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  6. 書斎づくりのポイントは?まずは基本レイアウトから押さえよう
2022/12/06 2024/04/05

在宅ワークが増えている現在、自宅に書斎を作りたいと考えている方は多いでしょう。書斎やデスクの配置にはさまざまなパターンがあるため、リフォーム前にどんな書斎にしたいかイメージをしておくことが大切です。

この記事では、書斎のタイプやデスクのレイアウトパターンなど、書斎づくりの基本について解説します。また、仕事に集中できる書斎やおしゃれな書斎づくりのポイントについても紹介しているため、書斎を設けたいと考えている方は必見です。

この記事を監修したプロ
斉藤 康範 さん

株式会社ハウジング丸二

主な書斎の種類

書斎をリフォームする際は、採用したい書斎のタイプを把握することでレイアウトが考えやすくなります。書斎として使えるスペースの広さや目的によって、適切な書斎の種類も異なってくるため、事前にどんな書斎が作りたいのか明確にしておきましょう。ここでは、主な書斎の種類を3つ紹介します。

オープンタイプ

オープンタイプは、仕切りを設置せず、リビングの一角に机や椅子を設置し、書斎にするタイプです。周りの人がいても気にならず作業に集中できる方や、小さい子どもの様子を見ながら作業したい方におすすめです。

メリット

  • 空間を広く取れるレイアウトのため、複数人でスペースを共有して作業できる
  • 開放感があり、家族の様子を見ながら作業できる

デメリット

  • 壁で仕切られていないため、周りの音が気になって集中できない場合もある
  • リビングインテリアの一部になるため、その都度片付けが必要

半個室タイプ

半個室タイプは、リビングにパーテーションや本棚を配置して、作業スペースを区切るタイプです。パーテーションは、厚みがないため部屋が狭くても邪魔になりません。個室タイプの書斎を設けるスペースがない場合でも、簡単に快適な作業スペースを作り出せます。

半個室タイプは、個室の書斎を設けるスペースはないがある程度仕切られた空間が欲しい方や、家族の様子を確認しながら作業したい方におすすめです。

メリット

  • 適度に区切られた空間を簡単に作り出せる

デメリット

  • 完全個室に比べると家族の音が気になりやすく、集中できない可能性がある

完全個室タイプ

完全個室タイプは、1部屋をまるまる書斎にするタイプのことです。3畳ほどあれば十分な作業スペースになります。そのため、使っていない部屋や納戸のレイアウトを工夫して書斎にする方が多いです。特に完全個室タイプは、在宅ワークが多い方や、集中して作業をしたい方におすすめです。

メリット

  • ドアや壁で完全に仕切られているため、仕事に集中しやすい

デメリット

  • 家族との交流が減る
  • 書斎を利用する分の光熱費がかかる

書斎デスクのレイアウトパターン

書斎のリフォームの際は、書斎のタイプだけでなく、デスクのレイアウトについても考えてみましょう。デスクの配置には、主に3つのパターンがあります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った理想の書斎に近づくでしょう。

アイランド型

アイランド型は、デスクを壁から離し、部屋の中央に設置するレイアウトのことです。机から部屋全体が見渡せ、広々したスペースを作り出せます。

壁に向かって作業するのが苦手な方にはおすすめです。一方、空間にあるさまざまなものが目に入るため、部屋がごちゃごちゃしていると集中できない可能性があります。

また、コンセントの配線が目立つため、配線カバーで隠したりコードを減らしたりするなどの工夫が必要です。

コーナー型

コーナー型は、壁に向かってL字型にデスクを設置するレイアウトです。壁に向かって作業することになるため、余計なものが目に入りにくく、集中しやすくなります。

また、デスクがL字型であるため、収納できる量も多く、デスクの横にプリンターや本棚などを配置しやすいです。デッドスペースが生まれにくいレイアウトなため、空間を上手に活用したい場合におすすめです。

壁付け型

壁付け型は、その名のとおり壁に向かってデスクを設置し、壁に向かって座るレイアウトです。

コーナー型と同様、壁に向かって作業するため、集中しやすいのがメリットです。また、椅子の後ろのスペースを広く取れるため、狭い部屋でも有効活用できます。一方、デスクの奥行きがあまりない場合は、座ったときに壁との距離が近くなり、圧迫感が出やすいです。

