【プロ監修】ゴルフの練習方法とおすすめ都内ゴルフ場5選

ゴルファーの皆さま、こんにちは。お花見も終え、いよいよゴルフに専念できる時期が来ましたね！この時期恒例、ゴルフの最高の祭典マスターズトーナメントを観て、モチベーションが一気に上がった方も多いでしょう。プロゴルファーでさえ、マスターズを観て、一年のモチベーションを高めていくと言われています。

今回は、これからゴルフを始める方やオフ明けの方のために

①練習器具や練習方法

②おすすめゴルフ場

を解説します。

ゴルフの練習方法

1.練習器具を揃える

クラブ

この春に、心機一転新しいゴルフクラブを購入した方もいらっしゃるのでは？クラブの替え時は「何となく飽きたから」で大いに結構です。やる気やウキウキ感が芽生えれば、練習に励むものです。結果的に上達できたり、調子がよくなったり良い効果が出ることもあります。

マット

ご自宅にお庭がある方は、素振り用に練習マットがあるといいですね。
アイアンやウッド系は、軽くマットをこするような素振りが良いです。毎回同じ箇所をこすれるようになると、かなり腕前が上がってきた証拠です。スイング上達の一番の練習方法は、ズバリ素振りだと断言しても良いくらいです。

スポンジボールやプラスティックボールをマットに置いて打っても面白いです。お庭の場合、周囲に充分気をつけてください。もし、マットに穴が空いていれば、ゴムティを挿してドライバーの素振りもできます。ゴムの先端1センチ位を打つようにしましょう。ゴム全体を打つのは良くありません。天ぷらボールになったり、ダブったりするNG素振りになるからです。

ドライバーの巧いゴルファーは、ティを残して打つと言われます。ゴムティの先端1センチを打ち抜く練習をしていれば、ミート率が格段にアップします。

ネット

ビルの屋上やゴルフの練習場には、ボールの飛び出しを防ぐネットが張ってありますよね。ご自宅のお庭やバルコニーにうまくネットを張れば、プライベート練習場の出来あがりです。設置には充分な配慮が必要になりますし、騒音にも注意しましょう。

ネットの入手はインターネットで「ゴルフ　練習用ネット」で検索すると容易に見つかります。数万円台で購入できるようです。練習用のネットを張るまではとても無理という方には、小さめのカゴ風のネットがおススメです。大きくは振れませんが、アプローチ練習や、スイング作りに大切な小さな振り幅の練習ができます。数千円と安価ですし、室内での練習にも適しています。

スイング練習器

今回は素振り用のバットをご紹介します。細くて軽いタイプや野球のバットにゴルフ用のグリップが装着されているタイプがあります。素振りは、単調な動作の中の意味や効果を理解して、継続的に実践することが肝心です。バットのような、ゴルフクラブより重いものを振ることによって、

■スイング中の身体のブレを防止できる
■飛距離アップできる
■手先ではなく、大きな筋肉を使ってスイングできるようになる

等の効果が期待できます。
素振りのやり方は、多数ありますが、最もシンプルで効果的なのは、

①重いバットを10回振る
②7番アイアンを10回振る

を交互に繰り返すことです。確実にクラブを速く振れるようになっていきます。

ゴルフショップをのぞいてみると、“球を打つたけが練習ではない”、と言わんばかりに多種多様な練習器具が並んでいます。球を打つだけだと、変化もないので飽きやすいですし、器具を使うことによってスイングのコツが理解しやすくなります。

都心部に住んでいると、練習場に行くのも一苦労ですよね。庭や屋上があるという環境を備えているゴルファーは多くないでしょうから、室内でもできる練習方法も紹介します。

室内用の短いクラブが売っています。ビュンビュン振ることだけが素振りではなく、室内の鏡の前で、短いクラブでスイング中の各パートをゆっくり動かしたり、確認したりするのも素振りの一種です。
知識と工夫次第で、自宅でも充分な練習方法が見つかるものですね。

2. ゴルフの練習のコツ4つ

1.スイング作りの基礎

誰もが目指しているのは、「飛ばして曲げない」スイング作りでしょう。プロゴルファーがやっている練習法は、実はアマチュアゴルファーが、“知っているけど、やっているとは限らない”ことなのです。それは、

①短いクラブから練習する
②小さな振り幅から練習する
③近い距離から練習する

という当たり前に近いことを徹底的にやり込んでいきます。プロゴルファーをはじめ、上級者になるほど「誰でもできることを、誰でもができないくらいに」徹底的にやり込んでいるのです。
まずはピッチングウェッジかアプローチウェッジで、上記3項目をやり込んでみてください。

