「自宅の模様替えがしたいけど、どうすれば効率的なのかわからない」
「仕事の効率を上げるために、模様替えがしたいけど、どのようにすればいいかわからない」
ひとえに模様替えといっても、ただ自分の好きなように配置すれば快適な空間になるわけではありません。
仕事に集中できる空間を作りたいのか、リラックスできる空間を作りたいのかなど、自分の目的に合わせて模様替えをする必要があります。今回は、模様替えのコツをご紹介します。 デザインしたり、コーディネートしたりするのが苦手な方でも簡単にできるように解説していくので、参考にしてみてください。
模様替え前に実施しておきたいこと
ここでは、模様替えを実践する前にしておきたい、以下について解説します。 全体像のイメージ 断捨離 部屋の掃除 模様替えの前に以下のポイントを実践するかしないかで、仕上がりが変わるのでチェックしておいてください。
全体像のイメージ
どのようなお部屋にしたいのか、理想のイメージを考えていきます。 人によって、理想的な空間や快適だと感じる空間は異なります。
例えば、「シンプルなデザインにしたい」「おしゃれにしたい」などです。 具体的にイメージを膨らませるためにも、キーワードを紙にどんどん書き出していきましょう。
全体像のイメージを膨らませて、自分の頭の中で模様替え後の趣味レーションを行うのです。 はっきりとしたイメージをせずに模様替えを行ってしまうと、効率よく進められなくなります。
キーワードを紙に書いて、雑誌やネットなどで画像や写真を集めてみる方法もおすすめです。 画像や写真などがあると、より具体的なイメージが湧きやすくなります。
断捨離
全体的なイメージを考えたら、次は不要なものをどんどん捨てていきましょう。 自分の理想とする空間にそぐわないものや不要なものは、思い切って捨てることが大切です。
模様替えをするうえで、作業がうまく進まなくなるのは「物の多さ」も原因です。 一人暮らしや6畳部屋などの場合は、ものの多さが原因で、うまく模様替えが進まないことがあります。
特に、部屋を広くしたいと考えているのであれば、物を減らすことが大切です。 とはいえ、「いつか必要になるかもしれない」「これは思い出の品だから」など、断捨離がはかどらないこともあるでしょう。
断捨離のコツは「迷った時点で捨てる」ことです。 本当に必要なものであれば、残すか捨てるべきかすぐ判断できます。
しかし、迷うということは、心のどこかに「もう使わない」という意識が残っているサインです。 理想の部屋作りをするためにも、思い切ってどんどん捨てていきましょう。
部屋の掃除
ものを捨てたら、次は部屋の掃除に移ります。 模様替えと同時に掃除を行うのは大変なので、先に済ませておくことで後々の負担を減らせます。
店の裏側や、テレビボードの裏側、ソファーの下など、できるところは掃除しておきましょう。 一度にすべての場所を掃除しようとすると大変なので、少しずつできる範囲で進めていくことがポイントです。
模様替えを簡単に成功させるコツ
はじめての模様替えだと、どのように行動すればいいか迷ってしまうでしょう。 ここでは、模様替えを簡単に成功させるコツを紹介します。
1.家具の配置を考える
家具の配置を換えるだけでも、印象ががらりと変わります。 同じ家具をそのまま使う場合は、部屋の広さに影響が出ることもありません。
ただし、部屋を広く見せたい場合は「抜け感」を意識することがポイントです。 抜け感を出すためには、視線の通りやすさが重要です。
例えば、部屋に入ったときに視線の先にすぐに大きな家具があると、視線が通り抜けづらく、狭い印象になってしまいます。 家具の配置を換える際は、できるだけ大きくて背の高い家具は、入り口付近に配置することがポイントです。
この時、入り口の正面に置くのは避けてください。 また、ベッドやテーブルなど大きな家具を移動させる際は、先にサイズの確認とレイアウト計画を立てておきましょう。
サイズや配置場所を確認をしておかなければ、移動させたときにサイズが合わないなどのトラブルがあるので、注意が必要です。
2.照明を交換する
照明を変える際は、自分の目的に合わせて決めることが大切です。 例えば、仕事の効率化を図りたいなら、明るく手元が見えやすいものを選ぶと良いでしょう。
手元がクリアに見える照明なら、資料にある細かい文字なども読みやすくなり、目の負担も減らせます。 リラックスできる空間にしたいなら、柔らかいオレンジ系の照明を選ぶと良いでしょう。
心に落ち着きを持たせてくれるので、穏やかに過ごしやすい空間が作れます。 照明にもいろいろな種類があり、スタンドタイプのものなら程良いアクセントにもなるのでおすすめです。
3.カーテン・ラグなどを変える
模様替えの際に、カーテンやラグなども変えてみると良いでしょう。 カーテンやラグの色味やデザインを変えるだけでも、手軽にテイストがチェンジできます。 新しいものをお迎えするだけで気分が上がるので、模様替えも楽しくなってくるでしょう。
4.フォーカルポイントを意識する
模様替えを成功させるためには、「フォーカルポイント」を意識することが大切です。 フォーカルポイントとは、「部屋に入った瞬間に、視線が集まるスペース」のことです。
フォーカルポイントを作ることで、メリハリのあるコーディネートになるので、おしゃれ度もアップするでしょう。 理想の空間において、どこを1番意識して変えたいのかをあらかじめ考えておくことが大切です。
5.インテリア雑貨を取り入れる
装飾用のインテリア雑貨を取り入れることでも、部屋の雰囲気ががらりと変わります。 季節に合わせた雑貨を取り入れれば、日本ならではの四季も楽しめるでしょう。
