とっさに英語で話しかけられて、どのように反応すればいいのか分からないときはありませんか?今回は、日常会話ならびにビジネスの場面で使える便利な英会話の例文を紹介します。
日常会話における例文集
1.あいさつに使える例文
“How is your day so far?” (今日どうよ?)
“So far so good.” (今のところうまくいってるよ)
ネイティブと会話をしていると、最初の挨拶の際“How are you?”と聞かれることよりも“How’s your day?”と(今日はどんな感じ?)と聞かれることが多いです。“So far” は今のところという意味で、日常会話でよく聞かれる“So far so good”は今のところ大丈夫という意味になります。
2.電話で話す時に使える例文
“I would like to leave a message for him/her.” (伝言を残したいです)
電話がかかってきて相手が話したい不在の場合は、伝言を残すことがあると思います。伝言を残すは英語で“leave a message”で日常でも仕事でもかなり便利な用語なので覚えましょう。ちなみに相手に「伝言を残されますか?」は英語で “Would you like to leave a message?” になります。
3.レストランで使える例文
“Can I make a reservation for two at 7p.m.?” (7時に2名で予約できますか?)
英語で予約をするは “make a reservation” といいます。例文の数字と時間の部分を言い換えればどのようにでも文章が作れます。海外で食事をする際、ある程度格式のあるレストランでは予約必須の場合が多いので、旅行の際は覚えておくといいでしょう。
4.ホテルで使える例文
“How can I use the Wifi in this hotel?”(Wifiはどうやって使えますか?)
“How can I use”は相手にやり方を聴くときに使える決まり文句で、単語を置き換えればほぼどのような事でも聞くことができます。“I would like to know how to use~”と丁寧に言うこともできますが、あまりに丁寧すぎて回りくどく聞こえてしまいます。ホテルのフロントなどで聞く場合は、“How can I use ~ ?” や “Can/Could you tell me how to use ~ ?”と単刀直入に聞いて問題ありません。
5.バスで使える例文
“Please let me know when the bus stops near downtown.” (繁華街に着いたら教えてください)
海外で生活し始めて、一番最初に直面する課題が移動の際の会話です。特に停車場所を電子表示していないバスも珍しくないため、土地勘のない人ほどバスドライバーと会話することになるでしょう。初めてバスに乗る際は、“Do you go downtown?”(繁華街に向かいますか?)と目的地まで行くかどうか確認し、上記の例文を使って確実にバス停で降車できるように声をかけておきましょう。
6.道に迷ったときに使える例文
“Which way is it to the nearest station?” (ここから一番近い駅には、どっちへ行けばいいですか?)
“Which way is it to ~ ”で「~にはどちらへ行けばいい?」と聞くことができます。逆に道を聞かれた場合は“You can go this way”(こちらへ行けばいいですよ)と簡単に説明してあげるのが良いでしょう。
7.お店で使える例文
“Do you have something like this?”(これと似たものはありますか?)
お店でショッピングする際、お目当てのものがある場合はあらかじめ写真用意して見せるとスムーズでしょう。その場合は“Do you have ~ ”を使って「~ありますか?」と聞くことができます。
8.空港で使える例文
“Do I need to take off my shoes?”(靴脱いだほうが良いですか?)
“Do I need to ~ ?”で「~した方がいいですか?」という意味になります。現在はセキュリティーチェックの際に靴まで脱いで調べる場合もあるので、金属探知機へ進む前に係の人に聞いてみましょう。また、近年どの国も厳しくなっている税関ですが、持ち物を申告しなければならないのかどうか分からない場合は思い切って警備員に聞いてしまったほうが後々問題になりにくいです。
9.レジで使える例文
“Can I use this here?”(これってここで使えますか?)
