今年のハロウィンは、美味しい手料理でホームパーティーはいかが?食材や盛り付けを工夫して、今回の記事は、プロ監修のおすすめハロウィン料理レシピをご紹介します。 おいしく仕上げるコツやアレンジの方法もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ジャックオーランタンなどのモチーフが人気!ハロウィン料理
ハロウィンといえば、「ジャックオーランタン」と呼ばれるかぼちゃのお化けを連想する方も多いのではないでしょうか。ハロウィンパーティーの料理にも、かぼちゃを使ったメニューがおすすめです。パイ生地やスープにかぼちゃを使うのはもちろんのこと、 中身をくりぬいてお皿に見立てた盛り付けも雰囲気抜群!
また、最近ではお寿司やおにぎりなども、ハロウィン仕様にデコレーションされています。黒やオレンジのカラーを取り入れれば、あっという間にハロウィンムードに。料理のジャンルにとらわれず、オリジナルのメニューを楽しむのが人気です。
パンプキンパイ ・パンプキンスープ ・パンプキンプリンなど、かぼちゃを使った洋食が人気メニューです。 しかし、最近では日本食のアレンジハロウィンレシピも出回っています。お寿司・おにぎり・おでん など、定番メニューの盛り付けを変えて、ハロウィン風に仕立てるのも流行っています。
【プロ監修】ハロウィンにおすすめの料理レシピ
ここからは、Zehitomo編集部がピックアップした、ハロウィンにおすすめのレシピをご紹介します。より美味しく仕上がるプロのアドバイス付き!さあ、今年のハロウィンはどれを作る?
ハロウィンハンバーグ
子供も大人も大好きなハンバーグ。デコレーションをハロウィン仕様にするだけで、気分も盛り上がります。シェフのワンポイントアドバイスは、肉汁を封じ込めるコツ!
材料 2人分
合いびき肉 300g 玉ねぎ 1/4個 卵 1個 塩胡椒 適量 ★パン粉 大さじ2 ★牛乳 大さじ1
手順
1.玉ねぎをみじん切りにし、ボウルに移し電子レンジで30秒加熱する
2.電子レンジから取り出し、ひき肉、卵、★、塩を加えて手でこねる
3.肉だねを2等分にして、空気を抜きながら、俵型になるように整える
4.油をひいたフライパンにハンバーグを入れ、2~3分程焼き目をつけてから蓋をして焼きます
6.ハロウィン気分を出すなら、チーズでお化けの形を作るなどアレンジは自由自在です
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
ハンバーグをこねる時は、塩は必ず振るようにしてください。味を引き出すだけでなく、素材からでる水分によって、粘り気が生まれるため、生地を形成しやすくなります。
また、卵と牛乳の代わりに、同量の生クリームを入れると、つながりが良くなり、味にコクがでますよ。 注意点として、フライパンだけで両面蒸し焼きにすると、どうしても焦げやすくなってしまうので、火加減の調整はこまめに行うようにしてくださいね。 もし、ご家庭に魚焼きグリルがある場合は、それを活用しましょう。
まずは、フライパンで両面に焼き色がつくまで、ハンバーグを焼いたら、アルミホイルで包んでグリルで4~5分焼いてください。 アルミホイルで包んであるので、焦げることはありませんし、上下均等に火が入るので、生焼けになることもありません。 肉汁を閉じ込めることができるため、ジューシーに仕上がり、とてもおいしくなるので、ぜひ試してください。
パンプキンスープ
かぼちゃと玉ねぎを牛乳をミキサーにかけて作るポタージュです。ご家庭にミキサーがない場合は、ハンドブレンダーやすりおろし器を代用してください。 今回はかぼちゃを使ったレシピを紹介しますが、代わりにじゃがいもを使ってビシソワーズ風に仕上げるのもおすすめです。
材料(2人分)
・かぼちゃ100g
・玉ねぎ 50g
・食パン一切れ
・バター 10g
・牛乳 200cc
・固形コンソメ 1個
・オールスパイス 小さじ½
・塩・胡椒 適量
手順
1.かぼちゃと玉ねぎの皮を剥き、かぼちゃは1cmの厚さで切り、玉ねぎは薄切りにする
2.耐熱容器にかぼちゃと玉ねぎ、牛乳50ccを加え電子レンジ(600w)で8分加熱
3.電子レンジから取り出しミキサーにかける
4.再度、耐熱容器に戻し、牛乳150cc
5.バター・コンソメを加え電子レンジ(600w)で3分加熱
6.食パンを小さくカットし、トーストしておく。
7.レンジからポタージュを取り出した、塩・胡椒で味を調えた後に、パンをのせて完成
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
上に乗せるパンに、ひと手間加えてみても良いと思います。 一口大に切ったパンをバターをひいたフライパンで炒めて、クルトンを作り、オールスパイスやクミンで味付けしてみてください。
パンに味付けする場合、パンプキンスープにオールスパイスは入れなくても大丈夫。 素材そのものの甘味や旨味を感じてもらい、アクセントにスパイスが効いたクルトンで味に変化を加えるという楽しみ方もできます。また、ナッツ類を加えても良いでしょう。ローストしたヘーゼルナッツやくるみをスープに散らすとよりおいしくなります。
