トイレは毎日使うものだからこそ、快適でリラックスできる空間にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。トイレに不具合がある場合はもちろん、便器が古くなっていたり内装が劣化していたりするならトイレリフォームを検討するのがおすすめです。
本記事では、ゼヒトモに登録しているプロにアンケートをとり、現在(2024年8月時点)多く行われているトイレリフォーム工事について調査しました。トイレリフォームにかかる費用相場と工期、施工事例について紹介するので、トイレリフォームを検討中の方はぜひ参考にしてください。
有限会社ルーフトップス
トイレリフォーム(便器交換のみ)にかかる費用相場と工期の平均
当サイト「ゼヒトモ」におけるトイレリフォームの費用相場は以下のようになっています。
※ゼヒトモ調べ(2023.06時点)
便器交換のみのトイレリフォームの費用は10万〜15万円が約4割と最も多く、次いで15〜20万円が約3割でした。
トイレ(便器)のみ交換する場合は、比較的リフォーム費用が安いことがわかります。ただしハイグレードなトイレ(便器本体)に変更したり、壁のクロス張替えや床の張替えを同時に行ったりする場合は、費用が高くなるので注意が必要です。
トイレリフォームの費用は、主に以下3つの要素が大部分を占めます。
- トイレ(便器)本体の価格
- 部品材料費
- 工事費
トイレスペースの広さや施工条件などによっても費用が変動するほか、場合によっては出張費・交通費や諸経費(廃材処分費・運搬費など)がかかるケースもあります。
なおトイレ本体(便器交換)のリフォーム工事はほとんどの場合1日で完了します。実際にゼヒトモのアンケート調査でも「トイレ本体だけの交換なら実質3〜5時間ほどで終わる」と答えたプロが多くいました。
シャワートイレの交換だけなら、30分ほどで終わることもあります。想像よりも短時間で完了することが多いので、トイレが使えないといった心配は少ないでしょう。
【タイプ別】トイレの本体価格別にかかる費用相場
トイレ(便器)の交換リフォームにかかる費用は、トイレの本体価格によって変動します。トイレ本体の値段は、表のようにシンプルな左の組み合わせが最も安く、機能が増えるごとに高くなるのが基本です。
例えば、新築物件に人気のタンクレストイレは自動でトイレの蓋が空いたり、便器に凹凸がなく掃除がしやすいのがメリットですが、費用は高くなる傾向にあります。
トイレ本体価格の安い順番は以下の通りです。
- 便器+普通便座(シャワートイレ)を組み合わせたトイレ
- 便器と温水洗浄便座が一体型になったトイレ
- タンクレストイレ
- オーダーメイド空間トイレ
トイレ(便器)本体にはメーカーの希望小売価格がありますが、実際に購入する商品の販売価格は電化製品のように割引されているケースが多いです。ホームセンターやトイレリフォームの施工会社ごとに本体価格が設定されており、キャンペーン中や新商品が出たときなどは、トイレ本体がお得な価格で手に入ります。
また、トイレ本体を購入する際は「提示価格が税抜き表示なのか、税込み表示なのか」をきちんと把握して計算しておくことが大切です。取り付ける地域によっても費用相場が変動するので、見積もりで費用や工事内容を確認してからトイレ工事を依頼しましょう。
【施工別】トイレリフォームにかかる費用相場と工期
施工内容 | 費用相場 | 工期目安 |
トイレの丸ごとリフォーム(内装工事付き) | 15万~30万 | 1日~2日 |
トイレのバリアフリー化リフォーム | 20万~30万 | 1日~3日 |
和式トイレから洋式トイレへの交換 | 20万~50万 | 3日~4日 |
トイレ内手洗い器設置 | 3万~20万 | 1日~2日 |
トイレの便座交換 | 5万~15万円 | 数時間~半日 |
トイレの新設 | 5万~15万円 | 数時間~半日 |
トイレリフォームにかかる費用相場と工期は、施工内容によって大きく異なります。ここでは以下6つの工事別に、リフォームにかかる費用相場と工事期間を詳しく解説します。
- トイレのまるごとリフォーム(内装工事付き)
- トイレのバリアフリー化リフォーム
- 和式トイレから洋式トイレへの交換
- トイレ内手洗い器設置
- トイレの便座交換
