おすすめのカーポートをご紹介！メーカー5社12商品の特徴や価格を徹底比較

カーポートの設置を検討するにあたって、どのようなメーカーがあるのか、わからない人も多いはず。そこで今回は、おすすめのカーポートメーカー4社とそのメーカーの人気商品をご紹介。それぞれの特徴や価格もまとめましたので、ぜひメーカーを比べる際の参考にしてください。

この記事を監修したプロ

浅野 友昭 さん

アッシュガーデン

年間１００件前後の工事を請け負っています。ポストの交換や門扉の交換から、駐車場の拡張工事、カーポート・ガレージの設置など 建物の外回りの希望や困りごとを親身になって解決します。 外構事業で２５年以上のベテランですのでなんでも相談できます。

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カーポートを設置するメリット

自宅にカーポートを設置する場合、本体価格やリフォーム費用がかかります。カーポートに費用をかけるだけのメリットがあるのか疑問を感じる人もいるかもしれません。カーポートを取り付けるメリットには、次のようなものが挙げられます。

• 直射日光をカットして紫外線から車を守れる
• 夏場は熱線遮断屋根の場合は車内温度を抑えられる
• 冬場は朝方霜が降りないのですぐに出かけられる
• 車の本体やフロントガラス上の積雪を防げる
• 雨風を遮り、車体の汚れや塗れるのを回避できる

長時間太陽と下で大量の紫外線を浴びたり雨で車体が濡れたりすると、大事な車の劣化を早める要因になることも多いです。カーポートがあれば、このようなリスクを防げるメリットがあります。

カーポートの種類

カーポートは、設置場所や駐車台数、デザインなど、様々な要素から選ぶことができます。ここでは、代表的なカーポートの種類を4つご紹介します。

【構造】片側支持タイプ

片側支持タイプは、柱が片側だけに設置されているため、開放感があり駐車スペースを広く確保できます。また、デザイン性も高く、住宅との調和を図りやすいのが特徴です。

ただし、価格は比較的安価なものの、強度がやや低いため積雪量が多い地域や風の強いエリアでの設置にはあまり向いていません。

【構造】両側支持タイプ

両側支持タイプは、柱が両側に設置されているため、安定性が高く積雪量が多い地域にもおすすめです。また、屋根形状のバリエーションが豊富で、好みに合わせて選ぶことができます。

開放感は少なくなるデザインですが、安定性が高く安心して使うことができます。

【屋根形状】フラット屋根タイプ

屋根が平らな形状をしているのが特徴です。スタイリッシュなデザインで、近年人気が高まっています。

また、屋根に太陽光パネルを設置できるモデルもあり、環境に優しい製品もあります。

デメリットとしては価格がアールタイプよりも１０％以上高くなる事です。

卵の形状と同じようにアール型は上からの力に対して強度がありますが、フラットにする事で強度が落ちます。その強度を上げる為にアールタイプよりも材料密度を上げる為、価格少し上がってしまいます。

【屋根形状】アール屋根タイプ

屋根が曲線を描いた形状をしているのが特徴です。柔らかい印象を与え、住宅との調和を図りやすいデザインです。

価格的にもお値打ちであるというメリットがあります。

一方アール形状をしているので正面からの風がある際は雨が降り込みやすいというデメリットもあります。

【おすすめのカーポートメーカー①】三協アルミ

三協アルミは、カーポートはもちろん、玄関ドア・窓・インテリア建材・ビル建材まで取り扱う総合建材メーカーです。三協アルミのカーポートには、デザイン性が高いものが多くあります。またブラックポリカという真っ黒な屋根材も発売して、カーポートでは業界をリードするメーカーになります。

他にも耐積雪量や耐風圧強度の高い商品も多く、寒冷地や風雨にさらされる地域でも効果を発揮してくれます。三協アルミで展開する商品の特徴や台数、価格を確認しましょう。

三協アルミ：セルフィ

スタンダードな基本タイプです。セルフィは使い勝手を重視しており、豊富なサイズ設定から好みのカーポートを選べます。セルフィの駐車台数は1台ですが、サイズは自由に設定可能です。奥行き2連結タイプや合掌タイプ、Y合掌タイプなどさまざまな方法があります。また幅広い敷地対応力があり、台形にカットをしたり、道路の隅切部分に合わせて斜めにカットをする事も可能です。

カーポートの本体価格は、26万9,200円からです。

三協アルミ：スカイリード

雪や風に耐える強さとスタイリッシュさを兼ね備えるカーポートが、スカイリードです。中桟が無くシンプルでシャープなイメージになります。

スタイリッシュなデザインでありながら、高い強度を確保して雪や風から車を守れるのが魅力です。

駐車台数は1〜3台で、車の大きさや保有数などの条件に応じて自由に選択できます。カーポートの本体価格は、32万9,100円からです。

三協アルミ：ダブルフェース

２台用でありながら後方支持（横側支持）で柱が片側だけで支える事ができる斬新なカーポートです。

トレンドにマッチするように新たにブラックやYCK色を追加された商品が、ダブルフェースです。外観や住宅サッシ、庭のインテリアなど全体的なコーディネートを考えながら自由に選べます。