支払いをする際にクレジットカードや割引券など利用可能かどうか聞くときに使える表現です。他にも、身分証明を求められた場合は”Can I use my passport?”(パスポートでもいいですか?)と聞くことができます。
また「利用可能な」という意味の“available”という単語は、さまざまな使用確認の際に使われます。停止中の機械には“This is not available now(現在利用不可です)”と張り紙があります。
10.待ち合わせをする時に使える例文
“Let’s meet up here at 7 p.m.”(ここに7時に待ち合わせしましょう)
“meet up”は待ち合わせして会うという意味があります。相手と約束をして時間を決めるときは、“Let’s ~ ”の文を使えば簡単に会話が進みます。もう少しレベルアップして“Why don’t we ~ ”をつかうと、相手に提案するニュアンスが強まります。
ビジネスの現場における例文集
11. ビジネス上のあいさつに使える例文
“I’m honored to meet you.” (お目にかかれて光栄です)
ビジネス場で特に目上の方とお会いする際は “Nice to meet you” よりも丁寧な言い回しをしましょう。スピーチの頭に、ここに来られて光栄ですと言う場合も、“It is a great honor to be here” と、honorを使った文で気品を出すことができます。
12.ビジネス上の電話で使える例文
“How can I help you?”(ご用件はなんでしょう?)
相手の用件を聞くときは “What do you want to do?” と率直に聞くよりも、自分が相手のために何ができますか?という低姿勢で電話を受けるのがマナーです。
13.(お客様に向けて)受付で使える例文
“May I have your name please?”(お名前をお伺いしてよろしいでしょうか?)
相手に名前や電話番号を聴くときは“What is your ~ ”を使いがちですが、謙って自分を主語に置いた方が断然丁寧です。
14.ビジネス会議で使える例文
“I see your point, but ~ ”(言いたいことはわかるのですが)
“I understand your point, and I want to add that ~ ”(あなたの意見に付け加えたいのが、)
相手に会議などで反論もしくは意見する時は、急に否定から始めるのではなくまず相手の意見を理解しているという態度を示せるようにワンクッション置くのが礼儀です。また、問題を指摘にするだけでなく、“What about ~?”(~はどうでしょうか?)や“Instead, we can do ~ ”(代わりに~することができます)などを使って代替案を出したほうが議論が進みやすいでしょう。
15.ビジネス上のクライアントとの確認で使える例文
“Let me make sure I understand what you are saying.” (あなたの意見をちゃんと理解しているか確認させてください)
ビジネスにおいての確認の重要性は国関係なしに常識です。特に英語で仕事をする場合は、相当の上級者でない場合意思の疎通において少なからず齟齬が生じます。“Let me make sure ~ ”で~を確認させてくださいという意味になるので、自分の理解に曖昧な部分がある場合は確認させてもらいましょう。その際は、“In other words”(言い換えると)“To sum up”(まとめると)を冒頭において相手の言っていることを言い換えると、互いの認識確認がしやすいでしょう。
病院における例文集
16.病院の先生と話す際に使える例文
“I have had a headache for a week.” (一週間も頭痛なんです)
体調を説明するときに使えるのが“I have been having ~ ”もしくは“I have had ~”です。悪寒はChills、湿疹はeczema、めまいはdizzyと、普段あまり聞かない単語で説明しなければいけない場合もあるので、病院へ行く前に調べておいた方が診察の時に楽です。
17.お見舞いに行く際に使える例文
“I am here to see Mr./Mrs.”(~さんにお会いしたいのですが)
面会を望む場合は、“I am here to see/visit ~” を使いましょう。また海外ではVisiting restriction(訪問制限)といって、1日に面会できる時間や人数を制限している病院は少なくありません。あらかじめ確認してからお見舞いに行くといいでしょう。
最後に
ひとつ例文を覚えれば単語を入れ替えるだけで、さまざまな状況で使えることができるようになります。特に相手に要求することや伺いを立てることが多いビジネスにおいては、単調な質問の繰り返しでは相手に失礼になるので、さまざまな言い回しを覚えることをおすすめします。
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