- トイレの新設
トイレリフォームと言っても、手洗い器を設置したり便座を交換したりする小規模な部分リフォームから内装工事が必要になる大規模な全面リフォームまで、幅広い選択肢があります。
工事が大規模になればなるほど工期も長引くため、代替トイレを確保するといった対策が必要になるでしょう。
①トイレのまるごとリフォーム(内装工事付き)にかかる費用相場と工期
トイレ本体の交換に加えて内装工事も行う場合、床・天井の張替えや壁の張替えが必要になるため、施工費用が高くなります。
上記グラフのように、トイレのまるごとリフォームにかかる費用は20万〜25万円が35%と最も多く、次いで17〜20万円が33%となっています。トイレのまるごとリフォームでは、平均として以下の費用を参考にすると良いでしょう。
- トイレのまるごとリフォーム(便器交換+内装工事の費用):15万~30万
トイレのまるごとリフォームでは、トイレ空間全体の雰囲気を一新できるのがメリットです。床や壁クロスだけを施工する工事は少なく、トイレ本体の工事をしたときに同時に施工されることが多い傾向にあります。
トイレのまるごとリフォームの工期は、トイレ(便器)本体だけを交換するよりは長くかかりますが、それでも1日で完了する業者が大部分(アンケートに答えてくれた業者のうち、60%)でした。
しかし25%のプロが2日と回答しており、凝った内容の工事には2日以上かかることもあります。工事中はトイレが使えないので、自宅の近所の公共トイレなどを調べておくのがおすすめです。
トイレの内装リフォーム(床のみ)にかかる費用相場と工期
トイレの内装リフォームで床だけを改装する場合、床材の交換やフローリングの張り替えなどが主な作業となります。床材の種類や施工面積によって費用は変動しますが、一般的には5万円〜8万円前後が目安です。
床材としては水に強いクッションフロアが人気で、抗菌・消臭機能を備えた商品はその分価格が高くなります。施工自体は数時間で済むケースが多いので、比較的気軽にできるリフォームと言えるでしょう。
トイレの内装リフォーム(壁・天井のみ)にかかる費用相場と工期
トイレの壁や天井だけを改装するリフォームは、トイレ空間の雰囲気を大きく変えられるのが魅力です。クロスの張り替えやタイル貼りなどが主な作業となります。
張り替え費用は壁紙代込みで6万円〜20万円前後が相場。防カビ性能の高い壁紙や消臭効果のある壁紙が人気ですが、高機能な壁紙は費用が高い傾向にあります。また、施工面積によっても費用が変動するので、見積もりでしっかり確認しておきましょう。
なお、壁と天井を改装する内装リフォームの工期は約1〜2日程度です。本体交換と同時に施工するトイレのまるごとリフォームの工期と大差ないので、特別な事情がない限りは同時に依頼するのがおすすめです。
②トイレのバリアフリー化リフォームにかかる費用相場と工期は?
近年では、介護や病後のケアなどでトイレのバリアフリー化の需要が増えています。トイレのバリアフリー化リフォームには、以下のようにさまざまな工事があります。
- トイレ本体の交換
- 洋式トイレへのリフォーム
- 手すりの設置
- 入り口段差の解消
- 床材の張替え
- 開き戸を引き戸に交換する
小規模なバリアフリー化リフォームであれば2〜3万円でできることもありますが、床の段差解消や空間の拡張等を行うと費用が高くなります。
アンケート調査によると、トイレの便器交換に合わせてバリアフリー化を行なう場合の費用相場は25万円〜30万円が約40%と最も多く、次いで20万〜25万が約30%でした。
トイレのバリアフリー化の工事には、自治体の補助金や介護保険を使えることもあるので、まずはお住まいの自治体やケアマネージャーに問い合わせてみてください。
またトイレのバリアフリー化の工期は、1日で完了する工事が50%、2日が40%、それ以上の日数かかる場合が10%でした。バリアフリー化の工事でも「トイレが使えない期間にトイレをどうするか」、きちんと調べておく必要があります。
手すりの設置(バリアフリー化)にかかる費用相場と工期
トイレのバリアフリー化リフォームとして代表的な施工として「手すりの設置」が挙げられます。手すりの取り付けにかかる費用相場は2.5〜5万円が目安です。立ち座りなのか車椅子から移動するのかなど、個室内での動きに応じた手すりを選ぶようにしましょう。
