神奈川県逗子市久木
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Kleine Schule〜トランペット・マリンバ打楽器教室〜とは? わたしたちは逗子で育ち音楽の道に進み、ドイツで学びロシアの歌劇場オーケストラで働いていました。 ところが新型コロナウイルス感染症とロシア・ウクライナ戦争の影響で帰国を余儀なくされ、自分達が想像していたよりも早く故郷に戻ることとなりました。 これからは 故郷の子どもたちに自分たちの海外での様々な経験を伝えていくことができればと思い、 Kleine Schule クライネシューレ ( ドイツ語で「小さな学校」の意) を開校しました。 ドイツやロシアでは子どもがトランペットや打楽器をはじめる際、町にある音楽教室でプロの奏者に習います。日本の一般的なピアノ教室と同じように、教師と一対一で学び、習熟がある程度進むと連弾などのグループレッスンなども受けるようになります。 しかし日本では、多くの子どもたちが吹奏楽部などの部活動で独学同然に管打楽器を始めるため、正しい知識や奏法を身につけることが難しい環境にあります。 ピアノはピアノ教室に通うのに「トランペットや打楽器は部活でやるもの」という選択肢しかないのは不思議なことです。 学校の外にも、もっと音楽を身近に、子どもから大人まで幅広く音楽を学び、楽しめる場所をつくりたい。 そんな思いで、わたしたちはいつでも皆さんをお待ちしています。 齋藤友亨・梨々子
齋藤 友亨 Tomoyuki Saito 1993年逗子生まれ。久木小学校・久木中学校・逗子高校出身。神代修氏のもとで11歳よりトランペットを始める。その後東京音楽大学にて津堅直弘、André Henry、栃本浩規、高橋敦の各氏に師事。19歳で渡独し、ベルリン国立歌劇場元首席奏者Rainer Auerbach氏に学び、フリーランスとして活動した後、 ヴュルツブルク音楽大学音楽学部でHelmut Erb氏に師事、2019年卒業。2015〜2019年Hannes Rux氏の元でバロックトランペットを学ぶ。 卒業と同時にロシア国立ブリヤート歌劇場オーケストラ副首席トランペット奏者に就任。歌劇「椿姫」やバレエ「真夏の夜の夢」など数々の初演に参加する。 2022年、新型コロナウイルス感染症・ウ露戦争の影響で完全帰国し、現在はフリーランス奏者として東京フィルハーモニー管弦楽団等プロオーケストラへの客演や後進への指導を行なっている。 また「逗子で多くの方々に気軽にクラシック音楽やバレエに触れてもらいたい」というコンセンプトで公演を企画・マネジメントする、Ensemble Classica Zushiを主宰している。 また2023年からテノール歌手としても活動している。声楽を高橋達也氏に師事。 【主な主催公演】 2017年 Brass Quintet Concert ( 逗子文化プラザなぎさホール) 2018年 Ensemble Classica Zushi 〜金管の響きで聴くクラシックの名曲〜 ( 逗子文化プラザなぎさホール) 2019年 Ensemble Classica Zushi〜バレエと金管打楽器アンサンブルの共演〜 ( 逗子文化プラザなぎさホール) 2021年 Ensemble Lenz〜ドイツ・ヴュルツブルクで学んだ5人による金管五重奏〜 (トーキョーコンサーツ・ラボ、静岡県焼津市民会館、逗子文化プラザなぎさホール) https://note.com/tomotrp/n/nbb8e59a4ab10 など 2022年 Ensemble Classica Zushi 0歳からのバレエ〜ピエロと巡る不思議な世界〜 ( 逗子文化プラザなぎさホール) 2023年 バレエ、日本舞踊、即興室内楽による新作舞台「金閣寺」 ( 逗子文化プラザなぎさホール) 【主な出演】 オーケストラ 東京フィルハーモニー管弦楽団、鎌倉湘南ビューネンフェアライン、アンサンブル・アルス・ノア、おーけすとら・ぴとれ座 その他 Junge Philharmonie Berlin, Tage der Alte Musik(古楽), Die Stadtpfeiffer(古楽), ヴュルツブルク市庁舎改装記念コンサート(古楽), プロムナード・コンサート(水戸芸術館) 齋藤 梨々子 Ririko Saito 1994年逗子生まれ、久木小学校・久木中学校出身。4歳から母の元でピアノを、関のりこ友紀子バレエスクールにてバレエを始める。久木中学校の吹奏楽部で打楽器に出会い、打楽器奏者としてバレエ音楽に関わることを夢みるようになる。 東京藝術大学 音楽学部 器楽科 打楽器専攻卒業。その後ドイツのフライブルク音楽大学修士課程にて学ぶ。在籍時Deutschlandstipendium奨学生。2019‐2020年ロシア国立ブリヤート歌劇場オーケストラ打楽器奏者。2022年、感染症、ウ露戦争の影響で完全帰国。 第15回PASイタリア国際打楽器コンクール小太鼓部門第1位。 打楽器三重奏ユニット「Percussion Tree」メンバー。 これまでに打楽器・マリンバを杉山智恵子、藤本隆文、安江佐和子、宮崎泰二郎、Håkon Stene、Tilman Collmerの各氏に師事。 【主な主催公演】 東京藝術大学打楽器専攻生有志によるPERCUSSION ENSEMBLE (2017.川口リリア音楽ホール) 「Percussion Tree」デビューコンサート (2018.KUNERU HOUSE) 「Percussion Tree」2ndコンサート (2019.KUNERU HOUSE) 「Percussion Tree DUO ふたつの世界」 (2021.逗子文化プラザ さざなみホール) 「月日の音―日中の夢と真夜中の行進―」 (2022.逗子文化プラザ さざなみホール) ※文化庁「ARTS for the Future!2」補助事業) 「Percussion Tree」OKAERI LIVE (2023.KUNERU HOUSE / STUDIO EASE世田谷砧) など 【主な出演】 オーケストラ(客演): 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 / 仙台フィルハーモニー管弦楽団 / パシフィックフィルハーモニア東京 / 新日本フィルハーモニー交響楽団 など その他: NHK TV「ららら♪クラシック」(ぱんだウインドオーケストラ)、第45回藝大定期〈室内楽〉(Percussion Tree)、Two Days and Two Nights of New Music〔ウクライナ 〕、「ゴールデンマスク賞」〔モスクワ〕にてバレエ『タリスマン』の全幕蘇演、 富士山河口湖音楽祭2021(ぱんだウインドオーケストラ)、「伊勢物語」 (ジャズボーカル覚張幸子氏とのデュオ)、第72回NHK紅白歌合戦 millennium parade × Belle (鼓笛隊)など
ヨーロッパでは生徒に必要以上に辛辣に当たったり叱りつけるようなレッスンは行われていません。 音楽や楽器を好きでいられるように、自己肯定感を失わないような指導をします。 怒るレッスンや恐怖で練習させるような昔ながらの指導法ではなく、一番重要な音楽を通しての精神的成長や、 楽器に取り組むことによりできなかったことができるようになる楽しさや達成感を味わってほしいです。 レッスンで妥協をすることはありませんが、楽しさに没頭できる手助けをしていきたいと考えています。