽器ですが、何かと忙しい毎日の中で、ピアノに向き合う時間を捻出するのは難しいです。
- 「この曜日のこの時間なら時間が取れる。ここでレッスンをしてくれる先生はいますか?」
- 「朝早いけど大丈夫ですか?」
- 「仕事帰りなので遅い時間なのですが大丈夫ですか?」
- 「家にピアノはあるけど、平日は仕事があるから、朝や夜にピアノを弾くと近所迷惑。でも平日でもピアノを弾きたい。仕事終わりの時間に教えてくれませんか?」
そんなわがままな依頼でも大丈夫。まずは依頼を出してみてください。
2.家にピアノがないけどピアノを弾いてみたい
小さな頃は家にピアノがあった、電子ピアノならあるけど本物のピアノが弾きたい、そんな依頼もぜひともお待ちしています。
「昔弾いていたけど腕がなまってしまった」「気持ちは十分だけど指が動くか心配」「厳しい指導だと続かないから、優しく教えてくれる先生がいいです!」そんなわがままな依頼でも大丈夫。
自分専用のピアノレッスンを始める
1.近所のピアノ教室を探す
自宅やオフィスなど、自分の普段の行動範囲内にピアノ教室やピアノレッスンができる場所があるかもしれません!初心者でも大丈夫か、体験レッスンはあるか、曲や年齢・レッスン時間の制限があるか問い合わせてみましょう。
2.自分専用のピアノレッスンをZehitomoではじめる
ピアノ教室や既存のスタジオではなく、個人指導で丁寧にレッスンを受けたいという方は、個人的にピアノインストラクターに依頼を出してみるのはいかがでしょうか。
Zehitomo でピアノレッスンのリクエスト(依頼)を出すと、あなたの希望にピッタリの先生をAIがマッチングします。
5名以内のピアノの先生からすぐにピアノレッスンの見積もりを取ることができるんです。
「ピアノのレッスンを受けてみたい」という依頼を、気軽にぜひ出してみてくださいね。