また取り付ける壁面の強度がない場合は補強工事が必要となり、複数箇所に設置する場合も追加費用が発生します。長さやデザインによっても費用が変動しますが、トイレの場合は水に強い樹脂製の手すりがおすすめです。
工期は通常半日から1日程度で、壁面に補強工事が必要ない場合は、数時間で設置が完了することもあります。
引き戸への変更(バリアフリー化)にかかる費用相場と工期
トイレのドアを引き戸に変更するリフォームは、開閉時の動作範囲を小さくし、車椅子使用者や歩行が不安定な方の移動をスムーズにします。
引き戸への変更にかかる費用相場は、一般的に5万円から20万円程度です。工期は1日から2日が目安で、既存のドア枠の撤去、新しい枠の取り付け、引き戸の設置という流れで工事が進みます。壁の補強や電気配線の移動が必要な場合は、工期が延びるため注意しましょう。
③和式トイレから洋式トイレへの交換にかかる費用相場と工期
トイレを和式から洋式トイレに変更するリフォームは、便器本体を変えるだけで済むときもあれば、排水管の大掛かりな工事が必要になる場合もあります。
リフォーム費用の相場は25万〜30万が28%と最も多く、約7割の工事が20万から50万の間で費用が収まっています。
ただし、現在の和式トイレが汲み取り式の場合は、水栓設備使用している和式トイレが汲み取り式の場合、洋式トイレを設置する前に水洗工事をしなければいけません。200万円と費用が高額になる可能性もあるので、事前に業者に相談してみるのがおすすめです。
工期に関しては3日が50%と一番多く、4日以上かかる場合も10%ほどありました。和式トイレから洋式トイレへの交換にかかる費用と工期は、現場環境に大きく左右されます。自宅の状況や排水管、トイレの場所、床下補強が必要かなど、工事業者に現場を確認してもらったうえで見積もりを取りましょう。
④トイレ内手洗い器設置にかかる費用相場と工期
トイレ内に手洗い器を作るには、トイレと一体型の手洗器を設置するのが最も簡単です。トイレ一体型手洗器とは、貯水タンクの上に手洗いが設置されている手洗い器のことで、タンク一体型トイレや組み合わせトイレなどによく見られます。
設置費用は手洗いのタイプによって異なりますが、以下の費用を参考にしてみると良いでしょう。
手洗いのタイプ | 設置費用目安 |
キャビネットタイプ手洗い | 6万~10万 |
壁付タイプ手洗い | 3万~10万 |
カウンタータイプ手洗 | 5万~20万 |
トイレ内に手洗い器を設置するリフォームは、通常1日程度で完了します。しかしキャビネットタイプは内装工事が必要になるので、念のため2日見積もっておくと安心です。
既存の給排水管の位置によっては工事が複雑になる場合もあるため、こちらも工事前には現場確認を行ってもらいましょう。
⑤トイレの便座交換にかかる費用相場と工期
トイレを快適な空間にしたいなら、便座交換リフォームもおすすめです。費用は便座の機能によって変動しますが、総額で5万円から15万円が相場となります。
施工自体も数時間で完了することが多いので、比較的低コストかつ短時間で施工できるリフォームです。なおトイレの便座には、主に以下3つの種類があります。
トイレの便座の種類 | 価格相場 |
普通便座 | 4,000円~1万円 |
暖房便座(ヒーター付き) | 7,000円~3万円 |
温水洗浄便座(ウォシュレット) | 1万3,000円~10万円 |
温水洗浄便座を利用するには電源が必要なので、場合によってはコンセントの増設工事で追加費用がかかるケースもあります。
⑥トイレの新設にかかる費用相場と工期
住宅のリフォームに応じてトイレを新設する場合は、50万円から100万円前後の費用がかかります。工期も3日から5日と長くなるので、リフォーム中は代替策を考えておきましょう。
ちなみにトイレの新設工事では、主に以下のような施工が必要になります。
- トイレ本体の設置
- 給排水管工事
- 内装工事
- 電気工事
- 換気設備
トイレの新設工事には0.4〜1畳のスペースが必要なので、既存の建物構造によっては大規模な改修が必要になる可能性もあります。大規模な工事の場合は、工事の品質や保証内容についてもしっかり確認しておくのがおすすめです。
トイレリフォームの各種費用の内訳とは?
