2022/12/302024/03/26
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お風呂のリフォーム中は、いつものように入浴することができません。「工事期間中の入浴はどうする?」「近くに銭湯がないときはどうする?」といった疑問が浮かぶこともあるでしょう。
この記事では、お風呂のリフォーム時の入浴について、必要な情報を詳しく紹介しています。その間をストレスなく快適に過ごすためのポイントや、おすすめの方法も具体的に説明しているので、ぜひ参考にしてください。
お風呂リフォーム中の入浴はどうする?
浴室のリフォーム期間中は入浴できません。工事が完成したように見えても、防水処理が終わっていないケースや通水試験を実施していないケースが想定されるため、リフォーム業者が使用許可を出すまでは立ち入らないようにしましょう。
とはいえ、衛生的な生活を維持するためにも、入浴は必要です。「工事期間中の入浴はどうする?」と不安に感じている方に、いくつかの方法を紹介します。
スーパー銭湯などの入浴施設を利用する
車やバスなどで行ける範囲に、スーパー銭湯などの大型入浴施設があるかもしれません。家族で出かけてみてはいかがでしょうか。レストランやカフェなどの飲食施設も併設されていることが一般的なので、ゆったりと快適な時間を過ごし、ストレスの解消も期待できます。費用はかかりますが、誰でも利用できるおすすめの方法です。
サウナやスポーツジムなどを利用する
スポーツジムに入会している方なら、ジム内の入浴施設を利用できます。費用がかからないので、節約したい方にもおすすめの方法です。ただし、スポーツジムによっては、入浴施設がないところや、シャワールームなどにシャンプー・石鹸を持ち込めないところもあるので注意しましょう。
また、勤務先や自宅の近くにサウナがある場合は、サウナ内のシャワールームも検討できます。
ネットカフェのシャワーを利用する
駅前などにネットカフェがないか探してみましょう。ネットカフェの中には滞在者向けにシャワールームを備えていることもあるので、入浴代わりに利用する方法もあります。
ただし、ネットカフェの利用料とは別にシャワーの費用が発生することもあるため、事前に確認しておきましょう。また、タオルや石鹸なども用意されているか確認しておくと、コストを抑えて利用できます。
友達や知人、親戚のお風呂を借りる
近所に友人や知人、親戚がいる場合は、お風呂を借りる方法も検討できます。費用をかけずに入浴できるという点はメリットですが、あまり工事期間が長引くときは迷惑になるのでおすすめできません。
また、普段から気軽に泊まりに行くような間柄の関係であれば問題はありませんが、そこまで気軽な関係ではないときは、手土産なども必要です。かえって費用がかさむこともあるので、利用するほうが良いのか今一度考えてみましょう。
仮設風呂の設置
別途費用は発生しますが、業者によっては仮説のお風呂を設置してくれることがあります。高齢の方や乳幼児がいるときは、公共のお風呂を使うことが難しいかもしれません。リフォーム業者に事情を説明して、仮説のお風呂を利用できないか相談してみましょう。
ただし、レンタル期間が1ヵ月単位と長めに設定されていることが多いため、費用が高額になりがちです。要介護の認定を受けているのであれば担当のケアマネジャーとも話し合い、コストを抑えつつ、ストレスなく入浴できる方法を考えておきましょう。
ホテルやウィークリーマンションを利用する
工期が長引くときは、ウィークリーマンションやホテルを利用するのも良いでしょう。トイレや洗面所もまとめてリフォームする場合であれば、入浴以外にも支障が生じるので、思い切って工事期間だけ生活の場を変えるほうが便利です。
ただし、仮住まいは費用がかさむ方法なので、資金計画をしっかりと立ててから実行する必要があります。また、家を離れることになるため、貴重品などの管理も忘れずにしておきましょう。
リフォームで入浴できない日数とは?
浴室リフォームにより入浴できない日数は、工事期間によっても変わりますが、自宅の既存浴室が在来浴室(タイル)かユニットバスかによっても変わります。どの程度の期間、不便になるかを理解しておくためにも、目安となる日数を確認しておきましょう。
ユニットバスからユニットバスへ交換する場合
ユニットバスからユニットバスに交換する工事は、3日~5日程度の日数で完了します。1日目に養生と解体、2日目に給排水工事、3日目にユニットバスの搬入が済めば、3日目の夜には入浴できるようになるでしょう。
まず1日目に解体工事がおこなわれ、古い浴槽やタイルが撤去されます。この日は水まわりの使用が制限されるため、事前に必要な水を確保しておくと便利です。
ユニットバスの設置に際して配管の接続や仕上げの作業などがおこなわれます。この作業が終われば入浴が可能になるケースがほとんどですが、念のために予備日としてもう1日確保しておくと安心です。
ただし、浴室のドアや脱衣場などの補修が必要なときは、4日以上の期間が必要になることもあります。また、戸建てとは異なりマンションではエレベーターを使って資材を搬入することになるため、時間がかかって日数が増える可能性もあります。
在来浴室(タイル)からユニットバスへ交換する場合
在来浴室(タイル)からユニットバスに交換する場合は、解体や照明工事、土間の基礎工事などに日数がかかるため、7日~10日が工事期間の目安となります。1日目に養生と解体、2日目に給排水工事を行うのはユニットバスからユニットバスへの交換工事と同じですが、3日目、4日目には土間の工事を行うので、ユニットバスの搬入は5日目以降になることが一般的です。
