長年住み慣れた家には、たくさんの思い出が詰まっています。しかし、そんな愛着ある住まいでも、家族構成やライフスタイルの変化による使いづらさや暮らしにくさを感じたり、地震への不安や設備の老朽化など、様々な悩みや不満を抱えて生活されている方も少なくありません。 「愛着ある我が家をいつまでも大切にしたい」「安全・安心・快適に暮らしたい」「住み心地を良くしたい」こんなご要望を叶えるために、丸七ホームでは新築で培った技術を活かし、住まいのリフォーム&リノベーションをご提案します。
●断熱改修+全館空調マッハシステム導入 住まいの断熱性能を上げると、省エネ効果への期待と共に、家族の健康面にも効果が期待されます。厚生労働省が行った人口動態調査の結果によると、家庭内における主な不慮の事故による死亡者は、交通事故死者を上回り、中でも「心疾患」と「脳血管疾患」は死亡原因の第2位と第3位を占めています。特に入浴中の脳卒中などの突然死数と外気温には相関関係が見られるので、住宅内ではヒートショック(急激な温度変化)を起こさない断熱改修は有効な対策になります。 断熱改修では、外部に接する内装をできる限り撤去し、床・壁・天井(屋根下)に断熱を施します。また、外気の影響を受けやすい窓には、その内側に新しい窓を取り付け、二重窓構造にして断熱性と気密性を高めます。このような断熱性と気密性を高めるだけの断熱改修工事において、特に注意しなければいけないのが、十分な室内の換気と温熱環境です。それを考えていない施工は、快適リフォームではなく、結露やカビが生える不健康な住まいをつくってしまう可能性があります。 そこで丸七ホームでは、断熱改修とあわせて次世代全館空調「MaHAtシステム」の導入をお勧めしています。そうすれば、全ての部屋を新鮮な空気(換気)と温度差が少ない(温熱環境)に保ち、温度差による結露やカビの発生を抑えると共に、ヒートショックの心配がない健康的な住まいとなり、住み心地を向上させます。 ●外装リフォーム 建物の外側は、太陽光(紫外線)、雨水(酸性雨など)・風雪や寒暖の差といった多様な自然環境にさらされています。外壁や屋根に選んだ材料、建物の立地や環境によっても耐用年数は異なりますが、経年変化による劣化は避けられません。外壁の美観や機能などをより良い状態に保ち、長く安心して暮らすためには、適切な維持管理(日常点検とメンテナンス)を行うことが必要です。 また、適切なメンテナンスを行わないと、建物の外側だけでなく、最悪の場合は建物そのものの寿命を縮めることにもなりかねません。外壁の塗装は強い陽射しや雨水、台風や雪といった外部環境の変化から家を守るバリアになっています。多くの家に採用されているサイディングなどの外壁は、一見丈夫に見えますが、塗装が施されているから水に強くて頑丈なのです。塗装が施されていなければ、雨水に触れている内にすぐに劣化が進んでしまいます。つまり塗装の膜が住まいを守っているのです。 外壁の表面をこすると白い粉が手につくチョーキング、外壁の色褪せ、コケ・藻・カビの発生、外壁表面の亀裂やひび割れ、シーリングのひび割れが認められる場合には外壁の塗り直しやシーリングの打ち替えによるリフォームを早めに検討しましょう。 ●キッチン・トイレ・風呂などの部分リフォーム キッチン・トイレ・風呂などは、家族みんなが使用する場所で劣化の進みやすい場所です。キズや汚れ、部品の消耗が目立ちはじめたら、リフォームのサイン。毎日使う場所だからこそ、部品を交換したり、機能性・デザイン性に優れた最新機器に取り替えるなど、不満や使いにくさを解消することで快適な暮らしを実現できます。 生活のしやすさを見直したとき、トイレや風呂の位置が悪く、使いづらい間取りになっていることも多いので、その場合は機器の取替えだけではなく、水まわり空間のリニューアルを検討されても良いと思います。 ●耐震リフォーム 世界でも有数の地震大国、日本。過去に多くの地震災害に見舞われています。また、今後30年間に南海トラフ沿いで巨大地震が発生する可能性は非常に高いと予想され、住まいの地震対策は重要な緊急課題となっています。特に昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた住宅(震度5強程度の地震でほとんど建築物が損傷しないレベルで検討されており、大地震への検討がなされていない住宅)は耐震補強をして耐震性能を高めることが必要です。 傷んだ構造材があれば取り替え、防腐・防蟻処理を施し、柱・壁の接合部、床剛性の補強を行うと共に、屋根材を軽量化させるなどして、住まいの耐震性を向上させます。耐震リフォームは、地震による建物の倒壊を防ぎ、そこで暮らす家族と財産を守る重要なリフォームです。
その他特長などの紹介