あなたの冷蔵庫に、霜はついていますか?一体型の冷蔵庫を使われている方や、霜取り機能がない冷蔵を使われている方は、霜が生えた経験をしているはず。いつの間にか成長して厚みをましていることもありますよね。
霜の成長を楽しんでいる方もいるかもしれませんが、霜が大きくなると、少しずつながら庫内の面積を圧迫します。また、冷蔵庫内の温度調整が効きづらくなり、余計な電力が発生するなどのデメリットもあります。取り方も紹介します。
冷蔵庫の霜とは?ポイント2つ
1.霜の正体
冷蔵庫に生えてくる霜の正体は、空気中の水分が冷蔵庫によって冷却されたものです。冷蔵庫の扉を開け続ける時間が短ければ霜が付くことも少ないです。
しかし扉の開閉が多いと、その分空気中の水分が冷やされて霜になります。水分は、温度が高ければ多く空気中に存在し、温度が低ければ少なくなる特徴があります。冬場が特に乾燥しやすいのも、この空気の特徴があるから。だから湿度の高い夏場は特に、冷蔵庫に霜ができやすいです。
2.どこにどんな風にできるの?
冷蔵庫の霜は、冷たい空気の出てくる「冷風出口」にできます。冷凍庫では、冷風出口や開閉扉の付近にできますね。夏場などは、冷凍庫内の温度が上がりやすいため、いつの間にかツララのようになって、冷蔵庫の天井から生えていることも。一体型の冷蔵庫では、庫内での温度差が発生しやすい冷凍室の入り口付近から発生します。
これが大きくなると、段々物が入らないくらい厚みを持つこともあります。
霜が発生しないためにできる5つのポイント
1.冷蔵庫内の水分を減らす
空気中の水分によって霜ができるため、冷蔵庫の中の水分が少なければその分、霜ができにくくなります。調理したものは冷ましてから入れる、切った食材やお皿に乗った料理などには、ラップを隙間なく貼ってから入れるのも効果的ですね。
2.冷蔵庫のドアの開閉回数を減らす
冷蔵庫に入る空気が多いと、その分水分も多く入ってしまいます。水分は霜の原因なので、なるべくドアの開け閉めは少なくするといいですね。また冷蔵庫を開けている時間が長くなれば、温度差によって冷蔵庫の中のものにも水滴が発生しやすくなります。そのため、ドアの開閉の回数を減らしましょう。
なるべく開けている時間も減らすと、さらに霜の発生が抑えられます。冷蔵庫を開けて考えるのではなく、なにを取るか決めてから開けるのもいいですね。
3.冷蔵庫のドアパッキンの緩みは修理する
うちの冷蔵庫、最近なんかあまり閉まらない気がする。閉めても勝手に空くんだよね…という場合は、パッキンが緩んでいる可能性があります。ドアのパッキンが緩んでいると、隙間から空気が入ってしまいますし、余計に冷やさないといけなくなります。その分電力もかかりますし、冷蔵庫の物が冷えにくくなれば、その分食中毒の危険も上がります。
ドアパッキンは、お使いの冷蔵庫によりパッキンだけで購入し自分でつけることもできます。メーカーなどに頼めば修理もしてもらえます。パッキンが緩むと、勝手に扉が空くようになってしまうことも増えますので、緩みを感じたらなるべく早くに直すといいですよ。ドアパッキンに汚れがついている場合は、ふき取るのも忘れずに。
4.冷風出口にゴミが詰まっていないか確認する
冷蔵庫の冷風出口、どこにあるか把握していますか?冷蔵庫を冷やすための空気が出るのが冷風出口です。ゴミなどが詰まっていると庫内が冷えにくくなり、霜もつきやすくなります。
一度霜が付くと、そこから霜が大きくなり冷風出口をふさぐこともあります。冷風出口の詰まりは、故障の原因にもなります。
霜取り不要の冷蔵庫を使っていても、年数が経つことで霜取り機能が働かなくなることがあります。最近冷蔵庫の冷えが悪いかも?というときも、冷風出口を確認してみてくださいね。
5.ものを詰めすぎて冷風出口が詰まっていないか確認する
冷蔵庫に物を入れる時は、冷風出口の周りはふさがないようにしましょう。冷蔵庫にものはどれくらい入っていますか?小さい冷蔵庫を使っていると、物がいっぱいになるのも早いですよね。
物が多く入っていると、庫内が冷えるのも遅くなってしまいますし、冷風出口に霜がつきやすくなります。
冷蔵庫の霜取り機能とは?
