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  6. マンションのリビングリフォームで快適な空間へ!費用相場やタイプ別の施工事例を解説
2024/04/01 2024/04/16
リビング,リフォーム

自宅マンションのリビングをリフォームしようと考えている方の中には、施工事例や費用相場について悩みを抱えている方も多いかと思います。リビングで快適に暮らせれば、おうち時間も充実するはずです。

この記事では、マンションのリビングをリフォームする際にかかる費用や施工事例について徹底解説します。あわせて、リビングリフォームの基礎知識やメリット・デメリットをもまとめて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【マンションのリビングをリノベーション】メリット・デメリット

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まずは、マンションのリビングをリノベーションするメリット・デメリットについて紹介します。

リノベーションによるメリット・デメリットはさまざまあるため、重視するポイントを見極め居心地のいいリビングにしてください。

メリット

リビングをリノベーションするメリットとしては、次の3点が挙げられます。

  • 新築マンションのような快適さを手に入れることができる
  • 間取りを変更することができる
  • 効率よく家事を行うことができる

新築マンションのような快適さを手に入れることができる

リビングをリノベーションする際に最新の設備を導入することで、新築マンションのような快適さを手に入れられます。

断熱性の補修を行ったり床暖房を新設したりして改装すれば、まるで新築リビングのような素敵な仕上がりになるでしょう。

間取りを変更することができる

フルリフォームすることで、リフォーム時の家族人数やライフステージなど暮らしの変化に合わせた間取りに変更することが可能です。空いたスペースの有効活用もできるでしょう。

たとえば、3LDKの物件を子どもが独立したことを機に和室を洋室に変えたり、2LDKの間取りに変更したりすることもできます。

また、広いワンルームを1LDKや2LDKにリノベーションするなど、ライフスタイルに合わせた間取り変更も可能です。リノベーションする際は、リノベーション事例などのプランを参考にするといいでしょう。

効率よく家事を行うことができる

家事動線における問題点を考慮した間取りにリノベーションすれば、効率よく家事を行えるようになって悩みも解消されるでしょう。

家事動線とは、家事をするときの移動経路のことです。毎日行う家事の時間を短縮することで、心地よく家事を行えます。リノベーションに合わせて、好みの家電を新設したり好きな家具を置いたりすれば充実した生活を送れるでしょう。

デメリット

メリットがある一方でリノベーションには、デメリットも存在します。主なデメリットは、次の3点です。

  • 間取りが変更できない場合がある
  • 耐震性に問題がある場合がある
  • 住むまでに時間がかかる

間取りが変更できない場合がある

管理規約の観点から、間取りの変更が難しい可能性がある点はデメリットです。便利にするために、なんでも気軽に変更していいわけではありません。

マンションの場合、その他にも管理規約で水回りの移動が制限されていたり、隣接住居など躯体の構造上自由に壊したりできない場合があります。希望する間取りが実現可能かどうかを、事前に施主に確認しておくと安心です。

住むまでに時間がかかる

リノベーションする場合は、住むまでに時間がかかることも理解しておきましょう。リノベーションの内容にもよりますが、流れとそれにかかる時間の目安は以下のとおりです。

  • 打ち合わせ:1~3か月
  • 工事:1~3か月

耐震性に問題がある場合がある

古いマンションの場合、耐震性に問題がある可能性があるため注意が必要です。耐震性を判断する基準として、旧耐震基準と新耐震基準があります。

旧耐震基準は1981年以前に建築された建物に適用されるもので、最大震度5強の揺れでも建物が倒壊しないように設計されています。一方の新耐震基準は、震度6や7でも倒壊しないような水準です。

旧耐震基準に準拠したマンションの場合、地震で重大な損傷を受けるリスクが高いため、注意しましょう。

【マンションのリビングをリノベーション】費用相場・工事期間

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マンションのリビングをリノベーションする際の費用相場は、マンションのグレードによっても違います。また、リフォーム費用は天井や床材・壁材の張替えや、水回りの交換などで使用するクロスや壁紙などの素材でも変わってくるため、注意が必要です。

まずは、マンションのグレードによって工事費用がいくらかかるのかチェックしましょう。中古マンションなどのリビング部分を全面リフォームした場合の平米あたりの費用相場は、以下の価格帯が一般的になっています。

施工面積(範囲)が広くなるほどコストも高くなるのが特徴です。

  • 一般的なマンション、高級マンション:15万~18万円程度
  • ハイグレードマンションの場合:25万円程度

続いて、工事内容ごとの費用相場と工事期間は、以下の表のとおりです。

工事内容費用相場工事期間
クロスの張替え約5万~10万円1〜4日
フローリングの張替え(10畳、無垢フローリングを使用)約13万~27万円2〜5日
カーペットからフローリングへの張替え(10畳)約12万円2〜4日

