キッチンやリビング、サンルームなど、おしゃれに増築したいと考えている方は必見!この記事では、増築リフォームの事例や費用相場を紹介します。注意すべきポイントも紹介するので、リフォームをお考えの方はぜひ参考にしてください。
おしゃれな家にする増築リフォーム事例&費用相場
キッチンやリビング、サンルームなど、おすすめの増築リフォーム事例を紹介します。
増築①キッチン
キッチンの増設リフォームには、システムキッチンやミニキッチンがあります。システムキッチンは、流し台やコンロ、調理台、キッチン収納などがずべて一体化した構造になっているものです。
調理台の下に食器洗浄機やオーブンなどの家電をはめ込めるため、機能性とデザインに優れたキッチン空間が完成します。また内蔵型浄水器を設置したり、IHクッキングヒーターに変更することも可能です。
ミニキッチンは、コンロとシンクが一体化した小さなキッチンのことです。2世帯住宅のセカンドキッチンとしても活躍してくれます。ミニキッチンには、水切棚と照明を備えるフルユニットと作業台のみのハーフユニットがあるのが特徴です。
システムキッチンとミニキッチンの増設リフォームにかかる費用目安は、次のとおりです。
リフォーム内容 | 費用目安 |
システムキッチン | 50万~120万円 |
ミニキッチン | 10万~30万 |
増築②リビング
リビングの増築リフォームは、住宅の床面積を増やすことです。たとえば、庭の一部をリビングにしたりサンルームを設置したりして住宅の床面積を増やします。リビングの床面積が増えることで開放感にあふれ、家族と快適に過ごせるのが特徴です。
ただし、隣接する部屋をつなげる間取り変更でリビングを広くすることもできます。内装工事をすれば、部屋の雰囲気もガラリと変わるでしょう。間取り変更は、増設するより費用を抑えられることも多いです。増設リフォームをするべきか判断に迷うときは、業者に相談するのがおすすめです。
リビングの増築リフォームにかかる費用目安は、次のとおりです。
リフォーム内容 | 費用目安 |
庭の一部をリビングにする | 300万~400万円 |
サンルームを設置する | 200万~250万円 |
増築③サンルーム
サンルームとは、屋根や壁をガラス張りにした部屋のことです。全面ガラス張りの設計なので、窓から豊富な太陽光が差し込みます。洗濯物の室内干し空間として活用したり、日光浴や植物用の温室として使用したりなど豊富な使い方があるのも特徴です。
サンルームは1階の庭に増設するイメージが強いですが、2階のベランダやバルコニーにサンルームを設置することもできます。2階にベランダやバルコニーがある場合、すでに土台があるので1階に増設するより費用を抑えられることが多いです。
サンルームの増築リフォームにかかる費用目安は、次のとおりです。
リフォーム内容 | 費用目安 |
1階に増設する場合 | 40万~110万円 |
2階に増設する場合 | 40万~70万円 |
増築④ベランダ
洗濯物を干す場所がほしかったり家庭菜園を楽しみたかったりする場合は、ベランダの増設リフォームを検討するのがおすすめです。近年は後付け可能なベランダユニット商品も多く販売されているため、手軽に取り付けられます。
ベランダと似た言葉にバルコニーがありますが、このふたつは異なるものです。ベランダは住宅の外に張り出した空間で屋根が付いています。バルコニーは、全面ガラス張りになっているので屋根がありません。屋根付きのスペースを希望するなら、ベランダの増築リフォームを検討しましょう。
サンルームの増築リフォームにかかる費用目安は、次のとおりです。
リフォーム内容 | 費用目安 |
1階に増設する場合 | 25万~40万円 |
2階(1階の屋根部分)に増築する場合 | 60万円 |
おしゃれな増築をするためのポイント
オシャレに増築リフォームするために、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
全体的に調和の取れたデザイン・設計にする
増設リフォームする場合、家全体の調和が崩れないように注意しましょう。増設した部分だけ他の部屋と異なるデザイン設計にすると、増設リフォームしたところだけ浮いてしまうことも多いです。
高い費用をかけて増設リフォームしたにもかかわらず、あとで後悔することもあります。特に古い住宅の場合は同じ材料を入手できず、室内で増築部分が悪目立ちすることもあるので注意しましょう。
増築後の仕上がりをイメージする
ベランダやバルコニーの増設リフォームを検討するときは、増築したあとの外観イメージをしっかり考慮することが大切です。外観の仕上がりを考えずに増築すると、雰囲気が崩れることもあります。特に、ベランダやバルコニーは存在感があるため、全体の統一感も完了して増築しましょう。
増築リフォームを行う際の注意点
増築リフォームを行う際には、押さえておくべき注意点がいくつかあります。住宅の状態によっては増築できないこともあるため、必ず確認しましょう。
建築基準法を確認する
住宅を増築するときは、建ぺい率や容積率など建築基準法に違反しないか確認する必要があります。建ぺい率は敷地面積に対する建築物の面積の割合で、容積率は敷地面積に対する床面積の割合です。
通常家を建てるときには「建築基準法」を厳守して建築されますが、確認せずに増築してしまうと建ぺい率や容積率を超えることがあるのです。建ぺい率や容積率は各土地ごとに条件があるため、どの程度まで増築できるのか事前に確認しておく必要があります。
10平方メートルを超える増築は建築確認申請が必要
増築部分の面積が10平方メートルを超えるリフォームの場合、各自治体に建築確認申請書を提出して許可を得る必要があります。建築確認申請書とは、建物の工事が法律や条例に違反していないかを確認するために申請するものです。
建築確認申請書の提出をせずにリフォーム工事を進めてしまうと、建築基準法に違反します。場合によっては、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処されるおそれがあるので注意しましょう。
参考:建築基準法
固定資産税が高くなる
増築リフォームをして床面積が増えた場合、固定資産税が高くなります。固定資産税は、「固定資産税の評価額」×「標準税率1.4%」で算出します。固定資産税の評価額は、固定資産評価基準に基づいて各市町村が個別に決める金額のことです。
増築リフォームにより建物に固定資産税はかかりますが、小規模な工事の場合は年間で数千円程度で済む事例も多くあります。増築リフォーム後にどのくらい固定資産税がかかるのか不安な方は、事前に業者に確認しておくのがおすすめです。
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キッチンやリビング、サンルームなどを増築しておしゃれにリフォームができます。ただし、増築内容によって費用が大幅に変わることも多いため、予算内に収めたい方は事前に見積もりを依頼しましょう。
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