仕事に集中できる書斎づくりのポイント

テレワークの普及で家で仕事をする機会が増えている現在、快適な書斎づくりは非常に重要です。ここでは、仕事に集中できる書斎づくりのポイントを解説します。

照明・空調を整える

照明の色合いや明るさは、仕事の集中力を左右します。照明が明るすぎると、パソコンやモニターの画面に反射して画面が見えにくくなります。逆に暗すぎると、手元が十分に見えず、作業が進みません。また、照明の色合いも重要です。照明には電球色・昼白色・昼光色の主に3種類があり、仕事や就寝などの用途によって使い分けるといいでしょう。

照明と同様に、空調設備も重要なポイントです。部屋が小さい場合はエアコンを設置することは難しいですが、家全体に全館空調を導入することで、書斎の空調も整えられます。

仕事に適したデスクを選ぶ

デスクの幅や高さ・奥行きは、仕事の快適さを左右します。デスクのサイズは、作業内容によって選びましょう。

【作業に適したデスクの幅】

ノートパソコンのみ100㎝以下
モニターを使用する120㎝以上

また、部屋が狭くてデスクを設置する幅が取れない場合は、奥行きが広い机を選びましょう。70センチメートルほどあると、快適に作業できます。

実際にお店でサイズ感を確認し、お気に入りのものを選ぶのがおすすめです。

収納スペース・コンセントを充実させる

デスク周りの収納スペースやコンセントの使い勝手を充実させることで、快適に作業できます。

机の上に物を置くと作業スペースが狭くなり、集中力が切れやすいです。引き出し付きのデスクを選んだり、収納できるキャビネットをデスクの横に設置したりして、収納スペースを作りましょう。収納用の家具を置くスペースがない場合は、デスクの下に設置したり、キャスター付きのワゴンを使用するのがおすすめです。

また、パソコンやスマートフォン、プリンターなど、デスク周りでは複数のコンセントが必要でしょう。コンセントを複数用意することで、機能性の高い書斎に仕上がります。

おしゃれな書斎づくりのポイント

おしゃれな書斎を作ることで、その分仕事もはかどるでしょう。ここでは、書斎をおしゃれに仕上げるテクニックや、アイテムの使い方の工夫などを解説します。

インテリアや家具にこだわる

おしゃれな書斎づくりのためには、インテリアや家具にこだわることが大切です。特に、机や椅子、本棚などのアイテムを、お気に入りのアイテムにしてみましょう。使い勝手が良いことはもちろんですが、デザイン性が高いものや個性的なものを選ぶこともおすすめです。好きなものに囲まれれば、自然と仕事へのやる気もアップします。

統一感を出す

壁紙の色に合わせて、デスクや椅子・小物などのアイテムを選ぶことで、統一感が生まれます。壁紙が白ならデスクやアイテムも白で統一する、というように、壁紙の色に合わせてアイテムの色を揃えることがおすすめです。

遊び心を取り入れたデザインにする

おしゃれな空間づくりのためには統一感が重要ですが、アクセントクロスを取り入れることで遊び心のあるデザインになります。

アクセントクロスとは、ほかとは異なるカラーや柄の壁紙のことです。1つの壁面だけに取り入れることで、空間にメリハリが生まれます。特に、濃い色のアクセントクロスにすることで、奥行きが感じられて部屋が広く見えます。

色だけでなく、ほかとは違う質感の壁紙をアクセントクロスとして取り入れることもおすすめです。色や柄のレパートリーが多いタイルなら、簡単におしゃれな空間に仕上がります。タイルは汚れにくく、お手入れもしやすいためおすすめです。

ゼヒトモでリノベーションのプロを探す

今回は仕事に集中できる書斎づくりのポイントやおしゃれな書斎づくりのポイントについて紹介しました。書斎をリフォームする際には、信頼できるリノベーションのプロに依頼することでより理想の書斎が作れるかもしれません。

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監修したプロのコメント

在宅ワークが多くなっていることもあり自宅に書斎スペースを作られる方は、どんどん増えてきていますが、自宅の広さの関係上どうしても書斎は狭くなりやすいことが多いです。

スペースが狭く圧迫感があるのを改善したい方は、より快適な空間にするために、天井高を上げることを検討してみてもいいかもしれませんね。住宅の構造上の問題もあるので、業者さんに相談するようにしましょう。

また、デザイン面においては

・壁色を2色以上使わずにシンプルにして統一感を出す

・無彩色のみでインテリアや家具を揃える

などもおしゃれな書斎にする1つのポイントだと思います。

この記事を監修したプロ
斉藤 康範 さん

株式会社ハウジング丸二

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この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

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