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  6. 40代女性がダイエットを成功させるには?効果的に痩せるポイントを解説
2024/02/08

「40代になって痩せにくくなったような気がする….」そのように感じる方も多いのではないでしょうか。40代は代謝が落ちて実際痩せにくい年代なので、30代とは違ったアプローチで対策が必要です。今回は、アラフォー女性におすすめするダイエット方法を徹底解説します。体形が気になる方・痩せたい方は必見です。

40代女性が痩せにくい理由は大きく2つ

悩む女性

ダイエットを成功させるには、40代女性が痩せにくいワケを知ることから始めましょう。理由は大きく2つあります。

【1】基礎代謝の変化

1つめは「基礎代謝の変化」です。人間の体は、摂取カロリーよりもエネルギー消費量が高ければ痩せるというのが基本原理です。単純に言えば、ダイエットをするためには、カロリー摂取を減らすか、エネルギー消費を増やすかのどちらかを行えば良いことになります。しかし、この消費エネルギーの量は40代になると変化する傾向があります。

消費エネルギーには大きくわけて3つの種類があります。

【人間の消費エネルギーの種類】

  • 基礎代謝によるエネルギー消費
  • 身体活動によるエネルギー消費
  • 食事を摂ることによるエネルギー消費


基礎代謝によるエネルギー消費は、呼吸や血液循環、細胞の成長と修復、体温の維持など、生命維持に必要な基本的な身体機能に使われます。一般的に全体の消費エネルギーの約60~75%と、大きな割合を占めます。

身体活動によるエネルギー消費は、運動や日常生活の活動(歩行、家事、職業活動など)によって消費されるエネルギーです。人によって身体活動レベルが異なるため一概には言えませんが、全体のエネルギー消費の約15~30%を占めます。

食事を摂ることによるエネルギー消費は、私たちが何かを食べる時に、体が消化をするために使うエネルギーです。一般的に全体の消費エネルギーの約10%程度を占めます。

上記からわかるように、人間の消費エネルギーの大半を占めるのが、「基礎代謝によるもの」になります。40代ではこの基礎代謝が衰えるため、20代・30代の頃よりも、痩せにくくなるのです。

基礎代謝について、詳しく見ていきましょう。

基礎代謝(BMR)とは、人間が安静にした状態で消費する最低限のエネルギー量のことです。私たちが生命を維持するには、呼吸や心臓の拍動、体温の維持、細胞の活動など、最低限の機能を動かすエネルギーが必要になります。年齢・性別・身長・体重・体温・ホルモンバランスなどの要因によって、基礎代謝率は異なりますが、一般的な計算方法は下記が目安です。

【1日の基礎代謝】

BMR(基礎代謝)=447.593+(9.247×体重[kg])+(3.098×身長[cm])−(4.330×年齢[歳])

上記の計算式で、40歳・身長160cm・体重60kgの女性の基礎代謝率を計算すると、下記のようになります。

BMR=447.593+(9.247×60)+(3.098×160)−(4.330×40)=447.593+554.82+495.68−173.2

=447.593+554.82+495.68−173.2

=1324.89/日

=1324.89kcal/日

この計算式によれば、20代と40代の女性の1日の基礎代謝量には約100kcal/日の差があることが分かります。厚生労働省が提供する「e-ヘルスネット」には、加齢とエネルギー代謝の関係が一覧になっているので、参考にしてみてください。

人間の消費エネルギーの大きな割合を占める基礎代謝ですが、これが下がる大きな理由は2つあります。

加齢・運動不足による筋肉量の減少

筋肉は安静時でも比較的多くのエネルギーを消費するため、筋肉量が多いほど基礎代謝率は高くなります。逆に脂肪量が多いと基礎代謝は低下するので、加齢によって筋肉量が減少すると、それに伴い基礎代謝率も下がるのです。

生活習慣などによる自律神経の乱れ

自律神経はホルモンの分泌を調節する役割を持っており、人間の体内時計と密接な関係があります。甲状腺ホルモンや成長ホルモンなどのバランスを崩すと、体温調節や消化機能といったエネルギー代謝に関する機能が低下します。 40代は出産や子育て、仕事の責任の増加など、ライフスタイルが大きく変化する時期です。

この時期は、運動不足になったり、食事のバランスが崩れたり、慢性的なストレスを感じたり、十分な睡眠を取れなかったり….など生活習慣が乱れることが多く、基礎代謝の低下につながります。