また、観葉植物を飾ることで、心を癒す効果が期待できます。 緑があるだけでも、部屋が鮮やかになるので、ぜひ検討してみてください。 その他にも、本やおしゃれな雑貨なども配置してみると良いでしょう。
在宅勤務の充実につながる!仕事部屋を模様替えするコツ
近年では、新型コロナウイルスの影響により、在宅勤務を設けている企業も増えています。 自宅だと、どうしても仕事に集中できなくて、パフォーマンス力が下がる方も少なくないでしょう。
仕事部屋を模様替えする際は、仕事がしやすく、かつストレスのたまらない空間にすることが大切です。 ここからは、仕事部屋を模様替えするコツをご紹介します。
まずはどの部屋を仕事部屋にするか決める
1部屋全体を仕事部屋として使うのか、仕事部屋とプライベートを兼用して使うかの2種類に大きく分けられます。 そのうえで、居住人数や間取りなどにより、レイアウトや家具のサイズなどを決めると、模様替えがしやすくなります。
仕事部屋とプライベートの空間を兼用させる場合は、どの程度を作業スペースに当てられるか考えましょう。 仕事部屋とプライベートの空間をはっきり分けなければ、メリハリがつかず、結局作業に集中できない場合があります。
レイアウト次第では、兼用していても作業しやすい空間が作れます。
作業効率が高まるデスク・椅子を選択する
仕事に集中するためには、作業効率が高まるデスクや椅子を選ぶことが大切です。 作業効率が高まるデスクや椅子は、人により好みが異なります。
例えば、デスクを選ぶ際は、作業内容に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。 大きすぎても、小さすぎても使いにくくなるので、作業に必要なPCや資料などの量や大きさも考えたうえで決めましょう。
椅子も同じように、座り心地や背もたれの高さなど、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
収納家具を設置する
パソコンや書類などを収納できる家具を設置しましょう。 デスクの上がごちゃごちゃしていると、いちいち書類を探さなければいけないので、仕事の効率が下がってしまいます。
収納家具があれば、デスクの上をきれいにできるので、作業にも集中しやすくなるでしょう。 収納家具にもいろいろな種類があり、テーブルの下に収納スペースがあるものや、テーブルの横にコンパクトに置ける収納棚もあります。
物の多さや、取りやすさなどを考えた上で、家具を選びましょう。
在宅勤務のストレス緩和!模様替え時に取り入れたいアイテム
在宅勤務だと、どうしても集中できなかったり、ストレスが溜まったりすることもあるでしょう。 仕事に集中するためにも、模様替え時に取り入れたいおすすめのアイテムがあります。
PC関連機器
仕事の効率を高めるためにも、パソコン関連の機器を揃えましょう。 大きな画面のモニターがあれば、文字が見やすくなるので、画面と目との距離が近くなる心配はありません。
画面と目の距離が近くなると、疲れが溜まりやすくなり、目の違和感だけではなく頭痛を引き起こす可能性もあります。 また、マウスにもいろいろな種類があります。
コンセントがなく、無線のものであれば、可動域が広いのでスムーズに作業できるでしょう。 マウスの操作中の音が軽減されている種類もあるので、カチカチという音が苦手な方におすすめです。
デスク周りアイテム
デスク周りには、ストレス緩和につながるアイテムを置いておくと良いでしょう。 例えば、クッションです。 肌触りの良いものや、低反発のものであれば、腰やお尻などの負担が減らせます。
座り心地も良いので、ストレス緩和にもつながるでしょう。 他にも、デスクや椅子なども重要なアイテムです。
自分の好みに合わせたものでなければ、集中できず、仕事のパフォーマンス力が落ちてしまいます。 デスクなら高さや大きさ、椅子なら座り心地や背もたれの高さなどを吟味した上で、自分に合ったものを選びましょう。
その他リラックス用品
その他にも、コーヒーメーカーやバランスボールなど、ストレス解消アイテムを近くに置いておくと良いでしょう。 コーヒーメーカーがあれば、一息つきたいときにすぐにコーヒーが作れます。
バランスボールは程良い弾力性があるので、座りながらはねることで気分が落ち着き、ストレス解消につながることがあります。
何よりも、自分が好きなアイテムを近くに置いておくことが大切です。 作業に行き詰まった時でも、好きなアイテムが近くにあれば心を癒してくれるでしょう。
在宅勤務のストレス緩和には模様替えで香りを取り入れるのも効果的
在宅勤務のストレス緩和には、香りを取り入れるのも効果的です。 人間には五感がありますが、視覚と聴覚に次いで優れているのが嗅覚です。
リラックスできる香りや自分の好きな香りに包まれていれば、心が癒されるので仕事にも集中しやすくなるでしょう。 アロマやお香などで、自分が集中できる環境を作ってみてください。
ゼヒトモでインテリアコーディネートのプロを探す
今回は、模様替えのコツやポイントを紹介しました。 しかし、初めて模様替えをする場合は、模様替えをした後に「イメージと違う」と思うこともあるでしょう。
その場合は、インテリアコーディネートのプロに依頼してみるのがおすすめです。 一人ひとりの希望や目的に合わせてコーディネートしてくれるため、理想の空間づくりを実現できるでしょう。
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