3台以上の駐車に対応できる連結タイプも追加されており、最大7連結まで設置できます。集合住宅から店舗などの大型物件まで、幅広く設置できる商品です。カーポートの本体価格は、115万3,900円からです。

【おすすめのカーポートメーカー②】LIXIL（リクシル）

LIXIL（リクシル）は、TOEX・トステム・新日軽が合併した国内大手のメーカーです。オリジナル商品も販売されており、豊富なラインナップから好きなアイテムを選べます。LIXILのカーポートは優れた耐衝撃性を誇る屋根材を使用しており、積雪にも30cmまで対応しているのも特徴です。LIXILで展開する商品の特徴や台数、価格を確認しましょう。

LIXIL（リクシル）：フーゴ

フラットタイプやアールタイプなど種類やサイズが豊富で斜めカットなどの加工にも優れたカーポートです。

よりわかりやすく、より選びやすくアップデートされた商品で、サイドから吹き込む風や雨を軽減できる袖壁タイプや、前下がりの屋根デザインにもおすすめな逆勾配タイプも追加されています。

厳しい気象条件にも対応できる対風圧強度42m/相当(サポート柱装着時）から、耐積雪強度50cm相当まで対応する安心の強度です。本体価格は、32万4,400円からになります。

LIXIL（リクシル）：ネスカ

5色のバリエーションで、コーディネートの幅が広がる商品です。ポリカーボネート板や熱線吸収ポリカーボネート板などさまざまな種類があり、条件や用途に応じて好きな屋根材を選べます。

ネスカのカーポートは、高さや奥行きも余裕のあるサイズでRV車や大型車にも対応可能です。カーポートの本体価格は、26万8,400円からになります。 シリーズの中で最もリーズナブルな商品です。

LIXIL（リクシル）：アーキフラン

シンプルなデザインで、さまざまな外観や住宅サッシに馴染んでくれる商品です。後方支持のカーポートですので前方に柱がないため、車をスムーズに出し入れできます。

柱が邪魔にならないため、雨の日のお出かけや買い物を快適にしてくれます。小さなお子様がいる家庭であれば、ベビーカーから車に乗せたり、チャイルドシートの装着のときも楽です。カーポートの本体価格は、50万7,500円からになります。

オプションで木目にしたり、照明をつけるなどのカスタマイズがおすすめです。

【おすすめのカーポートメーカー③】YKK AP

YKK APは、ビル建材やサッシで知名度を誇るメーカーです。商品の販売だけでなく、窓やシャッターなどのリフォームも手がけています。

YKK APは、細部にまでこだわったカーポートを多く販売しています。リーズナブルなものも多く、費用を抑えて購入したい方にもおすすめです。YKK APで展開する商品の特徴や台数、価格を確認しましょう。

YKK AP：エフルージュFIRST

すっきりとしたフラットなデザインが特徴的な積雪地域向けの商品です。積雪地域に対応するため、50cm・100cm・150cmの商品を展開しています。シンプルな形状であるため、さまざまな敷地に対応できます。

屋根材には光を通すポリカーボネート板を使用しており、スチール折板より部屋の中が明るくなるのも特徴です。本体価格は、14万5,365円からになります。

YKK AP：アリュース

積雪対策に考慮した安心設計を採用した商品です。敷地や使い方に応じて、自由に選べる多彩なタイプやオプションを備えています。また、全商品で耐風性能34m/秒以上を実現し、積雪地域に対応すべく耐積雪性能50cm相当の商品を選択できるのも特徴です。1時間あたり80mmの猛烈な雨にも対応する設計で、大量の雨が降っても流れが滞る心配もありません。

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【おすすめのカーポートメーカー④】四国化成

無機化成品や有機化成品、ファインケミカルに加えて、エクステリアや壁材、舗装材を販売する総合メーカーです。四国化成は、デザイン性と機能性に優れたカーポートを豊富に展開しています。ライフスタイルや収納台数などに合わせて自由に商品を選べるため、こだわりがある方にぴったりです。四国化成で展開する商品の特徴や台数、価格を確認しましょう。

四国化成：マイポート7基本タイプ

カーポートの柱を障害物だと感じさせない徹底した機能性を備えるのが、マイポート7基本タイプです。カラーバリエーションの豊富さで、外観や外壁サッシに合わせて好みの色を選べます。また、耐風性能は風速34m/s、耐積雪性能は20cm相当です。

