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  6. 【おすすめ事例付き】洗面所をおしゃれにしたい!リフォームする際のコツを紹介
2023/01/05 2024/03/26

洗面所は家族だけでなく来客も使用する空間のため、おしゃれにリフォームすることで、家全体が洗練されたような雰囲気になります。とはいえ、どうリフォームすればおしゃれに見えるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、おしゃれな洗面所にリフォームしたいと考えている方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。おしゃれに見せるポイントや、使いやすさを実現するおすすめのレイアウト、費用目安などについて具体的な事例込みで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

洗面所のリフォームでできることとは?

洗面所のリフォームには、次のような種類があります。

  • 洗面台の交換
  • 水栓の交換
  • 壁紙や床を変える
  • 収納スペースの追加など

洗面所の空間が変わると、家全体の印象も変わります。それぞれのリフォーム工事について見ていきましょう。

洗面台の交換

洗面ボウルと水栓、鏡、収納スペースがユニットになった洗面台を使っている方は、洗面台の交換も検討してみましょう。機能性やデザイン性にこだわることで、より便利かつスタイリッシュな空間に仕上がります。

洗面所が広く、サイズ的な余裕があるときは、洗面ボウルを2つ設置してもいいでしょう。朝の混み合う時間帯もスムーズに洗顔や歯磨きができるだけでなく、洗濯物の漬け置き洗いをしながら、もう片方のボウルで手を洗うこともできます。

洗面ボウルの交換

ユニット型の洗面台を使っていない方であれば、洗面ボウルだけを交換するのもおすすめです。シンプルな透明の洗面ボウルや、モザイクタイルのこだわりの洗面ボウルなどの幅広い選択肢から検討できます。

また、水栓やカウンターに統一感がないときも、洗面ボウルを交換することで好みのレイアウトに仕上げることができます。洗面所をくつろぎの空間にするためにも、設備1つひとつにこだわってみましょう。

水栓の交換

ユニット型の洗面台を使っている場合でも、水栓だけを交換することは可能です。

例えば、機能性にこだわってタッチレス水栓に交換することで、お掃除の手間を減らしたり、デザイン性のある水栓に交換し全体の雰囲気を整えてもいいでしょう。

壁紙や床を変える

壁紙や床を変えるだけでも、洗面所の雰囲気は大きく変わります。例えば、壁材にタイルを選べば、デザイン性が高まっておしゃれになるだけでなく、水に濡れてもシミができにくくなります。

また、床の素材として、人造大理石などの素材もおすすめです。掃除しやすくなるだけでなく、高級感のある空間に仕上がります。

棚や収納スペースの追加

洗面所には、タオルや歯ブラシ、ドライヤー、化粧品などのさまざまなものを置きます。また、洗面所に洗濯機を設置している場合であれば、洗剤や洗濯ネットなども必要です。

収納スペースが不足するときは、これらの細々としたものが目に見える場所に配置されるため、洗面所全体が雑然とした印象になってしまいます。壁に収納スペースを設置して、洗面ボウルやカウンターの周辺がすっきりとシンプルに見えるようにしてはいかがでしょうか。

また、収納スペースを取り付けるときは、デザイン性も重要ですが機能性にも注目してみましょう。例えば、取り外し可能な可動棚であれば、収納するものに合わせて棚の位置を変更できます。

洗面所リフォームを考える時期とチェックポイント

洗面所のリフォームを検討する前に知っておきたいポイントをまとめました。リフォーム業者に相談する前に、ぜひ確認してみてください。

耐用年数はどのくらい?

洗面台の耐用年数は、10~20年程度です。しかし、壁や床材の種類、使用頻度などによってはさらに短期間でリフォームが必要になるかもしれません。例えば、壁紙が浮いてきているときや床にシミができたとき、洗面ボウルにヒビが生じているときは、何らかの対応が必要です。早めにリフォームを検討しましょう。

洗面所の使用目的とは?

洗面所が使用目的に合った場所になっているかもチェックしてみましょう。例えば、化粧台として洗面台を使う場合であれば、収納スペースの中に細々とした化粧品を置ける棚や小物入れが設置されていると使いやすくなります。

また、洗濯室としても洗面所を使うなら、ランドリーバスケットが入る大型の収納スペースがあると便利です。使用目的のタイプに合わせて、適切な収納スペースやレイアウトを検討しましょう。

必要な機能とは?

洗面所に必要な機能も検討してみましょう。例えば、洗面所で洗顔・洗髪をするのであれば、水流をストレートやシャワーに切り替えられる蛇口が望ましいです。他にも、タッチレス水栓への交換やタオル掛けの設置なども検討できます。

給排水管と配電の工事の有無はどうか

施工期間についても事前に確認しておきましょう。洗面所の工事期間は、手洗いや歯磨きを浴室・キッチンなどで行うことになります。また、一時的にトイレも使えなくなることがあるので、事前にリフォーム業者に確認しておきましょう。

洗面所をおしゃれにリフォームする際のコツ

洗面所をリフォームする際、機能性や使いやすさも重要なポイントになりますが、好みに合う空間に仕上がることも大切なポイントです。おしゃれな住まいにするためにも、次の3つのコツを意識してリフォームプランを立てましょう。

  • 洗面所のメイン「洗面台」にこだわる
  • 色合いや素材もしっかり検討する
  • 生活感をなくして収納空間を確保

ここからは、それぞれのコツを解説します。

洗面所のメイン「洗面台」にこだわる

洗面所の印象を大きく左右するのは、メインの設備である「洗面台」です。ユニット形式の洗面台を設置する場合は、デザイン性に注目し、好みの雰囲気になるものを選びましょう。

