9月もそろそろ終わりを告げ、ゴルフのベストシーズンが到来しました。初心者ゴルファーがゴルフコースを回る時のポイントを3つまとめてみました。これらを頭に入れて目安にしていただき、どんどんゴルフの予定を立ててください。
国内外のおすすめのゴルフ場も紹介します。初心者にやさしいコースや、一度は行ってみたい名門コースなど、一生かかってもラウンドしきれない程、素晴らしいコースがたくさんあります。
(掲載情報は、2017年10月現時点での情報です。最新の情報や料金など、詳しくはそれぞれのコース・施設へお問い合わせください。)
初心者必読!ゴルフコースを回る時の服装と持ち物のポイント2つ
1.服装
ゴルフプレーにおける服装は、四季に応じて変わっていきます。季節ごとにオシャレを楽しむことができると言えるでしょう。お好みのファッションを選んでください。特に女性ゴルファーは、プレーよりオシャレという方も多いようですね。では、四季に応じたゴルフウェアの特長を見てみましょう。
【春】
桜が咲く頃から、初夏くらいまでとしましょう。半袖には少し早そうですね。
基本は、男女とも襟付きのシャツです。個人差で薄手のセーターの準備も必要でしょう。パンツは、スラックス系です。
【夏】
梅雨頃から9月初旬くらいまででしょうか。
シャツは、主に半袖になると思われますが、最近では肌にピタッとフィットするインナーの長袖が流行りで、そういったシャツを着用しておくと日焼け防止に役立ちます。日光が肌に直接当たらないため、かえってラクです。
男性ゴルファーは、昨今は半ズボンに短いソックスでもオッケーのゴルフ場がほとんどです。腕前と経験を積むまでは、あまり奇抜な服装は慎んだほうが良いかもしれません。各ゴルフ場のホームページでドレスコードを事前に確認しておくと安心でしょう。
【秋】
9月後半から、11月半ばくらいまでを想定します。
初秋なら、長袖シャツにベストか薄手のカーディガンが快適でしょう。晩秋は、急な冷え込みが予想されます。ウインドブレーカーをキャディバッグに入れておくと良いでしょう。
【冬】
11月半ばくらいから春一番が吹く頃まででしょうか。
ヒートテック系の下着にタートルネック、または厚手の長袖シャツにセーターという組み合わせがポピュラーです。冷え込む時は、ウインドブレーカーが必要ですが、あまりモコモコしたタイプだと、良いスイングができません。面倒ですが、スイングする際にはウインドブレーカーを脱ぐか、薄手のタイプを選びましょう。
2.持ち物
初心者ゴルファー、特にコースデビューする方は「最低限これだけ」の持ち物で良いでしょう。何が必要かは、季節や好みに個人差があるので、経験が増えるにつれて必要だと思う持ち物を付け足していくと良いですね。
最低限必須なモノ
- ゴルフクラブ
- キャディバッグ
- グローブ(夏場の女性なら左右)
- ゴルフシューズ
- ボール(10個程度)
- ボールマーカーズ
- グリーンフォーク
- 帽子
- レインウェア
- 当日の着替え
と言ったところでしょうか。その他、経験者にアドバイスを受けると良いでしょう。
初めて・慣れない時に気をつけるポイント3つ
とかく、打ち方やルールに興味が行きがちですが、これからコースデビューで初めてコースをプレーする方や、コースレッスンを受けたことがない方など、初心者ゴルファーが気をつけるべき、大事なことが以下の3つの項目です。
1.安全事項
打球事故に注意してください。
- これから打つ人の右前方に立たないこと。打球は右方向に飛びやすい。
- 自分が打つときに、右前方に人がいたら、一声かけること。
- 初心者ゴルファーの打球は特に右方向に飛びやすい。
2.基本的マナー
- 打つ人の飛球線上には立たないこと。特にグリーン上では十分注意する。
