子供からお年寄りまで、今や英語教室に通うことがポピュラーである時代です。TOEIC・TOEFL・IELTS対策やシチュエーション別の英会話、語学留学のオプションがある教室など、様々なタイプの英会話教室があります。始めたいけどなかなか一歩が踏み出せない方、英語を習う事に興味はあるけどちゅうちょしている方、もう一度本気で英会話教室に通うことを考えてみませんか?
今回は英会話教室に通うことのメリットとデメリットをいくつかご紹介します。
英会話教室に通ったことはある?メリット5つ
1.大人数のクラスは安いこともある
英会話のレッスンとなると基本的にレッスン料だけでも高いものですが、大人数の英会話教室では比較的安めの料金設定となっています。リーズナブルなところでは1レッスン平均3,000円と続けやすい料金設定です。英語初心者の方で英会話教室に通い始めようかと迷っている方にはオススメのプランがあるはずです。
2.少人数のクラスだとたくさん発言ができる
一方、本格的に英会話を始めたいという方で、資金的にも余裕がある方は少人数のクラスがよいでしょう。少人数のクラスでは生徒それぞれに発言をするチャンスがあります。それに対して先生との会話のやりとりも増えるでしょう。少人数のクラスでは限られた時間をより有意義なものにできるかもしれません。
3.駅前、仕事場の近くなど通いやすい立地にある教室が多い
大手の英会話教室は駅の周辺や街の中心地にあることが多いです。こだわりがないのであれば、まずは最寄り駅や仕事場の近くにある英会話教室から探してみてはいかがでしょうか?
4.英会話教室に新しい出会いがある
英会話教室にはお互いを刺激し合える人たちが英語の上達に日々励んでいます。お互いに英語を教え合ったり英会話の練習をするなど、先生とのレッスン以外にも自分にプラスとなることがたくさんあります。それぞれのビジョンや「なぜ英語を勉強したいのか?」ということについて話し合えることは今後のモチベーションにもつながります。
5.可能性が広がる
もちろん、初めは思うように英語を話せなかったり英語の発音やルールに戸惑ったりするかもしれません。ですが一つ一つ乗り越えるとそれは自信につながります。その自信とスキルはやがて言語という名の壁を超えて近い将来の新たな夢や可能性につながるはずです。
英会話教室のデメリット5つ
1.少人数のクラスは高いこともある
前文でも述べたように少人数のクラスは少々高く、1レッスン5,000円〜ほどであり、更に教材費や入会費もかかります。そのぶんクラスは2〜3人以下の場合が大抵ですが、少人数制の英会話教室に通おうかと考えている方は事前にカリキュラムやオプションを調べておくのがよいでしょう。
2.大人数のクラスだと発言時間と機会が限られる
英会話教室では「聞くこと」も大事ですが、やはり「話すこと」を積極的にしたい方、常に自分から発言することが苦手な方にとっては大人数制のクラスは向いていないかもしれません。自分が発言したい時になかなか発言できないことがしばしばあるでしょう。
また、自分が思っていた以上にネイティヴの先生よりもクラスメイトと話してしまう…ということもあるかもしれません。
3.クラス参加のメンバーによって力関係ができることも
英会話教室に通うことでいい刺激を与え合う同朋ができることもたしかですが、クラス内に内向的な人や外交的な人が偏ってしまったり、性格的に合わない人がクラスにいるとあなたにとってスムーズな英会話レッスンにならないこともあるかもしれません。
ですので英会話教室に入会する前に、体験レッスンを受けてクラスの雰囲気を知ることは自分に合った英会話教室を見つけるポイントとなるでしょう。
4.アクセントや語彙が偏る
日本では基本的にアメリカ英語をメインに学習しています。ですので多国籍である英会話のサークルや語学留学と比べて英会話レッスンではアメリカのアクセントや語彙(例えばエビと言うにしてもshrimp(米)、prawn(英)等)、言い回しが偏ることがあるかもしれません。英会話教室を経ていざ英語を使おうとする時、ビジネスの相手や留学先によってはあなたに混乱や自信喪失も招きかねません。
たいていの英語ネイティブは英語にも国や地方によって特徴や訛りがあることは認識していますので、深刻な事態に陥ることはありません。しかし人によっては「ここはイギリスなのに君の英語はアメリカ英語だね」といったような皮肉を言う人にも出会うかもしれません。
日本で方言といえば「面白い」「かわいい」と特長として捉えられることが多いですが、英語ではむしろシニカルに指摘されたりすることもあります。英会話を始める前にまず自分がどの英語を身につけたいのかも視野に入れた方がよいでしょう。
5.結局英語で世界の人と繋がる機会を作るのは自分
英会話教室である程度英語を話せるようになっても、実際に日常や仕事場で英語を話すためにはどうすればいいのでしょうか?英会話教室の外で、自ら進んでいろいろな人と話すことが大切です。実際のところ、英会話教室に通うことだけで流暢な英語を誰とでも話すのは難しいでしょう。トライアンドエラーで、実践の場、実際に使う場を増やしましょう!
最後に
いかがでしょうか?英会話教室にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、英語を話す良いきっかけ作りになるはずです。
自分の目的に合わせて自分にあった英語学習が見つかるといいですね。今回の記事でより多くの人が英会話を通して視野を広げられることを筆者は願っています。
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