ガレージに設置するシャッターといえば、下から上に動かすものが多いイメージですが、近年では多様な住宅事情に合わせて、左右に動く横引きシャッターも増えてきています。
そこで今回は、横引きシャッターのメリットや素材の種類、費用相場をご紹介。おすすめのメーカーもまとめましたので、リフォームを検討する方はぜひ参考にしてください。
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横引きシャッターに使用される素材と価格相場
横引きシャッターの素材は、アルミ製や木製などさまざまな種類があります。どのような素材を選ぶかで価格が変わるため、それぞれの特徴をしっかり理解することが大切です。ここでは、横引きシャッターの素材や価格相場を確認していきましょう。
アルミ製ガレージ横引きシャッターの価格
アルミはスチールより価格が高いものの、錆びにくい特徴があります。またほかのシャッターに比べて、アルミ製シャッターは比較的軽量で、たとえ手動でも手軽に開け閉めできるのも魅力です。アルミ製シャッターの費用相場は、次のとおりになります。
台数 | 費用相場 |
1台 | 150,000円~800,000円 |
2台 | 170,000円~1,800,000円 |
メンテナンスに関してですが、収納ボックスのスペースが必要になります。壁の中に収めることもできるので、間取りに合わせて検討してください。
取り回しを考えるなら、手動より電動タイプを選ぶのがおすすめです。リクシルなどのメーカーでは、車一台分のガレージを想定した、比較的小さなシャッターも取り扱っています。しかし、防火地域では設置することができないので注意が必要です。
開閉時の音が静かなものを選ぶなら、三和シャッター「静々動々」、文化シャッターの「御前様」というアルミ製シャッターもおすすめです。
木製ガレージ横引きシャッターの価格
木製シャッターは、巻き上げタイプとは違い、OSD(オーバースライダーあるいはオーバードア)という種類になります。維持費もかからず、腐食もしないのが大きなメリットです。暴風塗装は10年に1回で十分と言われており、防火に特化した認定製品もあります。
木製横引きガレージシャッターの費用相場は、次のとおりになります。
台数 | 費用相場 |
1台 | 330,000円~770,000円 |
2台 | 700,000円~1,400,000円 |
スチール製ガレージ横引きシャッター
スチール製シャッターは最も音が大きく、一般家庭(魚屋さんなどで使われるものです。一般家庭での普及は少ない)で設置を検討している場合は、業者の方に問い合わせてみてください。また、錆に関しては特別錆びやすいということはありませんが、内側に取り付けるタイプの方が雨風に晒されにくく錆予防になるでしょう。防火地域でも利用可能です。
スチール製シャッターの費用相場は、次のとおりになります。
台数 | 費用相場 |
1台 | 90,000円~380,000円 |
2台 | 200,000円~870,000円 |
ステンレス製ガレージ横引きシャッター
高級感のある佇まいに仕上げたいならば、ステンレス製ガレージシャッターを検討しましょう。無機質ではあるもののスタイリッシュな印象に仕上がり、年々ステンレス製シャッターを選ぶ方が増えています。アルミ製シャッターと同じく錆びにくいため、頻繁なメンテナンスの手間がかかりません。
ただし、カラーはステンレスの色になるため、その点は考慮する必要があります。また費用面に関しても初期費用が高くなる傾向があり、費用を抑えたい人には適さないかもしれません。ステンレス製シャッターの費用相場は、次のとおりです。
台数 | 費用相場 |
1台 | 600,000円~1,100,000円 |
2台 | 620,000円~2,100,000円 |
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横引きシャッターメーカー①三和シャッターの特徴と価格
防災・防犯性能に優れている軽量シャッターを日本で普及させたメーカーです。主力となるシャッターにおいては、国内トップシェアの実績を誇ります。開閉時の静かさでは「静々動々」というアルミシャッターがおすすめです。
【三和シャッター】横引きシャッター
直線だけでなく、曲線の納まりにも対応できる横引きシャッターです。敷地やファサードデザインに応じて、シャッターを取り付けられます。材質は、鋼板の表面に塗料を塗装して耐久性や機能性を追加した、カラー鋼板を採用しています。カラーは、ホワイト・サンド・ライトグレーの3色展開で、住宅の雰囲気や外壁に合わせて自由に選べます。
【三和シャッター】ホールデンゲート
内からも外からも操作できる、横引タイプのホールデンゲートです。予算は200万円ほどで、個人宅には珍しいタイプの製品です。
シャッターもわずかなスペースに収納でき、ガレージの広さを問いません。また特殊ベアリング入りローラを採用しているため、スムーズに開閉できるのもうれしいポイントです。材質は、スチールとステンレスを採用しています。直線も曲線も自由自在で広い間口にも対応可能です。
横引きシャッターメーカー②三協アルミの特徴と価格
三協アルミは、玄関ドア・窓・インテリア建材・カーポートはもちろん、ビルなどの総合建材を取り扱うメーカーです。三協アルミの商品は、手動タイプと電動タイプのシャッターを多く提供しています。防犯や防災の安心感に断熱や防音などの快適性もプラスされており、高い機能性が備えられているのも特徴です。
電動タイプのシャッターも検討しているなら、三協アルミの製品をおすすめします。三協アルミで展開する製品の特徴と価格を確認しましょう。
【三協アルミ】ライアーレ
設置スペースのムダを省いた、ダブルオープンタイプのシャッターです。ダブルオープンタイプとは、左右どちらからでも開閉可能なシャッターを指します。
たとえば車庫に車2台を駐車する場合、どちらか移動させる必要があります。ダブルオープンタイプなら、シャッターをスライドさせるだけでスムーズに出入りできます。カラー展開も豊富で、好みに応じて選べるのも魅力です。ライアーレの価格は、91万100円からです。
【三協アルミ】サイドーレR
省スペースで、静音設計の商品です。正しくはスライド式門扉といいます。サイドーレRは扉は折り戸タイプのシャッターで、引き込み幅が少なく手動タイプと電動タイプがあります。設置するには、左右どちらかに50~80センチほどのスペースが必要になります。
シャッターの開閉音も静かで、早朝や深夜でも安心して開け閉めできるのも魅力です。サイズ展開が豊富で、車の台数や敷地条件に合わせて自由に選べます。サイドーレRの価格は、89万5,800円からです。
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横引きシャッターには、開閉が簡単にできたり、シャッターの収納スペースが小範囲で済んだりなど多くのメリットがあります。横引きシャッターを販売するメーカーもいくつかあるため、車の台数や敷地条件、予算に応じて適切な製品を選ぶ必要があります。
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