【2】女性ホルモン「エストロゲン」の減少

2つめは加齢と共に減少する、女性ホルモンの関係です。重要な女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」があります。特にエストロゲンは、脂肪分布、新陳代謝、骨密度の維持、心血管系の保護など、体の多様な機能に関与しています。また、女性の美容にも大きく影響するホルモンです。

エストロゲンの分泌は20代後半にピークを迎え、その後徐々に減少します。エストロゲンの低下は、血中脂質や血糖値に影響を及ぼし、体重増加やインスリン抵抗性のリスクを高めます。特におなか周辺の脂肪の蓄積を促すので、心臓病や代謝症候群もリスクです。

では、具体的にどうすれば、効果的に痩せることができるのでしょうか。

ダイエットのポイント①:食事で効果的に痩せる!

効果的なダイエットには、正しい食生活をすることがおすすめです。カロリー、栄養バランス、腸内環境を整える食事改善の方法を紹介します。

適切な摂取カロリーに制限する

カロリーのコントロールは、ダイエットの基本です。痩せるためには、摂取カロリーを基礎代謝よりも低くしなくてはなりません。加齢と共に基礎代謝は減少していくので、若い時よりも摂取カロリーに配慮する必要があります。

栄養バランスを整える

タンパク質の多い食材

ダイエットの効果を感じるコツは、高たんぱく・中糖質・低脂質な食事を摂ることです。ただし、極端なカロリー制限をする食事法では、栄養不足やリバウンドの原因になってしまいます。外食時も以下のような食品を使ったメニューを選ぶことで、無理な食生活を改善することができます。具体的な食材の例を紹介します。

高たんぱくな食材

たんぱく質は筋肉の構築と修復に不可欠で、満腹感を提供し、代謝を促進する効果があります。

肉類:鶏の胸肉、七面鳥、赤身の牛肉、豚肉の赤身部分

魚介類:サーモン、マグロ、白身魚など

乳製品:ギリシャヨーグルト、低脂肪チーズ、スキムミルク

植物性たんぱく質:豆腐、テンペ、豆類、レンズ豆、エダマメ

中程度の糖質(中糖質)を含む食材

糖質は体の主要なエネルギー源ですが、過剰な摂取は体重増加の原因になることもあります。主食の炭水化物を、白米から玄米に置き換えてみるなど工夫してみましょう。

全粒穀物:玄米、雑穀米、キヌア、全粒小麦パン、全粒小麦パスタ

果物:ベリー類、リンゴ、オレンジなど、糖分が比較的低いもの

野菜:ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワー、にんじん、かぼちゃ

低脂質な食材

健康的な脂質を適量取ることは重要ですが、脂質はカロリーが高いため、量をコントロールする必要があります。調理方法は高カロリーになる揚げ物を避け、低カロリーな蒸し、焼き、グリル、煮るなどが最適です。

植物油:オリーブオイルやアボカドオイルなど(少量使用)

腸内環境を整える食事をする

腸内環境を整える野菜

ダイエットと腸内環境は、密接に関連しています。健康的な腸内細菌の成長を促進し、消化を助けることで、ヘルシーにダイエットをすることができるので、積極的に摂取しましょう。具体的な食材の例を紹介します。

食物繊維を多く含む食材

食物繊維は、善玉菌の栄養源となり、腸内環境を改善します。

野菜:ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、アーティチョーク、にんじん

果物:リンゴ、バナナ、オレンジ、ベリー類

全粒穀物:オートミール、玄米、キヌア、全粒小麦パン

豆類:大豆、レンズ豆、黒豆、ひよこ豆、エダマメ

海藻類:わかめ、もずく

プロバイオティクスを含む食材

プロバイオティクスは健康な腸内細菌を増やします。

発酵食品:ヨーグルト、ケフィア、味噌、テンペ、キムチ、納豆

プレバイオティクスを含む食品

プレバイオティクスとは、主に食物繊維やその他の非消化性成分で構成される食品成分のことです。腸内細菌のバランスを良好に保ち、健康を促進する役割を果たします。

フルクタン:ニンニク、タマネギ、リーク

プレバイオティクス:アスパラガス、バナナ

健康的な脂質を含む食品

オメガ3脂肪酸などの健康的な脂質は、腸の炎症を減らします。

魚:サーモン、マグロ、いわし

ナッツ類と種:アーモンド、チアシード、フラックスシード

上記のような食材を、積極的にとり、バランスの良い食生活を心がけましょう。また、十分な水分を摂取することも大切です。水は体内の代謝を促進し、食欲を抑制し、消化を助けます。成人女性で約2リットルを目安とすると良いでしょう。

