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  6. 知らないと損する!実は皮を剥かなくていい野菜
2022/10/13

野菜ってだけで毎回必ず皮を剥いているそこのあなた!ドキッとしたかもしれませんが、安心してください。

皮を剥かなくていい野菜が意外と多いこと、知らない人って実は多いんです。

皮を剥かずに食べられる野菜ってどれ!?

皮を剥く必要があると思っていた野菜の中には、剥かずに食べた方がいい野菜があると知っていますか?

調理の手間を省く以外にも、皮を剥かなくていい理由があるんです。

野菜の皮を剥かずに食べるべき理由

野菜に含まれる栄養は、身の部分よりも皮と身の間にたくさん含まれています。そのため、皮を剥いてしまうと本来摂れるはずの栄養が十分に取れなくなります。

また、皮を剥く行為はゴミを増やすことになります。皮ごと野菜を食べることは廃棄物を減らし、食品ロス削減にもつながります。

知っておきたい!剥かずに食べられる4つの野菜

ここからは、実際にどんな野菜が皮を剥かずにごと食べられるのかをご紹介します。

①大根

冬野菜の代表である大根は、皮を剥かずに食べられる野菜の代表格。皮が硬いイメージが強いため、剥いて調理する野菜と思われがちですが、実はそのまま食べられます。

大根の皮付近には、ビタミンCが豊富に含まれているので、美肌効果もあり、大根おろしにしても栄養が壊れることがありません。

②にんじん

大根と同じく、皮が硬いイメージのにんじん。皮に近い外側に多く含まれるカロテンは、活性酸素を取り除く抗酸化作用があり、エイジングケアに役立つと言われています。どうしても硬さが気になる方は、ミキサーにかけてドレッシングにするのも良いでしょう。

③長芋

滑りやすいため、皮を剥くのが非常に面倒な長芋の皮には、ネバネバの成分であるペクチンとムチンが含まれています。ペクチンは、コレステロール値の上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増殖させたりと身体の健康に役立つ成分。さらにムチンはたんぱく質の吸収を促進し、抗ウイルス作用を発揮すると言われており、丈夫な体づくりに欠かせません。

④ごぼう

ごぼうの皮には、ポリフェノールの一種として知られているクロロゲン酸やタンニンが含まれています。老化防止につながる栄養素なので、こちらも積極的に摂取したい栄養素と言えますね。

また、アク抜きをするとポリフェノールが外に出てしまうので、2〜3分程度で簡単に行うのもポイントです。

剥かずに食べる際の注意点

皮を剥かずに食べる場合は、しっかりと洗うことが大切です。野菜には生産過程でさまざまな農薬が使われています。農薬の使用基準を管理する農薬工業会によると、残留農薬は洗うだけで落とせるとありますし、泥や汚れも落とすことが必須です。

また皮を剥かずに食べるイメージの強いじゃがいもは毒性の高い芽が生えていることがあり、一定量摂取してしまうと食中毒を起こす可能性が…。

皮ごと食べる際は、しっかり芽を取ってあることを確認するようにしましょう!

出典元:農薬工業会

皮を剥かずに食べられる野菜のレシピ4選

皮を剥かずに食べることができる野菜を使った、栄養満点のレシピを紹介します。

皮付き大根の一味醤油漬け

耐熱皿に細切りにした大根と指定の調味料を入れて、電子レンジで加熱するだけの簡単レシピです。大根がくたくたになるので、皮がついていても気にならないのがポイント。

半日置くと、味が染み込んでご飯が進むメニューに大変身です。作り置きで4〜5日持つレシピなので、大量に作って冷蔵庫に入れておけば、仕事が忙しくて料理を作るのが面倒な時にも便利ですよ。

ニンジンの酒蒸しバター

こちらも切って調味料を加えてレンジでチンするだけの簡単レシピです。にんじんの臭みをお酒で消しながら本来の甘みを生かしたレシピなので、にんじんが苦手な子どもにもぴったり。

魚料理や肉料理に添えたり、お弁当の隙間を埋めたりと万能なサイドメニューです。

長芋の粒マスタード醤油漬け

3つの材料で作れるお手軽レシピで、皮ごとカットした長芋をジップロックに調味料と共に入れ、寝かせるだけで完成。

長芋のヒゲは、コンロの火で焼くと簡単に処理できるので、処理しておくのがおすすめです。

無限ゴボウからあげ

ごぼうを縦長にカットし、特製のタレに漬け込み30分。その後、片栗粉にまぶして揚げるだけです。サクサク食感が楽しめるので、皮が付いていても気になりません!

お酒のおつまみにぴったりなので、ごぼうが余って使い道に困ったときにおすすめですよ。

まとめ

野菜の皮には、意外な栄養がたくさん含まれていますね。特にビタミンCやポリフェノールなど美肌につながる栄養素が多いので、肌の老化を防止したい方や肌のくすみが気になる方にぴったりの摂取方法です。

またゼヒトモでは、今回ご紹介したインスタのレシピ以外にもさまざまな方法で皮付き野菜が活かせるレシピを紹介してくれる料理教室が揃っています。日々の食事がマンネリ気味と思う方は、手軽な家庭料理のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。

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