2.アプローチショットの練習

飛ばして曲げないショットを打てるようになったとしても、全部グリーンにナイスオンとはいきません。アプローチショットが必ず必要になってきます。アプローチショットは球を、
①転がす
②上げる
③半分上げて半分転がす

の三種類ができれば、充分です。レッスン本などに、構え方や打ち方が載っているので学んでおきましょう。

3.パッティングの練習

プレー中は、クラブを合計14本まで使えます。パター以外の13本のうち１本、2本忘れたり無くなっても大きな影響はありませんが、パターがないとプレーができません（ほとんどのゴルフ場で、グリーン上ではパター以外のクラブの使用を、ローカルルールとして禁じられています)。パターはそれほどに大切な１本なのです。

「ただ転がせばいい」と軽く考えて、ひどい目に合ったことは、ゴルファーなら誰しも経験があるでしょう。
ゴルフ場では、スタート前の練習グリーンでたっぷりと練習しておくことで、確実にスコアが良くなります。

4. 適度な頻度で練習をする

一回の練習の時間や量は少なくても、毎日少しでも実行していくのが理想です。一日5分でもいいのでクラブを握るだけでも効果があります。週に3日くらいは何かしら実行したいものです。パター練習なら、毎日でもできそうですよね。

久しぶりの練習だし、次に練習場に来れるのは未定だからといって、まとめてたくさん打ちまくる練習は良くありません。特にラウンド前日には逆効果でしかありません。もし練習場に行くのなら、100球までにしておくのが無難です。翌日筋肉痛や関節痛になりやすく、スイングするのが苦痛になってしまいます。

都内のおすすめゴルフ場5選

1. 若州ゴルフリンクス

江東区にある、トーナメントも開催されたことがある本格的なゴルフ場です。水面下では、オリンピックの会場の候補にも上がっていました。芸能人も良く来ているそうです。

2.赤羽ゴルフ倶楽部

北区にある河川敷コースです。基本は手引カートでのプレーです。平らで打ちやすく、初中級者ゴルファーに人気のあるゴルフ場です。最寄駅からクラブバスで送迎もありますが、徒歩でも7分です。

3.昭和の森ゴルフコース

青梅線昭島駅から徒歩でも行けるゴルフ場で、大型屋外練習場も供えています。アップダウンが少なく、シニア層や女性ゴルファーに人気があります。早朝ゴルフ、アフタヌーンゴルフもあり、一日の時間を有効に使えます。

4.昭和の森ゴルフコース

かなりの名門ゴルフ場です。男子ゴルフトーナメントの最終戦日本シリーズの会場コースとして有名です。毎年ドラマが生まれる18番ホールのグリーンの傾斜に、誰もが驚くでしょう。

5.新東京都民ゴルフ場

コースの長さは短めですが、中級者までなら、充分楽しめるでしょう。JR王子駅から都バスを利用。停留所から徒歩3分の近さです。お手頃料金なので、コースデビューや超初心者ゴルファーの練習コースとしてオススメです。

東京以外のおすすめゴルフ場3選

1.取手桜が丘ゴルフクラブ

上野駅から最寄駅(藤代駅)まで約50分と、アクセスの良い人気ゴルフ場で、駅から無料路線バスがあります。平らで広々としていて、プレーもしやすいコースです。晴れていれば、カートでのコース内乗り入れ可なので、シニア層に人気です。

2.ワンウェイゴルフクラブ

18ホールスルーでラウンドするスタイルです。打ちっぱなしやパッティング練習場などの練習施設が素晴らしく、長い時間練習している人が目立ちます。コースも、飽きのこないレイアウトで、グリーンコンディションが特に良いです。土浦駅から送迎バスがあります。

3.31カントリークラブ

9ホールを2回ラウンドするスタイルのゴルフ場です。前半失敗したところを、後半にリベンジしてやろうと思わせるコースです。料金も安心価格です。東武野田線川間駅から送迎バスがあります。

最後に

ゴルフが上手な人、上手になれる人は、自宅の庭や室内でもできる練習と、屋外の練習場やコースに来て行う練習とを分けて取り組んでいるようです。知識・工夫・継続が、上達のキーワードになるでしょうか。

とかく、コースの格や名門と呼ばれているゴルフ場がよいゴルフ場と思われがちですが、他人目線（評価や評判）よりも自分目線でゴルフ場を選べるようになれたら、一人前のゴルファーとしてプレーを楽しめるでしょう。そのための評価基準も持っておきたいところです。例えば、

■アクセス
■料金
■プレーのしやすさ
■ご飯の美味しさ
■設備のキレイさ
■従業員のサービスの良さ

などで判断してみたらいかがでしょうか。
まずはここで紹介したおすすめのゴルフ場でプレーしてみて、最終的には自分が好きなゴルフ場ランキングが出来上がるといいですね。

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