ダイエットにおすすめ!高たんぱく・低脂質レシピ

ここでは、高たんぱく・低脂質の食材を使った、簡単にできるおすすめレシピをご紹介します。

鶏胸肉と野菜のハーブ焼き

胸肉と野菜のハーブ焼き

しっかりタンパク質の摂れる鶏肉をメインに、新鮮なハーブとガーリックで風味豊かに仕上げます。添加物を使用せず天然の調味料のみで味付けをしているので、身体にも優しく余計な塩分・糖分を摂取する心配もありません。きのこを加えてアレンジしても、栄養バランス良く満足感もたっぷり。主菜としてレパートリーに入れたい一品です。

材料

  • 鶏胸肉:200g(皮なし)
  • ズッキーニ:1本
  • 赤パプリカ:1個
  • 玉ねぎ:1個
  • ガーリック(みじん切り):2片
  • オリーブオイル:大さじ1
  • ローズマリー(みじん切り):小さじ1
  • タイム(みじん切り):小さじ1
  • 塩、黒コショウ:少々

作り方

  1. 鶏胸肉を一口大に切り、塩、黒コショウで下味をつける。
  2. ズッキーニ、赤パプリカ、玉ねぎを一口大に切る。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、ガーリックを炒め香りを出す。
  4. 鶏肉を加えて中火で焼き、両面に焼き色がついたら取り出す。
  5. 同じフライパンに野菜を入れ、軽く塩コショウを振りながら炒める。
  6. 野菜が柔らかくなったら、鶏肉を戻し入れ、ローズマリーとタイムを加えて混ぜる。
  7. 野菜に火が通ったら完成。

ギリシャヨーグルトとベリーのパフェ

ギリシャヨーグルトとベリーのパフェ

高たんぱく質のギリシャヨーグルトと、ビタミンや抗酸化物質が豊富なベリーを組み合わせたヘルシーなおやつです。ハチミツで自然な甘みを加え、ナッツで食感とミネラルなどの栄養価を高めているので、ダイエット中の間食として最適です。

材料

  • ギリシャヨーグルト:200g
  • 新鮮なベリー(ブルーベリー、ラズベリーなど):1カップ
  • ナッツ(アーモンドやくるみ、無塩):大さじ2
  • ハチミツ:小さじ1
  • シナモン:少々

作り方

  1. ベリーは洗って水気を切る。
  2. ギリシャヨーグルトをボウルに入れ、ハチミツを加えてよく混ぜる。
  3. グラスやカップにヨーグルトの半量を入れる。
  4. 上にベリーの半量を並べる。
  5. 残りのヨーグルトを上に重ね、その上に残りのベリーを加える。
  6. 最後にナッツを散らし、シナモンを振りかける。

ダイエットのポイント②:運動で効果的に痩せる!

食事制限だけではなく運動を取り入れることで、消費カロリーを増やしより効果的にダイエットをすることができます。この時、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせるのが、即効性の出るポイントです。組み合わせることで、筋肉量が増えて基礎代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすくなりカロリー消費の効率が高まります。

有酸素運動を行う

有酸素運動は、歩行、ジョギング、サイクリング、水泳など、動きの多い運動が含まれ、ダイエットや体重管理に非常に効果的です。有酸素運動は心肺機能を向上させ、カロリー消費を促し、脂肪燃焼を助けます。

有酸素運動の効果

有酸素運動には、さまざまな効果があります。普段の生活でも、移動に徒歩やランニングを取り入れるなど、意識しましょう。

  • カロリー消費の増加:運動量の多い有酸素運動は高いカロリーを消費します。
  • 代謝アップ:定期的な有酸素運動は基礎代謝率を高め、休息時のカロリー消費も増加させます。
  • 脂肪燃焼の促進:有酸素運動はエネルギー源として脂肪を使用するので、体脂肪減少に直接寄与します。
  • 持久力アップ:脂肪燃焼をする体の持久力を高めます。

