05/25/2022

都会でも実現!自分で育てた野菜が収穫できる「シェア畑」って知ってる?

「自分で育てた野菜を収穫して食べたい」

都会ではなかなか叶わなそう…そんな夢が簡単に実現できる「シェア畑」という仕組みをご存じですか?しかも、とれたて野菜を食べるアクティビティがセットになっていたり、今ではキャンセル待ちが発生するほど人気らしいんです!

小さな畑をレンタルして週末プチ農業。まるでヨーロッパ諸国の休日の過ごし方ができるので、かなりおすすめ!今回は、そんな「シェア畑」の魅力をたっぷりご紹介します。

目次

■シェア畑とは
■シェア畑の種類とメリット
■シェア畑の楽しみ方
■みんなのシェア畑 インスタコレクション
■収穫した野菜で美味しい料理を楽しみたい人へ


シェア畑とは

シェア畑とは、1つの畑を小さな区画に分けて「自分の畑」を持つことで、誰もが野菜作りを楽しめるレンタル農園(貸し畑)のこと。

シェア畑には野菜づくりに必要な農具や肥料、資材などが用意され、持ち物は靴と軍手だけでほぼ手ぶらでOKなサポートのあるところ、市町村などが運営していてサポートはなくとも自由に野菜を育てていいところ、プロの農家さんが運営していて指導してもらいながら作れるところなどさまざまあります。

畑での野菜作りは土が地下に保水しているのでプランターよりも水やりの手間もないので週1回程度の来園でOK。自分のスタイルに合うシェア畑を選んで、楽しく野菜作りに取り組んでくださいね。


シェア畑の種類とメリット・デメリット

シェア畑と呼ばれるものにはいくつか種類があります。それぞれの農園ごとにルールも違いますが、一般的なレンタル農園の種類別メリット・デメリットをまとめましたので、ご利用の際は自分に合ったシェア畑を選んでくださいね。

①サポートのあるレンタル農園

野菜作りに関して知識や経験が豊富なアドバイザーが常駐しているレンタル農園。

◎サポートのあるレンタル農園のメリット

 ・菜園アドバイザーがいるのでわからないことがあれば相談できる

 ・定期的に講習会を開いているので、野菜作りのノウハウを得られる

 ・必要な農具や肥料、種や苗などが用意されている

 ・休憩スペースなどの設備が整っている場合が多いので利用しやすい

 ・利用者同士でのコミュニケーションも発生する場合もある

 ・野菜作りが初めての人やもっと上手に作ってみたい人におすすめ

◎サポートのあるレンタル農園のデメリット

 ・植える作物が決まっている

 ・肥料などの持ち込みができない場合がある

 ・料金が高い(年間での支払いのところがほとんどなので解約時の条件も厳しめ)


②サポート体制がない市町村が運営している市民農園

市町村で運営している場合はサポート体制がない場合が多く、道具なども自分で準備が必要なレンタル農園。地域によっては抽選が必要なところもある。

◎市民農園のメリット

 ・地域によっては場所の選択肢が多い

 ・畑の面積が広い

 ・自由なので好きなものを栽培できる(つるが伸びる等、隣の畑に迷惑がかからないもの)

 ・値段が他のレンタル農園に比べリーズナブル(入会金や運営費がかからない)

 ・野菜作りの経験があったり、サポートのあるレンタル農園でノウハウを得た人におすすめ

◎市民農園のデメリット

 ・指導スタッフや菜園アドバイザーが基本的にはいない

 ・野菜作りに必要な農具や資材などの用意やトイレなどの設備もないところが多い

 ・使用期間が1年や2年など決まっている場合が多い

 ・講習会や収穫祭などのイベントがないところがほとんど

 ・コミュニティが作りにくい

 ・募集が年1回というところが多い


③農家が運営しているレンタル農園

農家の方が自分の畑の一部を貸し出ししているレンタル農園。

◎農家運営農園のメリット

 ・野菜作りのプロである農家の方から直接指導してもらったりとサポートがある

 ・サポートのあるレンタル農園に比べるとリーズナブル

◎農家運営農園のデメリット

 ・それぞれの農家にて条件やルールがある

 ・栽培する作物の種類に制限がある場合も


シェア畑の楽しみ方

野菜を育てて、収穫して、食べて、と一連の流れを家族や仲間と楽しめるシェア畑。具体的にどんな楽しみ方があるのかご紹介します。

①作りたい野菜を選ぼう

シャア畑によって作れる野菜はさまざまですが、制限がある場合でも春から冬まで1年を通じて年間で15〜20種類ほどの野菜作りができます。シェア畑を始める時期にもよりますが、どんな野菜を作ろうか、それぞれの特性に合わせてまた好みに合わせて選ぶのもとっても楽しい作業。わからない時はアドバイザーに相談にのってもらうのも◎

