2003年より写真撮影をしております。
スタート当初はNikonのフィルムカメラを使っていました。
ほぼカラーネガフィルムとモノクロフィルムでの撮影です。
2000年頃にいた写真会社にいたときはポジフィルムが100%でした。
その頃がフィルム撮影全盛期の晩年だったのかな~と今になれば感じます。
その数年後あっという間に「デジタルカメラ」の時代に移り変わりました。
フィルム時代のカメラは十年とかそれ以上とか使い倒してもメンテナンス次第で使えましたがデジタルになってから5年サイクルとかもっと短かったりとかです。故障するでは無く性能的進化が激しすぎて結果的に新製品への移行する事になっているからです。更に価格は2倍から4倍になってしまいましたのでそれはもう大変です。
デジタルはとても便利です。
撮影結果がその場で確認できるという最大の利点があるので撮影にかかる時間が以前より短くできました。
大型のストロボなど機材もデジタル用になって小さく出来るので荷物が減りアシスタントなどの人員は不要になり、その結果多くの撮影が一人で可能になりました。
また撮影ジャンルも多方面に出来るようになった事もデジタルになっての恩恵だと思います。
その利便性とセットでフィルム時代にはほぼ無かったパソコン仕事が超増えましたが…この作業時間は撮影時間とほぼ同等になることが多いです。
現在は撮影ジャンルも様々で告知や営業活動・撮影から処理・納品まで何でもひとりで行うようになり、「撮影職人」みたいな人はいなくなって、もっとライトな感じで「オールマイティな撮影係り」が重宝されるようになっていると感じます。
そして近年は動画撮影も出来るカメラが多くなってきました。
私自身もコロナ禍で仕事が少なくなったタイミングもあって動画撮影を行うようになりました。
カメラの進化と共にスチール撮影しかしてこなかったカメラマンも今は動画撮影は積極的です。
自分で言うのもおこがましいですが写真カメラマンは動画も上手な方は多いと感じます。
私も動画撮影は大好きです。編集は奥が深いところですがそれも面白いと感じています。
これは婚礼や感動的なイベントでとても有効で「喜怒哀楽」人の表情や動きがドラマティックに表現できるチャンスが増えます。写真だと1回のシャッターチャンスで1枚の写真にすべてを表現したいのですが、動画の場合は感動シーンの前後を撮影すると伝えやすい面があります。
私にとっては写真撮影と動画撮影はどちらも大事な撮影方法です。
「撮影」するという仕事はとても魅力的で奥が深いです。
このふたつをこれからもまだまだスキルアップしていきますので期待して頂きたいと思います。
また今、若い世代で「フィルムカメラでの撮影」が「エモイ」とされアンダーグラウンドで人気があるようです。僕はその「フィルムカメラ」の時代からこのお仕事していまして、ある意味そのエモさを知っているかもしれません。もしかしたらデジタルでは味わえない「予想外」の仕上がりを期待出来るかもしれません。
主力がデジタルに変わっても私は今もフィルムカメラと共にあります。
お仕事での依頼は激減なので趣味の範囲ですがフィルム撮影を続けています。もちろんご希望で撮影も出来ます。楽しいと思いますので一度試してみませんか?
現在所有のフィルムカメラ…Nikon F・ライカM3・ローライフレックスなどです。
ポートレートをライカで撮って欲しいなど…是非お待ちしています!
最後までお読みくださり誠にありがとうございます。
営業活動や告知がまり上手ではないのですが何とかお伝えしたいのでこのような形で紹介をさせてもらっています。このサイトを縁として永いお付き合いが出来ましたら幸いです。
岡村かずひろ