英語指導・英会話レッスン
  1. ゼヒトモ
  2. 習い事
  3. 語学
  4. 英語
  5. 英会話教室
  6. TOEICの平均点とは?高校生・大学生・企業別に徹底解説!
2017/05/17 2021/07/01

学生から社会人まで、日本ではTOEICを受験する人が多いですが、どれくらいのスコアが出せているのでしょう。もちろん自分の目標スコアは人と比較するものではなく、自身の目標として握っておくべきですが、周囲を知ることもまた大切なことです。

それぞれの階層に分けて平均点を調べてみました。自分の学年や職種に応じて比較や目安にしてみてください。

1.高校生のTOEIC平均点

TOEIC スコア 平均点

高校生のTOEIC平均点は、2016年の統計によると、リスニングが242点、リーディングが168点でトータルスコア平均が410点となっています。海外の高校への留学を考えている高校生や高校留学を経験した人の受験が多いようです。

2.大学生のTOEIC平均点

TOEIC スコア 平均点

大学生全体では、リスニングが250点、リーディングが194点でトータルスコア平均が443点となっています。学年別に見てみましょう。

大学1年生

大学1年生は、リスニングが239点、リーディングが188点でトータルスコア平均が427点となっています。帰国子女の場合は平均を上回ることが多いようです。

大学2年生

大学2年生は、リスニングが250点、リーディングが189点でトータルスコア平均が438点となっています。

大学3年生

大学3年生は、リスニングが273点、リーディングが209点でトータルスコア平均が482点となっています。留学経験のある人はその力試しとして受験しているようです。

大学4年生、就職活動生

大学4年生は、リスニングが284点、リーディングが218点でトータルスコア平均が502点となっています。就活を行っている時期なので、英語力が必要になる仕事に就きたいと考えている人にとってはTOEICの高スコアは有利になります。

新卒の新入社員でも英語ができると業務の幅が広がるため、企業へのアピール度も高まるようです。

3.社会人のTOEIC平均点

TOEIC スコア 平均点

日系企業勤務

社会人全体の平均点は、リスニングが332点、リーディングが276点でトータルスコア平均が607点となっています。関わる業種ごとに見てみましょう。

日系の企業の海外事業部などの平均点は、リスニングが368点、リーディングが310点でトータルスコア平均が679点で、駐在や出張などにも対応の必要があるので他の職種に比べて高めのスコアになっています。

人事では、リスニングが284点、リーディングが235点でトータルスコア平均が518点となっています。広報などでも海外に展開する可能性が高いためか、リスニングが324点、リーディングが267点でトータルスコア平均が591点と比較的高めです。また法務でもリスニングが321点、リーディングが285点でトータルスコア平均が606点と海外関連の職種に次いで高い平均になっているようです。

外資系企業勤務

外資系企業については、本社勤務や海外駐在であれば、かなりの英語力が求められるので必然的に高スコアなのですが、たまに出張があったり、社内コミュニケーションのみだったりという外資系企業もあります。業務の内容によって平均スコアにはばらつきがあるでしょう。

平均して800点以上を求める企業が多いようですが、外資系企業に勤務する人は、他の英語テストが視野にあることも考えられますね。

政府系機関勤務

公務員や政府の駐在員などの平均点は、リスニングが280点、リーディングが223点でトータルスコア平均が503点となっています。
海外との関連性があるか、無しかで差が出ることが予想されます。

英語教員、教師

全体の統計ではありませんが、英語教員、教師のTOEICスコアが低いことが懸念されているようです。京都市が実施した英語教員、教師対象のTOEIC結果の調査では、トータルスコアが580点前後と出ているケースもあるようです。

教育関連の職種全体では、リスニングが302点、リーディングが248点でトータルスコア平均が551点となっているようです。

4.TOIECのスコアが高い国

TOEIC スコア 平均点

世界の40数か国で実施されているTOEICですが、国別に平均スコアの高い国を見てみましょう。バングラディッシュ、インド、カナダ、ネパール、スイス、ポルトガル、ドイツ、スリランカ、レバノンなどが上位に挙がっていて、750点を超えている国ばかりです。

日本や韓国以外の国では、比較的英語力の高い人たちが受けているということもこの結果の要因になっているようです。一方、日本はというと、平均が500前後で40数か国の受験国の中でも40位前後と低い結果になっています。

最後に

TOEIC スコア 平均点

いかがでしたでしょうか。社会人の平均点には、どれだけ仕事が海外との関連性があるか、どのくらい英語が日常で必要とされるかでかなりの開きが見られるようです。ビジネスシーンでのコミュニケーションも測られるテストなので、職業経験のない学生には高スコアの取得が難しい点もあるということも考えられます。日常会話だけでない、ビジネスでのコミュニケーションスキルを身に付けて着実にスコアアップを図れるといいですね。

英語指導・英会話レッスン関連の最新記事

2024/11/06
TOEICは何点からすごい?スコア別に英語レベルの評価も理解しておこう!

TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語の能力をアピールする手段として大きな武器となります。高スコアを獲得すれば就活や留学を有利に進められ、自身 […]

2024/10/25
TOEICのリスニングで満点は取れる?英語レベルをアップさせる効果的な勉強法を徹底解説

「TOEICリスニングの満点は何点?」「リスニングで満点は取れるの?」このような疑問を抱えている人は多いでしょう。 TOEICのリスニングは、495点満点です。同じくリーディングも495点満点となり、合計990点がTOE […]

もっと見る

あなたのお困りごとをプロに相談してみよう

STEP 1:簡単無料依頼

2分でスマホやPCで簡単に依頼内容を入力します。

STEP 2:提案を受ける

最大5人のプロから提案を受けられます。あなたの条件に合うプロを採用してください。

STEP 3:交渉成立

プロと相談した場所・日時・値段で依頼したサービスを受ける。

この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部アカウントです。

お役立ち情報をLINEで受け取る

友だち追加

関連サービスからプロを探す