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  6. 子どもを育てる「おうち遊び」は工作がおすすめ!
2023/01/13 2023/01/17

年中外遊びが大好きな子どもたちですが、冬になると寒さや天候によっては外で遊べない日も増えてきますよね。「今日は何をして遊ぼうか…」と悩む方も多いのでは?全身を使う運動は子どもにとって大切ですが「おうち遊び」でもたくさん手指を使ったり想像力を働かせるような遊びをすれば、子どもの脳はぐんぐん育ちます!

この冬は、親子で「おうち遊び」をもっと楽しみませんか?

知育遊びに最適。手指を使って楽しむおうち遊びを

手指は「第二の脳」と言われているくらい、たくさんの神経が通っています。そのため手や指を動かす遊びをすることで、子どもの感覚器官は発達していくと同時に脳の発達も進むと言われています。手指を使った遊びと聞くと色々と難しく考えてしまうかもしれませんが、実はとっても簡単なことでもOK!すぐに取り入れられる知育のおうち遊びをご紹介します。

新聞紙遊び

新聞紙は簡単に用意ができますが、乳児から幼児まで幅広い年齢の子どものおうち遊びにとっても便利です。新聞紙は薄いので、子どもでもビリビリ破ったり、丸めたりといった遊びを楽しむことができます。それだけでも十分手指を使っているのです。

さらに新聞紙を破った時のビリビリ音や丸めた時のぐしゃぐしゃ音も子どもの五感を刺激します。

粘土遊び

粘土を捏ねたり、丸めたり、伸ばしたり、たくさんの動作をおこなうことができるほか、粘土の冷たくて柔らかい感触も良い刺激になります。また、子どもが考えながら何かを作ることで創造力も伸ばしたり、何かを作る過程で集中力も養われます。

できあがったものはぜひ何を作ったのか、ストーリーも含めて聞いてあげると良いでしょう。

お絵描き

「お絵描き」も手指を使う遊びでおすすめの1つ。クレヨンや筆を握って動かすので、手指を使うのはもちろん、絵の具やクレヨンの色を自由に混ぜたり、組み合わせることで色彩感覚も養われます。粘土遊び同様、創造力や表現力を高めるのにも適しているほか、感情のまま、むちゃくちゃに描いても逆に感情が発散されて情緒の安定にも繋がります。

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画力は一切不要!親子で楽しめるエリックカールの技法を紹介

ちょっとした「おうち遊び」でも知育になるなら積極的に取り入れたいですよね。手指も使って色彩感覚も養われる「お絵描き」をぜひ親子で楽しみたい!と思っても「画力がないからなあ…」と諦めている方はいませんか?

『はらぺこあおむし』の絵本でも有名なエリック・カールの技法を使えば、画力がなくてもとっても素敵な切り絵を作ることができますよ。親子で大胆に紙に絵の具を塗って楽しみましょう!

【材料】

  • 白い薄手の紙
  • 絵の具
  • 太い筆(もしくは刷毛)
  • 細い筆
  • スポンジや目の粗い布など
  • 厚紙(切った紙を貼りつける用)
  • スティックのり
  • ハサミ

材料もほとんど100円ショップで揃えることができるので、気軽に始めることができますよ。

1.白い紙に太い筆で塗っていく

まずは白い紙に太い筆や刷毛を使って、背景となる色を塗ります。綺麗に均等に塗ろうとしなくても大丈夫。色むらやにじみもとっても素敵な模様になるので、気にせず大胆に塗っていきましょう。

2.細い筆で自由に模様を描く

1で塗った絵の具が乾いたら、今度は細めの筆に持ち替えて模様を描いていきます。絵筆をくねらせて波を描いたり、トントンと押し付けて斑点にしたり、自由な発想で模様を作ります。色も自由に選びましょう。背景と似たような色、全く違う色など、例えば同じ背景色でスタートしても親子でどんどん違う絵になってきます。それを比べて違いを楽しんでみましょう。

3.筆以外のものを使ってさらに模様を描く

次は筆以外のものを使って、さらに模様をつけていきます。例えば、スポンジの固い面、麻など織り目の粗い布に、筆を使って絵の具を染み込ませてスタンプのように押していきます。そうすると筆では出せない模様を簡単につけることができます。また、子どもの手や指を使って模様を作ってもらっても、とても楽しいですね。

4.乾かしたペーパーを好きな形に切る

絵の具が完全に乾いたら、今度は紙を自由な形に切っていきます。丸や三角など簡単な形から、花や葉っぱなどの簡単な形のモチーフをイメージして切り抜いてもOKです。同じ色紙からでも切り取ると違う色や模様が入っているので、1つとして同じものはありません。ハサミを扱うので、子どもの年齢に合わせて無理なく参加させてあげましょう。まだハサミを扱うのが難しい年齢の場合は、小さく切ってからちぎってもらう方法もあります。

5. 厚手の紙に自由に貼っていく

先ほど切った色紙を、厚手の紙に貼り付けていきます。厚紙に下絵を描いておいて、そこに貼り付けていっても良いですし、下絵なしで丸や三角に切った紙を組み合わせて何かのモチーフにしても素敵です。または抽象画にしても良いでしょう。

例えば何か大きなモチーフを作る場合、そのままモチーフの形を切り抜くのではなく、少しずつ違う紙を貼り合わせていくと、色や模様の変化があって表現豊かな絵になっていきます。

できあがった絵は、額に飾ったり、壁に貼って楽しみましょう!

ちなみに、こちらの動画では、色紙からモビールを作っています。とっても可愛いですね。

もっと親子でおうちアートを楽しんでみませんか?

おうちで遊ぶ時間が増えるこの季節。知育も取り入れたおうち遊びで子どもと楽しい時間を過ごしたいですよね。特に「お絵描き」などのおうちアートなら、子どもの手指を使うだけでなく、創造力や集中力も養うことができることはもちろん、大人にとっても良い気分転換になります。

また、子どもがお絵描きや工作に興味を持ったなら、親子で絵画教室に一緒に通ってみるのもおすすめです。

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