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  6. 意外と知らない水分補給の基礎
2022/07/13

生きていく上で必要不可欠な行為である水分補給。実は正しい飲み物を選ばないと大変なことになるって、ご存じでしたか…?


目次


これがNG!?水分補給時に気をつけたい飲み物

選ぶ飲み物によっては糖分や塩分を摂りすぎたり、水分補給どころか反対に脱水を引き起こしたりすることもあります。


「スポーツドリンク」はダラダラ飲みNG

塩分を含むスポーツドリンクは熱中症対策にもすすめられていますが、ダラダラと飲むことで糖分やカロリーを摂りすぎてしまいます。

スポーツドリンクは約5%の炭水化物が含まれ、砂糖の量に換算すると、500mlあたりではなんと大さじ3杯弱ほど。もし1日の水分補給(2リットル分)をすべてスポーツドリンクでまかなってしまうと、砂糖の量は100g。カロリーは420kcal、おにぎりに換算すると2.5個分以上になります。  


スポーツドリンクはどう飲むのが正解?

スポーツドリンクについて、日本スポーツ協会が目安となるとり方を示しています。運動量が多い場合に糖分が必要とされるため、とくに1時間以上の運動をする際に4~8%の糖分を含むものが役立つ、としています。

そのため、運動をしない場合は糖分は不要。もしスポーツドリンクを水分補給に取り入れる場合は、糖質やカロリーがオフされているものを選びましょう。

※参照:日本スポーツ協会


「経口補水液」は脱水の恐れがあるときに

体調不良のときや熱中症対策としてすすめられている経口補水液。しかし普段の水分補給に取り入れるのはNG。

経口補水液は塩分を多く含み、塩分過剰の恐れがあります。1リットルあたりの塩分量は約3gで、みそ汁に換算すると約3杯分もの量になります。

勧められるタイミングは、大量の汗をかいたときや脱水が疑われるときです。普段の水分補給に取り入れないようにしましょう。


「コーヒー」は脱水の恐れも

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、水分が身体にとどまる時間が短くなります。

コーヒーばかりで水分補給していると知らないうちに脱水状態になることも。

コーヒーは1日1~2杯程度にしておくと安心でしょう。


「アルコール」もとりすぎ厳禁

アルコールにもカフェインと同じく利尿作用があります。アルコールが抗利尿ホルモンの分泌を抑えてしまい、たくさん尿が作られて水分が身体から出てしまうのです。

とくに夏はビールやチューハイなどのお酒を楽しむ方が増えますが、アルコールによる脱水が心配な時期。飲みすぎに注意し、お酒以外にも水分補給するよう心がけてください。


水分補給におすすめの飲み物

それでは水分補給に最適な飲み物には、どのようなものがあるのでしょうか?定番から意外な飲み物までご紹介します。


定番である水は、やはり水分補給に最適な飲み物です。カロリーや糖分の摂りすぎの心配もなく、効率的に水分摂取ができます。デスクワーク中心の方であまり汗をかかない方は、とりあえず「水」でOKです。


麦茶、ルイボスティー

麦茶、ルイボスティーはお茶の中でもカフェインを含まないため、利尿作用の心配なく水分補給ができます。緑茶やほうじ茶、紅茶などはコーヒーに比べるとカフェインは少なくなっていますが、たくさん飲む場面ではカフェインがない方が良いでしょう。


【番外編】熱中症予防はみそ汁がおすすめ

飲み物ではありませんが、熱中症対策したい場合には朝1杯のみそ汁が役立ちます。水分と同時に塩分や、汗で失われやすいビタミンやミネラルも補給できるからです。

夏にはこのようなレシピのみそ汁がおすすめです。


いつものみそ汁に卵を入れれば、さらに栄養強化してくれます。食欲がなく栄養が偏りがちなときにおすすめです。


暑い日には、冷たいみそ汁はいかがでしょうか。生のまま食べられる具材を使えば、火を使わずに簡単に調理できるのも魅力です。


水分補給、正しい飲み物選びが大切!

正しく身体に水分を与えるためには飲み物の選び方が大切です。とくに夏にぴったりのドリンクの作り方や、熱中症対策メニューなどは、一度プロから学んでみるのがおすすめ。ゼヒトモなら、あなたと【その道のプロ】をすばやくマッチングしてくれます。


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