ハロウィンクッキー
野菜をペーストして寒天でシート状に固めたベジートを使って作るクッキーです。ベジートは、野菜独自の臭みを感じることはないため、野菜嫌いのお子様にもおすすめの料理です。 今回は人参のベジートを使用しますが、かぼちゃのベジートでも代用することは可能です。 ご自身の好みにあったベジートを選んでみてはいかがでしょうか。
材料 15個分
・ベジート(人参)1/2枚
・★米粉 50g
・★きなこ 30g
・★オリーブオイル 20g
・★砂糖 15g
・水 大さじ4
・チョコペン 適量
手順
1.鍋に細かく裂いたベジートと水を入れ、ベジートが溶けるまで火にかける
2.ベジートを溶かしている間にオーブンを180度に余熱しておく
3.溶けたベジートと★の材料を混ぜて、手でこねる
4.ラップ上で生地の厚さが3ミリ程度になるまでのばす
5.伸ばした生地を、ハロウィン用のキャラクターの型でくりぬく
6.オーブンに入れて10分ほど焼く
7.オーブンから出して粗熱をとったら、チョコペンでデコレーションをして完成
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
ベジタリアンやビーガンの方でも、食べられるようにオリーブオイルを使用しているメニューです。ヘルシーに召し上がれますが、リッチに仕上げるならバターを代用しても。オリーブオイルを使用するよりも香りが立ちますし、焼き上げた後の生地がしっとりと仕上がります。
バターを使用して作る場合は、手順3の前に、常温にしたバターと砂糖を入れて混ぜると良いでしょう。その後に残りの★の材料を3回ずつくらいに分けて入れて、生地に馴染ませるようにしてください。 後は同じ手順で調理を進めていただいて大丈夫です。
パンプキンプリン
かぼちゃはふんだんに使ったプリンです。濃厚な味わいですが、豆乳を使っているため甘味は控えめ。子供から大人まで楽しめる一品でしょう。 今回はかぼちゃで作るレシピを紹介しますが、甘味が強いものを作りたい場合はさつまいもを代用しても良いでしょう。
材料 (3個分)
■カラメルソース
・てんさい糖 30g
・水 小さじ ½
・熱湯 30g
■プリン生地
・かぼちゃ 55g
・★てんさい糖 30g
・★粉寒天 小さじ1/2
・★葛粉 大さじ1
・豆乳 200g
・バニラビーンズ 5cm
手順
1.鍋にてんさい糖と水を入れ火にかける
2.カラメル色になったらお湯を加え、とろみがついたらカップに入れる
3.適当なサイズに切ったかぼちゃと豆乳100gをボウルに入れ電子レンジ(600W)で2分加熱する
4.3を電子レンジから取り出しバニラビーンズの種と★をブレンダーカップに入れる
5.4を鍋に入れ豆乳100gとバニラビーンズのさやを入れ火にかける
6.弱火で2分加熱した後に、バニラビーンズをさやを取り出し、カラメルソースが入ったカップの中に注ぐ
7.冷蔵庫に入れて冷やし、取り出してかぼちゃの皮でデコレーションして完成。ジャックオーランタンの顔にしても◎
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
カラメルソースを作る際は、てんさい糖の代わりにきび砂糖を使っても良いですよ。 豆乳と合わせるとより甘味が引き立ちます。 また、最初にきび砂糖だけを鍋に入れて、加熱。カラメル状になった後に水を入れると、香ば仕上がります。 隠し味にバターを一切れ入れると、よりおいしくなるので試してみてください。
ハロウィンミートパイ
豚ひき肉をパイシートで焼き上げた料理です。生地を成形するときに、ハロウィンキャラクターの型が必要になるので、作る前に必ず購入しておいてください。 今回は豚ひき肉を使った場合のレシピを紹介しますが、鶏ひき肉や合いびき肉で代用することもおすすめです。
材料(8個分)
・冷凍パイシート
・豚ひき肉 100g
・かぼちゃ 100g
・玉ねぎ 1/4個
・★薄力粉 大さじ1
・★塩 小さじ ¼
・★ナツメグ 適量
・卵 1個 ・ケチャップ
手順
0.オーブンを200度に加熱しておく
1.パイシートを解凍し、玉ねぎをみじん切りにする
2.かぼちゃは一口大に切り、レンジ(600W)で2分加熱する
3.ボウルに豚ひき肉、たまねぎ、かぼちゃ、★を入れ、よく混ぜ合わせた後に8等分にする
4.解凍したパイシートを伸ばし、4等分にしたら好きな型でくりぬく
5.パイで3を包み、端をフォークで閉じた後に溶き卵を塗る
6.オーブンに入れて20分焼いたら、器にもりケチャップをかけて完成
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
中の具材は、秋らしいものにアレンジをしてみても良いかもしれません。 秋が旬であるきのこと栗で作る詰め物のレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
・きのこ 2~3種類 150g
・栗 50g~150g
・生クリーム 100g
・オリーブオイル or バター 適量