自動霜取り機能のメカニズム
機能が故障しない限り、自動で霜を取ってくれます。庫内の温度を上げて霜を溶かすやり方です。この仕組みで温度を上げるといっても、それによって食材などが傷んだりすることはありません。霜が溶け、食材が傷まない温度で行われますので安心してください。
霜取り機能は霜取りにかかる時間
温度を上げている時間は機種や霜によってもまちまちで、大体30分から4時間と幅があります。霜が多ければその分、時間もかかります。なんだか冷えが悪いかも?と一瞬感じるようなときは、もしかしたらこの霜取り方式を採用されている冷蔵庫や、冷蔵庫の仕組みが働いている時間かもしれません。
手動霜取り方式のメカニズム
自動方式が採用されていないと、手動で行う必要がある冷蔵庫もあります。手動の機種なら、冷蔵庫のどこかにスイッチがあります。取扱説明書を見るか、インターネットで型番で検索をすると情報が出てくることもあります。取扱説明書を保管していないようであれば、温度調整のレバーの近くにあることが多いので探してみてください。スイッチを見つけたら、手動で動かします。2~3時間前後で取れることが多いようです。
手動で霜を取る道具がついている冷蔵庫もある
霜取り方式が採用されていない冷蔵庫や冷凍庫をお持ちの方は、手動で霜を取る必要があります。また、冷蔵庫を買った時に、付属品に「ヘラ」などの霜取りが付いていた方もいるのではないでしょうか?このタイプの冷蔵庫は、自分で霜を取る必要があります。
冷蔵庫の霜取り方法5ステップ
冷蔵庫にできた霜を簡単に取る方法で手間暇がかかりづらいのは2つ、扉を開けて溶かす方法と冷蔵庫の電源を切って数時間から1日ほど放置する方法です。しかしどちらも冷蔵庫を空にしなければならず、冷蔵庫内をからにするのは大変なことです。この5ステップで霜を取ると、簡単にできますよ。
【用意するもの】
・お湯
・厚手のタオル3枚以上
・ゴム手袋
1.冷蔵庫、もしくは冷凍庫の物を移動する。
作業中は扉を開けておくので、生ものがあるときは冷凍庫やクーラーボックスに移動させます。
2.タオルを床に敷く。
タオルを冷蔵庫の下に敷いてください。これは冷蔵庫から出てくる水分を吸収するためです。お風呂マットなどでもいいですよ。
3.用意したお湯を霜にかける
庫内の霜に、用意したお湯をかけます。熱湯ですとかける際にやけどの危険もありますので、かかっても大丈夫な温度で行います。
もし冷風出口などお湯をかけると裏側に入ってしまいそうな時は、少量のお湯をかけたり、コップにお湯を入れてコップを当てたりすると、ゆっくりですが霜が溶けます。
4.水分を拭く
お湯をかけると、溶けた霜とお湯ので水分が垂れてくるので、用意したタオルで拭きます。
5.乾拭きをする
霜がなくなったら、今度は使っていないタオルで乾拭きをしてください。庫内の水分が霜の原因なので最後に乾拭きをして、水分をなくします。
このようにお湯を使えば、小さな霜なら数分で取ることができます。大きなこびりついた霜でも1<時間もしないで取ることができます。
最後に
簡単に買い替えができない冷蔵庫。だからこそ、長く使えるための工夫やメンテナンスは忘れないようにしたいですね。自動霜取り方式の冷蔵庫があれば、気にするポイントも少なくなる上に故障の原因も少なくなります。電気代も余計にかかりませんので、節約にもなり一石二鳥です。
また、自動の霜取り方式の冷蔵庫はとても便利で、自分で霜を取る時間を短縮でき、霜があるためにかかってしまう余計な電力もかかることがありません。霜があると冷蔵庫の電気代が1.5倍になることもあります。もし冷蔵庫の買い替えを考えている方は、霜取り付きも検討しましょう。
Zehitomo の活用例3つ
1.共働きの家庭で家事代行を頼む
この日は会議が入って仕事が長引きそう。そんな時は「夕食を作ってもらえませんか?」という家事代行の依頼をしてみましょう。
「夕食を作ってもらうついでに、数日分のおかずの作り置きをしてもらえませんか?」という依頼を出してみてもいいかもしれません。
2.仕事が忙しい独身の方が、ハウスクリーニングを頼む
2泊3日、出張で家をあけるけど、これまでも掃除をしていなかったから部屋はぐちゃぐちゃ。出張の後に帰ってきたらちょうど週末だけど、せっかくの週末の休みに家事をしたくない。そんな時は、出張中に家の掃除を依頼しておきましょう。帰ってきたら綺麗になっていますよ!
3.自分でもできるけど、プロに頼む
時間もあるし自分でもできる。でもプロに頼んでみるのもいいですよ。頼んでいる間あなたはペットと散歩に出かけたり、ジムで体を鍛えたり、プロの仕事ぶりを横で眺めていてもいいかもしれません。ハウスクリーニングという経験を購入して、なおかつ浮いた時間で自分にしかできなかったこと、やりたかったけど時間がなくてできなかったことをしませんか?
Zehitomo に依頼を出す
洗濯機や冷蔵庫の掃除をプロに頼んだり、家全体の掃除をしてもらったり。そういったリクエストを出してみるのはいかがでしょうか。
Zehitomo で洗濯機クリーニングのリクエスト(依頼)を出すと、5名以内のハウスクリーナーからすぐに見積もりを取ることができます。「洗濯機と洗面所、お風呂の掃除もしてほしい」「洗濯機の掃除と冷蔵庫の整理整頓をしてほしい、ついでに常備菜も作ってもらいたい」というような依頼を、気軽にぜひ出してみてくださいね。