トイレリフォームを適正価格で依頼するためにも、工事内訳別の費用相場を確認しておきましょう。
工事項目 | 費用相場 |
トイレ本体 | 4〜20万円 |
取り付け費用 | 6〜8万円 |
撤去処分費 | 6〜15万円 |
内装工事費 | 2〜30万円 |
排水管移設費 | 2~7万円 |
※費用相場:ゼヒトモ調べ(2023.06時点 )
トイレ本体の費用に関しては、メーカー小売希望価格と実際に販売されている価格に相違がある場合があります。機能にこだわらなければ、お得な費用でトイレ本体を購入できるので、全体のトイレリフォーム費用を安く抑えられるでしょう。
【費用別】トイレリフォームの事例4選
ここからは、実際にゼヒトモのプロが施工したトイレリフォームの事例を4つ紹介します。施工費用別に解説するので、予算に合ったトイレリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
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【施工費14万円】トイレ本体と内装リフォーム
施工費14万円のトイレリフォームでは、古い形の洋式トイレを新しい形のタンク一体型トイレに交換しました。経年劣化したトイレ内部の壁も張り替えることで、すっかり新しい雰囲気になり、快適になったとお客様に喜ばれています。
【施工費16万円】トイレ本体とタンク、シャワートイレの取替
LIXILのトイレからTOTOの節水型トイレに交換しました。
ウォシュレットは除菌やお手入れに優れているアプリコットF1Aを設置。スタイリッシュなデザインでお掃除しやすいトイレです。
自宅兼店舗であったので、最小限の止水と施工時間を心がけ、止水時間(家全体がお水を使えない時間)は15分と施工全体の時間も1時間という短時間で工事しています。
【施工費約30万】和式から洋式トイレへ交換
和式便器を洋式トイレにリフォームした事例です。
お客様ご要望の入り口床の段差も下地の高さ調整で解消し、排水管の位置変更、電気コンセント設置、床タイル撤去、床コンパネ貼り、洋式トイレとウォシュレットの設置等、使いやすいトイレにリフォームしています。
【施工費45万】トイレ交換と内装をオーダーメイドで全面リフォーム
45万円前後の予算があれば、トイレをまるごとオーダーメイドでリフォームできます。こちらの事例は「トイレをステキな落ちつく空間にリノベーションしたい」とのお客様のご要望でした。
そこで手洗いボールの壁にタイルを施し、その下部には落ち着いた木目と色で人気がある高級木材・ウォールナットでペーパー収納を造作。クロスや床、照明器具もお客様のお好みのものに交換して終了しました。
お客様が本当にやりたいトイレづくりをしっかりヒアリングして実現したトイレリフォームで大変喜ばれました。
トイレリフォームを安く抑える6つのコツ
トイレリフォームは快適性や機能性の向上に重要ですが、施工費用は決して安くありません。なるべくお得にトイレをリフォームしたいという場合は、以下で紹介する6つのコツを実践してみるのがおすすめです。
それぞれ詳しく解説するので、予算内で満足いくリフォームをするための参考にしてください。
①デザインや機能にこだわらない
トイレリフォームの費用を抑えるためには、デザインや機能に過度にこだわりすぎないことが大切です。高級感のあるデザインや最新の機能を求めると費用が高くなるので、可能な限りシンプルで基本的なものを選びましょう。
例えばトイレ本体の機能に関しては、必要最低限の機能に絞るのがおすすめです。自動開閉機能や脱臭機能などは便利ですが、必ずしも必要とは限りません。シンプルな機能のトイレ本体を選べば数万円から10万円程度節約できるので、製品選びは慎重に行ってください。
しかし節水機能が搭載されたトイレは、長期的に見るとコスパが良い可能性があります。初期費用が高くても節水効果が見込めるので、予算と相談したうえで検討しましょう。
②シャワートイレ・温水洗浄便座のみを交換する
シャワートイレや温水洗浄便座への変更を目的にリフォームするなら、トイレ本体をまるごと交換する必要はありません。温水洗浄便座を取り付けるだけの部分的な工事で済むので、大幅に費用を抑えられます。既存のトイレ本体が問題なく機能している場合に有効のリフォームです。
シャワートイレや温水洗浄便座の交換にかかる費用は、一般的に2万円から15万円前後とされています。シャワートイレや温水洗浄便座はホームセンターで販売されているので、DIYが得意な方なら自分で設置することも可能です。
