「網戸が動かない！」原因・対処法を解説

網戸がうまく動かなくて困った、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。ただ単に古いからなどの考えの方もありますが、網戸が動かないのにはきちんとした原因があり、それさえ解決すれば通常通りきちんと動かすことが可能です。 この記事では、網戸が動かない原因及びその対処法、網戸修理の料金相場やプロに依頼することのメリットなどを解説いたします。網戸が動きにくくて悩んでいたという方は、ぜひ参考にしてみてください。

網戸が動かないときに考えられる原因

網戸が全く動かなくなってしまったり、動きにくくなってしまったりする原因は、主に以下の４通りだと考えられます。

●網戸がレールから外れている

●網戸の戸車・レールがつまっている

●網戸の戸車が壊れている

●網戸のレールが曲がっている

では、それぞれの原因で網戸が何故動かなくなってしまうのか、またどうやって解決すればいいのかについて解説いたします。

網戸がレールから外れている

窓枠には、網戸用のレールや通常のガラス窓用のレールなど、いくつかのレールが付けられています。

そして、網戸には上下に戸車という網戸を動かすための小さな車輪が付けられていますが、この戸車がレールに沿って回ることで網戸をスムーズに動かすことができるのです。

そのため、衝撃など何らかのきっかけで網戸の戸車がレールから外れてしまうと、網戸はうまく動かなくなってしまいます。

戸車がレールから外れても動かすこと自体はできるかもしれませんが、戸車がきちんとはまっていない以上、動きはぎこちなくなってしまうのです。

さらには網戸そのものを傷つけてしまうこともあるため、そういった場合は、無理に動かさないようにしましょう。

対処法：レールにはめ直す

戸車あるいは網戸本体がレールから外れてしまった場合、元通りにレールにはめ直す必要があります。網戸を上に持ち上げて、はめ直すだけなので、そこまで難しくはありません。

しかし、網戸そのものが重く、女性や力に自信のない方などは一人で作業を行うと負担が大きい場合もあります。そのため、自力でのはめ直しが難しそうな場合は、無理せず誰かに応援を求めるようにしましょう。

網戸の戸車・レールがつまっている

網戸と戸車がきちんとレールにはまっていても、うまく動かせないことがあります。それは、戸車やレールといった網戸をスライドさせる箇所が汚れでつまってしまっている場合です。

網戸は窓の中でも最も外側に面しているものであり、外側のレールに関しては何かがつまっていることに気づきにくくなっています。

このように、知らない間に何かがレールに付着し、それらが積もり積もることで塊となり、それが網戸の動きを妨げてしまうのです。 　

対処法：戸車・レールを掃除

戸車やレールに何かがつまってしまって網戸が動かない場合は、そのつまってしまったものを取り除く必要があります。

大きな塊が引っかかって動かない場合は当然として、小さなゴミの付着などでも網戸の動きが悪くなる場合があります。

そのため、何かがつまって網戸が動かない場合はつまっているものを取るだけではなく、戸車やレールを歯ブラシや小さなハケなどで掃除するといいでしょう。そうすると、ほとんどの場合、僅かな引っかかりもなく、スムーズに網戸を動かせるようになります。

網戸の戸車が壊れている

上記2つ以外の原因で網戸がうまく動かなくなっている場合、網戸の戸車が壊れてしまっている可能性があります。

戸車はプラスチック製のものが多く、衝撃や経年劣化などによって壊れてしまうこともあるのです。

こうなると、網戸はまともに動かなくなってしまい、無理に動かそうとすると騒音や網戸本体の破損にもつながります。

戸車の寿命は3年～4年程とされています。そのため、3～4年使い続けてから網戸の動きが悪くなってしまったら、戸車の調子を確認してみるといいかもしれません。

対処法：戸車を修理・交換する

戸車の破損具合が軽く、少し手を加えるだけでまた元通り使えるようであれば戸車の修理を依頼するといいでしょう。

しかし、破損具合が酷い場合や、交換した方が早かったり安かったりする場合は、新しい戸車を購入し、付け替える必要があります。

戸車の交換などの作業を自力で行う自信のない方は、網戸修理のプロに依頼するといいでしょう。

網戸のレールが曲がっている

上記3つ以外の原因で網戸がうまく動かなくなってしまったとすると、網戸ではなく、レールの方に問題がある可能性があります。

レールが曲がっていたり欠けていたりと正常な状態でないと、網戸はうまく動かなかったり、途中で止まったりしてしまいます。

重いものや硬いものをぶつけてしまったり、網戸ごと強い衝撃を与えたりしてしまうと、レールが曲がってしまうことがあるのです。そうなると、網戸がまともに動かなくなってしまうため、網戸のレールには衝撃を与えないよう、普段から注意しましょう。

対処法：レールの歪みを直す

網戸がレールから外れている、何かがレールにつまっている、戸車が壊れているなどの場合は、家庭でも直すことが可能です。しかし、レールが歪んでしまうと、ほとんどの場合、自力での修理は不可能となってしまいます。

無理に直そうとすると余計に歪みが酷くなってしまう可能性もあるため、レールに歪みなどの異常が起こってしまった場合は、網戸修理の専門家に依頼するようにしましょう。

網戸修理の料金相場

ここまで解説させていただいたように、網戸が動かなくなってしまう原因は主に4種類に分けられます。

そして、それぞれの原因で専門家に修理を依頼すると、どれくらいの料金がかかるのかは、以下の表の通りです。

何らかの理由で網戸が外れてしまった場合、ほとんどの方は自分ではめ直すでしょう。しかし、自力ではできず、専門家に依頼するという場合は、取り付け工賃ということで1,000円から2,500円ほど必要です。

サイズによって、変動することもあります。例えば、150×95cmくらいまでのサイズであれば1,000～1,500円程度で済むこともあります。しかし、210×135cmなど大きめの場合は、2,000～2,500円ほどかかることもあるのです。

網戸業者のプロに頼むメリット

網戸がうまく動かないと、開閉に時間がかかってしまいます。さらに、動きの遅さや、無理に動かしたことで生じる騒音による迷惑などでストレスが溜まることもあるかもしれません。だからこそ、網戸の動きがおかしいと思ったときにはすぐに原因を確認すべきです。

網戸や戸車が少しレールから外れてしまっただけの場合などはすぐにはめ直すことができるかもしれませんが、戸車の破損やレールの歪みなどは、素人が直そうとしてかえって悪化させてしまう恐れもあります。

網戸業者のプロに依頼すれば破損具合を悪化させる心配もなく、自力修理よりも時間がかからないことはメリットです。また、他にも壊れているところがあった場合、そちらも指摘・修理してくれることも大きなメリットと言えます。

素人が変にいじってしまうと、最初から依頼するよりも高くつくこともあるため、自信がなければ修理は専門家に依頼しましょう。

網戸修理のプロに依頼する

網戸はふとした拍子で外れたり壊れたりして、動かなくなってしまうことがあります。簡単に直せる場合はともかく、レール・網戸の歪みといった素人では修理が難しい場合は、専門家に依頼する方が賢明です。

しかし、いざ網戸業者を選ぶとなると、どこに依頼すればいいのかまったくわからないということもあるでしょう。

そんな方は、ゼヒトモから網戸修理のプロを探してみませんか？場所・希望日時・予算など、いくつかの質問に答えるだけで、あなたにピッタリなプロが見つかります。

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