英語指導・英会話レッスン
  1. ゼヒトモ
  2. 習い事
  3. 語学
  4. 英語
  5. 英会話教室
  6. 英語のリスニング力強化!5つだけ抑えたい上達方法
2017/05/04 2021/07/01

英語や外国語のリスニング力をアップして、もっとスムーズに英会話を聞き取りたい、海外ドラマを元の音声で楽しめるようになりたいと思う人はきっとたくさんいますよね。英語の初心者がリスニング力を向上させるためのおすすめの学習法を紹介します。

リスニングとは

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

リスニングとは、英語の動詞であるlistenに-ingをつけたものを日本人がカタカナ表記にしたものです。同じ「きく」という意味を持つ英語の動詞はいくつかあります。hearやaskも大きくくくると「きく」という意味を持ちます。ただしaskは「質問する」の意味が濃いですね。

英語におけるリスニングは、聞くことと分かることの両方を備えておく必要があります。会話でも相手の言葉を聞けても意味が分からなければ反応も返答もできませんよね。映画やドラマを見ても意味が分からなければ楽しめないこともあります。リスニング力とは、理解するということが欠かせない要素なのです。

リスニングとヒアリングの違い

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

ヒアリングとは

ヒアリングとは、自然に耳に入ってくるというニュアンスがあります。意図せずとも聞こえてきたことも含みます。ヒアリングだけではコミュニケーションは成り立たないのですね。英語を理解しようと思ったら、リスニングすることが欠かせないのです。

どう違うのか

リスニングは「listening」ヒアリングは「hearing」です。例えば、電話で話すとき、雑音が入って「聞こえますか?」というときは「Do you hear me?」とhearを使います。その時点で、本来電話で話したい内容は含まれていません。直接会って話をしているときに相手が何となく上の空に見えたら「Are you listening?」のように「理解してる?聞いてる?意識して聞こうとしてる?」という意味が含まれます。

「きく」を漢字にすると「聞く」「聴く」がありますね。それぞれに分けるとhearは「聞く」で、listenは「聴く」です。聞くは、聞こうとしてなくても聞こえてくる、右から左に受け流す、聞きたいわけじゃないけど聞こえてくるような受け身のニュアンスがあります。聴くは、興味のある相手の話を前のめりで聴き取ろうとするような、受け手が能動的に聴き取ろうとするニュアンスが含まれます。

リスニングとシャドーイングの違い

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

シャドーイングとは

英語の音声を聞き、聞こえてきた英語を真似して同じように発声していきます。輪唱という合唱の仕方がありますが、それに近い感じで、真似している間に次の英語も聞き取っていくというのが本来のシャドーイング法です。リスニング力の向上に役立つものですが、実は高度なトレーニング法でもあります。

どう違うのか

リスニングが聞く力を耳でトレーニングするとすれば、シャドーイングは耳と口でリスニング力をトレーニングしていく方法です。リスニングという「聞いているだけ」だと、英語が音として頭の中を流れるだけになりやすいので、結果的に聞けているか聞けてないかが分かりにくかったり、理解度も不明ということになりやすいのです。

英語のリスニング力を上達させたい!上達方法と学習方法のポイント5つ

1.リピーティング

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

上記で説明したシャドーイングは、初心者には少し実践が難しく感じられるかもしれません。知っている単語数が少なかったり、スピードについていけないとなるとたちまち拒否反応!ということもよくあると言われます。ですが、口で真似するというのは、リスニング力の向上には欠かせません。そこでおすすめなのが、リピーティングです。リピーティングは聞こえてくる英語を文の途中でも短い長さで区切って真似していく方法です。シャドーイングに比べて口に出すまでの間が長いのでより集中力や記憶力は必要になります。初心者は中学生の教科書レベルなど、少しレベルを落とした内容から始めてください。