無酸素運動(筋トレ)を行う

無酸素運動とは、筋肉が酸素を消費する速度を超えてエネルギーを必要とする高強度の運動のことです。重量挙げ、スプリント、高強度インターバルトレーニング(HIIT)などが含まれます。

無酸素運動の効果

無酸素運動には、さまざまな効果があります。

  • 筋肉量の増加:無酸素運動によって筋肉量が増えると基礎代謝率(BMR)が上昇し、休息中でも多くのカロリーを消費します。
  • エポック効果(運動後の酸素消費過剰):無酸素運動後、体は通常よりも多くの酸素を消費し続け、運動後もカロリー消費が続きます。
  • 代謝の活性化:運動後のカロリー消費の増加により、ダイエット効果が向上します。
  • 脂肪燃焼の促進:脂肪をエネルギーとして利用する体の能力を高めます。
  • 筋肉の修復と成長に伴うカロリー消費:筋肉の修復と成長過程で追加のカロリーが消費されます。

隙間時間にできる筋トレメニュー

筋トレをしようと思っても、続かないことが悩みという方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、家事などの隙間時間にボディメイクができる筋トレメニューです。回数をこなすことだけでなく、鍛えている部位を意識して行いましょう。

ワイドスクワット

ワイドスクワット

通常のスクワットでは足を肩幅程度に開いて行いますが、ワイドスクワットでは足を広く開くことで、大腿部やお尻により多くのストレスをかけることができます。この動作は、特に内ももの筋肉(内転筋)やヒップス(大殿筋)の強化に効果的です。

開始姿勢・動作

  1. 足を肩幅よりも広く開きます。足の先はやや外側に向けます。
  2. 背筋をまっすぐに保ち、顔は前方向きにします。
  3. 両手は体の前で組むか、肩の高さで前方に伸ばします。
  4. 膝を曲げながらゆっくりと腰を下ろしていきます。このとき、膝がつま先を越えるのはNG。お尻を後ろに突き出すようにして、太ももが床と平行になるまで下ろします。
  5. 内ももとお尻の筋肉に意識を集中させてください。
  6. 足の裏全体に体重をかけながら、ゆっくりと元の立ち位置に戻ります。
  7. この動作で、太ももとお尻の筋肉を使ってください。

注意点

  • 膝の位置:膝がつま先を越えないように注意してください。膝への負担を避けるためです。
  • 背筋の保持:背中をまっすぐに保ち、前かがみにならないようにします。
  • 呼吸:下ろす動作で息を吸い、上がる動作で息を吐くと良いです。
  • ペース:動作はゆっくりと行い、筋肉に意識を集中させましょう。

追加のバリエーション

  • ダンベルを使用:手にダンベルを持って行うことで、より負荷をかけることができます。
  • パルス運動:最下点で小さく数回バウンドすることで、内ももの筋肉をさらに刺激できます。

プランク

プランク

プランクは、隙間時間に行うのに最適な筋トレメニューの一つです。お腹まわりが気になる時にはぜひ取り入れましょう。

この運動は、体のコア(腹部、背中、腰周りの筋肉)を中心に鍛えることができ、体幹の安定性と筋力を向上させるのに効果的です。また、特別な器具が不要で、短時間で実施できるため、忙しい日常生活の間に簡単に取り入れることができます。

開始姿勢・動作

  • まず、腹ばいになってマットや床に寝ます。
  • 肘を曲げて、肩の直下に肘を置きます。肘は肩幅くらいに保ちます。
  • 手は肩幅と同じくらいに開いて、手のひらは床に向けます。
  • 足のつま先に体重をかけ、体を一直線に保ちながら持ち上げます。
  • お尻は下げすぎず、また上げすぎないようにします。体がまっすぐな一直線を描くように意識してください。
  • 首は中立の位置に保ち、顔は床を向いてください。
  • このポジションを、最初は20〜30秒間キープしてみましょう。
  • 慣れてきたら、徐々に持続時間を延ばしていきます。1分以上キープできるようになると更に効果的です。
  • プランク中は、深く均等に呼吸を続けてください。息を止めないようにしましょう。

追加のバリエーション

  • ストレートアームプランク:手のひらを床につけ、腕を伸ばした状態で行います。
  • サイドプランク:体を横向きにして、片方の腕のみで体を支えます。両側を交互に行います。上腕三頭筋(二の腕の後ろ側にある筋肉)が鍛えられるので、二の腕をスリムにしたい場合に効果的です。
  • レッグリフトプランク:基本のプランクのポジションから、交互に片足を少し持ち上げます。臀筋(お尻の筋肉)と脚の後面(ハムストリングス)が鍛えられるので、バランス感覚を高め、臀筋と脚の筋力をつけたい場合に効果的です。