また、洗面台ユニットを設置しないときは、洗面ボウルや水栓、棚、鏡の1つひとつを吟味して組み合わせる必要があります。1つひとつのおしゃれさはもちろん、全体としてバランスが取れていることも重要なポイントです。

色合いや素材もしっかり検討する

洗面台や洗面ボウル、壁紙、床材、照明は、色と素材に統一感が取れていあると、洗面所全体の雰囲気がおしゃれに仕上がります。例えば、洗面ボウルをタイル張りにする場合であれば、壁紙には大柄かつ明るい色合いのものを選ぶことで、南欧風テイストに演出できるでしょう。

また、デザイン性だけでなく機能性にも注目する必要があります。おしゃれであっても、掃除しにくい素材や収納力が低い洗面台では使い勝手が良いとはいえません。機能的に満足できるものをいくつかピックアップしてから、好みに合うものを選ぶようにしましょう。

生活感をなくして収納空間を確保

洗面所は洗顔や歯磨き、化粧、洗濯などの生活に欠かせない作業をする空間のため、どうしても生活感が出やすくなってしまいます。しかし、生活感が出すぎると、おしゃれな印象が薄れるので注意が必要です。

生活感をなくすためには、十分な収納スペースを確保し、細々としたものをすべて見えなくすることが重要といえます。デザイン性だけでなく収納力にもこだわって、洗面台や棚を選びましょう。

【おすすめ事例】参考になるおしゃれな洗面所レイアウト

おしゃれな洗面所の事例を紹介します。おしゃれに仕上げるには、1つひとつの設備にこだわるだけでなく、トータルバランスを考えて使いやすいレイアウトにすることが必要です。ぜひ参考にして、おしゃれかつ機能的な洗面所にリフォームしてください。

シンプルでナチュラルなスタイル

リビングや玄関のインテリアがシンプルナチュラルな場合は、洗面所もシンプルかつナチュラルなテイストに仕上げてみてはいかがでしょうか。例えば、鏡のフレームや収納棚、床材などに天然木を使えば、ナチュラルでやさしい雰囲気に仕上がります。

また、洗面ボウルの下に収納棚を作らず、あえて配管を見せるのもナチュラルで人気のスタイルです。照明は温かみのある昼白色や温白色にすれば、より統一感がある空間になります。

カジュアルスタイル

収納棚のすべてに扉をつけると、圧迫感が生まれ、洗面所の空間が狭く見えることがあります。洗面所のスペースがあまり広くない場合は、あえて扉をつけない収納棚をつくり、見せる収納を目指してみてはいかがでしょうか。

カラフルなコップや歯ブラシ、タオルなどをセンス良く並べれば、カジュアルテイストのおしゃれなインテリアが完成します。アメコミのキャラクター人形やミニカーなどの好みのアイテムを棚に置くと、カジュアルな中にもこだわりや特徴が見えるおしゃれ空間になるでしょう。

また、収納棚やカウンター、鏡、照明器具などをカラフルでポップなものを選ぶのもおすすめです。赤や黄の原色、マルチカラーのモザイクタイルでできた鏡フレームなども、カジュアルでおしゃれな空間を彩ります。

ただし、カジュアルスタイルを目指すときは、空間全体に統一感が生まれにくい点に注意が必要です。そのため、少しバランスを崩すと、おしゃれというよりは雑然とした空間になってしまうことがあります。扉のついた収納棚も1つ用意して、洗剤などの生活感にあふれるものは隠すなどの工夫をしましょう。

モダンスタイル

おしゃれさと高級感を両立させるモダンスタイルもおすすめです。例えば、白や黒などのモノトーンで洗面所のインテリアを統一してみてはいかがでしょうか。空間がすっきりとするので、洗面所のスペースが狭くても広々と見せる効果も得られます。

また、白や黒などのモダンスタイルの洗面台や洗面ボウルは種類が多いので、機能性が高いものが見つかりやすい点もメリットです。

例えば、洗面ボウルが2つある洗面台を探すとき、「カウンターはナチュラルな白木にしたい」とこだわってしまうと、選択肢が極端に少なくなる恐れがあります。しかし、白のカウンターであれば、選択肢が多く、シンプルなものからデコラティブなものまで幅広い種類から選べるでしょう。

洗面所のリフォーム費用相場

洗面所のリフォーム費用相場は以下の通りです。

【洗面所工事の費用内訳例】

内訳費用相場
内装工事(床、壁)4万~5万円
洗濯機パン設置工事1.5万~3万円
洗面台の交換(洗面台価格は含まない)3万~5万円
洗面台(ユニット型)7万~100万円

ユニット型の洗面台は、洗面ボウルや鏡、収納棚などを別々に組み合わせるよりも割安な傾向にあります。しかし、グレードや機能、サイズによって価格が大きく異なる点に注意しましょう。

横幅が90cm以下で鏡1枚と収納扉がついているシンプルなタイプの洗面台であれば、7万~35万円程度で購入できます。横幅が75cm~120cm程度で3面鏡、扉タイプの収納だけでなく引き出しタイプの収納もついているスタンダードな洗面台になると、価格は20万~60万円程度に高額になります。

また、横幅をcm単位でオーダーでき、収納スペースも自由にアレンジできるハイグレードタイプになると、少なくとも50万円程度、場合によっては100万円以上することも珍しくありません。予算や好み、仕上げたいイメージなどに合わせて洗面台を選びましょう。

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洗面台のリフォームを行うことで、デザイン性や機能性の向上に繋がります。家族構成や生活の変化に合わせた洗面台にすることで、日々の暮らしがより便利になるでしょう。

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