例:

春夏→ミニトマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラ、枝豆、かぶ、とうもろこし等

秋冬→白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、玉ねぎ、ルッコラ、さつまいも等 


②苗を植えて育てる

サポートのあるシェア畑では野菜作りの節目で講習会なども行われるので、苗の植え付けや育て方なども指導を受けながら一緒に体験することも可能。もちろんそれ以外でもアドバイザーや農家運営の場合は農家の方が相談にのってくれるので、わからない時などは積極的に聞いて実践しましょう。野菜作りのノウハウを知ることができるので勉強になりますよ。


③野菜を収穫する

シャア畑の醍醐味はなんといっても「収穫」。野菜を選んで育てるという工程を経ているので、育った野菜には愛着もたっぷり。スーパーに並んである野菜と同じくらいの大きさや質に育った野菜をみると、なんともいえない達成感や満足感を味わえますが、思ったより小さい・大きいだったり、不格好なものでも、それはそれで手作りだからこその味わいに。

収穫できる時期や量は、野菜の種類ももちろんですし、畑の大きさや天候・育て方によってもさまざまなので、ぜひ今年はこのくらいだったと楽しみながら収穫してみてください。

例:年間の収穫量は例えばミニトマトなら200個程度、きゅうりやなす、ピーマンはそれぞれ50個程度収穫できるかも!もちろん畑の大きさや天候などの環境にもよりますが、病害虫に強くて収穫量の多い種類を選ぶと育てやすいのでおすすめです。


④採れたて野菜を食べる

スーパーなどに並んでいる野菜は、どんなに早くても収穫から3日程度経ったもの。その点、シェア畑の場合は採れたての野菜を味わえるのも魅力です。育った野菜をもいで洗ってその場でガブリッ!今では貴重な経験を子どもたちにはぜひ味わってほしいなと思います。

ちなみにサポートのあるレンタル農園だと「収穫祭」と呼ばれるイベントもありますよ。畑で採れた野菜をみんなで料理して食べるというとても楽しい行事です。同じように野菜作りを楽しんでいる仲間が集まるので情報交換の場にもなり、交流できるので楽しいです。


⑤仲間でシェアしよう

シェア畑の上手な使い方として、友達や仲間と割り勘するのもおすすめ。サポートありのレンタル農園の場合、価格が結構高めなので、1家族だけで契約するのはと思っている人も多いはず。そんな時は気心知れた友達や同年代の子どもがいるファミリーなどで割り勘しましょう。友達同士なら週1回の水やりなどのケアも頼み合ったりできるし、何より収穫した後、みんなで野菜を囲んBBQやパーティーなどで盛り上がれる!

作っている過程で起きたハプニングや出来事も一緒に共有できますし、そんな話と採れたて野菜をおつまみに美味しいお酒を飲むのもいいですね。


みんなのシェア畑 インスタコレクション

Instagramの投稿数2.4万件「#シェア畑」から素敵なお写真をいくつかご紹介します。


いかがでしたか?

野菜を育てて食べるまで、さまざまな体験ができる「シェア畑」。自宅にスペースがない都会でも、本格的な野菜作りが楽しめるのっってなんとも贅沢な趣味ではないでしょうか。

いつも食べている野菜がどんなふうにできるのか、そしてみんなで楽しく食べるというのは、食育にもなるので、お子さんがいるファミリーにもとってもおすすめです。


収穫した野菜で美味しい料理を楽しみたい人へ

自分たちで育てた野菜は特別なもの。せっかくなら美味しい料理に変身させたいですよね。そんな時はゼヒトモのプロにお任せ。野菜を使ったプロの味を知りたい、オリジナル料理を作りたいという方には、料理レッスンのプロを。また、採れたて野菜を使ってプロに作ってもらいたい、という場合には出張シェフのサービスもあります。ゼヒトモではさまざまなニーズに合わせたその道のプロに出会えます。

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