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  6. 上級者は必見!厳正なるカレーのちょい足し15選
2022/07/28

日本の国民食として名高いカレーは、もちろんそのままでも十分なおいしさですが、定番だからこそちょっとした工夫で劇的な変化が得られます。今回は。そんなカレーの「ちょい足し」具材を厳選して15個ご紹介。いつものカレーが革命的なおいしさに大変身すること間違いなしです!


目次

  • カレーに「ちょい足し」おすすめ具材5つ
  • 意外とおいしい!ちょい足し具材5つ
  • こんなものも!?試したくなるちょい足し具材5つ
  • ちょい足し具材15選まとめ
  • カレーは手を加えると格段においしくなる!

  • 定番!カレーに「ちょい足し」おすすめ具材5つ

    まずは定番のちょい足し具材から。1つだけでも十分おいしくなりますが、複数組み合わせれば、さらに奥深い味わいになりますよ!


    【コクと風味】インスタントコーヒー

    インスタントコーヒーをほんの少し入れれば、コーヒーのコクと風味がプラスされ、ビター感もあってちょっぴり大人な味わいになります。

    鍋1杯分のカレーなら、小さじ1杯程度が目安です。あまりにたくさん入れすぎると、コーヒーが強くなりすぎて失敗の原因になります。少量からはじめて、好みの量を見つけてください。

    コーヒーを入れるタイミングは、ルウを入れて溶かしたあとにしましょう。最後に入れることで、コーヒーの香りが飛ぶのを防ぎます。

    インスタントコーヒーは定番のアイテムとして、さまざまなカレーにちょい足しされています。


    牛すじカレーにもコクを足してくれます。


    ひき肉のカレーにもぴったりのようです。


    【甘みとコク】チョコレート

    チョコレートはカレーに甘みとコクを足してくれます。辛さもマイルドになるため、思っていたよりカレーが辛かったときにも役立ちます。チョコレートを入れるのはほんの少しだけなので、甘くなりすぎませんのでご安心を!

    チョコレートはカレー1鍋分に対して、板チョコレ―ト1〜2かけ分くらいが適量です。ルウを溶かしたあとにまずは1かけ入れ、味見をしながら追加してみてください。

    チョコレートもちょい足しのお決まり具材です。


    甘味が足されるとプロっぽい味に仕上がるとのこと……!


    ただし、お酒入りなどのチョコレートは合わなかったという感想もあるようです。

    普通のミルクチョコレートで試してみてくださいね。


    【うまみと深み】しょうゆ

    しょうゆを足したカレーは、うまみが数段アップします。発酵食品であるしょうゆは、料理に深みを与える役割があり、そしてご飯にもよく合うカレーに大変身。

    しょうゆはたくさん入れずに、仕上げのタイミングでひと回し程度の少量がおすすめです。多く入れるとしょっぱくなってしまったり、しょうゆの風味が効きすぎてしまったりします。またはお皿に盛り付けたあとに1〜2滴垂らす方法でもOKです。


    こちらはしょうゆだけでなく、卵黄もちょい足ししています。カレーがまろやかになっておいしそうです。


    しょうゆにさらに和風だしも入れても、ご飯に合うようになりますよ。


    【風味とパンチ】にんにく

    料理に風味とパンチを与えてくれるにんにくは、カレーにもぴったり。ほんの少量でも、しっかりコクを出してくれます。スタミナをつけたいときにも良いですね。

    生のにんにくを入れるなら、野菜を煮込んでいるタイミングですりおろしたものを入れましょう。鍋1杯分に1かけ程度で十分ですが、にんにく好きな方はたっぷり入れてもOKです。

    また出来上がったカレーに入れるなら、にんにくチップがよく合います。お好みで選んでくださいね。


    にんにくと生姜のちょい足しにハマっているという声もあります。生姜もパンチがあってカレーに合いそうです。


    にんにくチップは間違いない組み合わせですね。


    【まろやかさ】牛乳

    牛乳を入れることで、カレーにコクが加わり、まろやかな味わいになります。スパイシーで辛すぎるカレーは、牛乳を入れることでマイルドにできますよ。

    牛乳を入れる量は、鍋1杯分に対して大さじ1~3杯程度で、様子を見ながら足してください。カレールウを溶かし入れたあとでOKです。または辛さ調整目的であれば、お皿に盛ったあと牛乳をスプーン1杯ほど混ぜ込んでも良いですよ。


    牛乳をちょい足ししただけで、隠し味はなくても絶品カレーに!