リフォームする際は、壁面クロスやフローリングのデザインなどにもこだわることが大切です。一部だけ違う素材にするのではなく、全体に統一感を持たせることで落ち着いた雰囲気の部屋に仕上がります。

自分の希望がある場合は、リフォーム会社などに詳細を相談してから進めるのがおすすめです。また、見積もりだけであれば無料のことも多いため、気軽に見積もり依頼をしてみてください。

【デザイン別】マンションリビングリフォーム事例7選

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マンションリビングをリノベーションした施工事例を7つ紹介します。施工例をもとに、部屋の雰囲気やこだわりを参考にしつつ、自分のお気に入りを見つけましょう。

あわせて、施工費用や工期、施工面積も紹介するので、イメージの参考にしてください。

開放感のある小上がり和室へリフォーム

一角にあった既存の和室を、小上がり和室へリフォームした実例です。風通しが悪く暗くジメジメした空間だった和室を、小上がり和室にしてリビングダイニングとつなげることで採光性のとれた素敵な空間に仕上がっています。

また、障子を全開できるようにすることで開放的になり、「リビングと和室両方からテレビを見る時間がほしい」という要望も実現しました。

さらに、PC専用のワークスペースを設けることで、仕事のテレワーク(在宅ワーク)や書斎としても利用できる機能性を持ち合わせています。

フローリングには無垢材を採用して、気になっていた寒さの工夫も施しました。温かみのある質感で、お風呂上がりに歩くと快適でお気に入りだそうです。

施工費用工期施工面積
270万円28日間不明

参考:LOHAS studio「ミシンの音が聞こえる、くつろぎの小上がり(マンション)」

ナチュラルでアンティークな空間にリフォーム

子どもが一人暮らしを始めて家族構成が変わったことを機に、部屋の使い方を夫婦中心に考えたリノベーション事例です。仕切られていたリビングダイニングやキッチン、和室の間仕切りを撤去して一体感を出し、開放感のある広々としたLDKにまとめました。

対面型のキッチンはヴィンテージテイストを演出し、天井パネルの追加やキッチンカウンターのタイル施工でイメージを一新しています。

また、フローリングも廊下や玄関まで統一感を持たせ、家具やインテリアには自然素材を採用、おしゃれで理想的な住まいが完成しました。

施工費用工期施工面積
380万円20日間40平方メートル

参考:LOHAS studio「こだわり素材で彩るセカンドライフ(マンション)」

家族団欒の時間を大切にする空間リフォーム

ペットが傷つけた壁と一緒に、リビングも一緒にリフォームしたケースです。木目のきれいな自然素材を基調に、生活動線を意識した新築のような使い勝手のよい間取りを目指しています。

リビングスペースは木目調が印象的で、自然光が入る明るい開放的な空間に変更しました。照明にダウンライトを使用することで、スタイリッシュで高級感溢れる新築のようなキッチンリフォームを実現しています。

また、キッチンは料理のときも家族とつながりを持てるようにと、コミュニケーションのとれる対面式を使用しています。キッチンの奥にはL型タイプの机を設置し、子ども部屋に行かずとも親の目の届く範囲で勉強が可能なため安心です。

さらに、リビングルームに大容量の壁面収納を施工時に設置したのもこの物件のポイントといえます。クローゼットは勉強道具などをすべて仕舞っておける収納力を誇るため、生活感が出すぎることもありません。

シンプルになりがちな壁には、飾り棚を設置してアクセントとして写真を飾るなど、アイデア溢れる内装リフォームになっています。

施工費用工期施工面積
450万円45日間40平方メートル

参考:LOHAS studio「家族の絆(マンション)」

コンクリートむき出しで上品な空間にリフォーム

購入したマンションのRC造という構造の特性を活かし、3LDKから2LDKの間取りにリフォームした事例です。コンクリート・アイアンの風貌にぬくもりの感じられる自然素材が融合した、ヴィンテージスタイルを採用しています。

「リビングを広く拡張したい」という要望は、洋室1つをLDに組み込んで実現しました。LDKの天井を上げて縦空間の広さをアップさせたことで、ゆとりのある大きな空間に生まれ変わっています。

また、こだわりは室内に配置した小上がりを使ったワークスペースです。2階部分にデスクのついたオープン棚を設置し、1階には大型の収納スペースを取り、快適性も兼備しています。

それにより、カフェ風の空間で在宅勤務やリモートワークも快適に行えているそうです。

施工費用工期施工面積
500万円不明36.31平方メートル

参考:LOHAS studio「『コンクリート剥き出し』に自然素材をデザインする 大人ヴィンテージの温もりある癒しのリフォームマンション)」

穏やかなリゾート空間にリフォーム

希望する建物が見つからず中古物件へ切り替え、なおかつ3LDKから2LDKへリフォームすることでリゾートテイストの我が家を実現した例です。和室をリビングとつなげて、廊下の一部を取り込み、充分な広さのリビングを確保しています。

