今やどこの観光地でも自撮り風景を見かけます。最近は年齢を問わず自撮りブームですね。インスタントカメラの時代には、自撮りをしても撮影したものが現像するまでわからないのでリスクのある撮り方でした。しかしデジタルカメラやスマホのカメラなら撮影してすぐに確認できます。
芸能界きっての大御所・黒柳徹子さんもオシャレな自撮り写真をSNSで発信されて評判となっています。どうやったらオシャレなコーディネート写真が撮れるのでしょうか?またポートレート写真や証明写真も自撮りでいいの?そんな疑問にお答えします。
自撮り写真の撮り方のポイント7つ
1.ポーズ
自撮りの時はスマホを少し斜め上、自分の頭より手の平ひとつ分上で構えてみてください。こうすると斜め上を見るため目も自然と大きく開き、顎のラインも小さくシャープに映ります。小顔効果もバッチリ。全身写真を撮るなら自撮り棒や、椅子などに固定させて少し離れたところから撮りましょう。
2.携帯・スマホカメラの使い方
自撮りの場合、どうやったら安定してシャッターボタンが押せるのか悩みますね。これも慣れたら簡単、中指・薬指をスマホの後ろに、人差し指と小指でスマホを挟むようにし、親指でシャッターを押します。でも人によっては「手が小さくて難しい」という方もいると思います。そんな時は、セルフタイマーを利用してください。アプリによっては簡単にセルフタイマー設定ができるものもあります。ハンズブリーの自撮りアプリなどもありますよ。
3.時間帯
屋外の自然光の中で写真を撮るのに良い時間は、午前8〜11時くらいと言われています。午前中は光も優しく、肌をきれいに見せます。午前中は睡眠によって疲れも取れており、肌が一番美しい時間でもありますね。
正午を迎え太陽が真上に上がってしまうと、光も強くなり陰影が強く出ます。そして陽が陰るに従って光は硬くなり色が変わってきて、肌を美しく撮るのに工夫が必要となります。
4.光の当て方
オシャレ写真の成否を決めるのが光と言っても過言ではありません。屋外で撮る場合には斜めからの光・斜光線で撮ってみてください。斜光線は優しい陰影を作ってくれるので、ポートレート写真にはおススメです。
もしシャープな写真を撮りたければ逆光を利用すると良いかもしれません。避けたいのはフラッシュと蛍光灯、人口的な光で撮ると肌が荒く見えてしまいます。
5.キャッチライトを付けてみる
目は人の印象に大きな影響を与えます。キャッチライトは、目に光を反射させて生き生きとした表情にしてくれます。最近はキャッチライトを付けるためのスマホ用LEDライトなどもありますが、そこまでしなくても良いでしょう。
キャッチライトは、シャッターを押す手に白い手袋をするだけでも作れます。白いものが目に反射されれば、それだけで表情が生き生きとしますよ。
6.いろんな角度から撮ってみる
自分が一番よく見える位置を知るためにも、いろんな角度で撮ってみると良いでしょう。人は左右、角度によって雰囲気が変わります。一枚の写真を撮るために1時間以上も自撮りを繰り返す人もいるほどです。どの角度から撮るのが自分が一番美しく見えるか、調べておきましょう。
7.位置情報をオフにしておく
スマホなどは殆どの人がGPSを有効にしていると思いますが、位置情報オンにしたまま撮影するとネットにその写真を投稿した際に「どこで撮影したのか」がわかるようになります。自分がどこにいるのか、どこにいたかを不特定多数に知らせてしまうのは危険が伴います。できたらカメラの位置情報はオフにしておいた方が賢明です。
自撮り写真を撮影後、インターネット上では知らない人も見る可能性があります。リアルタイムでSNSなどにアップするのであれば、GPSをオフにし危険回避した方が良いでしょう。
コーディネート写真の撮影に適した場所3選
1.東京都・自由ヶ丘ラ・ヴィータ
「ここはどこ?」思わず聞いてしまいたくなるほどオシャレな風景が広がる自由ヶ丘のラ・ヴィータ。まるでイタリアのヴェネチアのような雰囲気で、こちらの街並みはどこを切り取っても絵になります。東急東横線「自由ヶ丘駅」正面から歩いて5分、そこには煉瓦造りの洋館や石畳が織り成すイタリアンな空間が広がります。
