カクテルにはパンチの効いた味、ロマンティックな見た目、甘いものもあれば苦く渋いものもあります。バーテンダーさんに目の前でシェイクしてもらう音や、注ぐ様子を見るのも幸せですが、シェイカーや様々なリキュールをキッチンや部屋に並べて、自分で気分に応じて作って楽しめるのもまた楽しい時間です。
この記事では、初心者の方でも飲みやすい、覚えやすい30種類(プラス1)のカクテルと、日本における酒やカクテルについてお話しします。
カクテルとは
カクテルとは、洋酒をベースに、違った別の酒やジュースなどを混ぜて作るアルコール飲料のことです。
ミントなどの薬味やフルーツなどを加えることもあります。バーでバーテンダーさんに作ってもらうだけでなく、居酒屋やカフェなどでもメニューを揃えている場所は増えています。また、自宅で自分で作って楽しむ宅飲み人口も増えています。
カクテルのメリット3つ
1.甘くて美味しいからお酒が苦手でも飲みやすい
ジュースで割って作られることも多いカクテルは、お酒が苦手な人や20歳になりたての人でも、比較的飲みやすいアルコール飲料です。
2.カクテルは味だけでなく見た目も美しい
バーテンダーがシェイクしたカクテルは味も絶品ですが、見た目の美しさもまた他のお酒にはあまりありません。カクテルの種類によってグラスを使い分け、ときには縁に塩をまぶし、あとからフルーツを入れたり縁にさしたりと、見目麗しくフォトジェニックです。女性にファンが多いのも頷けますね。
3.カクテルは酒豪の喉もうならせる
ベースの洋酒量を調整すればアルコール度数も強まりますし、洋酒はそもそもアルコール度数が強いので「甘いから飲みやすい!」と思っていると後からガツンとアルコールが効くこともあります。
お酒に強い人もまた楽しませてくれるのが、カクテルのいいところです。
日本の飲酒量は減ってるの?いやいや、カクテル人口は増えている!
酒類業界を巡る現状
国税庁の発表で、『酒類課税出荷数量の推移』というものがあります。これを見ると、酒類がどう飲まれているかの推移が推測できるのですが、ビールがだんだん減っているのに対し、リキュールは伸びています。
「とりあえずビール」「乾杯はビール」と言い古された言葉ですが、実際にはビールを嗜む人は減っていて、趣向の多様化やライフスタイルの変化で、好まれるお酒も変わってきているのです。
リキュールとは?
蒸留酒のことです。リキュールの使い道は主に2つです。1つ目は、お菓子作りです。ブランデーやラムに漬け込んだレーズンが入ったチョコレートなど、有名ですよね。2つ目は、そう、カクテルのベースとして使われます。
つまりリキュールの販売数量構成比が伸びている=カクテルを飲む人が増えていると言えます。
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おすすめの美味しいカクテルの名前と写真と材料。味は甘い?飲みやすい?
1.ちょっと辛口でカッコイイ:マティーニ
ジンを使うカクテルといえばマティーニ、と言いきってもいいカクテルです。カクテルの王様とも評されます。ジンとドライベルモット、オリーブとレモンピールを使います。007でジェームズ・ボンドが必ず頼むのがこの、マティーニです。
2.飲みやすい爽やかカクテル:ジン・トニック
名前の通り、ジンとトニックウォーター(炭酸水)、そしてライムスライスを使うカクテルです。トニック割りはポピュラーで、テキーラで割ればテキーラトニック、ウォッカで割ればウォッカトニック、ラムで割ればラムトニックになります。
3.美味しくて甘いカクテル:シンガポール・スリング
シンガポールのラッフルズホテルで生まれたカクテル。
ジン、レモンジュース、チェリーブランデー、砂糖、ソーダ、レモンとチェリーも使います。甘いものが好きな方に試してほしい、可愛らしいカクテルです。
4.飲みやすいカクテル。アルコール強し:ホワイト・レディ
ジン、ホワイトキュラソー(トリプルセック)、レモンジュースで作るカクテルです。私はマルガリータが大好きなのですが、このジンをテキーラに替えるとマルガリータになります。ラムで割ればXYZ、ブランデーで割ればサイドカーになります。
5.カクテルの中でも飲みやすい:テキーラ・サンライズ
テキーラ、オレンジジュース、グレナデンシロップで作ります。甘くて飲みやすく、色もいいカクテルです。
6.スッキリした味わいのカクテル:テキーラ・サンセット
テキーラ・サンライズのレシピの中で、オレンジジュースではなく、レモンジュースを使います。ちょっとすっぱいスッキリした味のカクテルです。
7.カクテルの定番。初心者向き:ソルティー・ドッグ
