昔は写真を撮れば、アルバムに整理するのが当たり前でした。カメラで撮っても現像するまでは、どんな写真が撮れているか、何が映っているかわからなかった時代。そんな時代に、綺麗に撮れた写真はとても貴重で、アルバムに整理しながら家族で輪になって楽しく見ていたものです。
デジカメが一般に普及する、ほんの30年ほど前までのことです。
1.写真アルバムとは
写真アルバムは思い出を形で残していくためのものです。今はデジカメの時代なので、デジタルデータとしても残せますが、プリントし写真アルバムに整理すれば、家族みんなで見ることができます。家族や仲間がアルバムの周りに集まって、旅行やその時々の写真を見て思い出を語り合う時間は、今の時代だからこそ大切なのかもしれませんね。
2.写真を現像するメリットとデメリット
メリット
子どもは自分の写真を見るのが好きです。いろんな思い出話をしながら、お母さんやお父さんと一緒に、幼い頃の写真を見るのは、子どもにとって家族団らんの楽しい時間。
世の中がデジタル化が進み、ついつい写真をPCに保存しっぱなしなんてこともあると思いますが、子どもたちの写真は是非アルバムにしてあげて欲しいです。そしてたまに家族で見ながら「この時は~」など思い出話を聞かせてあげてください。
デメリット
写真をプリントしアルバムにすると、時間の経過とともに色褪せてしまいます。古い写真を見ると「あれ?こんな色じゃなかったはずなんだけど・・・」、ずいぶんイメージが違ってガッカリすることもありますね。そしてもうひとつ、写真アルバムは保管のための場所が取られます。昔はアルバムだけで本棚の1段がいっぱいになってしまいました。
3.写真データをデジタル保管するメリットとデメリット
メリット
デジタル保存のメリットは、色褪せず撮った時の風合いを残せることです。何十年経とうが、何百年経とうが、撮った瞬間がそのまま残せます。そして写真アルバムと違い、場所を取りません。HDまたはDVDに落とせば、何十年分も写真が残せます。
デメリット
デジタルデータの場合は、見るための媒体が必要になります。PCであったり、DVD機器であったり、何かしら再生できるデジタル機器が必要になります。写真アルバムのように、「みんなの真ん中に広げてみる」「写真を1枚ずつそれぞれが手に取る」ということがしづらいのが欠点です。
4.結局現像してアルバムで保管した方がいいの?デジタルでデータ保管をした方がいいの?
デジタルデータで残すのも、写真アルバムにするのも、それぞれメリットがあります。できたら、その時々の記念になるものはデータとしても残しつつ、プリントして写真アルバムも作ってはいかがでしょうか?写真アルバムに残すことは、その時々の記録にもなりますし、みんなで集うキッカケにもなります。
5.写真アルバムを選ぶならこんなもの!選ぶときのポイント5つ
収納しやすいものを選ぶ
写真アルバムの選び方は、それぞれ目的別で考えると良いでしょう。しかしアルバムは場所を取るもの、そこで収納しやすく形を揃えると良いでしょう。大きさや形がバラバラだと収納しにくくなります。
アルバムはメーカーやシリーズを決めて、統一感のあるものを選ぶ方が収納時にすっきりします。無印良品や東急ハンズなどで買い揃える人も多いですね。
写真の枚数で選ぶ
目的別で考えると、どれくらいの量の写真をアルバムにするかで、アルバムの大きさや厚みが変わります。旅のアルバム、子どもの運動会のアルバム、それぞれ写真の量が違います。写真の量に合わせて選んでください。大は小を兼ねるとも言いますね。なるべく多く入った方が、後からの追加にも対応できるので、いいかもしれません。
用途によって選ぶ
「結婚式の様子をウェディングアルバムにしてプレゼントしたい」「家族の記念のフォトフレームを作りたい」それぞれの用途によっても、アルバムは変わりますね。
子どもたちが喜ぶようなデザイン、ウェディングにふさわしいもの、それぞれ目的に合わせてデザインを選ぶのも良いでしょう。
レイアウトのしやすさで選ぶ
ポケットアルバムのように、ストンと写真を入れるだけで出来るアルバムは便利ですが、その分レイアウトは楽しめません。
せっかくアルバムを作るのであれば、吹き出しを入れたり、写真を重ねてみたりしてみたいですね。レイアウトのし易さもアルバム選びのポイントになります。
保存性で選ぶ
プリントした写真は必ず色褪せてくるものですが、それでもできるだけ撮った時の風合いを残したい。そのためには写真を保護するフイルムも大切です。保存性の良さも考えて選ぶことをオススメします。
6.この写真アルバムは良い!おすすめアルバム5選
子どもの記録なら「ナカバヤシ・フエルアルバム」
子どもの記録は成長と共に増えていきます。全部をアルバムにしなくても、子どもたちの様々な瞬間の表情はつい残したいと思ってしまいます。そんな時にはナカバヤシのフエルアルバムがおススメ。ナカバヤシのフエルアルバムはAMAZONでもベストセラーアルバムです。
携帯用なら「SEKISEIポケットアルバム」
携帯に便利なSEKISEIポケットアルバムは、仲間とのイベント記念や、里帰りの際にお土産で持っていく写真に便利ですね。孫たちの記録をアルバムでプレゼントされたら、おじいちゃん・おばあちゃんも喜びますよ。
プレゼントなら「1ウィンドーアルバム」
名入れギフト商品として人気なのが、フォトフレームアルバム。こちらは小さな手作り工房などで、購入できます。楽天サイトなどで検索すると様々なフォトフレームアルバムが見つかりますよ。お値段も手頃なのでプレゼントには最適です。
整理が苦手な人には「ベネッセ1008枚ポケットアルバム」
「ベネッセ1008枚ポケットアルバム」はとにかく沢山収納できることが特徴です。ポケット式アルバムですので、整理が苦手な人には最適!どんどんポケットに整理していきましょう。こちらはベネッセ通販サイトで購入できます。
記念に残しておきたいなら「フォトブック」
フォトアルバムは写真屋さんやネットで、写真を選んで作成依頼するだけで、簡単綺麗にできるアルバムです。大切な旅の思い出や家族が他界した時など、ずっと残しておきたい写真を本にすることができます。故人の思い出の写真をフォトブックにして家族縁者に配るのも、故人の供養になります。
最後に
写真はその時々の瞬間を記録するもの。プリントすれば時間の経過とともに色褪せていきます。しかし物は考えよう、色褪せた写真も味わい深いものがあります。「それだけの時間がたったんだな」と改めて時の流れを感じたりします。写真アルバムはそんな時間を刻むものでもあるのです。
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