    スパイシーなカレーの辛さ調整にもなります。


    意外とおいしい!ちょい足し具材5つ

    続いて、意外なものだけどカレーをおいしくさせるちょい足し具材を紹介します。


    【奥行きとまとやかさ】酢

    「カレーに酢を入れると酸っぱくなるのでは?」と思うかもしれません。ですが加熱することで酸味が飛ぶため、たくさん入れなければ酢が入っているとは気付かないものです。

    発酵食品である酢はカレーに奥行きを与え、スパイシーさをまろやかにしてくれる働きがあります。

    野菜を煮込む途中で酢を小さじ1〜大さじ1ほどが目安です。穀物酢などシンプルな酢で十分ですが、りんご酢を使うとフルーティーに仕上がりますよ。


    お酢が好きで酸味を楽しみたい方は、食べる直前にたっぷり(!)かけても。


    黒酢を入れると、まるでらっきょうと一緒に食べている感覚を味わえるとの感想も。ぜひお試しください!


    【コクと辛み】コチュジャン

    韓国の定番調味料であるコチュジャンは、カレーにコクと辛さをプラスしてくれます。コチュジャンは、いわば唐辛子入りの味噌です。味噌の複雑な味わいがカレーに足されることで、カレーのレベルを引き上げてくれます。

    ルウを溶かし入れたあと、大さじ1杯ほど混ぜ込めばOKです。辛いものが好きな方にもおすすめです。


    辛いもの好きな方にはたまらない組み合わせ!


    ドライカレーにも合うようですので、さまざまなカレーにちょい足ししてみましょう。


    【最大級のコク】焼肉のたれ

    焼肉のたれの原料は、しょうゆ、砂糖、みそ、酢、はちみつなどの調味料をはじめ、にんにく、りんごなどの野菜や果物です。これだけさまざまな材料から作られるため、カレーに最大級ともいえるほどの味わいを足してくれます。

    分量は大さじ1杯ほど。仕上げの際に混ぜ込みましょう。あまりたくさん入れると焼肉のたれの味を強く感じてしまうため、入れすぎには注意してください。甘口、辛口、どちらでもOKです。


    SNSでは意外にも、焼肉のたれがちょい足しアイテムの定番となっています。


    ほかのちょい足し具材と組み合わせるとさらにおいしくなるでしょう。


    【フルーティー】ジャム

    家に余ったジャムはありませんか?果物のうまみがギュッと詰まったジャムを使えば、フルーティーでさわやかなカレーに変化します。

    おすすめはりんごやあんず、マーマレードジャムです。たくさん入れると甘みがついてしまうため、仕上げに小さじ1杯から入れてみて、多くても大さじ1杯程度にしておくと良いでしょう。


    こちらはりんごジャムをちょい足し。甘さとスパイシーさのバランスが良いようです。


    こちらの方は、辛さ調整にいちごジャムを使うというアイデアです。辛さをまろやかにする牛乳やチョコレートなどがないときは、試してみても良さそうです!


    【香ばしさとコク】ごまドレッシング

    濃厚な味わいが特徴のごまドレッシングは、カレーに香ばしさとコクを足し、ご飯もどんどん進む味になります。

    「脂質が多い=人間の舌がおいしいと感じる」といわれており、脂質の多いごまドレッシングとカレーは禁断の組み合わせといって良いほど。

    カレーの仕上げに大さじ1杯ほど混ぜ込むのも良いですが、盛り付けたカレーにごまドレッシングをひと垂らしするのもおすすめです。


    カレーの味をまろやかにしたいときにもおすすめです。

    飲食店で、サラダ用のごまドレッシングをかけてみるのもアリ……!?


