古本買取金額を高くするコツは？買取サービスについても紹介

読み終わった本を買取に出そうと思い、いざ買取に出したら1冊10円程度の安い金額を提示されて、がっかりしたことはありませんか？金額に納得できないけれど、もう一度自宅に持ち帰るのが面倒で、そのまま買い取りに出した方も少なくないでしょう。

古本を買い取りに出したときに高く売るためには、いくつかのポイントがあります。この記事では、1円でも高く買取金額を上げるポイントややってはいけない注意点などをまとめていきます。

古本買取金額を高くするコツ

まずは、古本買取の金額を高くするコツについて見ていきましょう。

内容の濃さ・統一性を意識する

内容の濃さや統一性を確認してみましょう。古本買取では、過去に話題となったベストセラー本よりも、内容の濃い本の方が高く売れる傾向があります。

ベストセラー本は流行りに左右されることがあるため、中古市場にも出回りやすく、値崩れがしやすいのです。内容の濃い本は発行部数が少なく、定価も高いため、中古市場に出回ることはあまりありません。

内容の濃い専門書などはある程度の需要があるため、高い買取金額を提示される可能性が高いでしょう。

希少性・鮮度を確認しておく

買取に出す本の希少性や鮮度を確認しておきましょう。具体的には、以下のポイントを確認してみてください。

• 非売品かどうか
• 通常では手に入りにくいか
• 部数限定で出版されたものか
• 載っている情報は比較的新しいか

このような本は中古市場に出回ることが少ないので、査定金額が高くつく可能性があります。

また、経済やビジネスなどの本は、時間が経つにつれ情報が古くなるため、発行年で価格が左右される場合もあります。発行年が新しいほど価格は高く、古いほど価格が低くなるので注意が必要です。

保存状態をチェックしておく

色あせしている部分はないか、傷や汚れなどはないかなど、保存状態を確認しておきましょう。特に、長い間本棚に入れっぱなしにしておくと、日差しや蛍光灯などの影響で、カバーが色褪せてしまいます。

また、喫煙している方の場合は、ヤニの影響で本が茶色く変色したり、タバコの匂いがついたりすることがあります。保存状態が悪いと需要が減るため、買取金額は大幅に下がってしまうでしょう。

後に買取を考えるのであれば、同じ場所に長期間保存しないようにしたり、タバコの影響がでない場所に保存したりなど、工夫することがポイントです。

できるだけ全巻揃えておく

巻数がある本の場合は、できるだけ全巻揃えておいた方が買取金額が高くなる傾向があります。巻数がバラバラだと、歯抜けの状態になるため、購入者にとっては抜けている巻を再度探して購入しなければいけません。

購入希望者の負担になるため、需要が低くなってしまうのです。必ずしも全巻揃える必要はありませんが、ある程度まとめて買取に出した方が高く売れる可能性があります。

需要・供給・在庫数を意識する

買取に出す際は、需要や供給、在庫数を意識して、売り時を逃さないことがポイントです。例えば、アニメ化や映画化が決定したり、マンガ大賞を取ったりした漫画は、注目されて需要が高まるため、高額で買い取りしてもらえる可能性が高まります。

アニメ化→映画化→実写化など、それぞれのタイミングがありますが、人気の波が引く前に売り出すことが大切です。人気の波を読み取ろうとするのは、なかなかに困難です。

波を読みきれず人気が落ち着いてしまうと、一気に価格は下がるため、損をしてしまうことになるでしょう。

また、人気の高い作品でも、発行部数が多ければ供給過多になり、値段が付かなくなる可能性があります。「もっと人気が出るかもしれない」と保管するよりも、今人気があるうちに手放した方がおすすめです。

買取できない古本とは？

古本は全て買取に対応してもらえるわけではありません。汚れや破れがひどかったり、タバコの匂いがついていたりすると、買取に対応してもらえないケースがあります。

• タバコのヤニでひどく変色している
• タバコの匂いが染み付いている
• 汚れが多くある
• ページが大幅に破れている

上記のポイントに当てはまっていないか、確認してみてください。該当していないかどうか判断した上で、上述のコツを意識して買取に出すと良いでしょう。

古本の買取金額が高い書店は？

「少しでも高く買取してもらえる書店で売却したい」と考えている方は、ネット書店の買取を利用してみると良いでしょう。ネット書店では通常の書店よりも高額買取してもらえる可能性が高い傾向にあります。