- グリーン上は走らないこと。スパイクでグリーン面を傷つけないこと。
進行、スピード、手順や段取り(コースマネジメント)
- 「急ぐ」と「慌てる」は違う。
「急ぐ」とは、次に何をどうするかを解って行動すること。
一方「慌てる」とは、自分を見失って、計画性のない行動のことを言う。 - 一つ先を読んだ行動、例えばティーショットでは、ティと球は手に持って待つ。
初心者でも行きやすい!関東・東京より北のゴルフコース5選
1.越谷ゴルフクラブ(埼玉県)
都心から近く、プレー料金もリーズナブルで施設もキレイ。さらに、コースは平坦でプレーしやすいと、初心者ゴルファーのコースレッスンや、コースデビューする方には最適なゴルフ場です。最寄駅からの送迎バスがあります。
2. 31カントリークラブ(茨城県)
都心からのアクセスもそんなには遠くなく、コースも平坦で料金も低価格です。9ホールを2回ラウンドする形式ですが、変化に富んでいて、何回プレーしても飽きないコースです。最寄り駅からの送迎バスがあります
3.関東国際カントリークラブ(栃木県)
都心からは多少遠くなりますが、ドライブも兼ねてと考えれば、足取りは軽くなるでしょう。ホールあり、フェアウェイは広々としていて、少々の曲がっても大丈夫です。ドライバーを思い切り振れ、初心者ゴルファーがレベルアップを目指すには良いゴルフ場です。
4.サンコーカントリークラブ(群馬県)
ホールあり、宿泊施設も充実しているので、泊まって翌日もプレーを楽しめるゴルフ場です。ショートコースもありますので、コースデビューを目指す方は、1日目にショートコースで慣れていただき、2日目に本コースをプレーというプランがオススメです。
5.軽井沢72ゴルフ西コース(長野県)
東・西・南・北の計108ホールある名門コースです。初心者ゴルファーでもプレーしやすいのが西コースです。夏は涼しく、秋は紅葉と軽井沢のリゾート気分を満喫できます。軽井沢駅から送迎バスがあります。
初心者でも行きやすい!関西・東京より西のゴルフコース5選
1.ロイヤルカントリークラブ下山コース(愛知県)
「愛知の軽井沢」と呼ばれている人気のゴルフ場です。インター下車から20~30分かかりますが、料金もお手頃で、設備も充実し、コースのメンテナンスも良いです。総合評価が高いおススメのゴルフ場です。
2.青山高原カントリークラブ(三重県)
インター下車から7キロとアクセスが良く、コースの地形が平らなので、初心者の方もラクにプレーできます。景色もキレイで、お値段も安い評判のゴルフ場です。
3.アークよかわゴルフ倶楽部(兵庫県)
インターから1キロ、1分の交通至便のゴルフ場です。カートでフェアウェイに乗り入れできるので、歩きに慣れていない初心者ゴルファーにはやさしいコースです。クラブハウスがキレイで、コース内への照明が幻想的雰囲気を醸し出しています。
4.ロータリーゴルフ倶楽部(兵庫県)
設備がキレイで、お食事も美味しく人気の高いゴルフ場です。36ホールあるので、何回行っても飽きがこないでしょう。お値段名もお手頃で人気がある分、混んでいるのが難かも。
5.大山ゴルフクラブ(鳥取県)
フェアウェイが広く、コースメンテナンスも良い、山陰地方では人気の高いゴルフ場です。日本海を望みながらプレーでき、腕前に応じて楽しめるコースです。標高が高く、夏は涼しくプレーできるのがうれしいです。
ゴルフ好きなら一度は行ってみたい!ゴルフ場5選
1.太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)
ご存じ「三井住友太平洋マスターズトーナメント」開催コース。プロゴルファーが最も好きなゴルフ場のトップ3に常時ランクインし、世界的な評価を得ています。コース内の景観は、どこも絵画になる程の美しさで、ゴルファーなら一度は行ってみたいコースですね。