独創的な支柱の形状とフラットな屋根が生む斬新なシルエットで、ほかのカーポートと差をつけたい方に適しています。本体価格は、88万3,500円からです。

四国化成：マイポートneo基本タイプ

フラットな片流れデザインで、車庫入れもスムーズにできるのが、マイポートneo基本タイプです。独創的な形状で高いデザイン性を誇り、エクステリアをさらに開放的な空間を実現しています。

カラーバリエーションも豊富で、屋根枠と支柱パネルは自分好みの色を選択できるのも特徴です。耐風性能は風速34m/s、耐積雪性能は20cm相当になります。カーポートの本体価格は、59万6,700円からになります。

【おすすめのカーポートメーカー】カインズ

カインズ：スタイリッシュポート  標準柱

割れにくいポリカーボネート板で、ガラスの約200倍の耐衝撃強度を持っており、紫外線も遮ってくれる優れものです。

オプションとして、熱を効果的にカットする熱線吸収ポリカーボネート板にすることも可能です。真夏の日差しによる車内温度の上昇を抑えてくれます。

また、フラットスタイルとラウンドスタイルの2種類のスタイルから選ぶことができます。

カインズ：VIC port all DX 51-24タイプ 標準柱

耐積雪と耐風圧強度に優れており、最大20cmの積雪と、34m/秒までの風速に耐えられます。

また、屋根材にはポリカーボネート板を採用しており、色はトーメイ色マット調とブルー色の2種類から選べます。

構造部分に高強度アルミ形材を使用しているため、壊れにくく安心の構造になっています。

2台用カーポートの種類

ひと口にカーポートといっても、さまざまな種類があります。とくに、車2台を駐車するカーポートの屋根材は種類が豊富なため、それぞれの特徴をきちんと理解して適したタイプを選ぶことが大切です。ここでは、2台用カーポートの種類を確認していきましょう。

タイプ1：横並び ワイド

2台用カーポート横幅は、通常3.6〜6ｍが一般的だといわれています。横並びワイドはその名の通り横幅が広いデザインで、ゆったりしたスペースに2台の車を駐車するのに適したカーポートです。

連結が少ないため見た目の形状も美しく、おしゃれなデザインのカーポートを取り付けたい人に適しています。ほかのカーポートに比べると値段が少し安く、費用を抑えたい人におすすめです。ただし、敷地の広さによってはワイドタイプが収まらないことがあるため、注意しましょう。

タイプ2：横並び Y合掌

1台用のカーポートを背中合わせで設置するのが、Y合掌タイプです。中央に連結部分を取り付けるため、左右で異なるサイズの屋根を設置できます。

異なるサイズの車を保有しているなら、Y合掌タイプを検討しましょう。ただし、Y合掌タイプのカーポートは屋根の耐久性が劣ります。 中央に支柱を設置しているため、どうしても中心部分に負担がかかってしまたり、駐車がしづらいといったデメリットがあります。

タイプ3：縦連棟

敷地内に2台の車を横並びで置くのが難しい場合、縦連棟タイプを検討しましょう。縦連棟タイプは、縦に駐車するためのカーポートです。敷地で横長にスペースを取れない場所に適しています。

タイプ4：後方支柱

一般的な横並びのカーポートは横に支柱を設置しますが、後方支柱タイプは後ろ側に支柱を取り付けるのが特徴です。カーポートを支える支柱が後方にあり、車の出し入れがスムーズだったり乗り降りの邪魔にならなかったりするメリットがあります。

オープン外構や角地に設置すると、開放的な空間になるため、見た目の印象も良くなります。ただし、後方支柱タイプは後方に設置された支柱だけで支えるため、柱の基礎を補強しなければいけません。ほかのカーポートと比べると、工事費用が高くなる傾向があります。

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カーポート本体を販売するメーカーは複数あり、それぞれ特徴や価格が大きく異なります。自宅に適したカーポートを選ぶには、それぞれの特徴をしっかり理解したうえでカーポートを購入することが大切です。

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監修プロのコメント

カーポートを設置すると様々なメリットがあります。車体を風雨から守るだけではなく、夏場の車内温度の上昇をおさえたり、雨の日に荷下ろしをしやすくなったりなど、生活に役立つことも多いでしょう。工事自体も１～３日くらいで終わるケースが多いです。

ただ取り付けるにあたって、障害になるものがある場合も多いです。

住宅の屋根や雨水汚水の配管が施工する位置にあり邪魔になる、道路が狭くて材料が運べない、重たいフレームが上げられない、敷地がまっすぐでは無いのでカーポートを斜めにカットしなくてはいけない…..など、

実はすんなり設置できるケースの方が少なかったりします。

しっかりと事前に現地調査をして、これ以上は絶対かかりません。という所までしっかりと話を詰めてから工事を依頼する事をお勧めします。

安いからと契約しても、後から問題が発覚しては大変です。トラブルにならないように、無料の現地調査・見積依頼を活用すると良いでしょう。

この記事を監修したプロ

浅野 友昭 さん

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