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  5. 写真の撮り方5つと関西の撮影スポット10選!
2017/05/08 2021/07/01

今はスマホで、いつでもどこでも手軽に写真が獲れます。そのため美味しそうな食事や楽しそうな飲み会風景、そして美しい景色など多くの投稿をSNSなどで見ることができます。同じ撮るなら、ちょっとオシャレな写真を撮りたい!そして誰かに見せたいと思いますよね。そこで写真撮影の基本中の基本ポイントを紹介します。

風景写真の取り方の基本ポイント5つ

1.「水平・垂直」を意識して撮る

せっかくの美しい風景なのに微妙に歪んでしまっては、なんだか残念ですね。写真を撮る時は水平・垂直のラインを意識しましょう。しかし、これが意外と難しいです。そこで利用したいのがグリッドラインです。最近のスマホやデジカメにはグリッドラインを表示する機能の付いているものが多いので、これを活用してください。この写真のような地平線は、グリッドラインに合わせて水平を意識すると、綺麗に撮ることができます。

2.背景を考えて撮る

被写体にフォーカスして写真を撮る時、被写体ばかり見ていて、背景に同じようなものが映りゴチャゴチャ、なんてことありませんか?写真を撮る時には背景にも気を配りたいですね。背景が同じような色合いや素材なら、少し場所を移動して見える角度を変えてみてください。被写体が浮き上がるような背景を選んで撮ると、写真がぐっと引き立ちます。

3.光源が後ろにくるようにして撮る

写真を撮ることに夢中になってしまうと、つい自分の目から見える映像だけに頼って写真を撮ってしまいがちです。そして撮れた写真を見ると、白ボケしてしまっていたり、暗くなっていたり。なんだか見ていたイメージと違う、といったことありますよね。写真を撮る時は、自分の後ろに光源が来るように撮るようにしてください。すると光に目がくらむことなく、すっきりと撮れます。

4.被写体を明るくして撮る

朝日にあたってキラキラ光る朝露、光を浴びて咲く花、できたらそのままの美しさを写真に残したいですね。どこからなら被写体に光が一番当たっているか、意識してください。そして一番光が当たっている位置から撮るようにすると、目で見えた風景そのままの写真が撮れます。もし可能なら露出補正にもチャレンジしてみてください。

5.構図を意識する

写真を撮る際は「3分割構図」が基本です。写真を縦横3×3に分割し、それぞれ1:2になるように配置すると安定した写真が撮れます。被写体をグリッドラインが交差する点や、ラインに沿って配置すると、バランスの良い写真が撮れます。それ以外にも日の丸構図や2分割構図など、基本構図がいくつかあります。

関西のフォトジェニックな風景10選

1.滋賀県・白髭神社

関西で一番のおススメは、滋賀県にある白髭神社です。こちらは全国白髭神社の総本山、沖島を背景に琵琶湖の水面に鳥居が浮かぶことから、「近江の厳島」とも呼ばれています。鳥居の中から出る初日の出を見ようと、毎年多くの人が訪れる、初日の出スポットでもあります。

2.京都府・金閣寺(鹿苑寺)

世界遺産の金閣寺は、写真を撮りに世界中から人が訪れるほどの観光名所です。金色に輝く舎利殿が青い鏡湖池に映り込む様が美しく、逆さ金閣などとも称されます。春から夏には瑞々しい緑に囲まれ、秋には紅葉、そして何より美しいのが冬、雪の金閣寺です。最近は京都市街地も雪の積もることが少なくなっているので、雪景色の金閣寺は貴重です。

3.大阪府・伊丹空港

伊丹空港は、飛行機の滑走を近くで見ることができます。伊丹空港の展望デッキも撮影スポットとして人気ですが、朝夕に飛び立つ飛行機撮影なら、近くの千里川土手がおススメ。飛行機の轟音がすぐ上から聞こえるほど近くを飛ぶので、迫力満点の写真が撮れます。

4.和歌山県・友ヶ島

 

和歌山と淡路島の間、紀淡海峡に浮かぶ無人島群・友ヶ島。ここは明治時代に、外国艦船の大阪湾侵入を防ぐために旧日本軍によって造られた防備衛所。第二次世界大戦までは要塞施設として、砲台や軍事施設がありました。それが今も、当時のまま保存されている貴重な島です。

5.奈良県・春日大社

奈良時代に建立された春日大社は、その歴史1,300年以上、全国春日神社の総本山です。朱塗りの美しい社殿、そして春日大社を守るように背後にそびえる春日山の春日原生林。境内には3,000基もの燈籠があり、これを全て数えると幸せになれるとの謂れがあります。鮮やかな朱と緑、灯篭の陰影、いろいろな角度から世界遺産を撮ってみてください。

6.和歌山県・高野山

高野山は平安時代初期に、弘法大師空海が開いた日本仏教の聖地です。標高1,000mの山上に広がる広大な修験場で、「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心に110寺以上が集まる宗教都市です。高野山に踏み入れると、その清浄な空気に圧倒されます。高野山には寺院以外にも、蟠龍庭や蓮池など撮影スポットが多くあります。

7.大阪府・道頓堀

グリコの看板で有名な道頓堀は、大阪を代表する歓楽街です。江戸時代に、安田道頓さんが自費で運河を開き、それが今の道頓堀川となっています。道頓堀には多くの派手な看板があり、外国人にも人気の撮影スポットです。食い倒れの街と呼ばれる大阪、道頓堀には大阪名物たこ焼きからお好み焼き、ラーメンなど庶民の味が堪能できる有名店が数多くあります。

8.兵庫県・竹田城跡

人気が出過ぎて今や入場制限もある「日本のマチュピチュ」武田城址。9月下旬から4月上旬の早朝、気温差の大きい日に見られる雲海に浮かぶ天空の城です。しかしそこに登ってしまえば雲海は下に見え、竹田城址は足の下。この写真のように、雲海に浮かぶ竹田城址を撮りたければ、竹田城址東南にある朝来山「立雲峡」から撮ることをオススメします。

9.兵庫県・明石海峡大橋

神戸市と淡路島を結ぶ明石海峡にかかる、世界最長の吊り橋が明石海峡大橋です。淡路島周辺は世界三大潮流のひとつ、ダイナミックなうず潮と明石海峡大橋をぜひ一緒に撮ってみたいですね。また夜間には季節や時間で変化するライトアップが実施されており、夜景も美しいですよ。

明石海峡大橋で一番美しいのが、朝焼け・夕焼けタイムです。舞子海上プロムナードや舞子公園から撮影できます。

10.滋賀県・琵琶湖大橋

琵琶湖を東西にまたぐ琵琶湖大橋、その橋のたもとにある道の駅から撮られた写真が、SNSで話題になりました。この写真は、琵琶湖大橋東側たもとの道の駅「米プラザ」で撮られたもの。なんとも近未来的なダイナミックな写真です。琵琶湖大橋も夜はライトアップされ夜景の美しい橋ですが、撮り方次第でこんなフォトジェニックな写真が撮れるのですね。

最後に

写真を撮る楽しみは、角度や位置、そして時間によって変化する瞬間が残せることです。今や様々なシーンで写真を撮ることが当たり前になっています。ぜひ基本ポイントを押さえて、素敵な写真を撮ってください。

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