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  6. 水回りのピンク汚れはいったい何?掃除や予防方法を解説
2022/07/14 2022/08/14

こまめに掃除をしているのに、お風呂場や洗面所などの水回りにピンク汚れが発生して困っている、という方は多いのではないでしょうか。実はピンク汚れはカビよりも増殖しやすく、掃除をしていても発生する厄介なものなのです。

水回りを清潔に保つには、ピンク汚れを放置せず、日頃から発生を防ぐように心がけることが大切です。 この記事では、お風呂場や洗面所に発生するピンク汚れの正体と落とし方、ピンク汚れを防ぐ方法をご紹介します。また、面倒な水回りの掃除をプロに依頼できる便利なサービスについても紹介しています。

お風呂場にできたピンク汚れの正体は

お風呂場や洗面所などの水回りを定期的に掃除しても、床や壁・排水口の近くにぬるぬるしたピンク汚れが発生することがあります。特に、お風呂場の隅やタイルの隙間など、細かいところに発生することが多い汚れです。

掃除してもすぐに発生するため、多くの人を悩ませています。ピンク汚れを防ぎ、掃除の負担を減らすためには、まずはピンク汚れの正体を知ることが大切です。

ピンク汚れは「ロドトルラ」という酵母菌

ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」という微生物の一種である酵母菌で、ロドトルラは増殖すると赤い色素を生成するためピンク色に見えるのです。 微生物は細菌と真菌に分かれ、真菌は酵母菌とカビに分けられるため、ロドトルラはカビではありません。

しかし、カビと同じように石鹸カスや皮脂などを栄養にして増殖し、カビのように温度が20度以上で湿度が高い環境で活発に増殖します。

そのため、お風呂場はカビと同じく、ロドトルラにとって格好の増殖環境です。 またロドトルラは栄養がなくても増殖でき、カビに比べて増殖スピードが早いという特徴もあります。定期的にお風呂場の掃除をしていてもピンク汚れが発生するのは、このようなロドトルラの繁殖能力の高さが原因です。

ピンク汚れを放置するとどうなるの

ピンク汚れはカビではないため、人体に直接悪影響を及ぼすわけではありません。しかし、放置すると床や壁の細かい傷やシリコン部分などに汚れが入り込み、落とすのが難しくなるでしょう。

また、ロドトルラの栄養源である皮脂や石鹸カスは、同様に黒カビの栄養源でもあります。つまり、ピンク汚れが発生するということは、カビも発生しやすい環境であるということです。

そのため、ピンク汚れを放置していると、次第に黒カビも発生してしまいます。ピンク汚れを見つけたら、放置せずすぐに落とすようにしましょう。

ピンク汚れの落とし方

ピンク汚れは、放置しなければ比較的簡単に落とすことができます。ここでは、ご家庭で簡単にできるピンク汚れの落とし方をご紹介します。

お風呂用洗剤で落とす

ロドトルラは、カビのように根を張って増殖するわけではありません。そのため、ピンク汚れはお風呂用の洗剤で落とすことができます。必要な道具と落とす手順をご紹介します。

道具

浴室用洗剤を用いてピンク汚れを落とす時は、以下のような道具を用意しましょう。

浴室用洗剤 スポンジ・歯ブラシ ゴム手袋 キッチンペーパー(落ちない場合) 汚れを落としても、残ったロドトルラが繁殖してすぐにピンク汚れが発生します。そのため、浴室用洗剤の中でも除菌効果があるものを使うのがおすすめです。 排水口や壁のタイルの間など、細かい部分を掃除する際は歯ブラシを使いましょう。

また、スポンジにピンク汚れが移ってしまうこともあるので、スポンジを小さくちぎり、使い捨てができるようにすると経済的です。

手順

小さくちぎったスポンジや歯ブラシに浴室用洗剤をつけ、やさしくこすり洗いします。この時、強い力でこすってしまうと床や陶器を傷つけてしまう可能性があるため注意です。傷がつくと、そこにピンク汚れやカビが入り込み、落としにくくなってしまいます。