注意点

  • 腰への負担を避ける:腰を落としすぎたり、上げすぎたりしないように注意してください。
  • 体のアラインメント:体を一直線に保つことが重要です。鏡を使ってフォームをチェックするのも良いでしょう。
  • 無理をしない:初めは短時間から始め、徐々に持続時間を延ばしてください。

ストレッチをする

ストレッチは体の柔軟性を高め、ケガを防ぐだけでなく、筋肉のコンディションを整えるのに役立ちます。また、血行を良くして代謝を促進する効果もあります。食事管理や有酸素運動、無酸素運動(筋トレ)などと組み合わせて、全体的な効果を高めましょう。

ここでは、手軽にできるダイエットに効果的なストレッチをいくつか紹介します。

1. ハムストリングストレッチ

  • 実施方法
    • 床に座り、片脚を伸ばし、もう片方の足を内ももにつけます
    • 伸ばした脚に向かって上半身を前に倒し、足のつま先や足首を手で掴むようにします
    • このポーズを15~30秒キープし、反対の脚でも同様に行います

2. 股関節ストレッチ

  • 実施方法
    • 椅子に座り、片脚をもう片方の脚の上に置きます(足首が膝の上にくるように)
    • 背筋を伸ばした状態で前に身体を倒し、股関節に伸びを感じます
    • 15~30秒キープ後、反対の脚でも行います

3. キャット・カウストレッチ

  • 実施方法
    • 四つん這いになります。
    • 吸息時に背中を丸め、顔を下に向けます(キャットポーズ)
    • 吐息時に背中を反らせ、顔を上に向けます(カウポーズ)
    • この動きを1分程度繰り返します

4. 脊柱のねじりストレッチ

  • 実施方法
    • 背筋を伸ばして座り、片脚を曲げて他方の太ももの外側に置きます
    • 逆側の腕で曲げた脚のひざを抱え、上半身をひねります
    • このポジションを15~30秒キープし、反対側も同様に行います

5. チャイルドポーズ

  • 実施方法
    • 膝をつき、お尻をかかとにつけて座ります
    • 両手を前に伸ばしながら、額を床につけて上体を前方に倒します
    • このポジションを30秒以上キープします

注意点

  • 無理をしない:痛みを感じるほど強く伸ばさないようにしてください
  • 呼吸を止めない:ストレッチ中はリラックスして深呼吸を続けましょう
  • 定期的に行う:定期的なストレッチが柔軟性の向上に繋がります

続けられるYoutubeエクササイズ

エクササイズのやり方を音声や映像で説明してくれる、Youtube動画の活用もおすすめです。40代の女性にぴったりの動画チャンネルを紹介します。

Marina Takewaki

「もっと自分を好きになる!」をモットーに、自宅で気軽に楽しくできる、フィットネスやダイエット料理などを配信する動画チャンネルです。運動習慣のない人でも取り組みやすいメニューばかりなので、挫折せずに続けられるでしょう。

リナ・オオクマ【Rina Ohkuma】
長持ちする体づくりをテーマに、インナーマッスルを鍛えるピラティスを取り入れたダンスやトレーニングが実践できます。サステナブルな雰囲気のコンテンツが多く、モチベーションを上げながらトレーニングできます。

オススメのパーソナルトレーニング

さまざまな方法がありますが、運動を自分で続けるのは難しいものです。そんな時は、プロの力を借りてみてはいかがでしょうか。マッチングプラットフォームのゼヒトモなら、自分に合ったプロのパーソナルトレーナーが見つかります。

パーソナルジムへ通ったり、自宅でオンラインレッスンを受けたり、好きなスタイルが選択可能です。ご希望の条件を入力するだけで、AIがマッチングしたぴったりのプロをご紹介。見積もり・依頼は無料なので、気軽に利用できます。


ダイエットのポイント③:その他の方法

食事や運動はもちろん、さらに効果を高めたいなら、他の方法も取り入れましょう。

規則正しい生活習慣を身に付ける

ダイエットにおいて、規則正しい生活習慣、特に十分な睡眠時間を確保することは非常に重要です。睡眠不足は体に次のような悪影響を及ぼし、ダイエットの効果を阻害する可能性があります。