ウォッカ、グレープフルーツを、縁に塩をまぶしたグラスに注ぎます。
8.カクテルの定番。初心者向きモスコ・ミュール
ウォッカ、ライムジュース、ジンジャーエールとライムスライスを使います。甘くて美味しくて、比較的アルコール度数も弱いです。
飲みやすく、日本の居酒屋でも飲めることの多い有名なカクテルです。
9.口当たりがいいのにアルコール度数高めのカクテル:スクリュー・ドライバー
ウォッカをオレンジジュースで割り、とても飲みやすいのですが後追いで酔いがきます。アップルジュースに替えるとビッグ・アップルになります。
10.健康に気遣う人にピッタリなカクテル:ブラッディ・メアリー
ウォッカ、トマトジュース、レモンのカクテルはその名前の通り血のような赤いカクテルです。タバスコやペッパーを添えることもあります。
11.スッキリした味わいのカクテル:カミカゼ
日本人なら一度は聞いたことのある単語、カミカゼ。ウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュースを使います。
12.コーヒー好きに人気のカクテル:ホワイト・ルシアン
ウォッカ、コーヒーリキュール、生クリームのカクテルはデザートのようですね。
13.世界中で人気のカクテル:ラム・コーク
名前の通り、ラムとコーラ、そしてレモンジュースです。疲れて料理もしたくない週末に、ラム・コークを飲みながらピザを食べて映画を見ると、すぐに元気になれますよ。
14.ビーチに似合うカクテル:ピニャ・コラーダ
リゾートの海辺で飲みたい!ホワイトラム、パイナップルジュース、ココナッツミルクに、パイナップルとチェリーを添えます。暑い場所で少しフローズンで出してもらえると最高です。女性に人気の可愛らしいルックスもポイントです。
15.ハワイで生まれたカクテル:ブルー・ハワイ
ホワイトラム、ブルーキュラソー、パイナップルジュース、レモンジュースに、パイナップルとチェリー。ハワイの澄んだ海を思わせるカクテルです。レモンジュースをココナッツミルクに替えるとブルー・ハワイアンになります。
16.色合いがきれいなカクテル:マウント・フジ
ホワイトラム、スウィートベルモット、レモンジュース、オレンジビターズのカクテルです。日本人として飲んでおきたい1杯ですね。
17.トロピカルなカクテル:マリブ・ビーチ
マリブとオレンジジュースの南国カクテルです。
18.イタリアン・サーファー
マリブ、アマレット、パイナップルジュースの、海辺で飲みたいカクテルです。
19.カシス・オレンジ
クレームドカシスとオレンジです。大きなカップで出てくるときはオレンジジュースで割っています。飲みやすく、初心者におすすめのカクテルです。
20.甘くてさっぱりしたカクテル:カシス・ソーダ
クレームドカシスとソーダのカクテルです。
21.好きな人にはたまらないカクテル:カンパリ・ソーダ
カンパリとソーダ、オレンジで割ればカンパリ・オレンジ、グレープフルーツで割ればカンパリ・グレープフルーツ、トニックで割ればカンパリ・トニックです。
カンパリは苦味があるリキュールなので一部の人には薬臭いとも言われていますが、好きな人にはたまらないカクテルです。
22.まるでコーヒー牛乳なカクテル:カルーア・ミルク
冬には温かい牛乳で作るのもおすすめです。カルーアコーヒーリキュールとミルクのカクテル。
23.くせがなくて初心者でもグイグイ飲めるカクテル:チャイナ・ブルー
ライチリキュール、ブルーキュラソー、グレープフルーツジュースの、くせがなく飲みやすいカクテルです。
24.まるでフルーツなカクテル:ファジー・ネーブル
ビーチツリーとオレンジジュースを使って、フルーツの旨みを閉じ込めたようなカクテルです。
25.複雑な味わい深いカクテル:アメリカーノ
スイートベルモット、カンパリ、ソーダ、レモンピールのカクテルです。見た目の綺麗さに対して少し苦味も見え隠れする、食前にも合うカクテルです。
26.カクテルの女王:キール
白ワインとクレームドカシスの、アルコール強めのカクテルです。スパークリングワインで作るとキール・ロワイヤルになります。
27.甘くてかわいいカクテル:ビショップ
赤ワイン、オレンジジュース。レモンジュースと砂糖で作ります。飲みやすいカクテルです。
28.世界で人気のカクテル:ミモザ
ワインベースのカクテルはどうしてこうも、しゃれた名前が多いんでしょうか。スパークリングワインとオレンジジュースのカクテルです。
29.カッコイイカクテル:ゴッドファーザー
ウイスキーとアマレットのカクテルです。ウォッカで割ると、ゴッドマーザー!