③補助金・助成金を活用する
トイレのリフォームには、国や自治体が設けている補助金・助成金制度を活用できる場合があります。特に、バリアフリー化や省エネ化を目的としたリフォームでは、補助によって費用を抑えられる可能性が高いです。
例えば、国の「こどもエコすまい支援事業」は節水トイレへの工事も補助対象になります。また、「要支援」「要介護」認定された方のお住まいのトイレリフォームには介護保険を利用可能です。手すりの設置や段差解消といった工事が対象となるので、活用する場合は一度ケアマネージャーに相談してみましょう。
補助金を受けるには申請が必要なので、詳しくはお住まいの自治体に問い合わせるか、見積もりを取る時にリフォーム業者に尋ねてみるのがおすすめです(業者によっては補助金活用ができる、できないがあります)。
自治体の補助金・助成金制度内容は市町村によって異なるので、ぜひ事前にチェックしてみてください。
④お金をかける部分の優先度を決める
予算内でトイレのリフォームを行うためには、お金をかける部分の優先度を決めることが重要です。例えば、便座や水栓など使用頻度の高い部分に重点を置いて改修すれば、限られた予算でも満足度の高いリフォームが可能になります。
機能性・耐久性・デザイン性など、自分が重視するポイントを決めてから施工内容を決めていきましょう「トイレットペーパーホルダーの取り付けは自分でする」「壁紙クロスの張替えはDIYでする」など工夫すれば、全体の工事費用を節約できるでしょう。
⑤希望工期を長めに取る
希望工期を長めに取ると、リフォーム業者の空きスケジュール対応が可能になり、工賃が割引されることがあります。短期間での完了を求めると工事費用が割高になる傾向にあるので注意してください。
希望工期を長めに取るとトイレを使用できない期間が伸びてしまいますが、事前に対策を講じておけばそれほど心配はいりません。
また予算が限られている場合は、見積もりを依頼する際に相談してみると良いでしょう。状況に合わせて最適な工事内容や工期を提案してもらえる可能性があります。
⑥リフォームする前に相見積もりを取る
トイレリフォームを依頼する際は、必ず複数の業者に相見積もりを依頼しましょう。相見積もりを取ることで、適正な価格帯を把握し、過剰な費用を請求されるリスクを減らせます。なお相見積もりを依頼する際は、どの業者にも同じ内容で依頼することがポイントです。
値段の安い高いだけでなく、業者の実績や評判も確認しておけば、満足度の高いトイレリフォームを実現しやすくなるでしょう。工事後のトラブルに備え、施工業者の保証内容も事前に確認しておくのがおすすめです。
何件も見積もりを依頼するのは手間で面倒だと思っている方に朗報です!
複数の見積もりを取るのが面倒なときは「ゼヒトモ」の利用がおすすめです。1回の依頼で最大5社から提案をもらえるので、簡単に複数の業者から見積がとれます。ゼヒトモでの相談は無料なので、ぜひ上手に活用しましょう。
トイレリフォームの注意点
トイレのリフォームをする場合は、必ずリフォーム業者の現地調査(下見)が必要です。排水管の位置や換気設備などを調査したうえで見積もりを取らなければ、いざ工事する際に余計な費用がかかる恐れがあります。
また、工事の必要可否は将来的なニーズも考慮して判断するようにしましょう。例えば、今は便器交換だけでいいと思っても、3年後に壁紙と床の劣化が激しくなり交換したいと思う可能性もあります。内装工事は単体で施工してもらえないことが多く、希望のリフォームができない可能性も少なくありません。
家族構成や介護の必要性などを見据え、バリアフリー化のリフォームも早めに検討することが大切です。
監修プロのコメント
介護保険制度の利用に関して、それぞれの自治体の担当者により難易度が変わってくる印象があります。例えば福祉住環境コーディネーターの資格を有する事業者を優遇(申請書の作成まで事業者に任せられる)する、なじみの業者に依頼させたがる(施主様の依頼で申請に訪れても役所の担当者が知る事業者に任せるよう施主様を説得する)など
まずは地域の包括支援センターやご契約中のケアマネージャーさんにご相談されることをおすすめしますが、上記のように意に沿わない提案をされる場合も考えられますので、ご自身やご家族の意向(希望)を決めておき、交渉や商談にのぞまれると良いと思います。
有限会社ルーフトップス
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