1. ホルモンバランスの崩れ

睡眠不足は食欲を増加させるホルモンであるグレリンのレベルを上昇させ、満腹感をもたらすホルモンであるレプチンのレベルを低下させることがあります。結果として、食欲のコントロールが難しくなり、過食につながることがあります。

2. 新陳代謝の低下

十分な睡眠を取らないと、体の代謝機能が低下する可能性があります。これにより、消費カロリーが減少し、体重減少が難しくなります。

3. インスリン感受性の変化

睡眠不足はインスリンの効きを悪くすることが示されています。これにより、血糖値のコントロールが難しくなり、体重増加や糖尿病のリスクが高まる可能性があります。

このように、睡眠不足は体調に悪影響を及ぼします。定時に就寝・起床:毎日同じ時間に寝るのを習慣化し、体内時計を整え、睡眠の質を向上させましょう。

就寝前にはリラックスする時間を設けると、より良い睡眠をとることができます。カフェインやアルコールの摂取を控え、就寝前のスマートフォン(スマホ)やコンピュータの使用を避けるのも効果的です。寝室環境も睡眠の質に関係があるので、睡眠時には静かで暗く適切な温度の寝室が理想的です。

体を温める

1. 新陳代謝の促進

体温が上昇すると、基礎代謝率も高まります。基礎代謝が活発になると、休息時でもより多くのカロリーを消費するようになります。

2. 血行改善

体を温めることで血流が良くなり、全身の細胞に栄養素と酸素が効率よく運ばれます。これにより、筋肉の修復やエネルギーの代謝が促進されます。

3. 脂肪燃焼の効率化

褐色脂肪組織は寒さに反応して熱を生み出し、この過程でカロリーを消費します。体を温めることで、この褐色脂肪組織の活性化を促し、脂肪燃焼を助けることができます。

体を温める方法はさまざまです。適度な運動、温かい飲み物や食べ物の摂取、温泉やサウナでの血行促進、暖かい服装の着用などが挙げられます。バランスの取れた食事と適度な運動に合わせて、日々の生活に取り入れましょう。

40代女性がダイエットに成功した事例

40代女性がダイエットに成功した、実際の事例を見てみましょう。
食事・運動・生活習慣をうまく組み合わせ、見事にダイエットに成功しました。

【プロフィール】

  • 年齢:42歳女性
  • 目的:体重減量、体調改善
  • 期間:6ヶ月
  • 結果:体重10kg減少、体脂肪率の低下、エネルギーレベルの向上が見られ、ダイエット成功

【ダイエット方法】

  1. 食事の見直:低糖質、高たんぱく質の食事:加工食品や砂糖の摂取を減らし、野菜、全粒穀物、良質なたんぱく質に焦点を当てた。(糖質制限)
  2. 食事記録:摂取カロリーと栄養バランスを意識し、日記に記録。
  3. 定期的な運動
    組み合わせ運動:週に3〜4回、有酸素運動(ウォーキング、ジョギング)と無酸素運動(軽いウェイトトレーニング)を実施。
    ヨガやストレッチ:柔軟性を高め、ストレスを軽減。
  4. 生活習慣の改善:十分な睡眠:毎晩7〜8時間の質の良い睡眠を確保。
  5. ストレス管理:ダイエット中にありがちなストレスを軽減できるよう、瞑想・リラクゼーションテクニックを取り入れた。

成功要因の一つは、現実的で達成可能なリアルな目標設定(目標体重)をしたことです。やることを決めたら、一時的なダイエットではなく、「ライフスタイルが変わった」という意識で、長く続けたのだそう。家族や友人、場合によっては専門家(栄養士、トレーナー)からのサポートやアドバイスを取り入れ、効果的な方法でダイエットが実現できたということです。

まとめ:40代女性がダイエットに成功するポイント

短期間で効果を実感するには、食事・運動・生活習慣の多方面からアプローチするダイエット法が最適です。

食事:高たんぱく・中糖質・低脂質の食材で栄養バランスを整える。腸内環境を整えるメニューも取り入れる。

運動:無酸素運動と有酸素運動を組み合わせる。

生活習慣:質の良い睡眠をとり、体を温め、ダイエットの効果を増進する。

40代ならではのダイエットのコツを踏まえながら、無理なく理想の体型を目指しましょう。

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