英会話ができるようになりたい、今よりブラッシュアップしたいと多くの人がコツコツ毎日の英語学習に取り組んでいます。英会話には様々な学習法がありますが、ここでは、少し視野を広げた英会話上達のコツをお伝えしていきます。そのコツを知った上で学習を続けると、意外に伸び率アップに繋がるかもしれません。
英会話で大切なジェスチャー5つ
1.目を見て話す
アイコンタクトは、日本に囲まれていると気付きにくいものです。日本人のアイコンタクトの習慣は、思っているより英語圏のネイティブもアイコンタクト習慣とは異なっているようです。
照れや恥ずかしさがあるかもしれませんが、しっかり目を見て話さないと、相手は不安感や疑念を抱かせてしまうことになります。英語文化での大切なマナーということを覚えておきましょう。
2.頷く
日本人は会話の中で、首を縦に振って頷くことがありますよね。実は英語圏では、日本人が「うん」という頷きも含めてほとんどのリアクションを言葉に出します。ですから、相づちのフレーズの種類もバラエティに富んでいます。
「Uh-huh.」「yeah.」「I got it.」「I see.」などまだまだたくさんの種類があり、それぞれちょっとずつニュアンスも異なりネイティブは使い分けているのです。しっかり言葉に出してリアクションすることを心掛けてみてくださいね。
3.頷く以外のリアクションも交える
身振り手振りのジャスチャーも英語圏の人たちはとっても活発です。メラビアンの法則をご存知でしょうか。人のコミュニケーションを研究して導き出されたこの研究結果では、会話のコミュニケーションの構成要素は3つと見られています。1つ目は単語やフレーズ、2つ目は声のトーン、3つ目がボディランゲージです。
注目すべきなのが、意思疎通のためのこれらの割合で、なんとボディランゲージが55%(見た目)が半分以上を占めているということです。映画やテレビ、もちろん周りのネイティブを参考にして、真似していくと英語が通じる確率は俄然高まるでしょう。
4.表情
ネイティブに比べると日本人は圧倒的に表情の幅が狭いです。ネイティブから見ると何を考えているのか分からないと捉えられることの多い日本人です。それくらい表情やジャスチャーの見た目というものが意識されているということです。
映画、テレビ、CMやオンライン動画などでネイティブの表情を観察してみてください。目の開き具合、眉毛や口角の上がり方などそれぞれのシーンでかなりの変化をすることに気付けるでしょう。きっと意思疎通の際の助けになるはずです。
5.声色や声のトーン
ボディランゲージの項目でも書きましたが、会話の声色や声のトーンで伝わる割合は38%なのだそうです。話す速さの違い、高さや低さ、強弱、を意識すると伝達力が上がるともいえるでしょう。
英語の文化の中では、同じ単語でも違う意味に伝わってしまうほどの影響力があります。日本語はトーンや抑揚がほとんどないと言われている言語です。意識しないと、喜んでいるのに、不機嫌なのかな?と誤解されることすらあるのです。
英語を聞くときは無意識にもこのことを私たちは活用しているはずです。スピーキングの上でも意識して、ちょっと大げさかなというくらいにメリハリをつけてみましょう。
ここを押さえればできる!英会話ができるようになる学習のコツ5つ
1.口を動かす
英語を話すときの唇や舌の動かし方に慣れましょう。発音にも関わってきますが、日本語を話すときとの口の動かし方が異なっているからです。また、声に出すことでその音が自分にも聞こえることが相乗効果をもたらすようです。相手との英会話の際は、大きめの声を心掛けてみましょう。
2.完璧を目指さない
文法や単語、フレーズを覚えていくことも大切ですが、完璧に話そうとすると、完璧にマスターしていないと感じているものをなかなか使っていくことができません。
会話の中ではボディランゲージも声のトーンも活用することで何とかなることはとてもたくさんあります。そんなやり取りの中で生じる学びやモチベーションも大切です。実践する中で、だんだんブラッシュアップしていけばいいのです。
3.楽しむ
英会話をすることや、そのための学習も楽しみましょう!英会話ができるようになりたい理由は人それぞれ異なると思いますが、どんなレベルであっても英語でコミュニケーションを取ることは視野も経験も広げてくれます。
こつこつと継続することは大切ですが、勉強と思ってやるよりも楽しんだほうが学習効果も英会話の上達も早いでしょう。
4.英語の文化に触れる
英語の文化がどんなものかに興味が出ると、英単語の選び方や発声の仕方にも変化が出てくるものです。テレビ、動画、映画、もちろんリアルなコミュニケーションの中で、文法や単語、フレーズ以外の部分も意識して感じ取ってみましょう。日本とはだいぶん異なる部分が発見できるはずです。
5.能動的な学習
テキストにあることを覚える、聞こえてきたことを真似するだけでなく、自分の思考や感情をフルに使っての学習をおすすめします。「これは英語でなんというのだろう」と自分の頭に浮かんだことをマスターするのも一策です。
聞こえる英語の内容について思考を巡らせたり、思っていることを英語で書き出してみたりというのは発信力を高めるでしょう。英語を学習するというよりも、使うこと(アウトプット)を強く意識してみましょう。
最後に
会話するというコミュニケーションでは、言葉だけでなくボディランゲージや声のトーンも使って意思伝達をすることができます。日本語でも自然に行っていることです。
今、みなさんがネイティブを目の前にしたとしても、思っているより多くのことが伝えられるのです。言葉より、英語でのコミュニケーションをとる場面に慣れることも上達を助けてくれるでしょう。
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ネイティブの先生にそのような知識も教えてもらいましょう。もちろん、試験の勉強やTOEIC対策、ビジネス英語に対応できる先生もいます。
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