ここからは、なぜネット書店の方が高い買取金額が期待できるのかを説明します。

なぜネット書店の買取金額は高い？

ネット書店で高い買取金額が期待できる理由としては、全国に市場があることが考えられます。ネット書店はインターネットを通じて、全国を相手に商売ができます。幅広い層をターゲットにできるため、供給が多く見込まれるのです。

また、利用者からすれば、店舗に足を運んで探すよりも、自宅にいながらインターネットで欲しい本を探したほうが手間が省けます。書店よりも売れる可能性が高く期待できるため、必然的に買取価格が上がっていくのでしょう。

おすすめのネット書店は？

高い買取金額が期待できるおすすめのネット書店は、以下3つです。

ネットオフ

ネットオフは、書籍だけではなく幅広い品を買取しているネットショップです。実店舗を持っておらず、宅配買取専門ですが、送料や手数料は無料なので、余計な費用はかかりません。

定期的に、買取金額アップキャンペーンが行われているため、キャンペーンを利用すればより高く売れる可能性があります。査定額に同意したら最短2日で入金されるため、早く現金が欲しいと思っている方にも向いています。

メディア買取ネット

メディア買取ネットは、ネット販売専門のリユースショップです。宅配買取のみに対応しており、送料や手数料は全て無料なので、余計な費用はかかりません。

また、メディア買取ネットではまとめ売りに対して、買取金額がアップするキャンペーンを行っています。全巻揃った漫画や書籍がある方は、ぜひキャンペーンを利用して査定してもらうと良いでしょう。

さらに、値段がつかない商品でも無料で引き取ってもらえるため、古本を処分したい方にも向いています。

ブックオフオンライン

ブックオフオンラインは、実店舗も多数持っていますが、宅配買取にも対応しています。定期的に買取金額がアップするキャンペーンが行われているので、チャンスを逃さずに利用してみてください。

また、ブックオフオンラインは買取実績が高く、しっかり査定して金額を提示してくれます。適正な金額で買い取りしてもらいたいという方に向いているでしょう。

古本買取店でやってはいけないこと

古本買取店でやってはいけないことがあります。それは、提示された金額に対して横暴な態度をとらないことです。

古本買取店では信頼できる査定士が、隅々までチェックした上で査定をしています。査定結果が納得できないからといって、怒鳴ったり、文句を言いすぎたりすると、その後の買取に応じてもらえない可能性があるので注意してください。

古本買取は買取サービスに依頼するのもおすすめ

古本買取は買取サービスに依頼するのもおすすめです。

古本買取サービスとは？

古本買取サービスとは、その名の通り古本に特化した買取サービスです。

• 小説
• 漫画
• 専門書
• 絵本
• ライトノベル

上記のように、幅広い本の買取に対応しています。

古本買取サービスのメリット・デメリットを自分で持ち込む場合と比較

古本買取サービスのメリットは、見られたくない本でも気軽に査定に出せることです。古本買取サービスでは、自分で本を梱包して業者に発送するため、誰にも見られることがありません。

実際にスタッフと対面することもないので、誰にも見られず古本を処分できるでしょう。

また、古本買取サービスでは実店舗を持たないことでコストを抑えているため、高額買取が期待できるのも魅力の1つです。

しかし、自分で本を梱包して発送する手間がかかるのがデメリットといえるでしょう。仕事や家事などが忙しくて時間が取れない方にとっては、発送業務が手間に感じるかもしれません。

とはいえ、梱包に必要な段ボールなどは業者から発送されます。自分で用意する必要はなく、そのまま本を梱包して発送するだけなので、手間は少ないでしょう。

ゼヒトモで古本買取業者を探す

古本の売却を検討している方は、ぜひゼヒトモから古本買取業者を探してみてください。信頼できる査定士がしっかり確認した上で査定金額を提示してくれるため、高額買取が期待できるでしょう。

全国展開の業者から地域密着型の業者まで幅広く揃っているので、ぜひ検討してみてください。