・塩 適量
1.きのこを適度な大きさに切り、オリーブオイルorバターを引いたフライパンで軽く炒め、塩で味整える
2.玉ねぎをみじん切り、栗を4等分にカットする( 甘栗むいちゃいましたなど、既に皮が剝かれている物がおすすめ)
3.バターを弾いたフライパンでたまねぎをしんなりするまで炒める
4.栗を加え、全体に火が通ったら,1を加え混ぜ合わせる
5.生クリームを加え、とろとろになり、汁気がなくなるまで煮詰める
6.耐熱バットに移し、粗熱をとったら、冷蔵庫で冷やして完成。 後は手順4以降と同じ調理工程で大丈夫です。
具材自体には火は通っているので、パイシートに火が通る程度までにオーブンで焼いたら完成です。 具材に味がついているので、特にソースはかけずに、召し上がってください。
ハロウィンローディッドポテト
冷凍ポテトを加熱して、ミートソースやコーンをかけて、チーズをのせるだけのシンプルな料理です 彩りを加えるために冷凍のブロッコリーや人参を加えてもいいですし、ミートソースの代わりにホワイトソースを使っても面白い味付けになるかもしれません。 工夫次第で味のバリエーションは増えていくのではないでしょうか
材料4人分
・冷凍のフライドポテト 480g
・スライスチーズ 1枚 のり 適量
・ミートソース 250g
・コーン 50g
手順
1.フライドポテトをオーブントースターで加熱する
2.ミートソースを耐熱皿に入れて電子レンジで1分加熱する
3.スライスチーズをお化けの形に切り、のりで作った目と口をのせる
4.器にフライドポテトを盛り付け、ミートソース・コーンをかけた後に チーズとのりで作ったおばけを乗せて完成
シェフ・石部さんのワンポイントアドバイス
ミートソースの代わりに、かぼちゃのチーズソースでも合うと思います。材料はとてもシンプル。
・かぼちゃ100g
・牛乳 100g
・チーズ 50~75g
1.かぼちゃを適度なサイズに切り電子レンジで2分程度加熱する
2.加熱したら、ハンドブレンダーなどを使いピューレ状にする
3.チーズを加える(種類はとろけるチーズでも、さけるチーズでもなんでもOK)
4.再度電子レンジで1分程度加熱する
5.とりだして軽く混ぜたら完成。
ホワイトソースにかぼちゃとチーズが加わったものというイメージですね。 お好みでパセリや塩を振って、味や見た目を整えてみてください。
今回アドバイスいただいたプロは…
出張シェフ 石部具樹様
出張レストラン Le Précurseur のオーナーを務める石部さん。本場フランスの三つ星レストランで経験を積み、日本で出張シェフとして独立。イタリア・フランス料理をベースとしたオリジナルコースを提供しています。調理だけでなく、ワインのセレクトからサーブまで、レストランさながらのサービスが受けられるのも魅力的。リピーターの方も多く、記念日やお祝いの際にも人気です。
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ハロウィン料理をグレードアップ!かぼちゃ以外におすすめの食材は?
ハロウィンはかぼちゃのイメージが強いですが、他にもおすすめの食材は多数あります。 特に季節感やハロウィンのキャラクターを連想させるものがおすすめです。 例えば、秋らしい色である赤、魔女を連想させる紫、おばけの色である白のような 食材を使ってみてはいかがでしょうか ここでは各色ごとのおすすめ食材を紹介します 。
赤の食材
赤の食材は、りんご ・トマト・パプリカ などがおすすめです。
例えば、りんごは1/4に切って、目と口を作るように飾り切りしたものをデザートに添える。 トマトはいちょう切りに、パプリカは薄切りにして、レタスなどのシャキシャキとした野菜と合わせてサラダに。 バジル系のソースをかけて、ハロウィンらしい不気味らしさを組み合わる、などのように、上手くアレンジしてみてはいかがでしょうか。
紫の食材
紫の食材は、 なす ・紫キャベツ ・ブルーベリー などがおすすめです。
なすは、輪切りにして、フライパンでこんがり焼いた後に、しょうゆをたらしてステーキ風に。アクセントにコーヒーフレッシュをたらして、キャラクターの顔を作る。 紫キャベツは、千切りにして、オリーブオイルと塩と合わせてマリネに。黒色の器に盛って、危ない雰囲気を演出する。
ぶどうやブルーベリーは、ジャムにして、お手製のハロウィンクッキーに塗って食べるなど 使う食材によって、違った楽しみ方があります。
白の食材
白の食材は 、大根 ・にんにく ・チーズ などがおすすめです。
大根は、薄切りにして、おばけの形になるように型どったものをサラダや焼き魚の上に乗せる。 チーズも同様に、おばけのようにして、ピザやハンバーグなど乗せ、お好みでトースターやバーナーで焦がす。 ジャガイモは蒸した後に潰してマッシュポテトに。切ったのりやハムを使って、顔を作り立体的なおばけを作るように盛り付けする。
おばけを主役にするイメージで料理をしてみてはいかがでしょうか。
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