30.まるでスィーツみたいなカクテル:ニューヨーク
ウイスキー、ライムジュース、グレナデンシロップと、砂糖、オレンジピールを使います。飲みやすく見た目も美しいカクテルです。
31.BARに似合うカクテル:ドライ・マンハッタン
ウイスキー、ドライベルモット、アロマチックビターズ、オリーブとレモンピールも使います。
都内のBARで開かれるカクテルイベントも人気です。
シンガポールで大人気のカクテルイベントが2017年に初めて日本に上陸しました。東京カクテル7デイズと呼ばれるものです。
都内渋谷・新宿を中心としたトップバー60店舗を中心に開催され、世界の有名バーテンダーも参加するという豪華なイベントです。初上陸いらい、イベントは毎年開催されていますが、コロナが落ち着いた今年は特に期待できます。
こういったカクテルを楽しむイベントが今後日本各地でさらに増えていけば、もっともっとカクテルが広まります。
もちろんお酒が苦手であれば無理に飲むことはありませんし、お酒は嗜好品の一つです。
ノンアルコールカクテルも今は多種多彩
お酒が飲めない人や、アルコールを飲む気分じゃない時はノンアルコールカクテルはいかがでしょう?
カクテルの雰囲気も味もそのままに、アルコールだけが入ってないノンアルコールカクテルも今は大変人気が出ています。
スーパーのお酒売り場をのぞいても多種多彩なノンアルカクテルがありますが、もちろんバーのカウンターでもノンアルをオーダーできるんですよ!
ノンアルコールカクテルでも、楽しい気分は盛り上がります。
気のおけない人たちと他愛もない話をしながらカクテル&ノンアルコールカクテルで楽しむ時間は、貴重な時間です。ぜひカクテルのことをもっとよく知って、カクテルを楽しんでくださいね。
(各種数字は国税局発表の統計結果を引用しています。その他、東京カクテルセブンデイズはこちら。)
あなた専用のカクテルをバーテンダーに作ってもらう?
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ご自宅で自分用に、自宅に人を招くパーティーやバーベキューなどで、カクテルを楽しみませんか?
自分や友人、家族とも手軽に作れるカクテルですが、プロのバーテンダーなら一癖二癖ある個性派カクテルを作ってくれるかもしれません!
また、本格的なドリンクを作るのは材料も手間もかかりますが、ゼヒトモ でバーテンダーを呼べば作る手間が必要ありません。本格的なカクテルで場もさらに盛り上がりますよ。
あなた専用の、あなたのパーティー専用のバーテンダーが、あなたとあなたの大切なゲストのためにお酒を振舞います!ゼヒトモでバーテンダーの依頼を出すと、5名以内のバーテンダーからすぐに見積もりを取ることができます。ぜひ気軽に見積もり依頼を出してみてくださいね。
ゼヒトモの出張バーテンダーの活用例2つ
1.幹事は大変だから、企画も運営も楽をしよう
会社の飲み会にバーテンダーを呼びませんか。歓迎会や送別会などパーティーは、バーテンダーを呼び、楽に幹事をしましょう。
幹事は大変です。店を予約して、メニューを決めて、お金の徴収はどうする?、参加者に場所と時間を連絡して、急に出席者が増えたりドタキャンが出たり。
会社にバーテンダーを呼び、食事はケータリングのサービスやデリバリーピザや寿司などをオーダーして、いつもの場をパーティーの場にしましょう。飲食代のみ、会場代はかかりません。
場所はみんな理解していますし、少々飲み過ぎても家までの帰り道もわかります。普段と違う駅や路線で、戸惑いながら帰る、ということもありません。
日常が非日常になる感覚は面白いですよ。意外と多くの企業が、会社をそのまま会場にして食事をしたりお酒を飲んだりします。
「仕事場でお酒を飲むなんて気分が変わらない」そう思いますか?結局仕事場のメンバーとお酒を飲む時って、仕事の話をする(せざるを得ない)こともありますよね。居酒屋やパーティー会場で仕事の話をするなら、仕事場で仕事の話をしませんか?
普段仕事をしているところで飲食をしたり、さらにお酒を飲んだりすると、その非日常感から、意外と仕事の話をしなくなるものですよ!
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2.ゲストとの話や、場を楽しむこと・飲むことに専念したい
年末年始や結婚・出産・誕生日・転職などの新生活などの節目に、親戚一同が集まったり、お酒を飲む場を設けることがあります。
バーテンダーを呼ぶと、お酒を作ることに時間を割かなくて良くなるので、歓談や飲食を楽しむことに専念できます。
バーテンダーさんを呼んで、手をあげればお酒を注ぎに来てくれる、バーテンダーのいるカウンターに行けばカクテルを作ってくれる、というシチュエーションは参加者みんなが気負わなくていいので楽です。
大人数のパーティーでなくとも、気軽にバーテンダーを呼んでみませんか?
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