2.大洗ゴルフクラブ(茨城県)
日本を代表するコース設計家井上誠一の自信作と言われる、大洗海岸沿いにある難易度の高いコースです。数々のトーナメントが開催されてきた名門ゴルフ場です。クラブハウス等の施設も重厚感にあふれています。
3.ホウライカントリークラブ(栃木県)
コース内は、日本ではない雰囲気がします。無数の赤松に囲まれ、キャンプがしたくなるような感覚になります。年間を通じて、エバーグリーンと呼ばれる緑の芝生でプレーを楽しめます。ホールとホールの間隔が広く、仲間内でプライベート空間を保てます。
4.川奈ホテルゴルフコース(静岡県)
富士コースと大島コースがあり、富士コースは「世界ゴルフ100選」に選ばれています。特に、トーナメントのフジサンケイクラッシックで使われる富士コースは、海に向かって打つようなイメージのホールもあり、スリル満点のコースです。
5.ゴールデンバレーゴルフ倶楽部(兵庫県)
18ホール中16ホールで池やクリークが絡んでくる日本有数の難コースです。国内屈指のコースレート77.4を取得しています。腕自慢ゴルファーなら、あらゆるコースマネジメントを駆使して、ぜひ挑戦したいゴルフ場です。
旅行ついでに、いやゴルフ目的で行きたい、海外の有名なゴルフ場5選
1.ペブルビーチ・ゴルフリンクス(アメリカ/カリフォルニア州)
有名なトーナメントが開催される世界トップクラスのリゾート&パブリックコースです。ホテルに泊まってプレーするのが一般的で、プレーのみでの予約はほぼ無理のようです。テレビでも毎年観れますが、シーサイドの景観は圧巻です。
2.セント・アンドリュースオールドコース(スコットランド)
ご存じ全英オープンの舞台となるゴルフ場で、世界最古のゴルフ場です。一日の中で四季があると言われる程天候の変化がめまぐるしいのが特徴です。セントアンドリュースをプレーする旅行プランが人気のようです。
3.ブルーキャニオンカントリークラブ(タイ・プーケット島)
「東洋のオーガスタ」と言われるほどの有名なゴルフ場です。キャディさんがプレーヤ―に一人ずつ付いてくれるので、上手くコミュニケーションが取れれば、ナイスプレーも可能でしょう。しかし、先に暑さでまいってしまうかもしれません…。
4.ワイアラエカントリークラブ(アメリカ/ハワイ州オアフ島)
ハワイでは一番格式が高く、アメリカツアーのソニーオープンが開催されるゴルフ場です。メンバーさん同伴ではないと、プレーできません。以前は、開催されていたトーナメントはハワイアンオープンと呼ばれていて、青木功プロが劇的な逆転で優勝しました。
5.マンギラオゴルフクラブ(アメリカ/グアム準州)
美しい景観と陽気な気候で、リゾートゴルフを楽しむには最高のゴルフ場かもしれません。名物の海越えホールにチャレンジして見事ワンオンすれば、自慢話にできるでしょう。
最後に
ゴルフコースは、「ロングホール」「ミドルホール」「ショートホール」と長短三種類あり、全てホールの様相や雰囲気が違います。平らで見通しの良い場所ばかりではありません。登り坂や下り坂、池や川、バンカーという障害物が現れ、それらがプレー進行の邪魔をします。
時にはその障害物に勇気を持って挑み、成功したり失敗したりして、私たちゴルファーの一喜一憂を誘います。ゆえに「ゴルフコースは人生の縮図」と言われているのはご存じでしょう。
著名なコース設計家の川田太三氏は、『一話完結の物語が、18編そろって一つの長編物語になる。それがゴルフコースだと思う』という名言を残しています。
皆さんも、ご自分の好きなコースをいくつも見つけて物語を作り、素敵なゴルフライフを送ってみませんか?
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