また、シーリングファンや化粧梁などのアイテムを取り入れて、魅力的だった天井高を強調しました。さらに、自然素材の効果に興味があった関係で、珪藻土や無垢材をふんだんに使用し快適さにもこだわっています。

こだわりのあった珪藻土のホワイトと無垢材のブラウンでまとめた、シックで落ち着いた色味に非常に満足されているようです。間接照明も組み合わせることで、非日常感に拍車をかけています。

施工費用工期施工面積
670万円不明不明

参考:LOHAS studio「自宅でリゾート気分 -ゆったり開放的なLDK(マンション)」

リフォーム済みのリビングを自分らしい温かみのある空間へリフォーム

リフォーム済みの中古マンションを購入し、さらに自分たち好みのデザインにアレンジした事例です。こだわりは、自然素材を多く取り入れたナチュラルな雰囲気と海外のようなインテリアでした。

そこで、建具や壁にブルーやイエローのカラーリングを施し、カリフォルニアンテイストの爽やかな室内に仕上げています。

こだわりは、カラー選びにもおよびます。ショールームに足を運び、多くのサンプルから自分たちらしい色を選び、味わい深い空間へと変身させました。

施工費用工期施工面積
670万円60日間不明

参考:LOHAS studio「リフォーム済みからのこだわりプラン(マンション)」

ライフスタイルに合わせた彩りのあるリフォーム

予算の範囲内で、全室をフルリノベーションした事例です。ゲストとくつろいで過ごせるLDKや、和室から洋室への寝室変更など、ホテル風のリラクゼーション空間を実現させています。

ラグジュアリーな印象のリビングダイニングは、LDKと寝室がまとまる一体的なデザインが特徴です。引戸を使って寝室とリビングを分けることもでき、壁と同じ色の白を採用し全体に統一感を演出しています。

洗面室も白を基調とした、清潔感溢れるホテル調の仕様です。壁にモザイクタイル、カウンターに天然石を使用し清涼感も演出しています。

 

浴室も汚れがつきにくい素材のユニットバスに交換したため、お手入れが簡単にできるのも魅力です。

施工費用工期施工面積
860万円54日間69平方メートル

参考:LOHAS studio「これからのライフスタイル・人生をより豊かにするためにリフォームを(マンション)」

【マンションのリビングリフォーム】成功させるポイント3点

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マンションのリビングリフォームを成功させるうえで、おすすめのポイントを紹介します。

  • 予算を設定しておく
  • リフォーム後のレイアウトを事前にイメージしておく
  • マンションの管理規約を確認しておく

リフォームにあたり不安もありますが。そのようなときは、上記のコツや注意点を押さえておくことで、リフォーム会社(施工会社)に相談する際に希望をしっかり伝えられるはずです。

予算を設定しておく

マンションリフォームの際は、予算の確保も大事ですが、予算設定がなにより重要です。目安の予算を事前に把握しておけば、全体の予算内で収まるようなリフォームプランを業者から提案をしてもらえます。

予算がふんだんにあるのであれば、デザイン性やグレードにしばられることなく、魅力的なアイテムをチョイスすることは可能です。

しかし、実際には限られた予算内で内装の施工に対応することになります。そのため、担当者に予算を伝えて確認してもらい、変更点などを含めて選択肢を提案してもらうことがおすすめです。

資金計画を立てるときには、マンションリフォームで活用できる住宅ローンや補助金などを相談会で担当者に相談しましょう。理想のお部屋にするためにも、専門家のアドバイスや情報を参考にするのが効果的な方法です。

リフォーム後のレイアウトを事前にイメージしておく

リフォーム後のリビングレイアウトを事前にイメージしておくことで、理想のリフォームを実現できます。イメージする場合は、オシャレにしたい、この箇所にはこだわりたい、といった漠然としたものではなく、具体的にイメージが必要です。

さらに、現実的な機能性も想定してイメージしておきましょう。そのためにも、間取り図を見ながら不満点や改善したい理由を書き出すことが重要です。

書き出した内容をもとに場所や機能の優先順位をつけると、現実的なイメージができあがります。

マンションの管理規約を確認しておく

施工がそもそもできるのかどうか、施工の制限がないか事前に管理規約を確認しておくことも重要です。法令的な判断は、リフォーム会社へ一任できます。

要望を伝えて、施工可能かどうか判断してもらいましょう。あらかじめ、相談しておくことで施工後の変更を防げます。

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