2.神奈川県・山手西洋館
こちらもオシャレな街並み、横浜の山手西洋館です。それぞれの館は内部も公開され、室内で撮ってもオシャレな場所です。また近くには港の見える丘公園があり、ローズガーデンなども撮影スポット。夕暮れには美しいみなとみらいの夕景も楽しめるので、いろんな写真が撮影できます。
3.千葉県・佐倉ふるさと広場
「ファンタジックにお花畑で撮りたい」という方にオススメなのが、佐倉ふるさと広場。大きな風車にオランダガーデンが美しい、どこで撮っても絵になる場所です。春にはチューリップ、夏にはひまわり、秋にはコスモスの群生が広場一杯に広がり、乙女チックな写真が撮れます。
モデル・読者モデルなどに応募する時の撮り方のポイント4つ
1.写真は2枚用意する
モデルなどのオーディションに応募する際は、写真が2枚必要です。1枚はバストアップと呼ばれる胸から上の写真、もう1枚は全身写真です。
バストアップ写真は、顔が中心に来るように、正面からしっかりと写っているものを選びましょう。何より素敵な笑顔で撮ってください。
2.ナチュラルメイクにする
メイクはナチュナルメイクが基本です。盛り過ぎは本来の姿がわからなくなるのでダメですが、かといってスッピンもいけません。
オーディションの書類選考で見たいのは、本来の姿と可能性です。自分の良いところが写真で見せられるように撮りましょう。
3.全身写真は縦長に見えるように撮る
全身写真は、あなたの雰囲気そして全体のバランスが見られます。綺麗に見せるためには、縦長に見えるように足を前で交差したり、少し足を重ねて撮ってみましょう。体全体はまっすぐに立つようにしてください。服装は自由ですが、できたらスタイルが良く見えるものを選んでください。
4.プロに撮ってもらう
オーディションの写真は、できたら自撮りではなくプロのカメラマンの方に撮っていただきましょう。プロの方は客観的に一番美しく見える瞬間を演出してくれます。
せっかく応募するならば受かりたいですよね、そのためには少々お金がかかってもプロのカメラマンにお願いすることをオススメします。
モデルみたいに綺麗に!就活で使いたい!履歴書用証明写真の撮り方のコツ4つ
1.証明写真はカメラ屋で撮る
就活の証明写真は、自撮り厳禁です。スピード写真も都度取らなくてはならず不便で非効率です。写真屋さんで就活の証明写真として撮っていただきましょう。
最近の写真屋さんは数枚撮ってくれて、その中から良いものを選ばせてくれます。また殆どのところがCDに落としてくれるので、良い写真が何度も焼き増しできます。
2.顔全体がしっかり見えるように
就活では写真が全てではありません。それまでの経験や自己アピールが一番大切ですが、それを考慮した上で、写真は面接に繋がるかどうかの大切なポイントになります。特別美人でなくても、真面目で清潔な雰囲気が出せるようにしてください。
3.盛り過ぎない
よく就活用の写真として、メイクもセットでしてくれる写真屋さんがありますが、就活は見合い写真とは違います。写真と実物がかけ離れていると、かえってダメージが強くなります。メイクは控え目に明るい表情で撮って頂きましょう。
4.一番大切なのは清潔感
就活写真で一番大切なのは、清潔感です。髪の毛は男性なら短め、女性ならしっかりと顔を出してスッキリした印象にしてください。女性の場合、髪を束ねた方が良いとか、パーマはダメだとか言われますが、そんなことはありません。どの会社も髪型にはこだわりません。ジャケットに白の襟元で清潔な印象が出るようにしてください。
最後に
様々なコーディネート写真がSNSを賑わせています。自分の良いところを知ることは、自信にも繋がります。自分が一番きれいに見える角度や表情など、ポイントを押さえて素敵なコーディネート写真を撮ってください。
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