また、ユニットバスの搬入完了後も、補修や調整が必要になることがあるため、数日間は日数にゆとりを確保しておくほうが良いでしょう。入浴できるのは7日目以降と考えておくと、無理のないスケジュールが可能になります。
この間は銭湯やスポーツジムを利用するとよいでしょう。また、親しい友人や親戚のお風呂を借りたり、リフォーム会社に仮説風呂の設置を依頼するという方法をとる事も検討できます。
在来浴室(タイル)から在来浴室(タイル)へ交換する場合
在来浴室(タイル)から在来浴室に交換する工事は、リフォームの自由度という点では優れているものの、工期が長引く傾向にあります。どのような浴室にしたいか、浴室の広さを変更するかなどのケースによっても工事期間は変わりますが、2週間程度は必要になることが一般的です。
大規模なリフォームとなるため、この場合もリフォーム会社に仮説風呂の設置を提案する事ができます。また、ウィークリーマンションやホテルを仮住まいとして利用するのも選択肢のひとつです。
入浴できない日数が延びるケースとは
窓の位置やサイズを変えるときには、外壁工事が必要になるため、工事の日数は延びる可能性があります。また、浴室のサイズを変えるときや土台の補修工事が必要なときも、養生や交換作業などに時間がかかるので、入浴できない期間が延びることが多いです。ケースごとに工期は変わるため、事前にリフォーム業者と話し合っておきましょう。
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お風呂リフォーム時の注意ポイント
浴室のリフォームと同時に、洗面所やトイレ、キッチンなどの水回りの工事をする方も多くいます。水回りの工事をまとめて行うと、別々に工事をする場合と比べて費用が割安になるだけでなく、工事期間も短縮することが可能です。
しかし、工事期間中はお風呂だけでなくトイレなども使えなくなるため、快適な生活を送ることができません。一時的に仮住まいをするなどの対策も必要になるでしょう。
また、浴室だけをリフォームする場合でも、洗面所やトイレを使えなくなることがあるので注意が必要です。浴室リフォームの前に確認しておきたいポイントについて見ていきましょう。
工事中は洗面所は使えない!?
浴室の入口が洗面所にある場合、工事期間中は洗面所が作業場となるため、出入りができなくなります。また、解体や設置作業により粉じんが舞うこともあるので、洗面所にリフォーム業者の工具や資材が置かれていないときも立ち入らないほうが良いでしょう。
夜間などのリフォーム業者がいないときも、工具や釘、金属片などの危険なものが落ちている可能性があります。洗面所に入る前に床掃除をするなど、事前の注意が必要です。特に小さな子どもがいる場合は、勝手に立ち入らないように言い聞かせておきましょう。
トイレが使えなくなる場合も
トイレと洗面所、浴室が別々の空間にある場合は、浴室リフォーム中もトイレを使うことができます。しかし、ビジネスホテルにあるようなトイレ・洗面所・浴室が1つのユニットになっているタイプのときは、工事期間中はトイレを使うことができません。
トイレを使うことができない状況で生活することは、ほぼ不可能です。解体から工事完了までの期間中は、ホテルやウィークリーマンション、親戚の家などで生活するほうが良いでしょう。
ただし、マンションで暮らしている方であれば、マンション内の共用スペースなどに来客用のトイレがあり、自由に使えることもあります。夜間も利用できるのか、管理組合に確認しておきましょう。
また、近所にコンビニや公園などがあるケースでも、トイレを使える可能性があります。生活の場を変えずに浴室リフォームをしたい方は、工事が始まる前に周辺のトイレ設備について確認しておくことが必要です。
騒音対策
リフォーム中には電動工具や解体作業による騒音が響きます。生活の快適さを保つために、騒音対策をしておくべきです。
具体的には、イヤホンや耳栓など外部の音を遮断できるアイテムを使うという方法が挙げられます。特にノイズキャンセリング機能がついているものは騒音を軽減してくれるため、抵抗がなければ購入を検討してみましょう。
もし騒音に耐えられないと感じたら、外出するのもひとつの手段です。テレワークで日中自宅で仕事をしなくてはいけない場合、騒音が気になって集中できない事もあるでしょう。最寄りのカフェに場所を移して環境を変えるとリフレッシュにも繋がります。
水の供給停止時間の確認
リフォーム中は水の供給が一時的に停止する可能性があります。不便な思いをしないように、あらかじめ時間帯を確認し準備をしておきましょう。
水が使えない時間帯が日中であったり、短時間であれば外出を対策方法とすると便利です。また、断水時間に備えてあらかじめペットボトルやバケツなどに水を貯めておき、トイレや洗顔などに使用するという方法もあります。
お風呂のリフォームは優良業者に依頼しよう
お風呂のリフォーム中には入浴ができなくなります。あらかじめどのように対処するかを決めて、当日になって焦らないようにしておきましょう。
お風呂のリフォームを成功させるためには、優良業者を選ぶ事が重要です。業者選びの際に有効な手段として、相見積もりをとるという方法が挙げられます。相見積もりとは、複数の業者の見積もりを一括で取り寄せる方法です。
費用面はもちろん、アフターフォローや施工後の保証内容なども一度に比較できるため、手間と時間を減らして効率よく業者選びができるというメリットがあります。
ぜひ相見積もりを活用して、適切なリフォーム会社を選んでください。
お風呂・浴室のリフォーム業者のプロを探す
お風呂のリフォームには、工事内容によってある程度の期間がかかります。その期間も快適に過ごす方法を事前に計画した上で、お風呂・浴室のリフォームを検討しましょう。
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