2.洋楽や海外ドラマを徹底リピート

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

洋楽や海外ドラマ、アニメ映画のスクリプトを活用して、音楽や映像を楽しむのと同時に何度も何度も聞く、真似るなどのリピート学習をすることもおすすめします。何と言っても好きなものや興味のあるものを使うことで、自分を飽きさせないというのは大切なことです。英語学習を自分の習慣として定着させる意味でもおすすめの方法です。訛りやスラングには注意してくださいね。また、響きがかっこいいからと意味を知らずに使うことも気をつけましょう。洋楽や海外ドラマは意外と過激なフレーズが多く使われています。

ひたすら新しいことのインプットをし続けるより、内容を繰り返すことが記憶に定着しやすくなります。初心者は覚えることがまだまだ膨大!と焦りがちですが、反復学習が学習効果を確実にすることを忘れずに!

3.発音を矯正する

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

janeb13 / Pixabay

日本人には独特の発音で英語を話す傾向があります。日本人英語な人が多いとも言われています。スピーキングについては相手の力や推測能力を借りて言いたいことを何とか分かってもらうことが可能なこともあります。リスニングについては自分の聞いて理解する力が頼りです。人間は、発音できない音を聞き取ることはできないのだそうです。ですから、正しい発音を身に付けることは、聞く力を伸ばすことにも有効になるのです。フォニックスという発音ルールに沿って学習してみてください。

4.英語の語順に慣れる

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

中学レベルの基礎的な文法も大切ですが、さらに加えたいのが英語の語順に慣れることです。テキストのある教材を探して、流れてくる文章を「かたまり」で覚える練習をしてみてください。リーディング力も同時に強化することができます。おすすめの教材はVOAです。日本語の語順、日本語に訳すクセからの脱出ができるようになるとリスニング力が上がります。
VOA無料ニュースサイト:http://learningenglish.voanews.com/
スーパーエルマー:http://www.tokyo-sim.com/trials/hsj_voa.php

5.ディクテーション

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

初心者なら、まだまだ知っている言い回しやフレーズが少ないでしょう。意味を知らないものはなかなか理解はしにくいものです。リスニングと同時に語彙力や表現力を広げることができる方法としてディクテーションがあります。ディクテーションとは、聞こえた英語を一字一句書き出していくトレーニングです。必ず、テキスト付きの教材を使いましょう。単語の発音にも耳を傾けて正確に真似していきましょう。

最後に

リスニング とは 英語 初心者 リスニング 上達法 学習法 海外ドラマ 洋楽

語学学習は、シャワーを浴びるように、その言語に触れていくことがとても大切なのですが、漠然と分からないままで聞き流したり、目を通したりしていては肝心の「理解」に行きつくことができません。焦る気持ちはぜひ、モチベーションに変えて着実な上達を実感していってください。

英語指導・英会話レッスン関連の最新記事

2024/11/06
TOEICは何点からすごい?スコア別に英語レベルの評価も理解しておこう!

TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語の能力をアピールする手段として大きな武器となります。高スコアを獲得すれば就活や留学を有利に進められ、自身 […]

2024/10/25
TOEICのリスニングで満点は取れる?英語レベルをアップさせる効果的な勉強法を徹底解説

「TOEICリスニングの満点は何点?」「リスニングで満点は取れるの?」このような疑問を抱えている人は多いでしょう。 TOEICのリスニングは、495点満点です。同じくリーディングも495点満点となり、合計990点がTOE […]

もっと見る

あなたのお困りごとをプロに相談してみよう

STEP 1:簡単無料依頼

2分でスマホやPCで簡単に依頼内容を入力します。

STEP 2:提案を受ける

最大5人のプロから提案を受けられます。あなたの条件に合うプロを採用してください。

STEP 3:交渉成立

プロと相談した場所・日時・値段で依頼したサービスを受ける。

この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部アカウントです。

お役立ち情報をLINEで受け取る

友だち追加

関連サービスからプロを探す