    こんなものも!?試したくなるちょい足し具材5つ

    最後は、「え、合わないでしょ!?」と思われそうな具材を紹介します。でも、理論的にはおいしくなる仕組みのものばかりです。気になる方は、自己責任で試してみてください……!


    【さわやか】いちご

    カレーの隠し味のりんごは定番ですが、意外にもいちごのちょい足しもイケるのです。りんごもいちごも酸味と甘みがあるため、同じようにカレーにさわやかな味わいをプラスしてくれます。

    実は「いちごカレー」として、レトルトカレーも販売されているのです。


    SNSでは、「甘いけどおいしかった!」という声が聞かれています。

    いちごは存在感がないように、潰して入れるのがベターです。自宅で試す際は、まずは1~2粒の少量から試してみましょう。


    【甘みとコク】あんこ

    あんこと聞くだけで「絶対無理!」と先入観を持つかもしれません。でもチョコレートと同じように、カレーに甘みやコクを足してくれ、意外にも相性が良いのです。

    あんこはカレーに混ぜ込むのではなく、トッピングするのがおすすめ。実はこれ、あんこ好きで有名なフリーアナウンサー川田裕美さんイチオシの食べ方です。テレビでも紹介され、試食した方からも好評だったとか……!

    あんこカレーを実際に食べた方の感想を見つけました。

    「びっくりするほどおいしい」とのこと!あんことカレー、両方好きな方はぜひチャレンジしてみてくださいね。


    【お肉やわらか】ビール

    カレーを食べながらビール……という方もいるかもしれませんが、ビールがあるときはカレーにちょい足ししてみませんか?煮込むときにビールを加えると、ビールの作用で肉がやわらかくほろほろになります。

    水の一部をビールに代用する方法で良いのですが、水をすべてビールに変える方法もあります。この場合はほろ苦い味わいやビールのコクをさらに感じられ、より絶品カレーに。余っている、炭酸が抜けたビールでもOKです。

    しっかりグツグツと煮込めばアルコールは飛びますので、アルコールを控えたい方でも食べられますよ。


    お肉がやわらかでビールの香ばしさを感じる大人のカレーに。


    ビールが苦手な方でもおいしく食べられるようです。


    【クリーミー】バナナ

    先ほどいちごを紹介しましたが、さらにおすすめなのがバナナ。カレーにクリーミーさが加わり、絶品カレーに変身します。

    バズレシピで有名な料理研究家リュウジさん考案の「バナナカレー」が話題となり、ご存じの方もいるかもしれません。作り方をおおまかに説明すると、粗くつぶしたバナナと玉ねぎを一緒に炒め、あとはいつも通りカレーを作るだけ。

    詳しい作り方はこちらをチェックしてください。

    SNSでもバナナカレーを試した方から絶賛の声が集まっています。

    これは試してみたくなる感想ですね。

    バナナを1本使うため「ちょい足し」とはいいにくいかもしれませんが、クリーミーなカレーを味わいたい方はぜひどうぞ。


    【濃厚まろやか】バニラアイス

    冷凍庫にバニラアイスが残っていませんか?バニラアイスは牛乳で作られ濃厚な味わいのため、生クリームのような働きをしてくれ、コクをプラスしてくれます。甘みもあるため、辛さもマイルドに。

    鍋1杯分に対し、50~100gほど入れられますので、味見をしながらちょうど良い量を見つけてみてください。

    バニラアイスのちょい足しは、SNSでも好評です。

    またはカレーの上にバニラアイスをトッピングしても!


    冷たいアイスがカレーで溶け、味変しながら食べ進められるでしょう。


    ちょい足し具材15選まとめ

    紹介したちょい足し具材を一覧表でまとめてみました。

    筆者の主観にはなりますが、カレーにどのような変化を与えるかを◎〜×で示しています。

    ぜひちょい足し具材に迷ったときの参考にしてくださいね!


    カレーは手を加えると格段においしくなる!

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