家を建てて10~15年ほど経つと、風雨や紫外線により屋根や外壁が劣化してきます。外壁の塗り替えや貼り替えをすれば美しさが増し、住まいが長持ちします。屋根も葺き替えによって、耐久性が高まります。
新築時の美しさを甦らせてみませんか?
★屋根材の種類と比較
屋根工事をお考えのお客様で、屋根材を何にしようか迷ったときにそれぞれの屋根材選びのポイントと比較表です。ぜひ参考にしてみてください。屋根は、紫外線や風雨から家を守る大切な部分です。適切なメンテナンスは家を長持ちさせます。放っておくと屋根材や家の腐食、老化が進み、思わぬ失費を伴う事もありますので、
岡山県住宅リフォーム協同組合では、
屋根・外壁の無料診断を行っておりますので、この機会にぜひご利用ください。
1. 化粧スレート
化粧スレートとは、セメントと合成繊維を混ぜ合わせ、厚さ約4.5mmに成型し、表面に塗装をした屋根材のことです。今、新築で最も普及している屋根材です。
2. ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%のアルミ亜鉛合金メッキ鋼板のことです。アルミニウムの耐食性と、亜鉛の犠牲防食機能で、トタン板より4倍~6倍もサビにくいのが特徴的です。
3. セメント瓦・洋瓦
セメント瓦とは、セメントと砂で構成して練ったものを加圧成形し乾燥したセメント瓦です。以前は日本瓦型しかなく、日本瓦との見分けが難しかったですが、今では洋瓦風や北欧風もあり、一般の方でもすぐに見分けれられます。
4. 日本瓦
日本瓦とは、昔から日本にある最もポピュラーな屋根材です。日本の風土や気候に一番適していると言われています。最近、日本瓦をちゃんと施工できる業者は減少しつつあります。
★外壁リフォームの種類と特徴
外壁は、屋根や玄関、庭などとともに住宅の第一印象を決める「家の顔」です。つねに太陽光や風雨にさらされるため、年月とともに劣化が進みやすい部分でもあります。ひび割れや外壁材のはがれを放置しておくと、隙間から雨水が侵入し、ひどい場合には下地や柱の腐食にまで発展する場合もあります。
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外壁のリフォームには、「外壁塗装(塗り替え)」 「重ね張り」 「張り替え」 という3つの方法があります。
1. 外壁塗装
もっとも費用が安く、手軽にできる外壁リフォーム。塗る前に外壁の点検と補修を行い、高圧洗浄で汚れを落としてから下地塗りと2回の上塗りを行う(「下塗り」「中塗り」「上塗り」ともいう)。外壁の劣化が、汚れや色あせ、細かなクラック、チョーキングなどの場合は外壁塗装で済むことが多い。
使用する塗料には「フッソ樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「アクリル樹脂塗料」がある。また、ひび割れの補修材として「弾性アクリル塗料」が使われることもあります。
●フッソ樹脂塗料…耐用年数:12~20年。ビルなど耐久性を確保したい建物に使われる。価格は高め。商品ごとの特徴差が大きい
●シリコン樹脂塗料…耐用年数:8~15年。紫外線に強く、親水性・防汚性が高い。リフォームで使われることが多い
●ウレタン樹脂塗料…耐用年数:6~10年。紫外線に強く、ツヤが長持ちする。防汚性はやや低め。リフォームで使われることが多い
●アクリル樹脂塗料…耐用年数:5~8年。紫外線に弱く、耐久性は低め。もっとも価格が安い
●弾性アクリル塗料…細かなひび割れが多数ある場合に使われる。ゴムのように弾力性があり、外壁自体の伸び縮みに追随して表面を保護する。
2. 重ね張り
モルタルや既存サイディングの上から、サイディングやタイルなどを張る外壁リフォームの方法。もとの外壁に外壁材が加わるため、既存の壁の強度や、下地の腐食の有無をチェックする必要がある。軽量の金属系サイディングなどが用いられることが多い。張り替えと比較すると廃材も少なく、作業は比較的スムーズだが、外壁塗装よりも費用がかかります。
3. 張り替え
既存の外壁と下地を取り払い、構造体(骨組み)だけの状態にして、新たにサイディングやモルタルなどを施工する外壁リフォームの方法。外壁塗装や重ね張りよりも費用がかかる。下地から新しく作りなおすことができるため、老朽化した家のリフォームにも対応可能。構造体(骨組み)の劣化具合も同時にチェックし、必要があれば補強します。
おもな外壁の種類と特徴
●サイディング…工場生産されるボード状の外壁材。素材によって窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分かれる。断熱性と遮音性が高い。タイル風・レンガ風・板張り風など様々なデザイン・カラーがそろいます。
※サイディングは、ボードとボードのつなぎ目のシーリングが劣化しやすい。3~5年ごとにシーリングの点検が必要になります。
●モルタル…砂とセメントと水を混ぜて作る外壁下地。樹脂塗料などで塗装する。塗り方は機械による吹き付けや、コテ・ローラー等で模様を施す方法が一般的。塗りの厚みによって「薄付仕上塗材」「厚付仕上塗材」「複層仕上塗材」などに分かれます。
※モルタルはクラックが起きやすい。塗料の種類にもよるが、5年~8年で外壁塗装、15~20年で全面補修が必要になります。
依頼条件についてのプロの回答
建物の坪数を教えてください
30坪(100㎡)未満, 30~50坪(100〜170㎡), 50坪(170㎡)以上