こすっても取れない場合は、キッチンペーパーに浴室用洗剤を吹きかけ、落としたいところに貼り付けて10分ほど放置してください。汚れが分解され、落としやすくなります。

アルコール(エタノール)で落とす

ピンク汚れは、アルコール(エタノール)でも落とすことができます。アルコールに含まれる除菌作用がピンク汚れを除去・予防してくれるのです。

道具

アルコールを用いてピンク汚れを落とす時は、以下のような道具を用意しましょう。 アルコール除菌スプレーは、手や指に使う家庭用のものを使用しても問題ありません。


・アルコール除菌スプレー
・スポンジまたは浴室用ブラシ
・ゴム手袋


手順

ピンク汚れにアルコール除菌スプレーを吹きかけ、スポンジや浴室用ブラシでやさしくこすります。

また、ピンク汚れが発生しやすい場所に定期的にアルコール除菌スプレーを吹きかけることで、ピンク汚れやカビなどの発生を防ぐことができます。

塩素系漂白剤で落とす

ピンク汚れは、塩素系漂白剤でも落とすことができます。塩素系漂白剤を使えば、シャワーで洗い流すだけで簡単に落とすことができるでしょう。 汚れや排水口に、なるべく近づきたくない・触りたくないという方におすすめです。ただし、塩素系漂白剤を使う際は、使い方に細心の注意を払う必要があります。

道具

塩素系漂白剤を用いてピンク汚れを落とす時は、以下のような道具を用意しましょう。

・ 塩素系漂白剤
・ゴム手袋
・ゴーグル

手順

ピンク汚れに塩素系漂白剤を吹きかけ10〜20分ほど放置し、その後シャワーで洗い流すと、きれいに汚れを落とすことができます。

塩素系漂白剤を使う際は、以下の2点に注意が必要です。

まず、換気を徹底し、ゴム手袋やゴーグルを使用して直接目や肌に触れないようにしてください。塩素系漂白剤には独特の刺激臭があり、換気せずに使用すると気分が悪くなってしまうことが多いためです。 洗い流すまで放置している間も、必ず換気をし続けてください。

また、目や肌に触れると炎症を起こす可能性もあるので注意が必要です。 次に、単独で使用するようにしてください。塩素系漂白剤は、酸性タイプの洗剤と混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。塩素ガスは目や皮膚などを刺激し、吸い込んでしまうと呼吸困難に陥り、肺水腫を起こして最悪の場合死に至ることもあるでしょう。

塩素系漂白剤のパッケージに「まぜるな危険」と表記されているのは、塩素ガスが発生して大変危険であるからです。サンポールや酸性のクリーナー、クエン酸などと混ざることがないよう、単独で使用してください。

ピンク汚れを防ぐには

ピンク汚れは、お風呂場の汚れ・温度・湿度を利用して増殖します。そのため、ピンク汚れを防ぐためには、日頃からこれら3つに注意することが大切です。 お風呂場の湿度を下げるには、シャンプーや洗面器などを床に置かず水はけの良いところに置いて風通しをよくします。

また、お風呂場をこまめに換気して湿度を下げるようにしましょう。 お風呂場の温度を下げるためには、浴槽のフタを使用することが有効です。お湯を張ったまま放置すると、湯気によりお風呂場内の温度・湿度が高まってしまいます。

さらに、お風呂から上がる前に全体にお湯をかけるよう心がけると、ロドトルラの栄養である皮脂や石鹸カスなどを洗い流せます。お湯をかけた後は、水分がなるべく残らないよう、使ったバスタオルやスクイージーで拭き取りましょう。

このように、普段のお風呂掃除以外にも、ささいな工夫をすることでピンク汚れを防ぐことができます。日頃から習慣付けるようにして、もし、ピンク汚れが発生したら放置せず、すぐに落とすようにしましょう。

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ピンク汚れを落とすためには、こまめな掃除や心がけが大切ですが、ハウスクリーニングのプロに頼るという方法も有効です。

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